JPS59159214A - 押出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塑性加工をなす押出し若しくは引抜き装置に関
するものである。

従来から棒材の断面を縮小する手段として、熱間、冷間
を問わず塑性加工による押出し、若しくは引抜き方法が
採用されて来ており、所定寸法のダイス内を通過させる
ことにより非常に速く、かつ低コストで大ｔｃの加工を
な（〜得る。

ところで上記押出（−加］二、若しくけ引抜き加工は、
断面減少率に左右されることは勿論であるが、非常に大
きな力を必要とし、該力はダイス内面に高い血圧として
発生する。したがって時にはダイスが破損し、上記の大
きな力を供給するための大きに装置を必要とする。しか
し断面減少率があまりにも大きくなると加工不能となる
等、押出し加工や引抜き加工にも多くの改良すべき問題
点が桟積しているのが実状である。（第１図） 本発明は従来の押出し加工並びに引抜きガ１工において
必要とされる過大な労金軽減する（二と、並びに該力の
軽減に伴う装置の縮小化、さらにｄ：断面減少率の向上
を主目的とした押出し装置の提供にある。

例えば、押出し前の断面積（ＡＯ）、押出し後の断面積
（Ａ）とした場合押出し荷重（Ｐ）の概略は”　＝　Ａ
ｏＪ３Ｖ、２　Ｑｎ−” （ｋｉ材料のせん断降伏応力） たソし実際にはダイス壁の摩擦並びにダイス形状等にも
大きく影響されるため、実際にはさらに大きな荷重（Ｐ
）が必要となってくる。

本発明に係る装置は上記荷重の軽減を図るため、被加工
物である材料を部分的に加工し、しかも単純圧縮状態で
の加工を可能ならしめたもので、押出しダイスを分割し
、互いに対称にかつ微小偏心運動をなさしめることで押
出し加工を行うものである。

以下本発明に係る／実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。（第一図、第３図） 本装置の基本動作を説明するとダイス（１）は２個に等
しく分割され、片方のダイス（（イ）は２本の偏心９入
・ 軸によって微小偏心運動を行い、しかも２個のダイス（
１）は中心軸（ｏ）を中心として常に対称に位置するよ
う運動する。

すなわちダイス（４は２木の偏心軸（３）で軸支され、
偏心運動を繰り返すため、上記ダイス（１）の方向は不
変であり、回転は生じない。

ダイス（１）ハ従来使用されている押出しダイスを互い
に等しく、中心軸（０）全中心と１７で分割し、該ダイ
ス（１）の偏心ｉ　（ｒ）を考慮して偏心運動に際し互
いに衝突しないよう端面（４４を切削・除去している。

したがって、ダイス（／′）は常に偏心量（ｒ）でもっ
て偏心運動しながら月料（−りは軸方向に該ダイス（１
）内に送り込まれる。

ダイス（１）は、上記材料（（３）が送り込才れるよう
適当な角（０）をなす入射面（ｊ）を有し、該ダイス（
１）を運動させる偏心軸（３）が最もダイス（１）全開
口させた位置、すなわちＡ点に来た時点で材料（２）は
フィーダー（図示なし）によって送り込まれる。

この場合、ダイス径を（Ｄ）、断面縮小後の材料（−の
外径を（ｄ）とすれば、上記（ハ）、（ｄ）及びダイス
偏心量（ｒ）との関係は Ｄ　＝　ｄ　＋　２　ｒ　−−−−、−−−−−−−−
■となり、中心軸（Ｏ）からダイス（１）内面（乙）ま
での最短距離の軌跡は一定円弧を描き、該円弧の外径は
上記第１式における関係を満足する。

ダイス（１）はジョー（７）にボルト（、ｒ）等の止着
具で固定され、しかも２個が互いＶＣ対称に位置し、僅
かな偏心ｉ：　（ｒ）　（Ｙ””＝　０１−１　）で動
かされ、押出し加工は入射面（，５′）でもってなされ
る。

したがって材料（（２）に作用する圧力の発生状態は、
従来の押出し加工に類似するものであるが、本発明知係
る押出し方式は断続的加工であり、ダイス（１）が開口
した段階で材料（，２）　ｅ送り込むものである。

したがって、フィダーの力（Ｆ）は非常に小さいもので
もよく、いったん３γ−られてしまえばクランプするこ
とで入射面側）に作用する成形圧力（Ｐ）は反力でもっ
てつり合うことになる。

上記の送り込む量（δ）はダイス（１）偏心１（ｒ）並
びに入射面は）の角（θ）に依存するもので、一般に８
−ｉ′−０１〜０３程度づつ、／ザイクル毎に送り込オ
れ該材料（コ）の断面が縮小される。

以上述べたように本発明に係る押出し装置は従来の押出
し、若しくは引抜きターイスを２分割、時には３分割し
て互いに中心軸（０）に対し常に対称を保ちながら微小
偏心運動させ、／サイクルごとに材料（：２）を軸方向
に送り込んで断面を縮小するものであり、ダイス（１）
外径（Ｄ）が縮小後の材料外径（ｄ）に近いとはいえ部
分圧縮の繰返しであり、成形荷重としては単純圧縮に近
くなり非常圧小さくなる。

したがって、同一寸法を従来の方法で押出し加工する装
置に比較し、数分の／稈度の装置で加工でき、切削若し
くは研削の前工程として手軽に使用でき、材料の歩留を
大きく向」ニする。

壕だ、荷重の小さいのは単に単純圧縮状態に依存するの
みならず、ダイス（１）−ａ料（２）間は従来の押出し
加工のように常に品圧下で密着しているのでｆｄｆｉ＜
、／サイクルごとに僅かな隙間を生じる関係上、入射面
（Ａには／ザイクル毎に潤滑油が進入し、材料（２）の
塑性流動を円滑ならしめるため成形荷重は小さくなる。

さらには材料（菊の軸荷重作用が小さくなり、成形後の
材料（２）の寸法精度特に外径精度、曲り等を非常に小
さく抑えることが可能である等、本発明に係る押出し装
置は少々加工時間は従来のものに比べ要するが、小物部
品に適し、小さな設備で要を達することができ非常に優
れた装置である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の押出（２加工を表わしたもので、第２図
、第３図は本発明に係る押出し装置で第２図は正面図を
、第３図は中央断面図を示したものである。 （１）−−−−−−−ダイス　　　（，２）−−−−−
一材　料（−？）−−−−−−−−偏心軸　　　（鉛−
一−−−−一端　面＜３；）−−−−−−−入射面　　
　（乙）−−−−−−−内　面（７）　、−−−−−−
−−ジョー　　　　（消−一一−−−−、ボルト特許出
願人　大同工業株式会社 代理人　平崎彦治

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　丸棒の断面を縮小する押出し、若しくは引抜
   き装置において、上記装置行のダイス（１）　ｅ　中心
   軸（０）を基に２等分し、該ダイス（力をＪ二記中心（
   θ）に対し対称にジョー（７）にボルト（ｇ）等の止着
   具で固定し、該ジョー（７）に取着されている２本の偏
   心軸（３）により微小偏心運動金互いに対称に行うこと
   でダイス（１）内面（句の径ω）−ダイス（１）の偏心
   量（ｒ）　ｘ　２の外径金有す丸棒の押出し成形をする
   ことを特徴とする押出【−装置。
2. （２）　　上記ダイス（１）を３等分し、上記各ダイス
   （１）を微小偏心運動させた特許請求の範囲第１項記載
   の押出し装置。