JPS5915343A - 移動無線通信の通話チヤンネル指定情報放送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、多数の無線チャンネルを多数群に割り当てる
マルチ争チャンネル・アクセス方式に関し、特に通話チ
ャンネル指定情報放送方式に関するものである。

〔従来技術の説明〕

従来の業務用移動通信は、その用途が主に指令通信であ
る。この指令通信では、複数の端末局からなる群と呼ば
れる一つの単位に一つの固有通話用周波数が割り浩てら
れており、層群は固有に割り轟てられた通話周波数を専
有し、通話路を形成する。このため、群の数が増加する
と、通話用周波数の必要数が増加する。しかし、割り当
てられた通話用周波数の数には限界があるので、必然的
に群の数は制限される。

一方、一つの通話用周波数の利用状況を調べると、常に
通話状態にあるわけではなく、空いていることが多い。

この空いている通話用周波数に別の群の通話路を一時的
に形成してタイムシュアリングで通話用周波数を利用す
ることができる。このような考え方から開発されたのが
、通話用割り当て周波数をいくつかの群で共同利用する
マルチ・チャンネル・アクセス方式（ＭＣＡ）である。

ＭＣＡ方式では、通常、無線チャンネルを制御チャンネ
ルと通話チャンネルとに分け、各端末局は、制御チャン
ネルで制御信号を常時待ち受る状態となっている。そし
て同じ群に属する他の端末局から発呼要求があった場合
には、基地局は、通話チャンネル番号と群番号とを対に
して制御チャンネルを介して各端末局に向けて放送する
。

これをさらに詳しく説明すると、ある端末局から上り制
御チャンネルを通して発呼要求が出たとする。基地局は
その発呼要求を受信し、それを発した端末局を含む群に
割り当てる空通話チャンネルを選択する。さらに基地局
は下り制御チャンネルを通して通話チャンネル番号と群
番号とを放送し、発呼要求を発した端末局を含む群に属
する端末局が割り当てられた通話チャンネルに切り替わ
るように制御する。端末局は、基地局から常時発せられ
る下り制御チャンネルを受信していて、自己が糾する群
が指定された場合には、その指定通話チャンネルに切り
替わる。これにより発呼要求のあった端末局と通話路が
形成され、同一群内に通話路が形成される。

この際、基地局は各端末局が通話チャンネルに切り替わ
ったかどうかの確認は行わない。これは各端末局につい
て確認するのに必要り、時間が長くなるためであり、そ
の代わりに制御チャンネルを介して各端末局に通話チャ
ンネル指定情報を繰り返し送イーし、端末局の通話チャ
ンネルへの接続率を篩めている。このような方式では、
基地局は、現在使用中の各通話チャンネル全てについて
切替え情報を繰り返し放送しなければならないので、使
用通話チャンネルの数が増加すると、各通話チャンネル
指定情報の放送時間が長くなる。放送時間が長くなると
、端末局は一度通話チヤンネル指定情報の受信に失敗し
たときには次の放送を受信するまでの長い時間にわたり
指定通話チャンネルに切り替わることができない。この
ように各端末局は、指定通話チャンネルに切り替わるま
での間に通話チャンネルで放送された情報を受信できな
いのであるが、発呼直後の通話チャンネル上の情報は特
に重要であることが多いので、なるべく早く指定通話チ
ャンネル指定情報を受信できるようにして、指令を受信
したり会話に加わったりする必要がある。

このように従来のＭＣＡ方式では空いている通話チャン
ネルを発呼要求をした端末局を含む群にタイムリーに割
り当てることにより通話チャンネル数を群数よりも少な
くして周波数の有効利用を図れるという利点があるが、
通話チャンネル指定情報の放送周期が長くなった場合に
は、端末局は発呼直後の通話チーヤンネル指定情報の受
信に失敗すると、次の指定情報が放送さＡするまでの長
い間、通話チャンネルに切り替ることができず、竹に発
呼直後の重要なｌ？ｉ報を受信できな℃・とい５欠点が
ある。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、使用されている通話チャンネルについ
ての切裂え指定情報の放送間隔を発呼要求を出した端末
局を宮む群の通話チャンネル専有経過時間の大小によっ
て変化させることにより、同　指向の各端末局の指定通
話チャンネルへの接続率を尚め、各端末局か迅速に通話
チャンネルに切り替われるようにした方式を提供するも
のである。

〔発明の要点」 本発明は、発呼要求を出した端末局を含む群に割り当て
ら才ｔた通話チャンネルの専有経過時間を測定１′る一
１＝段と、通話チャンネル指定情報の放送間隔を変化さ
せる手段とを備え、同一群内におｋＪる各端末局の指定
通話チャンネルへの接続率を高める方式である。そして
、本発明では、制御チャンネルで発呼要求を行った端末
局の属する群に対する通話チャンネル指定情報を放送す
る間隔は次のように行われる。すなわち通話チャンネル
指定を行う群の通話チャンネル専有経過時間を測定し、
経過時間の少ない群に対しては通話チャンネル指定の間
隔を短くし、経過時間の長い群に対しては通話チャンネ
ル指定間隔を長くする。これにより、指定された群の各
端末局が迅速に指定された通話チャンネルに切り替わっ
て通信を行うことができる。

〔実施例による説明〕

以下、本発明を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明方式による基地局実施例のブロック構成
図である。

同図において、基地局は、受信アンテナエ０に接続され
た通信チャンネル受信部１１および制御チャンネル受信
部１２と、この二つの受信部１１．１２の出力が入力す
る制御部１５と、この制御部１５に制御され１通話チャ
ンネル指定情報の選択や更新を行う通話チャンネル指定
情報選択部１６と、この選択部１６に接続されたメモリ
エリア１８と、選択部１６で選択された通話チャンネル
指定情報を制御チャンネルを介して放送する制御チャン
ネル送信部１４と、通話チャンネル送信部１３とにより
構成される。

制御チャンネル受信部１２は、端末局から制御チャンネ
ルを介して送信されてくる上り制御データを受信し、こ
れを制御部１５に送る。制御部１５は、受信部１２かも
送られてきた受信データを解セ１し、それが発呼要求で
あれば、空いている通話チャンネルから一つを選択して
、そのチャンネルを発呼要求をした端末局を含む群に割
り当てる。

割り当てられた通話チャンネル番号と群番号に関する情
報、すなわち通話チャンネル指定情報は、通話チャンネ
ル指定情報選択部１６へ送られる。

選択部１６は、送られてきた通話チャンネル指定情報を
メモリエリア１８に格絡する。これによりメモリエリア
１８には、通話チャンネル番号と、それに関する情報（
群番号、通話チャンネル専有時間等）がまとめてストア
される。メモリエリア１８の内容は、発呼要求があった
場合には制御部１５からの通話チャンネル番号と群番号
の情報によって更新され、どの通話チャンネルがどの群
に割り当てられているかわかるようになっていて、通話
チャンネル専有時間が測定できるようになって℃・る。

このメモリエリア１８の通話チャンネル指定情報は、通
話チャンネル指定情報選択部１６により読み出され、制
御チャンネル送信部１４に送られ、さらに制御チャンネ
ルを介して端末局に送信される。通話チャンネル指定情
報選択部１６は、発呼要求をした端末局を含む群に割り
当てられた通話チャンネルの専有経過時間の大小によっ
て各通話チャンネル指定情報の送信頻度を変化させる。

すなわち、発呼後の通話チャンネル専有経過時間の小さ
い群に対してはチャンネル指定情報送出間隔を小さくし
、専有経過時間の大きい群に対してはチャンネル指定情
報送出間隔を太き（する。

通話チャンネル指定情報の放送は、たとえば第２図のよ
うになる。同図において、Ｓ２　、”Ｒは、使用中の通
話チャンネルについての指定情報であり、発呼要求があ
って通話チャンネルが割り当てられて充分に時間が経過
しているものとする。このため、同一放送周期で繰り返
し放送さ才１ている。このような時に通話チャンネル１
を別の群に割り当てるという（ｍ号が制御部１５かも送
られてきた場合を考える。チャンネル１に関する通話チ
ャンネル指定情報Ｓ、について、通話チャンネル指定情
報選択部（」、第２図のように発呼直後は、放送周期を
短くして送信１、徐々に放送周期を長（していき、充分
に時間が立つと、Ｓ７、Ｓ３と同じ放送周期になるよう
に送信部へ通話チャンネル番号指定情報を送る。

以上の例のように、発呼直後の通話チャンネル指定情報
の放送周期を小さくして、端末局が、最初の指定情報の
受信に失敗しても、はとんど待たずに次の指定情報で、
通話チャンネルに切り替わることかでき、発呼直後の重
要な情報を受信しそこなう危険性を小さくすることがで
きる。

なお、本発明は、基地局から各端末局へ、通話チャンネ
ルを指定する方式すべてに適用可能である。

〔効果の説明〕

以上説明したように、本発明によれば、通話チャンネル
の指定が行われると、各端末局が迅速に指定された通話
チャンネルに切り替わることができ、発呼直後の重要な
情報を受信しそこなう危険を低減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方式による基地局実施例のブロック構成
図。 第２図は通話チャンネル指定情報を送信する周期を説明
する図。 １２・・・制御チャンネル受信部、１４・・−制御チャ
ンネル送信部、１５・・・制御部、１６・・・通話チャ
ンネル指定情報選択部、１８・・・メモリエリア。 特許出願人日本電気株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）それぞれ複数の端末局で構成される複数の群とこ
   れら複数の群の通信を管理する基地局とを備え、上記各
   群内での通信および上記各群と基地局との間の通信のた
   めに制御チャンネルと複数の通話チャンネルとを用い、
   上記各群内間での通信は基地局が上記制御チャンネルを
   介して指定通話チャンネルを含む通話チャンネル指定情
   報を繰り返し放送し、その群番号の各端末局が指定通話
   チャンネルに切り替わることにより行われるマルチ・チ
   ャンネル会アクセス方式において、 基地局には、一つの群に割り当てた通話チャンネルがそ
   の群に専有されている専有経過時間を測定する手段と、 上記制御チャンネルを介する通話チャンネル指定情報の
   放送間隔を上記手段で測定された通話チャンネル専有経
   過時間が短い群に対しては短い周期で、また通話チャン
   ネル専有経過時間が長い群に対しては長い周期で放送す
   るように制御する手段と を備えたことを特徴とする移動無線通信の通話チャンネ
   ル指定情報放送方式。