JPS59153246A - デバツグアシスト装置 - Google Patents

デバツグアシスト装置

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JPS59153246A
JPS59153246A JP58026012A JP2601283A JPS59153246A JP S59153246 A JPS59153246 A JP S59153246A JP 58026012 A JP58026012 A JP 58026012A JP 2601283 A JP2601283 A JP 2601283A JP S59153246 A JPS59153246 A JP S59153246A
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JP
Japan
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debug
trace
instruction
logical
subchannel
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Application number
JP58026012A
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English (en)
Inventor
Osamu Onodera
修 小野寺
Katsuro Wakai
若井 勝郎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to JP58026012A priority Critical patent/JPS59153246A/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/36Preventing errors by testing or debugging software

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はプログラム内蔵方式の情報処理装置に接続して
、プログラム走行状態を採取するデバッグアシスト装置
に関する。
〔従来技術〕
プログラム内蔵方式の情報処理装置のプログラムデバッ
グ支援として、従来からプログラム事象記録(Prog
ram  Event  Recording : P
 E R)機構を用いる方法や、制御プログラム中に特
定のトレース命令を挟入する方法がとられて来た。
プログラム事象記録機構とは、分岐命令の分岐成功、指
定された範囲の主記憶領域からの命令読出し、指定され
た範囲の主記憶領域の変更及び指定された汎用レジスタ
の更新を検出し、検出した命令実行後、プログラム事象
記録割込みを引起してソフトウェアに報告するものであ
る。しかし、従来のプログラム事象記録機構を使用する
場合の問題点は、プログラム−事象記録機構を動作させ
る為、情報処理装置の性能が低下する場合があることで
ある。例えば、主記憶領域変更プログラム事象記録を使
用する場合、命令処理中にプログラム事象記録用機能を
司さどる部分が追加され、結果として命令処理性能が落
ちたり、命令処理り先行制御の深さを浅(シナいと正し
くプログラム事象記録情報を情報処理装置が保存しきれ
ないという都合により、命令処理性能が落ちることがあ
る。
又プログラム事象記録機構で検出された事象をトンース
するのにソフトウェアの介入が必要となり効率が悪かっ
た。
一万、制御プログラム中に特定のトレース命令を挟入し
てプログラム走行状態を採取する方法は、制御プログラ
ム中に予めトレース命令を組込んでおかなければならず
、トレース情報を必要としない場合でもトレース命令が
実行されてしまう問題があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的どするところは、前記の如き従来の問題点
を除去するものであり、プログラム事象記録機構を拡張
して情報処理装置の性能を落とすこと無<充分なトレー
ス情報を採取し、又特定のトレース命令を制御プログラ
ムに挿入しなくとも任意のトレース情報を採取できるよ
うにしたデノ(ラグアシスト装置を提供することにある
〔発明の概要〕
本発明のデバッグアシスト装置は、情報処理装置と該デ
バッグアシスト装置間のインタフェース信号の同期をと
るインタフェースレジスタ群と、部と、トレース動作を
制御する論理サブチャネルヘッダ群の記憶部と、トレー
スするプログラム領域を監視する比較回路群と、これら
の各部を制御する制御部を具備していることを特徴とす
る。
〔発明の実施例〕
第1図は本発明のデバッグアシスト装置と情報処理装置
の位置付けを示す図である。すなわち、デバッグアシス
ト装置2はインタフェース線3により情報処理装置1に
接続される。
第2図はデバッグアシスト装置の概略プロラグ図で、そ
の王な構成要素は制御部】O、インタフェースレジスタ
群11、デバッグアシスト主記憶12、デバッグ制御語
レジスタn13、論理サブチャネルヘッダレジスタ群1
4及び比較回路群15である。制御部」0はその他の構
成要素とそれぞれ接続され、デバッグアシスト装置全体
を制御する。インタフェースレジスタ群11は種々のイ
ンタフェース信号を情報処理装置lから受は取り又は送
り出す為のバッファ用レジスタ群である。インタフェー
ス信号はこのインタフェースレジスタ群11でデバッグ
アシスト装置内の動作タイミングと同期がとられ、それ
ぞれデバッグアシスト主記憶12、デバッグ制御語レジ
スタ群13、比較回路群15に送られる。デバッグアシ
スト主記憶12は制御部10の制御の下にインタフェー
スレジスタ#11を介して送られて来たトレース情報を
逐次格納しておく記憶装置である。
デバッグ制御語レジスタ群13は本例では16組のレジ
スタ群からなり、デバッグアシスト装置2が動作する上
での種々の制御情報(デバッグ制御語)を格納しておく
。デバッグ制御語の形式及び内容は後述するが、これに
は監視領域リストと更新領域リストの2つのリストがあ
り、それぞれ8つのエントリからなる。1つのエントリ
はそれぞれ領域の開始アドレスと終了アドレスを持ち、
比較回路群15に入力される。
比較回路群15は監視領域用比較回路群(第2図の右側
の比較回路群)と更新領域用比較回路群(第2図の左側
の比較回路群)からなり、デバッグ制御語の1組の出力
はそれぞれ用途に応じ監視領域用比較回路群及び更新領
域用比較回路群に入力される。監視領域用比較回路群は
本例では16組からなり、それぞれデバッグ制御語群の
1組に対応し、1組の比較回路群は本例では8個の比較
回路からなる。更新領域用比較回路群も監視領域用比較
回路群と同様の構成である。比較回路群15はインタフ
ェースレジスタ群11を介して送られて来た命令アドレ
ス又はオペランドアドレスが、監視領域リスト又は更新
領域リストで示される範囲にあるか否かを検出する役割
を持つ。
論理サプチャネルヘッダビジスタ群14は、本例では1
6組のレジスタ群からなり、それぞれの1組はデバッグ
制御語群の1組に対応し、その王な役割はトレースデー
タをデバッグアシスト主記憶】2のどのエリアに書込む
かを制御するものである。
この論理ザブチャネルヘッダの最大数はデバッグアシス
ト主記憶12の後述する論理サブチャネルの数に等しい
。この論理サブチャネルヘッダに関連して、デバッグア
シスト装置2内には加算器、比較器等が具備されるが、
第2図では省略しである。
本デバッグアシスト装置の動作タイプとして、命令トレ
ースタイプ、緊急タイプ及び割込みタイプの3つがある
。命令トレースタイプは、各種の事象に対して事象成立
時、所定の情報を自動的にデバッグアシスト主記憶12
0指定領域にトレースするタイプである。事象の種類、
トレースする情報の形式及びデバッグアシスト主記憶1
2の構成については後に記述する。緊急タイプは、各種
の事象に対して事象成立時、デバッグ緊急割込みを発生
するタイプである。事象の種類及びデバッグ緊急割込み
の内容については後に記述する。割込みタイプは、各種
の事象に対して事象成立時、所定のプログラム事象記録
プログラム割込みを発生するタイプである。事象の種類
及びプログラム事象記録コードについては後に記述する
次に本デバッグアシスト装置の動作事象としては、分岐
成功事象、命令読出し事象、主記憶更新事象、レジスタ
更新事象、主記憶ブロック遷移事象及び指定事象がある
。分岐成功事象は、デバッグ制御語の監視領域リストで
指定された範囲内にある分岐命令、Load  PSW
(LPSW)命令、Program Ca1l (P 
C)命令及びProgram Tran −5ter 
(FT )命令の分岐成功事象である。命令読出し事象
は、デバッグ制御語の監視領域リストで指定された命令
語の読出し事象である。主記憶更新事象は、デバッグ制
御語の監視領域リストで指定された範囲内にある命令で
、デバッグ制御語の更新領域リストで指定された範囲の
ロケーションへの主記憶更新事象である。レジスタ更新
事象は、デバッグ制御語の監視領域リストで指定された
範囲内にある命令で、デバッグ制御語のレジスタ更新リ
ストで指定された汎用レジスタ更新事象である。主記憶
ブロック遷移事象は、デバッグ制御語の監視領域リスト
で指定された範囲内にある命令語の読出しが、デバッグ
制御語の主記憶ブロックサイズで指定されたブロック境
界を越えた事象である。指定事象は、デバッグ制御語の
監視領域リストで指定された範囲内にあるMon1to
r Ca1l (MC)命令の実行事象である。
第3図は情報処理装置1と本デバッグアシスト装置2間
で授受されるインタフェース信号の内容を示す。インタ
フェース信号の内容は図示の通りであり、それぞれ矢印
の方向に送られる。授受されるインタフェース信号は一
旦インタフェースレジスタ群11でバッファし、同期が
とられる。デバッグアシスト装置内の制御部10及びそ
の他の後続部分へ送られる信号は全てインタフェースレ
ジスタ群11を介して授受される。授受されるインタフ
ェース信号は情報処理装置1のマシンサイクルに追従で
き、且つ情報処理装置1かも1マシンサイクル毎に信号
を送られても受取れる様同期化される。
トレース情報を採取するデバッグアシスト主記憶12の
最大容量は任意であるが、こ〜では最大8メガバイトの
容量を持ち、それぞれ0,5′メガづイトからなる物理
サブチャネル(トレース情報を格納する物理的な最小単
位)の集合体であるとする。
第4図は、か又るデバッグアシスト主記憶12の構成図
を示す。すなわち、デバッグアシスト主記憶12(8メ
ガバイト)は帆5メガバイト単位の16の物理サブチャ
ネルに分割されており、更に所定の分割数に従い、第4
図の右側に示す論理サブチャネルに対応付けられる。こ
のデバッグアシスト主記憶12において、トレース領域
として使用されるのは、隣接した物理サブチャネルの対
からなる論埋サブチャネルである。論理サブチャネルの
イニシャラ・イズは、情報処理装置1が発行するIn 
i t i −alize Debug As5ist
命令(IDA命令)により一義的に決定される。IDA
命令の仕様については後で述べる。1つの論理サブチャ
ネルに含まれる物理サブチャネル数は、2n(n=0〜
4)チャネルである。
上記デバッグアシスト主記憶12の論理サブチャネルの
トレース領域に採取されるトレース情報には、命令トレ
ースレコード(タイプ1)及び割込みレコード(タイプ
2)の2つがある。
命令トレースレコードの内容及び形式を第5図に示す。
命令トレースレコードは、デバッグアシストの動作タイ
プが命令トレースタイプになっている時に採取するもの
で、各種の事象に対して事象成立時、所定の情報を自動
的にデバッグアシスト主記憶120指定領域にトレース
する場合のレコードである。
命令トレースレコードは、SS形式命令及びSSE形式
命令では2レコード、EXECUTE命令では、対象命
令がSS形式命令又はSSESS形式命令ければ2レコ
ード、対象命令がSS形式命令及びSSE形式命令であ
れば3レコード採取される。採取される命令トレースレ
コードのオペランド長及びオペランドアドレスの内容を
第6図に示す。
第5図にもどり、命令トレースレコードの先頭2ビツト
でタイプを示す。命令トレースレコードの内容は、命令
開始前の状態が採取されるが、割込み可能命令(Mov
e Long : M V CL他)はトレースが1つ
の命令に対して複数回採取される可能性があり、その回
数は予測できない。同一命令で2レコ一ド以上、命令ト
レースレコードが採取される場合、先頭レコードはタイ
プ1(命令トレースレコードのビット0〜1が’10”
)として採取され、次からのレコードはタイプ0(命令
トレースレコードのビットO〜1が’oo’)として採
取される。タイプ0の形式はタイプlと同じである。C
Cは、トレースされた命令実行前の現プログラム状態語
(PSW)の条件コードである。SMは、トレースされ
た命令実行前の現プログラム状態語のシステムマスクで
あり、拡張制御モード時に意味を持つ。ビット4はプロ
グラム事象記録ビット、ビット5は変換制御ビット、ビ
ット6はIOマスク及びビット7は外部マスクである。
基本制御モード時にはどの様な値がトレースされるか予
測できない。KEYは、トレースされた命令実行前の現
プログラム状態語の保護キーである。
EMWPは、トレースされた命令実行前の現プログラム
状態語のそれぞれ拡張制御モードビット、マシンチェッ
クマスクビット、待ち状態ビット及び問題プログラム状
態ビットである。命令コードは、トレースされた命令の
命令コード前半8ビツトである。命令アドレスは、トレ
ースされた命令の命令アドレスである。
割込みレコードの内容及び形式を第7図に示す。
CCは、割込み時点の旧プログラム状態語の条件コード
である。SMは、割込み時点の旧プログラム状態語のシ
ステムマスクであり、拡張制御モード時に意味を持つ。
ビット4はプログラム事象記録ビット、ビット5は変換
制御ビット、ビット6は■0マスク及びビット7は外部
マスクである。
基本制御モード時にはどの様な値が採取されるかは予測
できない。KEYは、割込み時点の旧プログラム状態語
の保護キーである。EMWPは、割込み時点の旧プログ
ラム状態語の°それぞれ拡張制御モードピット、マシン
チェックマスクビット、待ち状態ビット及び問題プログ
ラム状態ビットである。割込みコードは、割込みの原因
となった割込みコードが右ヅメに格納される。但し、マ
シンチェック及びリスタート割込みについては不定であ
る。次茄令アドレスは、割込まれた命令の次命令アドレ
スである。割込みクラスは、リスタート割込み、外部割
込み、プログラム割込み、マシンチェック割込み及び入
出力割込みを区別する表示子で2バイトの長さである。
なお、SvC割込みは、第5図に示した命令トレースレ
ーコードとして採取される。
第8図はインタフェースレジスタ群11ニドレース論理
の構成の概略を示す。インタフェースレジスタ#11に
バッファリングされたGmインタフェース信号は、制御
部10に取り込まれた各種フラグの状態によりトレース
バッファレジスタ12にバッファされると同時に、命令
トレースレコードか割込みレコードかにより所定の通り
に編集された後、デバッグアシスト王記憶j2の所定の
エリアに書込まれる。インタフェースレジスタ群11に
示すレジスタには、次に示すインタフェースがバッファ
リングされる。CCレジスタには条件コード、8Mレジ
スタにはシステムマスク、KEYレジスタには保護キー
、EMvVPレジスタにはプログラム状態語のEMWP
ビット、0PCOI)Eレジスタには命令コード、OP
 L g N G ’r Hレジスタには命令長、I 
N S ’f” A D Rレジスタには命令アドレス
、OP E RA N Dレジスタには該当する命令の
オペランド、lN4T+″C,,0,、D iEレジス
タには割込みコード及びINTCLASSレジスタには
割込みクラスがバッファリングされる。
第9図はデバッグ制御語の内容及び形式を示す。
デパック制御語の長さは任意であるが、本例では136
バイトの例を述べる。更に、デバッグ制御語中の監視領
域リスト及び更新領域リストのエントリ数も任意である
が、本例ではそれぞれ8エントリについて記述する。デ
バッグ制御語は情報処理装置1が発行するLoad  
Debug 、As5ist命令により、デバッグ制御
語のサブチャネルブロックIl)で指定される論理サブ
チャネルに清報処理装置1からロードされる。デバッグ
制御語は8バイト境界になければならない。
第9図において、デバッグタイプは、デバッグアシスト
の動作タイプを指定する8ビツトのフィールドである。
同時に複数のタイプを指定すると動作は保証されない。
デバッグタイプのビットOは命令トレースタイプを指足
し、ビット1は緊急タイプ及びビット2は割込みタイプ
を指定する。
ビット3−7は予備である。事象指定は、デバッグアシ
ストの動作事象を指定する8ビツトのフィールドであり
、同時に複数の事象指定が可能である。事象指定のビッ
ト0は分岐成功事象であり、ビット1は命令読出し事象
、ビット2は主記憶更新事象、ビット3はレジスタ更新
事象、ビット4は主記憶ブロック遷移事象及びビット5
は指定事象である。ビット6−7は予備である。トレー
スモー ドは、デバッグアシストのトレースモートラ指
定する8ビツトのフィールドであり、同時に複数のモー
ドの指定ができる。トレースモードのビットOはプログ
ラム状態トレースモードビットでアリ、ビット1はスー
ハハイf状Li)V−スモードピット、ノビット2は変
換トレースモードビット4ノビツト3は非変換トレース
モードビット及びビット4は割込みトレースモードビッ
トである。ビット5−7は予備である。
レジスタ更新リストは、レジスタ更新事象で使用する汎
用レジスタ番号を指定する16ビツトのフィールドであ
る。ビットO〜15が汎用レジスタO〜15に対応し、
該当するビットが1″である場合そのレジスタ事象が採
取される。
サブチャネルブロックIL)は、使用する論理サブチャ
ネル番号を指定する8ビツトのフィールドで°ある。又
ビット7にて指定された論理サブチャネルのトレース領
域オーバフロー蒔の処置をも指定する。ビット0−3で
論理サブチャネル番号を指定しく16通り)、ビット4
−6は予備である。
ビット7はトレース領域オーバフロー制御ヒツトである
。トレース領域オーバフロー制御ビットがN O11の
とき、該当する論理サブチャネルのトレース領域がオー
バフローすると、論理サブチャネルヘッダの次のアドレ
スにトレースアドレスがラップアラウンドする。トレー
ス領域オーバ70−制御ビットが1″のとき、該当する
論理サブチャネルのトレース領域オーバフローの可能性
を事前に゛検出し、トレース領域オーバフロー予告割込
みを起こした後のデバッグアシストは停止状態となる。
主記憶ブロックサイズは、主記憶ブロック遷移事象で使
用する情報処理装置側の主記憶ブロックサイズを指定す
る8ビツトのフィールドである。
主記憶ブロックサイズのビット0−1で表わされる4通
りの値で512バイト、1024バイト、2048バイ
ト又は4096のブロック境界を指定する。ビット2−
7は予備である。
監視領域リストは、監視する命令語の範囲を指定するエ
ントリを含むリストであり、本リスト内に最大8工ント
リ迄同時に指定でき、論理アドレスである。1エントリ
の幅は任意であるが、こ〜では8バイトについて述べる
。この監視領域リスト内のエントリの内容及び形式を第
10図に示す。
エントリのビット0は最終エントリの表示に使用スル。
ビニ7ト07!+”“0”であれば、このエントリハ最
終エントリで無いことを示し、“1″であれば、このエ
ントリが最終エントリである事を示す。ビット1〜31
および32〜63はそれぞれ監視領域の開始アドレスと
終了アドレスである。
更新領域リストは、主記憶更新の範囲を指定するエント
リを含むリストであり本リスト内に最大8工ントリ迄同
時に指定でき、論理アドレスである。■エントリの幅は
任意であるが、こNでは8バイトについて述べる。第1
1図に更新領域リスト内のエントリの内容及び形式を示
す。これは第10図の監視領域リスト内のエントリと同
様である。
すなわち、エントリのビット0は最終エントリの表示に
使用する。ビットoが°“0”であれば、このエントリ
が最終エントリで無いことを示し、1”であれば、この
エントリが最終エントリであることを示す。ビット1〜
31および32〜63はそれぞれ更新領域の開始アドレ
スと終了アドレスである。
第12図は1組のデバッグ制御語の各フィールドに対す
る個々のレジスタを示し、これらのレジスタ群と制御部
1oや比較器群15との接続関係を示したものである。
デバッグ制御語1組につき1つずつのデバッグタイプレ
ジスタ13−1 、事象指定レジスタ13−2、トレー
スモードレジスタ13−3、レジスタ更新リストレジス
タ13−4、サブチャネルブロックIDレジスタ13−
5及び主記憶7’ ロックサイズレジスタ13−6が具
備され、これらは制御部】0に接続されている。又、デ
バッグ制御語1組につき8個の監視領域レジスタ13−
7及び同じく8個の更新領域レジスタ13−8があり、
それ七−2に入力される。監視領域用比較器1個はそれ
ぞれ監視領域レジスタ1個と対応付けられ、合計8組の
対をなし、8個の比較器にはインタフェースレジスタ群
11中の同一のI N S T A IJ Rレジスタ
11−1の内容が入力され、その値の範囲が監視される
。同様に更新領域用比較器1個はそれぞれ更新領域レジ
スタ1個と対応付けられ、合計8組の対をなし、8個の
比較器にはインタフェースレジスタ群■1中の同一の0
PADRレジスタの内容が入力され、その値の範囲が監
視される。それぞれの比較器からの出力である比較結果
は制御部lOへ送られ、所定のトレース動作を司どる1
つの要因として扱われる。
次に論理サブチャネルヘッダについて説明する。
論理サブチャネルヘッダはデバッグアシスト主記憶12
内とハードウェアレジスタ群として存在する。
デバッグアシスト主記憶12では、各論理サブチャネル
のトンース領域先頭16バイトが論理サブチャネルヘッ
ダに割り当てられる。論理サブチャネルヘッダは、In
1tialize  Debug  As5ist命令
で、与えられた分割数に従い一義的にイニシャライズ・
される。又、In1kLallj:z−e Heade
r命令で一義的にイニシャライズされる。
論理サブチャネルヘッダの内容及び形式を第9図に示す
。サブチャネルブロックIDは、ビット0−3により分
割数により一義的に決定される論理サブチャネル番号を
示す。ビット4〜7は予備である。サブチャネルブロッ
クサイズは、ビット0−7にて分割数により一義的に決
定される論理サブチャネルの記憶容量を示す。ビット7
が0.5メガバイトに対応し、ビット6が1メガバイト
に対応し、それぞれビットアドレス減少方向に対応付け
られる。例えば、サブチャネルブロックサイズが01”
(16進)であれば0.5メガバイトに分割されている
ことを示し、’02”(16進)であれば1メガバイト
に分割されていることを示す。現ポインタは、現在トレ
ース情報を格納すべきトレース領域のアドレスを指定す
る32ビツトのフィールドである。現ポインタはIn1
tialize  DebugAssist 命令及び
In1tialize  Header  命令で論理
サブチャネルヘッダの次のアドレスにイニシャライズさ
れる。現ポインタはトレースが採取される毎に+16さ
れ、論理サブチャネルのトレース領域の最後のアドレス
(終了ポインタで示すアドレス)にトレース情報を採取
すると、論理サブチャネルヘッダの次のアドレスにラッ
プアラウンドする。有効ポインタは、トレース情報を格
納すべきトレース領域の先頭アドレス及びトレースデー
タの有効性を表示する32ビツトのフィールドである。
有効ポインタは、In1tia11ze  Debug
  As5ist命令及びIn1tialize  H
eader 命令で論理サブチャネルヘッダのアドレス
にイニシャライズされる。
有効ポインタは現ポインタが一度うツブアラウンドし、
有効ポインタと現ポインタが同じ値になった時点から現
ポインタの内容と同じ値になる様更新される。終了ポイ
ンタは、トレース情報を格納すべきトレース領域の最終
アドレスを指定する32ビツトのフィールドである。終
了ポインタはIni −tialize  Debug
  As5ist 命令及びIn1tializeHe
ader  命令で論理サブチャネルのトレース領域の
最後のアドレスにイニシャライズされる。
第14図は論理サブチャネルヘッダの各フィールドに対
する個々のレジスタを示し、それらと他の構成との接続
関係を示したものである。サブチャネルブロックIDレ
ジスタ14−1及びサブチャネルブロックサイズレジス
タ14−2は制御部10に接続され、それぞれこの論理
サブチャネルヘッダに与えられている論理サブチャネル
番号及び論理サブチャネルの記憶容量を保持している。
論理サブチャネルヘッダオリジンアドレスレジスタは、
この論理サブチャネルヘッダの写しが格納されているデ
バッグアシスト主記憶】2の先頭アドレスを保持してお
り、それぞれ制御部10、現ポインタ14−3の入力セ
レクタn1有効ポインタ14−4の入力セレクタムを接
続されている。モディファイア機構21は論理サブチャ
ネルヘッダオリジンアドレスに論理サブチャネルヘッダ
が持つ長さを加える機能を持ち、現ポインタ14−3の
イニシャライズ及びラップアラウンド後の設定に使用さ
れる。即ち本例では、現ポインタ14−3のイニシャラ
イズ及びラップアラウンド時に論理サブチャネルヘッダ
オリジンアドレスの内容+16が現ポインタ14−3に
セットされる。又、論理サブチャネルヘッダオリジンア
ドレスレジスタ加の内容は入力セレクタおを介し有効ポ
インタにも接続されている。
加算器冴は現ポインタ14−3の内容に+16スる機能
を持つ。現ポインタ14−3の内容に+16されたf直
は出力用のラッチ27を継由して現ポインタ14−3に
戻され、又必要とあJtば有効ポインタ14−4にも戻
される。A比較器6は現ポインタ14〜3と仔効ポイン
タ14−4の値を比較して、その結果を制御部10に送
り出すものである。B比較器あは現ポインタ14−3と
終了ポインタ14−5の値を比較して、その結果を制御
部10に送り出すものである。A比較器部の出力は現ポ
インタ14−3が有効ポインタ14−4に一致したか否
かを監視し、一致したら制御部10は現ポインタ14−
3及び有効ポインタ14−4の双方を更新する。B比較
器26の出力は現ポインタ」4−3が終了ポインタ14
−5に一致したか否かを監視し、一致したら制御部10
は現ポインタ14−3及び有効ポインタ14−4のラッ
プアラウンド制御を行う。現ポインタ14−3、有効ポ
インタ14−4及び終了ポインタ14−5に、その写し
をカレン)Kデバッグアシスト主記憶12に送り出せる
様、デバッグアシスト主記憶j2に接続されている。
本デバッグアシスト装置と情報処理装置側のソフトウェ
アとのインタフェースは診断命令及びプログラム事象プ
ログラム割込みが司さどる。
テハッグアシスト装置用として3つのタイプの診断命令
が用意される。この診断命令で使用するアドレスは全て
実アドレスである。診断命令のうち、動作がオペランド
により間接的に指定される例を第15図に示す。使用す
る命令により該当するフィールドを使用しない場合もあ
る。
In1tialize  J)ebug  As5is
t命令の動作は以下の通りである。
第1オペランドアドレスで指定された8バイトの領域は
本命令の動作を制御する制御テーブルである。第1オペ
ランドアドレスは2語境界と見做される。制御テーブル
内のザプオベコードフイールドでIn1tialize
  Debug  As5ist動作を指定する。制御
コード部のピッ) 27−31でデノくラグアシスト主
記憶120分割数を指定し、ビット16−26は予備で
ある。MSアドレスは、次にロードすべき命令の主記憶
(MS)のロケーションを指定する。
本命令が発行されると、デバッグアンスト装置は与えし
れた分割数に従いデバッグアシスト主記憶】2のvlJ
埋サブチャネルを論理サブチャネルに統合する。更に統
合した物理サブチャネルに対し、論理サブチャネルヘッ
ダのイニシャライズを一義的に行う。物理ザブチャネル
を統合して得られる論理サブチャネルは最小0.5メガ
バイトから最大8メガバイトであり、分割数は1.2.
4.8又は16のいずれかである。分割数の指定はデバ
ッグアシスト主記憶12の設置容量を考慮して行わなけ
ればならない。設置容量が4メガバイトであれば分割数
は1.2.4′y、は8の4通りであり、設置容量が2
メガバイトであれば分割数は1.2又は403通りであ
る。論理サブチャネルにどの物理サブチャネルを割当て
るかはデバッグアシスト装置が一義的に決定する。
Load  Debug  As5ist命令の動作は
以下の通りである。
第1オペランドアドレスで指定された8バイトの領域は
本命令の動作を制御する制御テーブルである。第1オペ
ランドアドレスは2語境界と見做される。制御テーブル
内のサブオペコードフィールドでLode  Debu
g  As5ist動作を指定する。制御コード部は無
視される。制御テーブル内のMSアドレスでロードすべ
きデバッグ制御語のロケーションを指定し、指定された
デバッグ制御語が、その中で指定されるサブチャネルブ
ロックIDで示される論理サブチャネル(実際は、第2
図のレジスタ群13中の該論理サブチャネルに対応する
レジスタ)にロードされる。
本命令はIn1tialize  Debug  As
5ist命令を発行後に使用しなげればならない。本命
令で指定するデバッグ制御語内のサブチャネルブロック
IDはIn目1alize  Debug  As5i
st’命令でイニシャライズされる論理サブチャネル番
号と一致しなゆればならない。制御テーブル内のMSア
ドレスは2語境界と見做される。
5tart  Debug  As5ist  命令の
動作は以下の通りである。
第1オペランドアドレスのピッ)24−27テ論理ザブ
チャネル番号を指定し、あらかじめ与えられているデバ
ッグ制御語に従って該当する論理サブチャネルのデバッ
グ動作を起動する。第1オペランドアドレスのビット0
−23及びビット28−31は無視される。
本命令は指定する論理サブチャネルにLoad  De
−bug  As5ist命令によりデバッグ制御語を
ロードした後で使用しなけ扛ばならない。本命令で指定
する論理サブチャ:*+番号は、1nitialize
 DebugAssist  命令でイニシャライズさ
れる論理サブチャネル番号と一致しなければならない。
5top  I)ebug  As5ist命令の動作
は以下の通りである。
第1オペランドアドレスのビット24−27で論理サブ
チャネル番号を指定1.、指定された論理サブチャネル
のデバッグ動作を停止させる。第1オペランドアドレス
のビット0−23及びビット28−31は無視される。
本命令は5tart  Debug  As5ist 
 命令で起動した論理サブチャネルのデバッグ動作を停
止させるものである。停止中の論理サブチャネルに本命
令を発行しても何も行わない。本命令で指定する論理サ
ブチャネル番号はIn1tialize  Debug
 As5ist命令テイニンヤライズされる論理サブチ
ャネル番号と一致しなければならない。
ecords 命令及びWrite Trace Re
cords命令のマスクとなるものである。
Access Trace Area命令は、デバッグ
アシスト主記憶12をアクセスする命令である。第1オ
ペランドアドレスで指定された8バイトの領域は本命令
の動作を制御する制御テーブルである。第1オペランド
アドレスは2語境界と見做される。制御テーブル内のサ
ブオペコードフィールドでAccessTrace A
rea 動作を指定する。制御コード部は無視される。
制御テーブル内のMSアドレスで8バイトのサブリスト
を指定する。このMSアドレスは2語境界と見做される
サブリストの内容及び形式は第15図に示しである。副
指令コードは8ビツトのフィールドであり、それぞれI
n1tialize Header命令、Read H
eader命令、Read Trece Record
s 及びWrite TraceRecordsのいず
れかを定義する。サブチャネルブロックIDは、アクセ
スすべき論理サブチャネル番号を指定する8ビツトのフ
ィールドである。ピッ)0−3で論理サブチャネル番号
を指定し、ビット4−7は無視される。サブチャネルブ
ロック11)はIn1tialize Debug A
s5ist命令でイニシャライズされる論理サブチャネ
ル番号と一致しなければならない。長さは、アクセスす
べきデータの長さを指定する16ビツトのフィールドで
ある。長さの単位は16バイトであり、長さocP’”
(16進)は16バイト、′01”(16進)は32バ
イトである。
最大1メガバイトの長さ迄指定できる。MSアドレスは
、アクセスするデータの主記憶アドレスであり16バイ
ト境界と見做される。In1tialize Hea−
der命、今のとき本フィールドは意味を持たず無視さ
れる。
In1tialize Header命令の動作は以下
の通りである。
Access Trace Area命令の副指令コー
ドによりIn1tial ize Header命令が
指定される。本命令で指定されたサブチャネルIDで示
される論理サブチャネルの論理サブチャネルヘツダを一
義的にイニシャライズする。本命令はすべての論理サブ
チャネルが停止状態のときのみ使用できる。
Read Header命令の動作は以下の通りである
Access Trace Area命令の副指令コー
ドによりRead Header命令が指定される。本
命令で指定されるサブチャネルブロックFDで示される
論理サブチャネルのヘッダ16バイトがサブリストのM
Sアドレスで示されるロケーション以降に格納される。
本命令はすべての論理サブチャネルが停止状態のときの
み使用できる。
Read Trace Records  命令の動作
は以下ノ通すである。
Access ’f’race Area命令の副指令
コードにより)Lead Trace Records
 命令が指定される。本命令で指定されるザブチャネル
ブロックIDで示される論理サブチャネルトレース領域
の有効ポインタの位置から(長さ+1)X16バイトを
サブリストのMSアドレスで示されるロケーション以降
に格納する。本命令は全ての論理サブチャネルが停止状
態のときのみ使用できる。有効ポインタの内容+(長さ
+1)X16の値が終了ポインタの内容を越えると、ア
クセスされるトレース領域は論理サブチャネルの先頭に
ラップアラウンドする。
本命令を実行すると有効ポインタの内容は(長さ+1)
X16を加算され更新される。現ポインタを越えるトレ
ース領域のデータとしてはO″が格納される。
Write Trace Records命令の動作は
以下の通りである。
Access Trece Area命令の副指令コー
ドによりWrite Trace Records命令
が指定される。本命令で指定されるサブチャネルブロッ
クIDで示される論理サブチャネルのトレース領域の現
ポインタで示される位置へ、16バイトだけサブリスト
のMSアドレスで示されるロケーションからデータを読
出し、格納する。本命令は全ての論理サブチャネルが停
止状態の時のみ使用できる。現ポインタの内容+16の
値が終了ポインタの内容を越えると、アクセスされるト
レース領域は論理サブチャネルの先頭アドレスにラップ
アラウンドする。本命令を実行すると有効ポインタの内
容は16を加算され更新される。
第16図に以上説明した命令の一般的使用例をフローチ
ャートとして示す。以下第16図に沿って、その一般的
使用例を他の図も参照しながら説明する。
情報処理装置側で本デバッグアシスト装置を使用するプ
ログラムを実行する場合、そのプログラムの実行に先立
ってデバッグアシストをイニシャライズする処理が必要
である。
先ず情報処理装置1はデバッグアシスト装置2に対し、
In1tia1ize Debug As5ist命令
を発行し、デバッグアシスト主記憶12内の論理サブチ
ャネルの分割と分割された論理テブチャネルの論理サブ
チャネルヘッダを初期状態にイニシャライズする。
(ステップ100 ) In1tialize Deb
ug As5ist命令によりデバッグアシスト主記憶
12は第4図に示す規則で分割され、与えられた分割数
に等しい数のデバッグ制御語(本例では最大16個)及
び論理サブチャネルヘッダが割当てられる。例えば分割
数が4分割であれば、第2図に示すデバッグ制御語O1
1,2,3及び論理サブチャネルヘッダ011.2.3
が割当てられ、それに対応して4組ずつの比較回路f:
15も割当てられる。
矢に情報処理装置1はデバッグアシスト装置12に対し
、Load Debug As5ist命令を発行し、
必要な数だけのデバッグ制御語(DCW)を第2図に示
すデバッグ制御語レジスタ群13にロードさせる。
(ステップ101)分割数が4分割で、4つの独立した
デバッグ制御語を同時に使用する場合は、必要なデバッ
グ制御語の数は4であり、従って異なるデバッグ制御語
をオペランドとするLoad DebugAssist
  命令が4回発行されることになる。7(ソテップ1
02)。
次に情報処理装置1はデバッグアシスト装置2に対し、
5tart Debug As5ist 命令を発行し
、トレースをすべき論理サブチャネルに起動をかける。
(ステップ103)起動されるべき論理サブチャネルが
4つであれば、5tart Debug As5ist
 命令は各々の論理サブチャネルに対し1回ずつ合せて
4回発行される(ステップ104)。
以上述べた如くの手順にてデバッグアシスト装置2は、
情報処理装置側のプログラム走行状態をトレース可能と
なる。(ステップ105)一般的に監視すべきプログラ
ムが情報処理装置側で走り出す前に、それに対応する論
理サブチャネルに対し、5tart Debug As
5ist 命令が発行される。
デバッグアシスト装置2のトレースが動作中な、その動
作を打切る要因例として以下の5つのケースを挙げ、そ
の各々に対する代表的な処理例な以下に述べる。
デバッグアシスト装置2のトレース動作を停止又は中断
させる条件として、1つの論理サブチャネルを選び出し
て停止させる場合(ステップ106)、1つの論理サブ
チャネルにトレース領域オーバフロー予告割込みが発生
した場合(ステップ107)、デバッグ動作自体を停止
させる場合(ステップ108 ) 、一部の論理サブチ
ャネルのトレースモードを変更する場合(ステップ10
9)及び一部の論理ザブチャネ/l<を停止させる場合
(ステップ110)が、・ある。
先ず、1つの論理サブチャネルを選び出して停止させる
場合(・ステップ106)及び1つの論理サブチャネル
にトレース領域オーバフロー予告割込みが発生した場合
(ステップ107)について述べる。
この場合、情報処理装置1は動作している全ての論理サ
ブチャネルに対し、各々1回ずつ5top De −b
ug As5ist 命令を発行し、全ての論理サブチ
ャネルを停止させる(ステップ117.118)。その
後、Read Header命令を発行し、該当論理ザ
ブチャネルの論理サブチャネルヘッダを情報処理装置1
に読み出す(ステップ119)。読み出した論理サブチ
ャネルヘッダは次で発行するRead TraceRe
cords命令をトレースエリアのどの範囲に出せば良
いかの指針を与える。−Read Header命令の
後で、該当論理サブチャネルのトレースエリアを情報処
理装置側に読取る為に、Read Trace Rec
ords 命令を情報処理装置1は必要な回数だけ発行
する(ステップ120.121)。その後゛、In1t
ialize Header命令を発行して該当論理サ
ブチャネルの論理サブチャネルヘッダをイニシャライズ
し、コネクタ■に合流する(ステップ122)。■以降
は前述の通りである。
次に、デバッグ動作全体を停止させる場合について説明
する。第16図のコネクタ◎以降がデバッグ動作全体を
停止させる場合の70−チャートである。まず情報処理
装置1 ハ5top、 Debug As5ist命令
を必要回数発行して、動作している全ての論理サブチャ
ネルを停止させる(ステップ123.124)ヮそして
一つの論理サブチャネルを選択し、1つの論理サブチャ
ネルを停止させる場合と同様の手順で、Read He
ader命令、Read Trace Records
命令を使用しトレースデータを情報処理装置側に読み取
る(ステップ125.126)。この読み取り操作を動
作していた論理サブチャネルを次々に選び実行する(ス
テップ127,128)。動作していた全ての論理サブ
チャネルのトレースデータを読み取った時点でコネクタ
◎以降のデバッグ動作終了処理手順を完了する。
次に一部の論理サブチャネルのトレースモードを変更す
る場合について説明する。第16図のコネクタ◎以降が
一部の論理サブチャネルのトレースモードを変更する場
合の70−チャートである。
まず情報処理装置1は5top Debug As5i
st命令を必要回数発行して、動作している全ての論理
サブチャネルを停止させる(ステップ129.130)
そして変更する論理サブチャネル群のうちの1つの論理
サブチャネルを選択し、1つの論理サブチャネルを停止
させる場合と同様の手順でRead He −ader
 命令、Read Trace Records 命令
を使用しトレースデータを情報処理装置側に読み取る(
スf ツ7’ 131.132)。この読み取り操作を
、トレースモードを変更しようとしている論理サブチャ
ネルに対し次々に実行する(ステップ133.134)
変更する全ての論理サブチャネルのトレースデータを読
み取った後、変更する論理サブチャネルに対し、各々1
回ずつLoad Debug As5ist命、令を発
行する(ステップ135)。このLoad Debug
 As5ist命令により、情報処理装置1は異なるデ
バッグ制御語を各論理サブチャネルに与える事ができ、
結果としてトレースモードを変更することができる。
変更される論理サブチャネルのデバッグ制御語を全てロ
ードし終えると、コネクタ■に合流する(ステップ13
6)。■以降は前述の通りである。
最後に一部Q論理サブチャネルを停止させる場合につい
て説明する。第16図のコネクタ0以降が一部の論理サ
ブチャネルを停止させる場合のフローチャートである。
まず情報処理装置1はStopDebug As5is
t 命令を必要回数発行して、動作している全ての論理
サブチャネルを停止させる(ステップ111,112)
。そして停止させる論理サブチャネル群のうちの1つの
論理サブチャネルを停止させる場合と同様の手順でRe
ad Header命令、Reacl:TraCe几e
cords  命令を使用しトレースデータな情報処理
装置側に読み取る(ステップ113.114)。この読
み取り操作を、停止させようとしている論理ザブチャネ
ルに対し次々に実行する。
停止させる全ての嗣埋サブチャネルのトレースデータを
読み取った後コネクタ■に合流する(ステップ115.
116)。■以降では、この場合の操作で停止させる論
理サブチャネルを除く論理サブチャネル群に5tart
 Debug As5ist  命令を発行してデバッ
グ処理を続行する。
最後に、本デバッグアシスト装置2から情報処理装置1
へ発する割込みについて説明する。
情報処理装置1がデバッグアシスト装置2から通知され
る割込みは、デバッグ緊急割込み、トレース領域オーバ
フロー予告割込み及び事象成立割込みの3つである。
デバッグアシスト機構からの割込みはプログラム事象記
録のプログラム割込みとして報告される。
即ち、たとえば主記憶ロケーション140−143 番
地に命令1穂コードとプログラム割込みコードが格納さ
れ、15050番地定のプログラム事象記録コード、1
52−15555番地ログラム事象記録アドレスが格納
される。その後、主記憶ロケーション40−47番地へ
旧プログラム状態語が格納され、104−11111番
地新プログラム状態語がロードされ、現プログラム状態
語にセットされる。
デバッグ制御語のデバッグタイプのビット1が°′1”
の場合、事象が成立するとデバッグ緊急割込みを発生す
る。本割込みは主記憶ロケ−フコ2150番地のプログ
ラム事象記録コープビット6を“l”としたプログラム
事象記録プログラム割込みとして報告される。本割込み
発生時のトレースは採取される。
デバッグ制御語のサブチャネルブロックIDのビット7
(トレース領域オーバフロー制御ビット)が“1″の場
合、該当する論理サブチャネルのトレース領域オーバ7
cL−を事前に検出した場合、トレース領域オ・−バフ
ロー予告割込みを発生する。
本割込みは主記憶ロケーション150番Jtil)プロ
グラム事象記録コードのビット7を”1″としたプログ
ラム事象記録プログラムとして報告される0本割込み発
生時のトレースは採取される。
トレース領域オーバフロー予告割込−ト生時、トレース
機構は停止する。トレース領域がオーツくフロー予告割
込みは、実際にトレース領域がオーバフローする数命令
前で発生し、オーツ(ランによりトレース情報が失われ
ることは無い。 又、オーバランの状態によりトレース
領域の下位が空くことがある。
デバッグ制御語のデバッグタイプのビット2がIJ 1
. TIの場合、事象成立時事象成立割込みを発生する
。本割込みは主記憶ロケーション150番地のプログラ
ム事象記録コードを所定の通りセットし、プログラム事
象記録プログラム割込みとして報告される。本割込み発
生時のトンースは採取される。
プログラム事象記録プログラム割込みが発生すると、主
記憶ロケーション150番地に所定のプログラム事象記
録コードが格納される。プログラム事象記録コードの各
ビットの割当ては、ビットOが分岐成働、ビット1が命
令読出し、ビット2が主記憶更新、ビット3がレジスタ
更新、ビット4が主記憶ブロック遷移、ビット5が指定
、ビット6がデバッグ緊急割込み及びビット7がトレー
ス領域オーバフロー予告割込みである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかな如く、不発明によれば、プラグ
ラム事象記録機構を正しく動作させる為の情報処理装置
性能低下を抑えることができ、更に新たな追加情報を加
えることにより、従来よりより多くのプログラムデバッ
グ情報を与えることができる。又、特定のトレース命令
を挿入しなくともデバッグ制御語を任意に設定すること
により、任意のトレース情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のデバッグアシスト装置と情報処理装置
の位置付けを示す図、第2図は本発明のデバッグアシス
ト装置の一実施例の概略ブロック図、第3図は本発明の
デノくラグアシスト装置と情報処理装置間のインタフェ
ース信号を示す図、第4図はデバッグアシスト主記憶の
構成例を示す図、第5図は命令トレースレコードの内容
及び形式ン示す図、第6図は命令トレースレコードのオ
ペランド長及びオペランドアドレスの内容を示す図、第
7図は割込みレコードの内容及び形式を示す図、第8図
はトレース論理の概略ブロック図、第9図はデバッグ制
御語の内容及び形式を示す図、第10図はデバッグ制御
語における監視領域リスト内のエン) IJの内容及び
形式を示す図、第11図はデノくラグ制御語における更
新領域リスト内のエントリの内容及び形式を示す図、第
12図はデノくラグ制御語レジスタ群の詳細図、第13
図は論理サブチャネルヘッダの内容及び形式を示す図、
第14図は論理サブチャネルヘッダレジスタ群とそれに
関係する他の構成の詳細図、第15図は診断命令のうち
、動作がオペランドにより間接的に指定される例な示す
図、第16図(a)、(b)、(C)は本発明の一般的
な使用例を示すフロー図である。 1・・・情報処理装置、2・・・デノくラグアシスト装
置、3・・・インタフェース線、10・・・制御部、1
1・・・インタフェースレジスタ群、12・・・デノく
ラグアシスト主記憶、13・・・デバッグ制御語レジス
タ群、14・・・論理サブチャネルヘッダレジスタ群、
1訃・・比較回路群。 第4図 −264−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)情報処理装置に接続して使用し、前記情報処理装
    置のプログラム走行状態を示す情報(以下、トレースデ
    ータとい5)を採取するデバッグアシスト装置であって
    、前記情報処理装置とデバッグアシスト装置間のインタ
    フェース信号の同期をとるインタフェースレジスタ群と
    、前記インタフェースレジスタ群を弁1−てトレースデ
    ータを格納するデパックアシスト主記憶と、デバッグ動
    作を制御するデバッグ制御語の記憶部と、前記デバッグ
    アシスト主記憶のトレース動作を制御する論理サブチャ
    ネルヘッダの記憶部と、前記インタフェース信号と前記
    デバッグ制御語の制御内容を比較して、トレースするプ
    ログラム領域を監視する比較回路と、これらの各部を制
    御する制御部とを有することを特徴とするデバッグアシ
    スト装置。
  2. (2)前記デバッグアシスト主記憶を複数組の論理サブ
    チャネルに分割し、各論理サブチャネルに対応してそれ
    ぞれデバッグ制御語と論理サブチャネルヘッダと比較回
    路とをeゆ、異った種類のトレースデータを並列に採取
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のデバ
    ッグアシスト装置。
JP58026012A 1983-02-18 1983-02-18 デバツグアシスト装置 Pending JPS59153246A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61290076A (ja) * 1985-06-19 1986-12-20 Hitachi Ltd 感熱転写記録装置
US5386565A (en) * 1990-01-23 1995-01-31 Hitachi, Ltd. Method and system for controlling/monitoring computer system having plural operating systems to run thereon

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JPS61290076A (ja) * 1985-06-19 1986-12-20 Hitachi Ltd 感熱転写記録装置
US5386565A (en) * 1990-01-23 1995-01-31 Hitachi, Ltd. Method and system for controlling/monitoring computer system having plural operating systems to run thereon

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