JPS59150861A - 脆性物体のはつり工法 - Google Patents

脆性物体のはつり工法

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JPS59150861A
JPS59150861A JP2291283A JP2291283A JPS59150861A JP S59150861 A JPS59150861 A JP S59150861A JP 2291283 A JP2291283 A JP 2291283A JP 2291283 A JP2291283 A JP 2291283A JP S59150861 A JPS59150861 A JP S59150861A
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JP
Japan
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groove
depth
grooves
approximately
brittle
Prior art date
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JP2291283A
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JPH0213113B2 (ja
Inventor
戸塚 学
高橋 健徳
吉川 文彦
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Kanagawa Prefecture
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Kanagawa Prefecture
Nihon Cement Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は岩石あるいはコンクリートなどのような脆性物
体の表面を下部にほとんど影響を与えずはつる工法に関
する。
従来化学工場、食品工場等のコンクリートの床あるいは
壁等、コンクリートの表面が損傷した場合、その部分を
はつって除いた後、再度コンクリートを打設して補修し
ているが現在このはつり作業は手作業で行なわれている
ため多大の手間を要している。
そこで本発明者らは手軽に行なえるはつり方法を求めて
研究した結果、例えば現在岩石あるいはコンクリートな
どのような脆性物体の破壊用に市販されている生石灰あ
るいはドロマイトのごとき水和消化の際に体積膨張を生
ずる物質を含んでなる破壊剤を用い、破壊剤を脆性物体
に充填するための孔を溝状とし、その溝の大きさ、間隔
及び破壊剤の充填方法を特定すれば目的を達成できると
の知見を得て本発明を完成するにいたった。
すなわち本発明はコンクリート構築物、岩石等の脆性物
体の表面をはつるにあたり、該物体の表面にはつる深さ
と略同じ深さの溝を略等間隔に多数形成し、その溝の1
つおきに膨張性物質を充填し、その膨張圧によってはつ
ることを要旨とするものである。
本発明に用いる膨張性物質としては、現在緩制破砕剤あ
るいは静的破砕剤として岩石あるいはコンクリートなど
の脆性物体の破壊用に市販されている日本セメント株式
会社製「カームマイト」(商品名以下同様)小野田セメ
ント株式会社製「プライスター」及び住友セメント株式
会社製「Sマイト」等のほが、生石灰又はドロマイトの
ごとき水和消化の際体積膨張を生ずる物質あるいは相変
化もしくはその他化学反応により膨張する物質を用いる
ことができる。
これら膨張性物質を充填する孔は図示の如く溝状とし、
その幅aを深さhの115以下にするのが好ましい。
溝の幅が深さの115以上になると膨張圧が溝の上部開
口部方向に逃げ、溝の側壁へ作用する膨張圧が小さくな
りはつりが良好に行われない。
また溝の深さははつる深さと同じにする必要がある。は
つる深さより浅い溝を設けるとはつられずに残る部分が
生じ、反対にはつる深さより深い溝を設けるとはつりす
ぎることになる。
この場合、溝の容積は、はつる対象物の強度によっても
異なるが、溝の両側に1接するはつり対象容積の和の1
/30〜1/100にするのが一応の目安となる。1/
100以下になると溝に充填される膨張性物質の量が少
なすぎ、得られる膨張圧力が小さいためはつることが墾
きない場合がある。
膨張性物質を充填する溝と、そうでない−とは必ずしも
同一サイズにする必要はないが、作業性の面゛からいえ
ば同一サイズにしたほうが作業性は上がる。
これらの溝を設けるにあたっては例え゛ばコンクリート
の圧縮強度210 K gf/ cm2程度の鉄筋コン
クリート表面をはつる場合において、膨張圧が200 
K gf/ cm2程度以上となる膨張性物質を使用す
るとき、溝の間隔すを深さhの2.5倍以下の間隔とし
、かつ各溝間を略等間隔とするのが好ましい。該間隔を
溝の深さの2.5倍以上にするとはつりが均一に行われ
ず、はつられずに残る部分が生じるとともに溝の深さよ
り深い箇所のはつるべきでない部分に亀裂が生じること
がある。しかし溝の間隔をその深さの2.5倍以下とし
、しかも略等間隔とすることによりはつり対象面を余す
ところなく、きれいにはつることができる。
溝に膨張性物質を充填する際には1つおきの溝に充填す
ることが必須の要件であり、全ての溝に充填すると両端
部ははつれるが中央部分ははつられずにそのまま残るこ
とがあるので避けねばならない。
本発明の方法によれば従来法に比し、手軽にしかもきれ
いにはつることができる。
以下本発明を実施例に基づいて説明する。
コンクリートの表面を深さ7.5cm、幅170CIl
11長、さ3300!Itはつるにあたり、幅4mm、
深さ7.5cm、長さ330cmの溝を12cm間隔で
設け、これらの溝の1つおきに市販の小野田セメント株
式会社製「プライスター」に水を加え混練してスラリー
状にしたものを流しこんだ。流しこんで24時間後には
つり面が盛りあがり、ハンマーで軽く叩くだけできれい
にはつることができた。
友I」L コンクリートの表面を深さ2Qcm、幅200 cm1
長さ200cmはつるにあたり、幅10IllII11
深さ2Qcm、長さ2000+11の溝を5Qcm間隔
で設け、これらの溝に1つおきに市販の小野田セメント
株式会社製「プライスター」に水を加えてスラリー状に
したものに流し込んだ。流しこんで24時間後にはつり
面が盛りあがり、ハンマーで軽く叩(たけてきれいには
つることができた。
比較例1 コンクリートの表面を深さ6CIl11幅1oocm。
長さ200 cmはつるにあたり、幅4111I111
深さ60I11長さ200011の溝を5cm間隔で設
け、これらの溝全部に市販の小野田セメント株式会社製
「プライスター」に水を加えてスラリー状としたものを
流し込んだ、ながし込んで24時間後には両端部のみは
はつれたが中央部分は全く変らずハンマーで軽く叩くだ
けではつることができず、この部分については従来と同
程度の手間をかけてやっとはつることができた。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の工法の施工状態の一例を示す部分縦断斜
視図である。 特許出願人 神   奈   川   系間   日本
セメント株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  コンクリート構築物、岩石等の脆性物体の表
    面をはつるにあたり、該物体の表面にはつる深さと略同
    じ深さの溝を略等間隔に多数形成し、その溝の1つおき
    に膨張性物質を充填し、その膨張圧によってはつること
    を特徴とする脆性物体のはつり工法。 ■ 膨張性物質を充填する溝の幅を深さの115以下と
    なす特許請求の範囲第(1)項記載の脆性物体のはつり
    工法。 ■ 溝間の間隔を該溝の深さの略2.5倍以下となし、
    かつ、その溝内に略200 Kgf/cm2以上の膨張
    圧を発現する膨張性物質を充填する特許請求の範囲第(
    1)項もしくは第■項記載の脆性物体のはつり工法。
JP2291283A 1983-02-16 1983-02-16 脆性物体のはつり工法 Granted JPS59150861A (ja)

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JPS59150861A true JPS59150861A (ja) 1984-08-29
JPH0213113B2 JPH0213113B2 (ja) 1990-04-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61186673A (ja) * 1985-02-13 1986-08-20 神奈川県 コンクリ−ト表面はつり工法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58146665A (ja) * 1982-02-22 1983-09-01 戸田建設株式会社 硬化コンクリ−トの剥離工法

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