JPS5915059B2 - パ−テイクルボ−ドの製造方法 - Google Patents
パ−テイクルボ−ドの製造方法Info
- Publication number
- JPS5915059B2 JPS5915059B2 JP54086440A JP8644079A JPS5915059B2 JP S5915059 B2 JPS5915059 B2 JP S5915059B2 JP 54086440 A JP54086440 A JP 54086440A JP 8644079 A JP8644079 A JP 8644079A JP S5915059 B2 JPS5915059 B2 JP S5915059B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particle board
- adhesive
- wood chips
- surfactant
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27N—MANUFACTURE BY DRY PROCESSES OF ARTICLES, WITH OR WITHOUT ORGANIC BINDING AGENTS, MADE FROM PARTICLES OR FIBRES CONSISTING OF WOOD OR OTHER LIGNOCELLULOSIC OR LIKE ORGANIC MATERIAL
- B27N3/00—Manufacture of substantially flat articles, e.g. boards, from particles or fibres
- B27N3/02—Manufacture of substantially flat articles, e.g. boards, from particles or fibres from particles
Landscapes
- Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はパーティクルボードのフォーミング適性を向上
させる為に尿素系樹脂接着剤に界面活性 ２剤を添加す
ることを特徴とするパーティクルボードの製造方法を提
供することを目的とする。
させる為に尿素系樹脂接着剤に界面活性 ２剤を添加す
ることを特徴とするパーティクルボードの製造方法を提
供することを目的とする。
従来尿素樹脂接着剤あるいは尿素メラミン共縮合樹脂接
着剤等を使用してパーティクルボードを製造する場合、
チップ含水率が増加した時、接着 ５剤添加量が増えた
時、あるいは接着剤のレジンコンテントを下げて、水の
添加量を増やしたい時等のようにチップ表面に水分が多
くある場合フォーミング工程において、フォーミングム
ラを生じ製品の表面性を悪くしたり、比重のバラツキを
大き ５くしたりしていた。特にフォーミングムラの大
きな製品の価値が下がり、従来大きな問題であつた。な
お上記の「製品の価値が下がり」とは、塩ビシートある
いはタップ含浸紙等を貼る場合フォーミングムラの大き
な製品は貼り上がり状態が悪くいわゆる「タグ」 「つ
やムラ」等の原因となり敬５ 遠されることを意味する
。而して「タグ」は紙、樹脂シートを貼着した時に基板
のパーティクルボードの表層チップが起き上がつて表面
にその起き上がつた状態が現れることの意である。本発
明は上記従来法の欠点を除去することに成０ 功したも
のである。
着剤等を使用してパーティクルボードを製造する場合、
チップ含水率が増加した時、接着 ５剤添加量が増えた
時、あるいは接着剤のレジンコンテントを下げて、水の
添加量を増やしたい時等のようにチップ表面に水分が多
くある場合フォーミング工程において、フォーミングム
ラを生じ製品の表面性を悪くしたり、比重のバラツキを
大き ５くしたりしていた。特にフォーミングムラの大
きな製品の価値が下がり、従来大きな問題であつた。な
お上記の「製品の価値が下がり」とは、塩ビシートある
いはタップ含浸紙等を貼る場合フォーミングムラの大き
な製品は貼り上がり状態が悪くいわゆる「タグ」 「つ
やムラ」等の原因となり敬５ 遠されることを意味する
。而して「タグ」は紙、樹脂シートを貼着した時に基板
のパーティクルボードの表層チップが起き上がつて表面
にその起き上がつた状態が現れることの意である。本発
明は上記従来法の欠点を除去することに成０ 功したも
のである。
本発明の方法は下記の如くである。
即ち界面活性剤を添加した尿素系樹脂接着剤をコーティ
ングした木材チップを、少なくとも表層にはこの木材チ
ップがくるようにしてマット状に積層し、熱圧５ する
ことを特徴とするパーティクルボードの製造方法を要旨
とするものである。以下本発明に付て更に詳細に説明す
る。
ングした木材チップを、少なくとも表層にはこの木材チ
ップがくるようにしてマット状に積層し、熱圧５ する
ことを特徴とするパーティクルボードの製造方法を要旨
とするものである。以下本発明に付て更に詳細に説明す
る。
表層用の接着剤に浸透効果の大きい界面活性剤を添加し
、これをチップにコーティングすること０ により特に
接着剤中の水がチップ内に浸透し、表面はさらさらした
状態となりフォーミング適性が非常に向上する。
、これをチップにコーティングすること０ により特に
接着剤中の水がチップ内に浸透し、表面はさらさらした
状態となりフォーミング適性が非常に向上する。
又界面活性剤の添加により接着剤とチップとの接触角が
小さくなり濡れやすくなり、コーティング状態が非常に
良くなり、製品の５ 強度が向上するという効果もあわ
せて持つている。上記記載に於てフォーミングとはマッ
ト状に積層することであり、接着剤とチップとの接触角
が小さくなるとは結局、界面活性剤の働きで表面張力が
小さくなることを言つている。従つてこれとｏ「濡れや
すい」ということは同じ意味です。本発明に於て使用す
る接着剤は尿素樹脂接着剤、尿素メラミン樹脂接着剤等
である。本発明に於ける木材チップの積層熱圧条件は次
の通りである。
小さくなり濡れやすくなり、コーティング状態が非常に
良くなり、製品の５ 強度が向上するという効果もあわ
せて持つている。上記記載に於てフォーミングとはマッ
ト状に積層することであり、接着剤とチップとの接触角
が小さくなるとは結局、界面活性剤の働きで表面張力が
小さくなることを言つている。従つてこれとｏ「濡れや
すい」ということは同じ意味です。本発明に於て使用す
る接着剤は尿素樹脂接着剤、尿素メラミン樹脂接着剤等
である。本発明に於ける木材チップの積層熱圧条件は次
の通りである。
５（１）温度 １５０〜１９０℃
（２）圧力 ２０〜３０に９／Ｃｄ
（３）時間 ５〜１０分
本発明に於て使用する界面活性剤の種類は以下の如きの
ものが挙げられる。
ものが挙げられる。
（１）高級脂肪酸アルカリ塩
アルキルスルホン酸塩
（２）高級アミン・・ロゲン酸塩
第四アンモニウム塩
（３）ポリエチレングリコールアルキルエーテルポリエ
チレングリコール脂肪酸エステル（４）アミノ酸 なお上記界面活性剤は二種混合されたものも使用できる
。
チレングリコール脂肪酸エステル（４）アミノ酸 なお上記界面活性剤は二種混合されたものも使用できる
。
而して本発明に於てパーテイクルの構造が単層構造であ
れば界面活性剤を添加した木材チツプは表層、内層をと
わず使用することになるだろうが、三層構造（一般には
表層には細かいチツプを、内層には粗いチツプを使用）
の場合は表層にくる木材チツプにのみ界面活性剤が添加
されていればよい。
れば界面活性剤を添加した木材チツプは表層、内層をと
わず使用することになるだろうが、三層構造（一般には
表層には細かいチツプを、内層には粗いチツプを使用）
の場合は表層にくる木材チツプにのみ界面活性剤が添加
されていればよい。
本発明を実施例をあげて説明する。
実施例：
尿素樹脂接着剤使用パーテイグボードにおいて表層用接
着剤に界面活性剤（中京油脂製スシゾール＃３００）を
表の通り添加しボードを製造した。
着剤に界面活性剤（中京油脂製スシゾール＃３００）を
表の通り添加しボードを製造した。
その結果表の通り、フオーミング適性は向上し、同時に
曲げ強度の向上も得られた。上表実施例に於てボードの
製造条件（熱圧条件）は次の通り。
曲げ強度の向上も得られた。上表実施例に於てボードの
製造条件（熱圧条件）は次の通り。
厚み １５〜
温度 １６０℃
圧力 ２６驚
時間 ６分
本発明は上記の構成要件に基づき、以下の効果を奏する
。
。
（１）接着剤中の水分が木材チツプ内に速かに浸透し、
木材チツプの表面がさらさらした状態となるためフオー
ミング適性が向上するうえ、接着剤が濡れやすくなるた
め、この発明によつて製造されたパーテイクルボードは
表面が平滑で、その表面に塗装したり、紙、樹脂シート
を接着したりする、いわゆる二次加工適性に優れている
。
木材チツプの表面がさらさらした状態となるためフオー
ミング適性が向上するうえ、接着剤が濡れやすくなるた
め、この発明によつて製造されたパーテイクルボードは
表面が平滑で、その表面に塗装したり、紙、樹脂シート
を接着したりする、いわゆる二次加工適性に優れている
。
（２）曲げ強度の若干の向上がある。
Claims (1)
- １ 界面活性剤を添加した尿素系樹脂接着剤をコーティ
ングした木材チップを、少なくとも表層にはこの木材チ
ップがくるようにしてマット状に積層し、熱圧すること
を特徴とするパーティクルボードの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54086440A JPS5915059B2 (ja) | 1979-07-10 | 1979-07-10 | パ−テイクルボ−ドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54086440A JPS5915059B2 (ja) | 1979-07-10 | 1979-07-10 | パ−テイクルボ−ドの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5611239A JPS5611239A (en) | 1981-02-04 |
| JPS5915059B2 true JPS5915059B2 (ja) | 1984-04-07 |
Family
ID=13886969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54086440A Expired JPS5915059B2 (ja) | 1979-07-10 | 1979-07-10 | パ−テイクルボ−ドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915059B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57159637A (en) * | 1981-03-30 | 1982-10-01 | Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd | Manufacture of three-layer particle board |
| JPS58187189U (ja) * | 1982-06-08 | 1983-12-12 | 三洋電機株式会社 | 基板固定用ラツク |
| JPS60198206A (ja) * | 1984-03-22 | 1985-10-07 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 木質人造板材の製造方法 |
| DE3750087T2 (de) * | 1986-07-09 | 1994-11-10 | Yamaha Corp | Dekorblatt, sowie verfahren zur herstellung desselben. |
| DE10154141A1 (de) * | 2001-11-03 | 2003-05-22 | Fraunhofer Ges Forschung | Verfahren zur Herstellung lignocellulosehaltiger Formkörper |
| US11683106B2 (en) | 2019-03-13 | 2023-06-20 | Apple Inc. | Dynamic antenna selection and beam steering |
-
1979
- 1979-07-10 JP JP54086440A patent/JPS5915059B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5611239A (en) | 1981-02-04 |
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