JPS59146648A - 超音波探触子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は超音波を利用して口腔内、特に歯と歯周の形状
、及び断層像を描出し、診断に役立つ情報を得る超音波
探触子に関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来より口腔内、特に歯と歯周を対象とする超音波診断
装置は少なく、今まで報告されている例としては、本出
願人が提案している、第１図に示すような超音波探触子
を有するものがある。第１図において、超音波探触子は
超音波振動子１を内蔵し、音響窓であるメインプレイン
２を有する・・ウジング部３と、超音波振動子１を機械
的に往復振動させる駆動器４、及びこれらを結合する結
合軸５と支持筐体６よりなり、・・ウジング部３内には
水などからなる音響伝播媒体７が充填されている。超音
波探触子は被検体である歯８、或いは歯周部９に音響窓
側か当てられる。この状態で、ここでは図示していない
送受信系によって、超音波信号を被検体に送受波し、こ
れを表示器を用いて歯８の形状や歯周部９の断層像を表
示するものである。この場合、歯８の唇側又は舌側を同
時に診断することはできず、２度にわたってそれぞれの
側から接触させて診断する必要がある。このとき、超音
波振動７ｒ１の走査方向は両側で異なることの他に、超
音波断層像のｍ１面が両側で一致しないため（で、歯の
全体像を得ることや、疾患部の同定を行うことは非常に
困難になる。

発明の目的 本発明・は、以ｊ二のよりな従来の問題点を解決するた
めになされたもので、歯と歯周の両側面の断層、像を得
る際に、２つの断層像の表示方向を一致させ、かつ、２
ろの断層像の相対位置を明確にし、歯と歯周の疾患部の
同定を容易にすることのできる超音波振動子を提供する
ことを目的とする。

発明の構成 との目的を達成するために本発明は、歯と歯周の両側、
即ち唇゛側と舌側にそれぞれ超音波探触子を設置し、こ
れを同じ駆動器によって駆動し、超音波探触子をとりは
ずすことなく対向する２方向からの超音波′断層像を得
るものである。

実施例の説明 以下に本発明の実施例を図面を用いて説明する。

第２図及び第３図は本発明の超音波探触子の一実施例を
示す側面図及び断面図である。超音波探触子は超音波振
動子１−，１．１−２と超音波振動子１−１’、　１−
２を内包するハウジング部３と結合軸５゛からなる。）
・ウジング部３には流動体から、なる音響伝播媒体了が
充填され、被検体である歯８と歯周部９に接す不側はゴ
ｌ、やポリスチレンなどの合成樹脂からなる柔軟なメイ
ンプレイン２が音響窓と°して設けられている。〜この
メインプレイン２は中央部が凹型をしているため、歯８
の舌側と唇側の両側に同時に接することができる。・・
ウジング部３の被検体に接する側と対向する両側面には
アクリル樹脂せたは金属板、ガラスなどの剛体よりなシ
、超音波を反射する反射鏡１０−１゜１０−２が設けら
れている。超音波振動子１　＝１゜１−２は結合軸５を
通して、駆動器４に機械的に結合されている。、駆動器
４はノ・ウジン久部３内での超音波振動子１−１．１−
２の走査を、第２図中の矢印１１方向の主扇形走査と第
３図中の矢印１２方向の副扇形走査が可能な複合走査機
構を有している。超音波振動子１−１．１−２は、この
複合走査と同時に、図示していない送受信器に電気的に
結合されでおり、送信器からの電気信号を超音波信号１
３−１．１３−２に変換し、被検体内に送出すると共に
、被検体内からの反射信号を受信して、ここでは図示し
ていない表示器に超音波断層像として表示する。

以上のような超音波探触子を使用して、歯の両側の超音
波断層像を得るだめには、１ず、歯８の両側に超音波探
触子のノ・ウジング部３を接触させ、メインプレイン２
で歯８の両側を包みこむようにする。次に、超音波振動
子１−１．１−２を異なる送受信器で駆動し、超音波信
号１３−１．１３−２を発射する。超音波信号１３−１
．１３−２は音響伝播媒体Ｙ内を伝播して反射鏡１０−
１及び１０−２で反射され、メインプレイン２を介して
被検体である歯８又は歯周９に両側より入射する。歯８
内又は歯周部って反射した超音波−１入射経路と同じ経
路を戻って再び超音波振動子１−１．１−２で受信され
る。これらの超音波振動子１−１゜１−２を、超音波探
触子を固定したま寸、駆動器４を介して複合扇形に走査
しつつ、先の超音波の送受信を行うことによって、歯８
の両側の断層像を同時に得ることができる。なお、超音
波振動子１−１．１−２は同時に扇形に走査されるため
、扇形状の断層像が得られる。１だ、超音波振動子１−
１と１−２のなす角は固定でもよいが、結合軸５の回り
で回転させて調整してもよい。

ここでは２ケの超音波振動子１−１．１−２を同時に送
受信した例について説明したが、これは特に同時である
ことは必要なく、例えば送受信器を一つにし、同時に移
動する超音波振動子の一方でまず一走査を行なって一枚
の断層像を得、これを画像メモリに蓄積し、次にもう一
方の超音波振動子で送受信して反対側の断層像を得るよ
うにしても良い。この場合も、超音波探触子の位置は固
定された寸まであり、それぞれの断層像、を得るに要す
る時間は極めて短時間であり相互の位置関係は明らかで
ある。

更に、各超音波振動子の送受信を一送受信ごとに切替え
、同時に断層像を得ることもできる。いずれの場合も超
音波振動子の超音波の発射方向は第１図の機械走査式装
置と同様に位置検出器によって検出され、断層像の描出
に用いられる。

更に本実施例では２ケの超音波振動子を配置しているが
、これは１ケでもよい。この場合、まず超音波振動子を
１−１側に設置し、この状態で断層像を得る。次に超音
波振動子を１−２側に移動し、同様の走査で断層像を得
る。この場合、２ケの超音波振動子を用いた場合と同じ
効果がある上に、超音波探触子を安価にすることができ
る。

発明の詳細 な説明したように本発明は、超音波を１対の対向配置さ
れた反射鏡で反射し、反射鏡の間に配置される被検体を
走査するものであるため、探触子本体を何等移動させる
ことなく、歯及び歯周の唇側と舌側の両側から断層像を
短期間に簡単に得られ、その相対位置が明確であυ′、
従って、疾患部の場所の同定が容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本出願人が提案している口腔内用の超音波探触
子の断面図、第２図は本発明の超音波探触子の一実施例
を示す側面図、輌３図は同実施例の正面断面図である。 １．１−１．１−２・・・・・超音波振動子、２・・・
・・・メインプレイン、３・・・・・・ハウジング部、
４・・・・・駆動器、６・・・・・・結合軸、７・・・
・・・音響伝播媒体、８・・・・・歯、９・・・・・・
歯周、１０−１．１０−２・・・・・・反射鏡。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名手続
補正書 １事件の表示 昭（“１１５８年情許願第２０６９８　　号２発明の名
称 超音波探触子 ３補正をする者 η川との関係　　　　　　特　　　許　　　出　　　願
　　　人任　所　　大阪府門真山大字門真］、　００６
番地名　称　（５８２）松ド電器産業株式会社代表　茜
　　　　　　　山　　　　下　　　　俊　　　　彦４代
理人　〒５７１ 住　所　　大阪府門真市大字門真１００６番地松下電器
産業株式会社内 ５補正の対象 明ＴＶ＋ｌｌＩ書の特♂「晶」くの範囲の欄２、特許請
求の範囲 （１）超音波を送受信する超音波振動子と、内１丁記超
音波が伝播する音響伝播媒体と、前計１超音波紮反射す
る対向配置された１対の反射鏡と、前記反射鏡で反射さ
′ｉまた前記超音波を透過する音響窓と乞・有するハウ
ジング部、および前記超音波振動子化往懐振動させる駆
動器と牙備え、前記ハウジング部の前記１対の反射鏡の
間に５被検体？挿入でへる四部と設（・−）でなる超音
波探触子。 （２）超音波振動子が、同時にル査される１対ＣＤ超音
波振動子部からなり、前記谷超音波振ｈＪ　ｔ　Ｂｌ！
　Ｉ−１超音彼が６反、射鏡にぞ才１ぞれ放身寸７＼才
り、　７．）　Ｊ、うに１：１己置さｒしてなる特許請
求の範囲第１項記献の超音波探触子。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）超音波を送受信する超音波振動子と、前記超音波
   を伝搬する音響結合材と、前記超音波を反射する対向配
   置された１対の反射鏡と、前記反射鏡で反射された前記
   超音波を透過する音響窓とを有するハウジング部、およ
   び前記超音波振動子を往復振動させる駆動器とを備え、
   前記ハウジング部の前記１対の反射鏡の間に、被検体を
   ＩＩＰ人できる凹部を設けてなる超音波探触子。
2. （２）超音波振動子が、同時に走査される１対の超音波
   振動子部からなり、前記各超音波振動子部は超音波が各
   反射鏡にそれぞれ放射されるように配置されてなる特許
   請求の範囲第１項記載の超音波探触子。