JPS59144297A - 電気音響変換器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は防水処理を施したヘッドホン、スピーカ等の電
気音響変換器に関する。

背景技術とその問題点 従来よシ、振動板等が配されたケース内に水が侵入する
の？防ぐようＫした防水型ヘッドホンが知られている。

従来の防水型ヘッドホンは、ケースの放音孔部分に、単
に防水布會張夛付けただけであるため、防水能力はその
防水布の耐水レベルによって決められていた。防水布と
しては、フッ耐水レベル金高くすれば、目が詰って放音
特性が劣化し、音質？悪くすることになる。そこで従来
は、放音特性と防水能力との兼合い？考慮して、耐水レ
ベルが例えば２０　ｃｘ　（水深２０！の水圧に耐える
こと）の防水布が用いられている。従って、その場合の
防水能力としては、耐水レベル２０ｃｍ以上の能力を得
ることはできないことになる。

発明の目的 本発明は防水布の耐水レベル以上の防水能力全実質的に
有する斯種防水型電気音響変換器全提供するものである
。

発明の概要 電気音響変換のための構造体が収納されているケースの
放音孔、通気孔等のような開孔が形成された部分に防水
布全接着すると共にこの防水布の外側に金網、スクリー
ン等の多孔性部材を配して、この多孔性部材と上記防水
布との間に窒気室會形成したこと全特徴とするものであ
る。

これによって、音質を悪化させることなく、防水能力會
、使用される防水布の耐水レベル以上の能力とすること
ができる。

実施例 第１図は本発明全ヘッドホンに適用した場合の実施例金
示す。

このヘッドホン拡内側ケース（１）と外側ケース（２）
とから成る。内側ケース（１）には、前面に複数の放音
孔（３）が設けられると共に、側面（１ａ）に複数のス
リット状の通気孔（４）が形成され、さらに下部に開口
（１ｂ）が設けられている。またこの内側ケース（１）
の内部の収納室（５）には、振動板（６）、ボイスコイ
ル（７）、ヨーク（８）、プレート（９）及びマグネッ
ト（１０）等の電気音響変換部が収納されている。ヨー
ク（８）には通気孔圓が設けられると共に、その下面に
不織布等から成るレジスタＵが接着されている。外側ケ
ース（２）には、前面に開口（２ａ）が形成されると共
に、側面（２ｂ）にスリット状の通気孔α坤が設けられ
、さらに下部に開口（２Ｃ）が設けられている。また、
内側ケース（１）の上記側面（１ａ）と外側ケース（２
）の上記側面（２ｂ）との間は隙間が形成されて空気室
（１４）と成されている。そして側面（１ａ）の外側に
は通気性全有する防水布（１５１が接着され、側面（２
ｂ）の内側にはスクリーン（ＬＱが接着されている。ま
た上記開口（２ａ）には金網住ηが嵌め込まれ、この金
網←ηと放音孔（３）が設けられた部分とに隙間が形成
されて空気室時と成されている。金網側の内側には通気
性會有するスクリーン（１匂が接着され、放音孔（３）
が設けられた部分には防水布（２０）が接着されている
。

外側ケース（２）の下部開口（２Ｃ）には、ホルダ部材
（２Ｉ）が嵌め込まれ、このホルダ部材ＣＩ！１１　Ｋ
　ｔｒｉブツシュ（２りが挿し込まれている。そしてこ
れらのホルダ部材（２１）及びブツシュ（２功にはコー
ド（ハ）が挿通されておシ、このコード（ハ）の先端か
ら導出された芯線（２４）　（２５１が、ヨーク（８）
の下面に設けられた端子板（２６１Ｋ接続されている。

次に上記構成による作用効果について説明する。

ヘッドホンが正常な状態に置かれていれば、収納室（５
）及び空気室（１８［４１内の気圧は１気圧で外部と釣
Ｊ）合っている。次にこのヘッドホンを水中に、ある深
さで沈めると、空気室時に金網（Ｉ７）及びスクリーン
ａＳＶ通じて水が侵入し、突気室Ｉに通気孔（１３）及
びスクリーン（ｌｅ　’ｔ−ａじて水が侵入する。突気
室（ＩＩＩＪ　（１４）に水が侵入すると、それまで全
気室（１ｇ）　（１４）　ＶＣあった空気が防水布ｗｔ
ｔ５１全通じて収納室（５）の中に押し出され、このた
めこの収納室（５）内の空気が圧縮されて気圧が高くな
る。この気圧の上昇分はヘッドホンの沈められた水深、
即ち水圧に応じた大きさとなシ、これによって収納室（
５）の気圧と外部の水圧とがバランスする。

収納室（５）内の気圧が高くなったことによシ、防水布
（２０）（１！１９はその耐水レベル以上の防水能力を
持つことになる。従って、空気室α樽αａの容積全設計
して置けば、例えは耐水レベル２０ｃｍの防水布し０）
α５）全使用した場合でも、例えに耐水レベル１ｍ以上
の防水能力を音質全悪化させることなく得ることができ
る。尚、金網（１７）及び通気孔（１：１の面積が充分
小さいので、空気室ＨＣ１４）　Ｋ、水が侵入するとき
、空気が金網ａη及び通気孔（１３）から外部に押し出
されることはなく、空気は収納室（５）の中に押し出さ
れる。

また水中に沈められたヘッドホンをゆっくりと引き上げ
ると、水圧が徐々に下るので、収納室（５）内の空気も
徐々に空気室（１８）　Ｃ１４）内に押し戻される０こ
のため空気室（１８１（１４１内の水は、金網（１７）
及び通気孔開から外部に排出され、ヘッドホンが水から
完全に引き上けられたときは、理論的には空気室賭Ｉ内
の水は全部排出されている。

第２図は本発明？スピーカに適用した場合の実施例を示
す。

図において、スピーカ（至）はパンフル板Ｇυに取付ケ
ラしている。バッフル板０υの開口（３１ａ）　ＫＨ１
金網（３シ、スクリーン（至）、多数の仕切部材（ロ）
、防水布（至）及びガード部材（至）等が図示のように
設けられている。上記仕切部材０４）はスクリーン４３
３１と防水布Ｇ５１との間に例えは７ノーニカム構造を
以って設けられ、これによって多数の空気室ｔ３７）が
形成されている。

上記構成によれは、開口面積の大きなスピーカであって
も、各空気室Ｇ７）の開口面積全充分小さくして置くこ
とによって、第１図の場合の全気室ａ８α荀と同等の作
用によシ、防水能力會防水布Ｃ３５１の耐水レベル以上
にすることができる。

発明の効果 音質を悪化させることなく、防水能力を使用される防水
布の耐水レベル以上の能力とすることができる。また水
中に沈めた場合、ケース内の気圧は常に水圧と等しくバ
ランスするので、水中から引き上げたときは、空気室内
の水を殆んど排出させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明上ヘッドホンに適用した場合の実施例を
示す側面断面図、第２図は本発明上スピーカに適用した
場合の実施例金示す側面断面図である。 なお図面に用いられている符号において、（１）・・・
・・・・・・・・・内ａケース（３）・・・・・・・・
・・・・放音孔（４）・・・・・・・・・・・・通気孔
（５）・・・・・・・・・・・・収納室（６）・・・・
・・・・・・・・振動板（７）・・・・・・・・川・ボ
イスコイル＋８）・・・・・・・・・・・・ヨーク（９
）・・・・・・・・・・・・プレート（１０）・・・・
・・・・・・・・マグネット＜ｔａＳ・・・・・・・・
・空気室 （ｔ５１ｔ２ｔｊ＋・・・・・・・・・防水布αＱ・・
・・・・・・・・・・スクリ−７（１７）・・・・・・
・・・・・・金網である。 代理人　上屋　勝 〃　　常包芳男 〃　　杉浦俊黄

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電気音響変換のための構造体が収納されているケースの
   開孔部分に防水布全接着すると共にこの防水布の外側に
   多孔性部材を配して、この多孔性部材と上記防水布との
   間に空気室全形成したこと全特徴とする電気音響変換器
   。