JPS59139840A - 車両用の三相発電機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車両用の三相発電機であって、励磁巻線を保
持し車両機関によって駆動可能な回転子を有しており、
回転子の回転子軸が一方の軸端部で以って金属製の支承
壁がら突出しており、三相電流・巻線を保持し回転子に
よって誘導される固定子が前記支承壁に結合された管状
のケーシングの孔内に差しはめられており、少なくとも
６つのプラスダイオード及び６つのマイナスダイオード
を備えた三相・全波整流装置が設けられており、絶縁材
料から成り調整装置を保持しかつ回転子軸線に対して横
方向に延びる配線板が、絶縁材料内に埋込まれてノラス
ダ（６） イオード及びマイナスダイオードを互いにかつ巻線部分
に接続するために役立つ導体片を有している形式のもの
に関する。

前記形式の発電機は大部分が爪形磁極・回転子で以って
構成され、爪形磁極・回転子が回転子軸の両端部でアル
ミニウムダイカスト金属から製造された支承壁内に支承
されており、これらの支承壁が開いた端面に形成された
嵌合部で以って固定子薄板ユニットを軸線方向にわずか
に被っていてかつ、回転子軸に対して平行に延びる複数
の緊定ねじを用いて所要スペースをわずかにしか必要と
しない構成ユニットに結合されている。このような構成
においてはスリップリング支承部が配線板に機械的に結
合されかつ固定子接続が駆動側の支承壁を取付ける前に
行われねばならない。調整装置は発電機をねじ結合した
後に組み込まれる。

本発明の目的は前記形式の三相発電機を安価であると同
時に容易に組み立てられるように構成することである。

（４） この目的を達成するために本発明の構成では、配線板が
ブラシ案内、調整装置受容部及びスリップリング側の支
持座を形成する支承壁に一体に結合されており、この支
承壁が金属性の支承壁とは逆の自由端面に形成された嵌
合部内に差しはめられていてかつ、回転子軸線に対し″
Ｃ横方向に延びる外側の端面にセクタ状の２つの冷却薄
板を保持しており、これらの冷却薄板にはそれぞれ同極
性の６つのダイオ−Ｖが取付けられているようにした。

次に図面を用いて本発明の実施例を具体的に説明する。

図示の三相発電機は自動車の運転のために規定されてい
て、車両機関によって駆動可能な爪形磁極回転子１を有
している。爪形磁極回転子１の回転子軸２には、押込み
変形によって形成された爪で以って互いにかみ合わされ
た２つの爪付きプレート３，４及び、この爪付きプレー
ト間に配置され軟鉄から成る管状の鉄心５が取付けられ
ており、鉄心には励磁巻線６が巻付けられており、この
励磁巻線は爪付きプレートを爪形磁極回転子１は両方の
軸端部で２つの玉軸受７，８内に回転可能に受容されて
おり、一方の玉軸受７は支承壁９内に取付けられており
、支承壁はアルミニウムからダイカスト法で円筒形のケ
ーシング１０と一体に成形されかつ全周にわたって分配
された一連の通気孔１１を有している。回転子軸２の支
承壁９から突出する軸端部１２は、〜ベルトを介して自
動車の機関によって駆動可能なベルト車（図示せず）及
び送風装置（同じく図示せず）を取付けるために規定さ
れており、送風装置は発電機が回転している場合に冷却
空気を発電機の送風装置とは逆の側から吸込み、軸線方
向に発電機を通して搬送する。

ケーシング１０の爪形磁極回転子１の軸線に対して同心
的な孔１３内には、打抜かれた積層板から成るリング状
の固定子薄板ユニット１４が収縮ばめ及び（又は）プレ
スばめされている。

固定子薄板ユニット１４は６つの位相巻線（図示せず）
を保持しており、これらの位相巻線は互いにそれぞれ１
２０°電気的にずらされ固定子薄板ユニット１４の周囲
にわたって均一に分配されていて爪形磁極回転子１の磁
場によって誘導される。固定子巻線の巻線端部は符号１
７で示しである。

安価な構成及び組み立ての容易な配置形式を得るため並
びに組み立てようとする部分の数を少なくするために、
駆動側と逆の側に受承壁２０が設けられており、支承壁
はほぼ６０％〜６０％のガラス繊維の混合されたポリア
ミドから一体にプレス成形されていて、わずかに切削後
加工され、ケーシング１０の自由端面に旋削された嵌合
部２１内に遊びのないようにはめ込まれかつ軸線平行な
複数のねじ２２を用いてケーシングに緊定される。

プラスチックから成る支承壁２０は中央にボス部分２３
を有しており、ボス部分は駆動側とは逆の側の玉軸受８
を受容し、管状の付加部２４（７） 内−・続いており、管状の付加部は爪形磁極回転子１の
スリップリング２５及び２６を防塵部材として被ってい
る。両方のスリップリングは励磁巻線６の巻線端部に接
続されていて、励磁巻線６を流れる励磁電流の導入及び
導出のために役立ち、励磁電流は互いに平行なかつ半径
方向でスリップリングに向けられた２つのブラシ２Ｉ、
２８を介して導かれる。ブラシはブラシ保持体２９内に
案内されており、ブラシ保持体は半径方向及び軸線方向
に延びる付加部として管状の付加部２４に一体成形され
ている。

プラスチックから成る支承壁２０は、発電機のトランジ
スタのような金属ケーシング３１内に取付けられた電子
式の電圧調整装置のための固定面３０を形成している。

支承壁２０はさらにリングセクタ状の両方の冷却薄板３
３．３４のための複数の支持面を形成しており、冷却薄
板はそれぞれ３つのプラスダイオード３５若しくはマイ
ナスダイオード３６を保持している（第２図）。第１図
から明らかなように、冷却薄（８） 板３３及び３４は駆動側の支承壁９に向かって折曲げら
れた縁部区分３７で以って、半径方向に延びる全体で７
つのウェブ４０〜４６間にそれぞれ形成された切欠き３
８内に係合していて、発電機の送風装置（図示せず）に
よって吸込まれた冷却空気を冷却薄板の折曲げられた縁
部区分３７に沿って密接に流過させるように強制し、そ
こで発電機の負荷に際してプラスダイオ−１３５及びマ
イナスダイオードから発生する損失熱を奪う。

冷却薄板の固定支持箇所４８には固定ねじ４９が差込ま
れている。固定支持箇所は、同時に自動車の運転のため
に必要な蓄電兼始動バッテリイ（図示せず）のプラス極
のだめの接続端子１６＋とじて用いられる。蓄電兼始動
バッテリイは発電機によって充電されるものである。支
承壁２００縁部区分には形成された接続箇所３９が設け
られており、この接続箇所には三相電流巻線の絶縁され
た巻線端部Ｕ、Ｖ、Ｗが差込まれ、溶着されかつＥＴの
場合には外から電線端部スリーブを用いてろう付けされ
る。これによって従来困難であった固定子接続が著しく
簡単になり、その結果固定子接続が原理的に溶接によっ
ても行われ得る。

プラスチックから成る支承壁２０には接続導線５０が埋
込まれており、この接続導線を介してプラスダイオード
３５及びマイナスダイオード３６が冷却薄板３３．３４
を支承壁２０に組み込んだ後に三相電流巻線１５の巻線
端部１７に電気的接続される。

端面図、第３図は第１図６発電機の冷却薄板を取除いた
状態で示す端面図である。

１・・・爪形磁極回転子、２・・・回転子軸、３及び４
・・・爪付きプレート、５・・・鉄心、６・・・励磁巻
線、７及び８・・・玉軸受、９・・・支承壁、１０・・
・ケ−線、１７・・・巻線端部、２０・・・支承壁、２
１・・・嵌合部、２２・・・ねじ、２３・・・ボス部分
、２４・・・付加部、２５及び２６・・・スリップリン
グ、２７及び２８　・ブラシ、２９・・・ブラシ保持体
、３０・・・緊定面、３１・・・金属ケーシング、３３
及び３４・・・冷却薄板、３５・・・プラスダイオード
、３６・・マイナスダイオード、３７・・・縁部区分、
３８・・・切欠き、３９・・・接続箇所、４０，４１，
４２゜４３．４４．４５及び４６・・・ウェブ、４８・
・・固定支持箇所、４９・・・固定ねじ、５０・・・接
続導線（１１） Ｉ６１ ＩＧ　２ ＩＧ　３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　車両用の三相発電機であって、励磁巻線を保持し
   車両機関によって駆動可能な回転子を有しており、回転
   子の回転子軸が一方の軸端部で以って金属製の支承壁か
   ら突出しており、三相電流・巻線を保持し回転子によっ
   て誘導される固定子が前記支承壁に結合された管状のケ
   ーシングの孔内に差しはめられており、少なくとも６つ
   のプラスダイオード及び６つのマイナスダイオードを備
   えた三相・全波整流装置が設けられており、絶縁材料か
   ら成り調整装置を保持しかつ回転子軸線に対して横方向
   に延びる配線板が、絶縁材料内に埋込まれてプラスダイ
   オード及びマイナスダイオードを互いにかつ巻線部分に
   接続するために役立つ導体片を有している形式のものに
   おいて、配線板がブラシ案内、調整装置受容部及びスリ
   ップリング側の支持座を形成する支承壁（２０）に一体
   に結合されており、との支承壁が金属性の支承壁（９）
   とは逆の自由端面に形成された嵌合部（２１）内に差し
   はめられていてかつ、回転子軸線に対して横方向に延び
   る外側の端面にセクタ状の２つの冷却薄板を保持してお
   り、これらの冷却薄板にはそれぞれ同極性の６つのダイ
   オードが取付けられていることを特徴とする、車両用の
   三相発電機。 ２、絶縁材料から成る縁部の近くに複数の空気通過開口
   を有しており、この空気通過間１］に冷却薄板（３３，
   ３４）が少なくとも部分的に係合している特許請求の範
   囲第１項記載の三相発電機。 ６、　駆動側の支承壁（９）に結合されたケーシング（
   １０）が、絶縁材料から成る支承壁（２０）を保持する
   自由端部で以ってスリップリング（２５，２６）の区分
   に達している特許請求の範囲第１項若しくは第２項記載
   の三相発電機。 ４．絶縁材料から成る支承壁（２０）の縁部分に少なく
   とも６つの接続箇所が形成されており、これらの接続箇
   所が前記支承壁（２０）の外面から突出していてそれぞ
   れ三相電流巻線の巻線端部（１７）を受容している特許
   請求の範囲第６項記載の三相発電機。