JPS591382Y2 - スペ−サダンパ - Google Patents

スペ−サダンパ

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Publication number
JPS591382Y2
JPS591382Y2 JP15415480U JP15415480U JPS591382Y2 JP S591382 Y2 JPS591382 Y2 JP S591382Y2 JP 15415480 U JP15415480 U JP 15415480U JP 15415480 U JP15415480 U JP 15415480U JP S591382 Y2 JPS591382 Y2 JP S591382Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
elastic body
wire gripping
spacer
shaped
Prior art date
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Expired
Application number
JP15415480U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5778222U (ja
Inventor
充男 井上
Original Assignee
旭電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭電機株式会社 filed Critical 旭電機株式会社
Priority to JP15415480U priority Critical patent/JPS591382Y2/ja
Publication of JPS5778222U publication Critical patent/JPS5778222U/ja
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Publication of JPS591382Y2 publication Critical patent/JPS591382Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はスペーサダンパに関するものである。
スペーサはこのスペーサを電線に取付けるための電線把
持部すなわちクランプと電線の間隔を保つ間隔体すなわ
ち把持部間の連結体とを備えるのが一般的構成であって
、電線把持部と連結体とが一体のものもあるが、別体に
構成されて、これらを接続する種々の構造が提案され公
知である。
電線把持部と連結体とが弾性体を介して接続されている
ものは電線把持部と連結体との相対運動によって、弾性
体が弾性的変形を繰返し、振動のエネルギーを吸収しう
るので、スペーサが電線の間隔保持作用の他に振動防止
作用をも兼ね行なうので、このようなスペーサがスペー
サダンパとして多く知られている。
この考案は上記のようなスペーサダンパの改良を企図す
るもので、構造が簡単で防振性能にすぐれ、製作、組立
が容易なスペーサダンパを提供することを目的としてい
る。
この目的を遠戚するため、この考案は電線把持部と連結
体とを弾性体を介して接続しているスペーサにおいて、
電線把持部は両側に凹部を持った接続端部を具え、この
接続端部を連結体に形成した箱状接続部内に挿入し、接
続端部と箱状接続部壁との間に弾性体を介在させ、弾性
体は孔を有する中空構造体であって接続端部の凹部と係
合しており、連結体の箱状接続部は2つ側構造で、その
半部を両端に具えた棒状体を組合わせることによって連
結体を形成することを特徴とするスペーサダンパを提供
している。
以下に、図示する実施例に関してこの考案を説明する。
図は4導体用の実施例を示し、第1図に示すように、4
個の電線把持部1は管間等構造であり一端に電線Wをク
ランプ本体2と抑え体3との間を挾んで把持する電線把
持端を有し、クランプ本体2と抑え体3とは公知のよう
にボルト・ナツト(図示せず)等で締付けて電線Wを把
持する。
クランプ本体2は電線把持端と反対端に連結体との接続
端部4を具え、この接続端部は両側に対称な凹部5,5
を有する形状を持ち、後述するように連結体10の箱状
接続部11内に収容される。
すなわち、第1図の一部に箱状接続部を破断して示して
いるように、凹部5,5は筒状の弾性体6,6と係合し
、弾性体6,6は第3A図に示すように、軸方向に延長
した孔7を有する中空構造体である。
第1及び2図には第3A図に示すような円筒状の弾性体
6を示しているが、弾性体は後述するように円筒状に限
るものではない。
また弾性体の個数も2個に限るものではない。
弾性体6は接続端部の凹部5に係合して接続端部4と連
結体10に形成された箱状接続部11の壁との間に挾ま
れて位置している。
連結体10は第1図に示すように、箱状接続部11の半
部12を両端に有する棒状体13を4本(4導体スペー
サでは)組合わせて形成され、組合せは、第2図にも示
すように、接続部11の半部12に設けたボス部14.
14に通したボルト15及びナツト16で両半部12,
12を締付けることによって行われる。
このように、連結体は同形同大の棒状体を4導体の場合
は4個、3導体なら3個すなわち導体数と同数組せて形
成しうる。
このようにして連結体には導体数と同数の箱状接続部が
形成される。
箱状接続部内に用いられる弾性体6は第3A図に示すよ
うに、軸孔7を有する中空の円筒体に限るものではなく
、第3B図に示すように楕円柱に2本の孔7,7′を設
けた形状6′でも、よく、第3C図に示すように楕円体
に孔をあけた形状6″又は図示しないが球状でもよく、
種々の形状のものを用いうる。
そしてその数と大きさとを任意に選定すゞ、 ることJこよって、弾性特性の任意に異る弾性体6を形
成しうる。
この考案は、以上のように構成されているので、連結体
によって、電線W間の間隔を保持するスペーサとして作
用する他に、電線が風等によって振動する際、連結体は
重錘のように作用し、電線把持部1と連結体10とが相
対運動し、弾性体が変形して、よく振動のエネルギーを
吸収するので、電線の振動を防ぐダンパとしても作用す
る。
この考案によれば、連結体が同形同大の部材(棒状体)
を組合せることによって構成されるので、製作、組立が
容易であり、安価である。
また弾性体は筒状であると長いものを同一長さに切って
使用でき大きさ形状によりあるいは孔の径、数及び配置
を変え、あるいは中空部の形状を変えることにより、そ
の弾性従って振動吸収特性を容易に変えることができる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のスペーサダンパの1実施例の一部を
破断して示した電線延長方向に見た正面図、第2図は第
1図の矢印II前方向見て一部を破断して示した部分側
面図、第3Aないし3C図は弾性体の3種の実施例をそ
れぞれ示す拡大斜視図である。 1・・・・・・電線把持部、2・・・・・・クランプ本
体、3・・・・・・抑え体、4・・・・・・接続端部、
5・・・・・・凹部、6・・・・・・弾性体、7・・・
・・・孔、10・・・・・・連結体、11・・・・・・
箱状接続部、12・・・・・・箱状接続部半部、13・
・・・・・棒状体、14・・・・・・ボス部、15・・
・・・・ボルト、16・・・・・・ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電線把持部と連結体との接続が弾性体を介して行われて
    いるスペーサダンパにおいて、前記電線把持部はその電
    線把持端と反対端に、外側に対称な凹部を有して前記連
    結体の箱状接続部内に収容される接続端部を具え、前記
    箱状接続部はこの接続部の半部を両端に有する複数の棒
    状体を組合せてなり、前記弾性体は中空部を有する複数
    個の弾性体で前記箱状接続部内で前記接続端部の凹部に
    係合して接続端部を挾んで位置していることを特徴とす
    るスペーサダンパ。
JP15415480U 1980-10-30 1980-10-30 スペ−サダンパ Expired JPS591382Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15415480U JPS591382Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30 スペ−サダンパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15415480U JPS591382Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30 スペ−サダンパ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5778222U JPS5778222U (ja) 1982-05-14
JPS591382Y2 true JPS591382Y2 (ja) 1984-01-14

Family

ID=29513386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15415480U Expired JPS591382Y2 (ja) 1980-10-30 1980-10-30 スペ−サダンパ

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JP (1) JPS591382Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5855303B1 (ja) * 2015-04-06 2016-02-09 古河電工パワーシステムズ株式会社 スペーサ及びスペーサの設計方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5855303B1 (ja) * 2015-04-06 2016-02-09 古河電工パワーシステムズ株式会社 スペーサ及びスペーサの設計方法

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Publication number Publication date
JPS5778222U (ja) 1982-05-14

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