JPS5913566B2 - 金属スラブの誘導加熱方法 - Google Patents

金属スラブの誘導加熱方法

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JPS5913566B2
JPS5913566B2 JP6371378A JP6371378A JPS5913566B2 JP S5913566 B2 JPS5913566 B2 JP S5913566B2 JP 6371378 A JP6371378 A JP 6371378A JP 6371378 A JP6371378 A JP 6371378A JP S5913566 B2 JPS5913566 B2 JP S5913566B2
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JP
Japan
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slab
induction heating
heating
rollers
furnace
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JP6371378A
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JPS54155109A (en
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茂 松尾
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/004Heating the product

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は金属スラブ材を誘導加熱コイルを備えた加熱
装置で加熱する金属スラブの誘導加熱方法の改良に関す
るものである。
一般に鋼スラブ材を熱間圧延するラインにおいて、圧延
前のスラブ材の加熱には重油、あるいはガスによる熱焼
炉が使われている。
これらの燃焼炉の効率は約i、ioo℃を越える加熱に
対しては低下する傾向にある。
したがって、熱間圧延に必要な1,200°C以上の温
度を確保するために、1.100℃〜1,250℃の領
域を誘導加熱することによって省エネルギー化が図られ
ている。
従来の金属スラブの誘導加熱方法は第1図aに示すよう
に、燃焼炉22から圧延のサイクル毎に、第1図すに示
すT1℃に加熱されたスラブ26が一個ずつとり出され
、ローラ23.28によって第1図Cに示す実線Aのよ
うにVoの速度で急速に移送され保持炉29に送り込ま
れる。
保持炉29の長さはスラブ26の一個分の長さより長く
しておくことによって、第1図すに示すようにスラブ2
6全体の温度低下を防止することができる。
スラブ26が保持炉29内に完全に入った後に、ローラ
28.30.31の速度を第1図Cに示す破線Bのよう
にvHの低速にすることによって、スラブ26は主加熱
炉11内を通過して12°Cから13℃に昇温される。
スラブ26の後端が主加熱炉11から保持炉32に乗り
移った時点で、ローラ31,25の速度を第1図Cに示
す破線Bのようにvoの高速に切換えることによって、
スラブ26の温度が低下するのを僅少にしながら圧延機
24に送り込む。
なお、保持炉32はスラブ26の全体の温度を13℃に
保持するために設けたものであるから、スラブ26の長
さより長くされている。
上記の方法は主加熱炉11の炉長lHを短かくするため
に一般に採用されている。
例えば、ローラ28,30.31の送り速度をVoの一
定とす■o■。
ると、炉長はlH×一倍となる。
通常、 へvH −10〜20となるので、設置面積が非常に大きくなる
上記説明のように、ローラ28,30.31の送り速度
を変えるときの炉長lHの算出は、つぎのようにして求
めることができる。
すなわち、スラブ26を12℃から13℃に昇温させる
ときに要求される均熱化に必要な時間をtH(Sec)
、スラブの取り出しサイクルをts(SeC)、スラ
ブ長さtH Lw(mi)とするとzH=T4X−iとなる。
また、保持炉29.32の炉長loは、一般にl o−
:Lwとされるので、保持炉を含めた炉全体の長さは、
tH lH+21゜−=:=Lw(2+てρとなる。
したがってtH=tsの場合を考えると、必要な炉長は
スラブ長さLWの約3倍となり、設置面積が大きくなる
という欠点があった。
この発明は、加熱装置内に搬入された金属スラブを複数
個のローラによって往復動させ、所定の温度に加熱する
ようにしたことによって、加熱装置を小形化するととも
に、省エネルギー化を図ることができる金属スラブの誘
導加熱方法を提供することを目的とするものである。
以下、図について説明する。
第2図〜第4図において、1〜5は所定の間隔をあけて
配設された誘導加熱コイル、6〜9は上記各誘導加熱コ
イル1〜5間に配設されたローラであって、駆動用モー
タ10で駆動され可逆運転が可能に構成されている。
なお、上記各誘導加熱コイル1〜5と上記各ローラ6〜
9とで加熱装置11を構成している。
12〜16は上記各誘導加熱コイル1〜5に電力を供給
する交流電源である。
なお、上記各誘導加熱コイル1〜5は同一電源から電力
を供給するように構成してもよい。
17〜21は力率改善用コンデンサ、22は初期加熱用
の燃焼炉、23は上記加熱装置11と上記燃焼炉22と
の間に配設された搬送用の複数個のローラ、24は圧延
機、25は上記加熱装置11と上記圧延機24との間に
配設された搬送用の複数個のローラ、26は所定の長さ
Lwを有する金属スラブ、27は搬送用のロラである。
つぎに加熱方法について説明する。
第2図及び第3図において、燃焼炉22で第5図aに示
すように加熱されたスラブ26はローラ23,6〜9に
よって第5図すに示す■oの速度で加熱装置11内に搬
入され、スラブ26の先端が第3図のX点に到達した時
点で停止させる。
なお、スラブ28の一端が誘導加熱コイル1の先端に到
達するまで各コイル1〜5には電力が供給される。
スラブ26がX点で停止された後、ローラ6〜9を逆転
させることによって、第5図すに示す−■。
の速度でスラブ26を後退させ、スラブ28の他端がY
点に到達した時点で停止させる。
さらに、ローラ6〜9を正転させ第5図すに示す+■H
の速度で前進させてX点で停止させる。
上記動作を繰り返すことによって、スラブ26は加熱装
置11内のX点とY点との間を往復することになる。
この結果、スラブ26は加熱装置11に搬入されたとき
の温度T2℃から、所定の加熱温度T3℃に昇温される
ここで、取出指令がくると、第5図すに示すVHの速度
でローラ6〜9,25によって圧延機24へ送り込まれ
る。
所定のサイクル後に取出指令がない場合は、各コイル1
〜5へ供給する電力を所定の値まで下げることによって
、13℃の温度で保持することもできる。
上記説明による方法によると、加熱装置11の全長zH
は第3図においてLH=LW−+−LX)−+2Xとな
る。
ここで、Lwはスラブ26の長さ、LXYは各ローラ6
〜9相互間のピッチLPに相当する距離で約1,000
〜1,500mmである。
なお、ピッチLPはLP<Lw/2を満足するとともに
、高温時においてスラブ26の端部がローラ6〜9を支
点として垂れたとしても、加熱装置11の耐火物に接触
せず、しかも、ローラ6〜9によって順次送ることがで
きるように設定される。
Xはスラブ26の両端の温度降下を補償するために必要
な余裕で、スラブ26の寸法及び形状によるが、通常は
100〜300mmである。
例えば、LW=4,000mmとすると、LH=5.2
00〜6.100 朋となるので、LH−1,3〜1.
5 X LWとなり、従来の方法による炉長に比べて約
1/2でよいことになる。
なお、上記方法においてLXY間でスラブ26を往復動
させるのは、各ローラ6〜9部の非加熱の時間と、各コ
イル1〜5部の加熱の時間とをはゾ等しくすることによ
って、スラブ26全体を均熱化させるためである。
上記実施例においては、スラブ材の圧延前の加熱方法に
ついて説明したが、棒、板あるいは板などの長尺の金属
材に適用しても同様の効果が期待される。
この発明によると、加熱装置内に搬入された金属スラブ
を複数個のローラによって加熱装置内を往復動させ、所
定の温度に加熱するようにしたことによって、小形化が
図れるので設置面積の縮小化ができる。
また、従来のように保持炉を設けることなく所定の温度
に加熱できるので、省エネルギー化を図ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図aは従来の金属スラブの誘導加熱方法を適用した
圧延ラインの構成を示す構成図、第1図すは金属スラブ
が第1図aの各ローラ上にあるときの金属スラブの温度
を示す説明図、第1図Cは第1図aの各ローラの位置に
対応したスラブの送り速度を示す説明図、第2図はこの
発明の一実施例を適用した圧延ライン構成を示す構成図
、第3図は第2図の要部構成を示す構成図、第4図は第
3図の単線結線図、第5図aは第2図の各ローラ上にあ
るときの金属スラブの温度を示す説明図、第5図すは第
2図の各ローラの位置に対応したスラブの送り速度を示
す説明図である。 図において、1〜5は誘導加熱コイル、6〜9はローラ
、11は加熱装置、26は金属スラブである。 なお各図中同一符号は夫々間−又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の間隔をあけて配設された複数個の誘導加熱コ
    イルと、この各誘導加熱コイル相互間に配設され可逆運
    転可能な複数個のローラとからなる加熱装置内に、金属
    スラブを搬入し上記金属スラブを上記加熱コイルで誘導
    加熱しながら上記加熱装置内を上記ローラによって往復
    動させ、所定の温度に加熱するようにしたことを特徴と
    する金属スラブの誘導加熱方法。 2 加熱装置は金属スラブの長さと2個のローラ相互間
    の距離との合計の長さより所定の長さだけ大きいことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の金属スラブの誘
    導加熱方法。 3 誘導加熱コイルは印加される電力が調整可能に構成
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の金属スラブの誘導加熱方法。
JP6371378A 1978-05-26 1978-05-26 金属スラブの誘導加熱方法 Expired JPS5913566B2 (ja)

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JPS54155109A JPS54155109A (en) 1979-12-06
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