JPS59134703A - 安定化された殺虫組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、次の化学構造式で表わされる２Ｈ，１，３−
チアジンテトラハイドロ−２−にトロメチレン）　　（
ＴＴＮＭと略記する。）を有効成分として含有する殺虫
組成物において、ＴＴＮＭの分解防虚剤として、芳香族
８２アミン類の１種を添加してなることを特徴とする安
定化された殺虫組成物に関するものである。

Ｔ　Ｔ　Ｎ　Ｍ　Ｉｔ、特開昭５０−１５１８８２号公
報８よび特開１１？）　５２−１５１７２７号公報にお
いて稲の害虫であるニカメイチュウ、ツマグロヨコへ仁
つンカ類の防除に優れた効果を有することが知られてい
る。しかし、ＴＴＮＭは安定性に乏しい欠点がある。特
にＴＴＮＭを鉱物質坦体に担持せしめて粉剤、ＤＬ（ド
リフトレス）型粉剤、微粒剤１粒剤、水和剤とする場合
著しい。この現象は粉末坦体の表面活性に起因するもの
であるが、ＴＴＮＭそのものも熱、光、木などで分解す
る。そのためこの好ましからざる性質かＴＴＮＭを含有
する農薬を製剤化する上で大きな支障となっており、本
問題の解決が要望されている。

これまで、ＴＴＮＭの分解を防止する先行技術として、
特開昭５７−２２０８号公報中に、レゾルシン、α−ナ
フｉ・−ル、β−ナフトール、ハイドロキノン、カテコ
ールなどのベンゼン核に２〜３個の水酸基を結合した多
価フェノール類の使用が提案されている。また特開昭５
７−１８６０４号公報では、クエン酸カリウム、シュウ
酸カリウム、マロン酸カリウム、酢酸カリウム、リンゴ
酸カリウム、コハク酸カリウム、安息香酸カリウム、フ
タル酸カリウド、置換安息香酸カリウム、乳酸カリウム
、酒石酸カリウム、オレイン酸カリウム、リノール酸カ
リウム、リンゴ酸カリウム、パルミチン酸方−リウム、
ステアリン酸カリウム、プロピオン酸カリウムなどの有
機酸のカリウム塩、または、第１リン酸カリウム、第２
リン酪カリウム、第３リン酸カリウム、ピロリノ酸カリ
ウム、メタリン酸カリウ１１、トリポリリン醇カリウム
、ヘキサメタリン・酸カリウ１１、アルキルリン酸刀す
ウムなとのリンの酸素酸カリウ１１Ｊ！の使用か提案さ
れている２また特開昭５７−１８６０５号−公報では、
尿素および升オ尿、にの使用が提案されており、これら
は熱に対する安定性に主眼がおかれている。しかし、こ
れらの技術もＴＴＮＭの安疋効果の点で必すしも満足す
べきものとはいえない。

本発明名らは、ＴＴＮＭを含有する製剤中のＴＴＮＭの
安定（ヒ（こついて種々研究を改ねてきた。その結果、
芳香族第２アミン類を加用することにより、ＴＴＮＭの
分解を著しく抑；１ｔｌｌされることを見出した。

ｙ＋６族第２アミン類で好適なものは、Ｎ−メナルアニ
リ７・、Ｎ−メチル−ｐ−トルイジン、ジシクロ′〜キ
シルアミノ、ンフェニルアミン、Ｎ−イソプロピル−Ｎ
′−フェニル−ｐ−フェニレンシアミン、Ｎ、Ｎ’−ジ
フェニル−Ｐ−フェニレンシアミン、Ｎ−シクロヘキシ
ル＝Ｎ′−フェニル−Ｐ−フェニレンジアミン、Ｎ、Ｎ
”−ジーＰ−１リルーｐ−フェニレンジアミン、Ｎ−フ
ェニル−β−ナフチルアミン、Ｎ、Ｎ’−ンフェニルベ
ンジシン、Ｎ、Ｎ′−ジ−β−ナフチル−ｐ−フェニレ
ンシアミンなどを挙げることかできる。

これらの分解ｖ′Ｊ市剤または安に一化剤を添加してな
る本発明の殺虫組成物は、冶用作物に対する薬害や人前
毒性の面での問題も全く生じない。

また、１−記安定化剤か添加される農薬製剤は、特に限
冗゛されることはないが、Ｔ　Ｔ　Ｎ　Ｍが最も分解を
受けやすい粉剤、ＤＬ型粉剤、微粒剤１粒剤、水和剤な
どの粉末状坦体を使用する製剤に添加した場合に、分解
防１１二効来が顕著に改−７■そされる。

これらの安定化剤の製剤への添加袖は一般的には製剤中
０．１〜５市量％の範囲で十分である。しかし、安定化
剤の種類、有効成分の配合−１−１坦体の種類、剤４１
１、製品が保存さ、する環境状態などによってこの添加
ｈ）−を増減させてもよい。また、基剤のまま保存する
ような場合、主剤への添加ｊＪ（は安定化剤の種類、保
存される環境状態によって変動するが、１〜１０屯量％
の範囲が適にであり、８虞により添加岸−を多少増派し
ても主剤に悪影響を与えることはない。

本発明で用いることのできる坦体素材としては、クレー
、タル先ヘン１ナイト、酸性白土、珪藻シ、珪砂、ゼオ
ライトなどの一般鉱物質坦体、または炭酸力、＋ｌｚら
・つり１、炭酸マグネシウム、硫酸すｌ”ｌ功ム、硫酸
アンモニウム、硫酸カルシウム、合成含水珪酸、珪酩マ
グネシウＪ１、醇化アルミニウム１、庶糖シクロヘキサ
ノン、・インホロン。

Ｎ、Ｎ′−７メチルホルムアミ゛ドなとを挙げることか
できる。

以ドシこ、（発明の殺虫組成物の実施例を示すか、本発
明の内容はこれｂの例＞］＜のみに限定されるものでは
なく、イイ効成分の含有Ｈ，４、安定化剤の添加％ｊ、
、各種補助剤の種類とその添加ｊ、ｊ、、製剤他方θ、
などは、適宜変更して実施することかできる。なお実施
例中で部はすべて利量部をあられす。

文施狙−」　挺耐 ＴＴＮＭ　　２部、ホワイトカーホン　１部、Ｎ−メチ
リレアニリン　２部およびクレー　９５部を均一・番こ
混合したのち、粉砕して本発明の粉剤を得る。

末過り例　２　粉済ｊ Ｔ　Ｔ　Ｎ　Ｍ　　２７＜Ｈ、ホワイトカーボン　ｌγ
乱　Ｎ−メチル−ｐ−）ルイジン　２部およびクレー　
９５部を均一番こ混合したのち、粉砕して本発明の粉剤
を得る。

ｋＬ例−良　翻 ＴＴＮＭ　　２部、ホワイトカーホン　１部、ジシクロ
・＼キシルアミン　１部およびクレー　９６部を均　に
混合したのち、粉砕して本発明の粉剤を得る。

実施例　４　柿 ＴＴＮＭ　　２部、ホワイトカーボン　１部、ジフェニ
ルアーミン　１部およびクレー　９６部を均一・に混合
したのち、粉砕して本発明の粉剤を得る。

逅礪究−得　粒剤 ＴＴＮＭ　　２部、ホワイトカーボン　１部、Ｎ−イソ
プロピル−Ｎ′−フ□ニルーＰ−フェニレンシアミン　
１１部およびクレー　９６部均一に１１シ合したのち、
粉砕して本発明の粒剤を得る。

χ痙准−」　粉剤 ＴＴＮＭ　　２部、ホワイトカーホン　１部、Ｎ−フェ
ニル−β−テフチルアミン　１部およびクレー　９６部
を均一・に４部コ合したのち、粉砕して本発明の粉剤を
得る。

藷桝−フ　粒週 あらかじめクレー　９２．５部にポリビニールアルコー
ル　１６５部およυ水　１５部をよく混合して練り合わ
せ、直径０．８ｍｍの金網から押し出！−で乾燥し、１
４な１、）ｊ〜３２メンシュに篩分けした空粒剤を調製
する。これとは別にＴＴＮＭ　　３部、ホワイトカーホ
ン　１部およびジフェニルアミン　２部を均一に混合し
たのち、粉砕する。

このものに先の空あ“Ｌ剤を加えて混合し、空粒剤の表
面にＴＴＮＭを被覆して本発明の粒剤を得る。

又施狙−Ｊ　乳剤 ＴＴＮＭ　　２５部、ジフェニルアミン　２部、ポリオ
キンエチレンアルキルフェニルエーテル　４部およびシ
クロへキサノン　６９部を均一に溶解、混合して本発明
の乳剤を得る。

χ麓溌［」　水利側 ＴＴＮＭ　　５０部、ジフェニルアミン　３部、ホワイ
トカーホ〉′　２０部、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニル工−テ心　ｌ　５１゛侶、リグニンスルホン酸１
λ１３部およびクレー　２２．５部を均一に４ｊ配合し
たのち、微粉砕して本発明の水和剤を得る。

及旅斑−ユ」」］ ＴＴＮＭ　　９０部、ジフェニルアミン　５部およびホ
ワイトカーボン　５部を加え均一に混合して′ｒＯ，削
とする。

区鉄負−１公放仏止効犬メ恥 実施例に従って調製した製剤を、５０ｍ立容４）のａ栓
伯ガラヌビンに２０部入れて４０℃の恒温器中に３０部
１間保存した。その後取り出もてＴＴＮＭの含（１１を
カヌクロマ１、グラフにより分析し、初期含量値に対す
る残存−ト（％）を求めた。得られた結果を第１表に示
す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２Ｈ，１，３−チアジンテトラハイドロ−２−にトロメ
   チレン）を有効成分として含有する殺虫組成物において
   、芳香族第２アミン類の１種を添カルてなることを特徴
   とする安定化された殺虫組成物。