JPS59134545A - 荷電粒子検出装置 - Google Patents

荷電粒子検出装置

Info

Publication number
JPS59134545A
JPS59134545A JP732683A JP732683A JPS59134545A JP S59134545 A JPS59134545 A JP S59134545A JP 732683 A JP732683 A JP 732683A JP 732683 A JP732683 A JP 732683A JP S59134545 A JPS59134545 A JP S59134545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collector
secondary electrons
mass
electrode
charged particles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP732683A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hirose
広瀬 博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP732683A priority Critical patent/JPS59134545A/ja
Publication of JPS59134545A publication Critical patent/JPS59134545A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J43/00Secondary-emission tubes; Electron-multiplier tubes
    • H01J43/04Electron multipliers

Landscapes

  • Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は荷電粒子検出装置に係シ、特に、イオン、電子
等の荷電粒子の質量を検出するのに好適な荷電粒子検出
装置に関する。
〔従来技術〕
光の強さ、イオン、電子、又は高速中性粒子等の各種荷
電粒子の質量を検出する荷電粒子検出装置として二次電
子増倍管が従来から用いられていた。この二次電子増倍
管は荷電粒子の衝突により二次電子を放出する電極と、
二次電子を回収するコレクタとの間に複数段の電極を有
し、初段の電極から放出した二次電子を各電極に順次衝
突させながら増幅することができる。即ち、二次電子増
倍管は、各電極に異なるレベルの高電圧を印加すること
によって二次電子を増幅するように構成されている。
ところで、利得切換が1ミリ秒以下、即ちマイクロ秒オ
ーダーで必要となる場合には、各電極に印加する高電圧
のレベルを切換えるだけでは荷電粒子の質量を正確に検
出することができなかった。
そこで、二次電子増倍管の途中の電極からリード線を引
出し、このリード線に流入する電流とコレクタによって
回収された二次電子による電流とを比較し、コレクタに
よって回収された二次電子による電流が大きく飽和して
いる場合には、途中の電極に設けられたリード線に流入
する電流によって荷電粒子の質量を検出することが従来
から行なわれていた。
しかし、従来の方式では、高圧が印加されている電極に
流入する電流を測定するために直流増幅器を高圧に保持
する必要がある。又、途中の電極に設けられたリード線
には、電極に印加するための電流と二次電子による電流
とが流れており、しかも、前記電極には常に/JAオー
ダーの電流が流れているので、リード線によって検出さ
れた電流の値が小さい場合には荷電粒子の質量を正確に
検出することができない。
このように従来の装置では、広範囲にわたる荷電粒子の
質量を安定して検出することができなかった。
〔発明の目的〕
本発明は、前記従来の課題に鑑みて為されたものであり
、その目的は、広範囲にわたる荷電粒子の質量を安定し
て検出するととができる荷電粒子検出装置を提供するこ
とにある。
〔発明の概要〕
前記目的を達成するために、本発明は、荷電粒子の衝突
により二次電子を放出する初段の電極と、二次電子を回
収するコレクタとの間に複数段の電極を有し、初段の電
極から放出した二次電子を各電極に順次衝突させながら
増幅し、コレクタに回収された二次電子により荷電粒子
の質量を検出する荷電粒子検出装置において、最終段以
外の少なくとも1つの電極に二次電子通過孔を形成し、
二次電子通過孔を通過した二次電子又はコレクタによっ
て回収された二次電子のうち少なくともいずれかの二次
電子により荷電粒子の質量を検出することを特徴とする
〔発明の実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の好適な実姉例を説明する
図面には、本発明の好適な実姉例の構成が示されている
本実強例における荷電粒子検出装置は、イオン等の電流
子の衝突により二次電子を放出する初段の電極としての
ダイノード1と、二次電子を回収するコレクタ20との
間に複数段の電極2〜16を有し、各電極1〜16には
、高圧電源22からの電源が直接又は分圧抵抗R1〜R
nを介して供給されている。
質量分析計のコレクタスリット24を通過したイオンi
oはダイノードlに衝突すると、複数個の二次電子を放
出する。この二次電子はダイノード2に供給され衝突す
る。ダイノード2に二次電子が衝突すると、この二次電
子の衝突によって複数個の二次電子が放出されダイノー
ド3に供給され、これらの二次電子は各電極に順次衝突
しながら増幅されてコレクタ20に供給される。コレク
タ20に回収された二次電子は増幅器26を介して制御
処理装置28に供給される。
ここで、1個の電子の衝突に対して、各電極から平均的
にr個の電子が放出されると仮定すると、ダイノードl
から放出される二次電子はi0γとなる。そしてこの二
次電子が各電極によって増幅されると二次電子の数が増
し、10段目のダイノードlOではその個数がioγ1
1となる。このrの値を2..3の程度とすればダイノ
ード11では13000倍の二次電子が発生することに
なる。この13000倍の二次電子が11段目のダイノ
ード11に供給される。
ここで、本考案は、最終段以外の少なくとも1つの電極
に二次電子通過孔を形成し、二次電子通過孔を通過した
二次電子又はコレクタによって回収され泥二次電子のう
ち少なくともいずれかの二次電子によシ荷電粒子の質量
を検出することを特徴とするところから、本実施例にお
いては、11段目のダイノード11に電子通過孔30が
形成されている。そして13000 ioの二次電子の
うち、10000 ioの二次電子をダイノード12に
供給し、3000ioの二次電子を電子通過孔30を介
してコレクタ32によって回収するようにしている。コ
レクタ32によって回収された二次電子は増幅器34を
介して制御処理装置28に供給される。
ダイノード12に供給された二次電子は電極13〜15
を介して16段目のダイノード16に供給され、コレク
タ20によって回収される。この二次電子11は100
OOX(2,37”15=7.48X置 105ioとなり、増幅器26を介して制御処理啄28
に供給される。
コレクタ32によって回収された二次電子12=300
0Xi(、とコレクタ20によって回収された二次電子
7.48X105io  とを比較すると、これらの比
は約1 : 250となる。そのため、コレクタ20に
よって回収された二次電子iIの電流が増幅器26又は
電極1〜16で飽和しても、コレクタ32によって回収
された二次電子12によって回収された二次電子12の
電流に基づいて荷電粒子の質量を検出すれば、さらに2
50倍の電流まで検出することができる。即ち、本実施
例における荷電粒子検出装置は、コレクタ20によって
回収された二次電子による電流が飽和するまでコレクタ
20によって回収された二次電子により荷電粒子の質量
を検出することができ、コレクタ20によって回収され
た二次電子の電流が飽和したときに、コレクタ32によ
って回収された二次電子によって荷電粒子の質量を検出
することができるので、広範囲にわたる荷電粒子の質量
を検出することができる。
又、本実施例においては、電極にリード線を設けるので
はなく、電極を通過した二次電子を直接検出することに
よって荷電粒子の質量を検出するようにしたので、増幅
器34に高電圧を印加する必要もなく、又分圧抵抗R1
〜l(、nを流れる電流の影響を受けることがないので
安定して荷電粒子の質量を検出することができる。
又、1段の電極に電子通過孔を設けるのではなく、複数
段の電極に電子通過孔を形成しても前記実施例を適用す
ることも可能であり、又必要に応じて電子通過孔30′
に、通った二次電子をコレクタ32の前に設置された電
極で増幅し、ダイナミックレンジを調節することも可能
である。
又、ダイノード12において衝突する二次電子と電子通
過孔30に供給される二次電子の比は、高圧電源22に
よって印加される電圧やダイノードの中を流れる電子の
数、即ち空間電荷等によって多少異なるが、この補正は
制御処理装置28によって行なうことができる。
又、電子通過孔30をメツシュ状に形成しダイノード1
1と同電位とし、さらにコレクタ32をアース電位とす
ればコレクタ32によって二次電子を回収するのに電界
を乱すのを防止できる。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、荷電粒子の衝突
により発生する二次電子を順次増幅する複数段の電極の
うち最終段以外の少なくとも1つの電極に二次電子通過
孔を形成し、二次電子通過孔を通過した二次電子又は最
終段の電極から放出した二次電子を回収するコレクタに
よって回収された二次電子のうち少なくともいずれかの
二次電子により荷電粒子の質量を検出するようにしたの
で、広範囲にわたる荷電粒子の質量を安定1−で検出す
ることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の好適な実施例を示す構成図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、荷電粒子の衝突により二次電子を放出する初段の電
    極と、二次電子を回収するコレクタとの間に複数段の電
    極を有し、初段の電極から放出した二次電子を各電極に
    順次衝突させながら増幅し、コレクタに回収された二次
    電子により荷電粒子の質量を検出する荷電粒子検出装置
    において、最終段以外の少なくとも1つの電極に二次電
    子通過孔を形成し、二次電子通過孔を通過した二次電子
    又はコレクタによって回収された二次電子のうち少なく
    ともいずれかの二次゛電子により荷電粒子の質量を検出
    することを特徴とする荷電粒子検出装置。
JP732683A 1983-01-21 1983-01-21 荷電粒子検出装置 Pending JPS59134545A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP732683A JPS59134545A (ja) 1983-01-21 1983-01-21 荷電粒子検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP732683A JPS59134545A (ja) 1983-01-21 1983-01-21 荷電粒子検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS59134545A true JPS59134545A (ja) 1984-08-02

Family

ID=11662836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP732683A Pending JPS59134545A (ja) 1983-01-21 1983-01-21 荷電粒子検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59134545A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10930480B2 (en) Ion detectors and methods of using them
JP2007500931A (ja) 回復の速い電子増倍管
US20200194246A1 (en) Improved charged particle detector
Baede et al. Fragmentation of negative ions formed in collisions of alkali atoms and halogen molecules
GB1339828A (en) Sensitivity control for mass spectrometer
US3510647A (en) Automatic sensitivity control for a mass spectrometer
JPS59134545A (ja) 荷電粒子検出装置
Nighan et al. Low energy electron collision phenomena in HgBr2
JP3018880B2 (ja) 質量分析装置及び質量分析方法
JP2000357487A (ja) 質量分析装置
JP2000311867A (ja) ビーム量測定方法および測定装置
US2815453A (en) Radiation-indicating method and system
US3217161A (en) Electrode means to electrostatically focus ions separated by a mass spectrometer on a detector
Klingelhoefer et al. Measurement of the detection efficiency of microchannel plates for 1–15 keV electrons
US4806765A (en) Method and apparatus for checking the signal path of a measuring system
JPH0228227B2 (ja)
EP0066954A2 (en) Mass spectrometers
US3602752A (en) Cathode structure with magnetic field producing means
JP3186812B2 (ja) 二次電子増倍管
US3413479A (en) Radiation detector and amplifier having an input axial slot
US2438586A (en) Color analyzing circuit
US2340407A (en) Electron multiplier apparatus
JPH1196962A (ja) イオンコレクタ
JPH0627853B2 (ja) イオン検出器
JPS609916Y2 (ja) イオン化式煙感知器