JPS59131301A - 安全ベルトバツクルの合成樹脂カバ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は安全ベルトバックルに関し、特に安全ベルトバ
ックルの頂部に取付けるカバーに関する。

安全ベルトバックルのロック機構をバックルの頂部の押
ボタンを下方に押して解放する型式のものは例えば米国
特許第４０６４６０３号明細書１（記載され、安全ベル
トの両端を結合して自動車等の乗り物の乗員を固定し、
衝突に際して傷害を減少するものは広く使用されている
。自動車に使用する安全ベルトバックルは国の安全規準
があり、各バックルが種々の試験をパスする必要がある
。ある試験では半径６インチ（約１５０ｍｍ）に曲げ゛
た６／４インチ（約１９ｍｍ）直径のロンドをバックル
頂部にころがして４００ポンド（約１８０ｋｇ）の圧力
をカバーに作用させる。この試験をパスするためにはカ
バーは十分な強度と剛性を有して４００ポンド（約１８
［１ｋｇ）の荷重に耐え、ボタンはロック機構解放位置
まで変形しないことを必要とする。

規準に合格する強度と剛性とを得るためには、これまで
のシートベルトのバックルを全金属製とした例は米国特
許第４０６４６０３号明細書に示されており、合成樹脂
カバーを金属支持部材で支持する例は米国特許第３６０
５２０９号、同第３９９６６４８号各明細書に記されて
いる。

米国特許第４０６４６０３号明細書に記された金属カバ
ーは外周を囲んで支持する。金属の曲げ強度は、カバー
の中央部に４００ポンド（約１８０ｋｇ）の試験荷重が
作用した時に破損を防ぐ強度を有する。合成樹脂は強度
が小さいため、同形の合成樹脂では上述の垂直荷重が作
用すればつぶれる。

米国特許第３６０５２０９号、同第３９９６６４８号各
明細書に記した合成樹脂カバーは自己支持型のものでは
なく、垂直荷重下で破損に抵抗するのは下に重なる金属
構造部材である。

米国特許第４０６４６０３号明細書に記載された金属カ
バーは材料費及び外面仕上費が高い。例えば美的外観を
良くするために車両内装に適合した塗装仕上を行なう。

合成樹脂カバーの利点は塗装を行なわないで所要の色彩
とすることができ、材料費も安価なことである。しかし
、合成樹脂カバーは現在までは金属構造部材で支持する
必要があり、高価になる。シートベルトバックル業界の
目標は全体ケ合成樹脂製とし、金属構造部材を必要とせ
ずに所要の荷重支持特性があるカバーを得ることにある
。他の利点として、塗装を要せずに外観が良い。現在ま
で合成樹脂カバーは垂直荷重下で破損するため実用化さ
れていない。

それ故、本発明の目的は安価で、自己支持する合成樹脂
製の安全ベルトバックルカバーであって、自動車用の規
準及び安全標準に合致した強度と剛性度を有するカバー
を提供することである。

１辺において、金属製安全ベルトバックル１２に本発明
によるカバー１０をかふせる。カバー１０は外殻１４を
有する。外殻１４は頂部１６を有し、傾斜した前部１８
と、左右の傾斜した側部２０゜２２と、傾斜した後部２
４とを有し、頂部中央に向けて上方に傾斜し、中央の凹
んだ開口２８の内周にリップ２６を形成する。外殻１４
には更に後部２４から垂直下方に下る後壁３０（第２．
７図）を形成する。

バックル１２はバックルフレーム３４に取付けたロック
機構３２を有する。バックルフレーム６４は第６図に示
す通り、成形、孔あけした底部３６と直立した側部３８
．−３９とを有する。バックルフレームの底部と側部と
は、フレーム前端で差込板４４を受ける通路を画定する
。両側部の上部はバックルフレームの前端４２附近で内
方に曲げて耳４０．４１を形成し、第５図に示す下面４
０ａ、４１ａが差込板４４を案内する。第２図に示す通
り、ロック機構６２は通路内に入る差込板をロックする
。カバー１０の頂部の開口２８から押ボタン４４を押せ
ばロック機構は解放される。

カバー１００前端５２から下る鈎４８　ａ、４８ｂをバ
ックルフレームのラグ５４ａ　、５４ｂに係合させ、カ
バー１０の後壁３０の底縁６０から下るクリップ５８を
バックルフレーム３４の開口６２に挿通してフレームの
下側に係合させることによ１．す、カバー１０はバック
ルフレームに固着される。

図示のカバー１０は２部材から成るノ・ウジングの上部
部材となる。ハウジングの下部部材６３はバックルフレ
ームの底部３６と直立の側部６８とを部分的に囲み、フ
レームへの下部部材の取付けはカバーのクリップ５８に
使用するものと同じフレーム開口６２を通って上方に延
長するクリップ６４とバックルフレームの前端４２を囲
むリップ６６とにより行なう。

安全規格に合格する所要強度を得るために、安全ベルト
バックルカバーは現在までは金属製又は金属部材で補強
した構造である。合成樹脂バックルでは金属構造部材は
通路両側部３８，３．９間に延長して押ボタ／開口附近
のカバー頂壁を支持する。この金属構造部材の補強がな
ければ合成樹脂カバーは規格の４００ポンド（約１８０
ｋｌ？）の試験荷重を受けた時に亀裂を生ずる。十分な
強度と剛性とを有する合成樹脂カバーが所要の荷重支持
性能を有することが希望される。

本発明によれば、安価な合成樹脂安全ベルトバックルカ
バー１０が提供され、このカバーはカバー頂部から下方
に下る一体構造の支持素子を有し、この素子はカバーを
支持して垂直荷重による破壊に抵抗する強度と剛性とを
与える。第４．５．６図に示す通り、好適な支持素子は
カバーの下側で実質上リプ付きのハニカム形状を呈する
。後述する通９、このリプ付きのハニカム状支持素子は
強度が高く、厚い一体壁構造の割には成形時間が短い。

図示の例では、一体の前部支持素子６８は外殻１４の頂
部１６の前部１８から下方に延長し、差込板４４から比
較的小さな間隔だけ離れており、カバー頂部が垂直荷重
を受けて変形した時に支持素子６８は差込板４４に接触
する。差込板４４とバックル１２の底面部７０．７２と
がカバーに作用する荷重の一部を支持し、カバー頂部の
変形を制限する。垂直荷重を受けた時の外殻の側部２０
゜２２の破損を一防−ぐために、第４図に示す左右の側
部支持素子７４ａ、７４ｂをカバーの両側に形成し、バ
ックルフレームの直立した側部３８，３９の後部の頂面
７８．８０と耳４０．４１とに接触させる。側部支持素
子から前部支持素子６８へ延長するリプ８２ａ、８’２
ｂ、８３ａ、８３ｂはカバー前部の剛性を犬にする。外
殻１４の頂部の後部２４を補強する後部支持素子８４は
後壁６０に一体に取付け、バックルフレームのほに平ら
な後部８６に係合させる。好適な実施例では、カバー１
０は一体の合成樹脂成形品とし、支持素子６８゜７４ａ
、７４ｂ、８４は外殻に一体成形される。

本発明の好適な実施例を更に詳細に説明する。

カバー１０を２個の鈎４８ａ　、４８ｂとクリップ５８
とによってバックルフレーム３４に取付ける。

鈎４８ａ、４８ｂはカバーの前端５２から下方に延長し
、後向きのスロットを画定し、これらのスロットはバッ
クルフレームの前部で耳４０，４１から内方に延長する
ラグ５４ａ、５４ｂを収容する。クリップ５８はカバー
〇後壁３０から下方に延長してバックルフレームの後部
に近い開口６２内にスナップ係合する。バックル組立に
際して、鈎をまずラグ上に置き、次いでクリップを押下
げて開口内に入れ、もってクリップの後方に延長する肩
部が係合面８８（第２図）を画定するようにし、この係
合面はバックルフレームの開口附近の下面９０に係合す
る。後壁３０の底縁６０はバックルフレームの開口附近
の底部の頂面９２に押圧される。クリップがカバーをバ
ックルフレームに緊密に保持するために、クリップ５８
の係合面８８は底壁３０の底縁６０からバックルフレー
ムの底部の開口附近の厚さにはｙ等しい寸法だけ離れて
いる。

各種支持素子は垂直壁を有し、壁の寸法は底面がバック
ルフレーム及び差込板の荷重支持面から小さい間隙だけ
離れるようにする。大きな垂直荷重がカバーの頂部に作
用すればカバーの変形を生じ、垂直壁の底縁は荷重支持
面まで下って外殻を保持する。垂直壁の底縁が荷重を受
ける前に荷重支持面に接触しているとしても上述の機能
は満足する。この間隙を設けた理山はカバーを射出成形
によって大量生産した時に生ずるカバーの寸法変化を吸
収するためである。バックルの無負荷時に垂直壁がすべ
て荷重支持面に接触しているとすれば、壁の高さが僅で
も犬となれば、クリップ５８を完全に差込んで係合面８
８をバックルフレーム面９０に係合させるのが困難にな
る。好適な例では、後壁６０の底壁６０のみが開口６２
に入るクリップ５８の寸法を制限する。

第４図に示す通り、本発明の好適な実施例による支持素
子は夫々外壁から下方に延長する複数の垂直壁を有する
。前部支持素子には３本の長手壁９４．９６．９８と３
本の横壁１００　＋　１０　ｉ　、＋１０４を互に交叉
して設け、これらは何れも外殻１４から下方に延長し、
その底縁はほに平らな格子状面１０６を形成し、差込板
に係合する。長手壁の後縁１０８，１１’０．１１２は
底部から斜上方に延長してカバーの長方形開口を囲むリ
ップ２６′ＩＬ達する。長手壁の前端は外殻の頂部１６
の前部１日に接触する。最も前の横壁１００は両端を支
え部材１１６に接触する。部材１１６は外殻１４の内面
と鈎４８ａ　、４８ｂとの間に垂直に延長して鈎を補強
する。次の横壁１０２．１０４はリプ８２ａ　、８２ｂ
　、８３ａ、８３ｂＫ連接し、リプは横方向に前部支持
素子Ｑ側部から側部支持素子へ延長する。リプの底縁は
バックルの部品に接触しない。リプの機能はカバーの剛
性を大量することである。

第２図においては、バックルが組立位置にあり、差込板
４４はロックされている。このとき、前部支持素子６８
は差込板の上面１１８から僅かな寸法だけ離れている。

カバー頂部に作用する下方押圧力は前部支持素子の下方
変形を生じ、底面１１６の一部は差込板の頂部の上面１
１８に接触し、荷重の一部を差込板に伝達する。差込板
の下面はバックルの一部７０．７２によって下方から支
持されるため、差込板は前部支持素子からの大きな垂直
荷重に変形せずに耐え得る。

第４図において、側部支持素子７４ａ　、７４ｂは対称
形であり、各部は同じ符号にａ、ｂを記して左右支持素
子を区別する。左側支持素子７４ａの詳細のみ゛を記載
する。左側支持素子の前部に、ほｇ三角形の第１の横壁
１２２ａがあり、この壁は水平の底縁１２４ａと、垂直
内縁１２６ａと、図示しない斜面の外縁とを有し、この
外縁は外殻の内面に接触する。第２の横壁１２５ａは第
１の壁の後方に形成され、同様な形状とし、水平底縁１
２７ａ及び垂直内縁１２６ａを有する。第６．４゜５横
壁１２８ａ、１３０ａ、１３２ａは第２の壁の後方に配
置し、はｙ三角形とする。第３．４．５横壁は水平底縁
１２９ａ、１３１ａ、１３３ａを有し、内方端で長手壁
１４０ａに接合する。長手壁１４０ａは第５の壁１２８
ａから第５の壁１６２ａへ延長する。側部支持素子の第
６の横壁１４２ａは第５の壁１３２ａの後方に形成し、
第６図に示す通９同形であり、水平底縁１４４ａを有す
る。

側部支持素子７４ａ、７４ｂの缶壁の底縁は外殻１４の
下方変形によってバックルフレームの直立側部３８．３
９に接触するようにする。バックルフレーム６４の側部
の上部はバックルの前部附近で内方に曲って耳４０．４
１を形成し、側部支持素子７４　ａ　、−７４ｂの前部
と係合させ−る。フレームの左側の耳４０は第３図に示
す通り、組立上の理由によってノツチとなる。第７図に
示す通り、左側支持素子の第１の横壁１２２ａはノツチ
付き耳のノツチの前の部分１５０に係合する。第２及び
第６の横壁１２５　ａ　、”１２８’ａと長手壁１．４
０ａはノツチ付き耳のノツチの後の部分１５２に係合す
る。フレーム３４の右側の耳４１にはノツチがない。右
側支持素子７４ｂの４個の前方横壁１２２ｂ、１２５ｂ
、１２８ｂ、１３０ｂ及び長手壁１４０ｂが右側の耳４
１に係合する。各側部支持素子１２０の第６の横壁１４
２ａ、１４２ｂはバックルフレームの直立側部３８．３
９の頂面７８゜８０に係合する。側部支接素子の第５の
横壁１６２はバックルフレームに接触せず、補強部材の
みの役割となる。

第４図に示す通り、後部支持素子は直接外殻１４の後壁
６０に近接し、側部支持素子の横壁１４２ａ、１４２ｂ
の間にあり、カバーを通る長手軸線に対して対称である
。平行な左右外壁１５４゜１５６は後壁３０かも長手方
向にカバーの前部に向けて延長する。各外壁の前端は両
側で側部支持素子の第５の横壁１６２に接触する。構造
上の機能を行なう以外に、外壁１５４，１．５６は組立
て中ボタン４６を支持する２本の腕１５７の両側に接触
してカバーの中心ぎめを行なう。壁１５４゜１５６はフ
レームの側壁３８．３９に係合する壁部よシ著しく深い
。

左右の斜壁１５８，１６０は後部支持素子の外壁と後壁
との間に延長する。斜壁に接合する横壁１６２は後壁に
はｇ平行であり、６個の短い長手壁１６４，１６６．１
６８によって離間する。第６図に示すノツチ１７０を横
壁１６２の底部洗形−成し、このノツチはフレームの開
口６２を上方：ｆこ延長するクリップ６４を収容して／
・ウジングの下部６６をフレームに固着する。６個のリ
ブ１７２゜１７４　、１７．６は長手壁に整合し、横壁
１６２をリップ２６に接合して後部支持素子８４を補強
する。

本発明によるカバーは合成樹脂の射出成形が好適である
。更に強度を必要とする時は合成樹脂を′繊維性材料で
補強する。上述した強度と剛性の要件を満足するに必要
な合成樹脂のみとするのが好適である。過大材料を使用
すればカバーの価格が高くなり、材料の厚さを増せば射
出成形による製造時間が長くなる。例えば、熱可塑性材
料を使用すれば、成形材料は型から外す前に冷却する必
要がある。冷却時間は壁の厚さと共に増加する。尚、冷
却中の合成樹脂の収縮に基く形状の変形は壁の厚さの増
加と共に犬となる。この理由によって、合成樹脂のブロ
ックで形成した中実の支持部材よりは壁とリブの本発明
の構造が優れている。好適な実施例では缶壁とリブの厚
さは１　ｍｍとし、外殻の厚さは１．５　ｖｚｍとする
。実験の結果、上述の寸法としたカバーは所要の荷重支
持能力を有し、過量の合成樹脂を使用する必要はなく、
製造時間が短かい。

上述した通り、本発明による安全ベルトバックルカバー
は合成樹脂で安価に製造でき、一体の支持素子を使用し
、自動車工業に使用するに必要な強度と剛性とを有する
。支持素子はカバーの外殻内面から垂下した一体の壁と
リプとで形成した格子構造であり、構造的支持と剛性と
を得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のカバーを有する安全ベルトバックルの
拡大平面図。第２図は第１図のバックルの縦断面図。第
６図は第１図のバックルのバックルフレームの平面図。 第４図は第１図のカバーの拡大底面図。第５図は第４図
の５−５線に沿った第１図のバックルの横断面図。第６
図は第４図の６−６線に泊った第１図のバックルの横断
面図。 第７図は第４図の７−７＠に沼った第１図のバックルの
拡大部分断面図である。 １０：カ　バー１２二安全イルトバソクル１４：外烈　
　　　１６：頂　部 １８．２０，２２，２４　：傾斜部 ２６：リ　ツブ　　　２８：開　ロ ６２：ロツク機構　　　　　　ろ４：バックルフレーム
４０．４１　：耳　　　　４４：差込板４６：押ボタ７
　　　　４８ａ、４８ｂ　：鈎５４ａ、５４ｂ　ニラ　
グ　　　５８．６４　：クリップ６３：下部部材 ６８：前部支持素子 ７４ａ、７４ｂ　：側部支持素子 ８２ａ、８２ｂ、８３ａ、８３ｂ　　　：　　　リ　　
　　フ。 ８４：後部支持素子 特許出願人　　ゲートウェイ・インダストリーズ・イン
コーポレーテットゝ （外４名）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）差込板と、差込板を受ける通路を有するフレーム
   と、上記フレームに取付は差込板をフレーム内に抑止す
   るロック装置と、フレームの頂部上を覆うカバーとを備
   えた安全ベルトバックルにおいて、上記カバーが差込板
   上方に位置した前部と、上記前部から下方に延長し差込
   板から垂直方向に離間した支持装置とを備え、上記支持
   装置は上記前部に下方の力が作用して支持装置の下方の
   変形が生じた時に差込板に係合して上記前部を支持する
   ことを特徴とする安全ベルトバックル。 （２）前記支持装置がカバー前部に一体に取付けた複数
   の壁から成る特許請求の範囲第（１）項記載のバックル
   。 （３）前記カバーが合成樹脂の一体成形体から成る特許
   請求の範囲第（２）項記載のバックル。 （４）前記カバーが繊維材料強化一体成形合成樹脂から
   成る特許請求の範囲第（２）項記載のバックル。 （５）安全ベルトバックルにおいて、差込板と、底部と
   底部の両側から上方に延長した壁部とを有し実質上溝型
   のバックルフレームとを備え、上記壁部はバックルフレ
   ームの前端附近に内方に曲った上部を有し、バックルフ
   レームははｇ平面の後部を有し、゛バックルフレームに
   取付は差込板を上記溝内に挿入した時にフレーム内に抑
   止するロック装置を設け、ロック装置には押した時に差
   込板を解放する押ボタンとボタンの両側を支持する２本
   の腕とを設け、フレームの底部と両側の一部を覆う下部
   部材とフレームの頂部を覆いフレーム両壁部間に延長す
   るカバーとを有するノ・ウジングを設け、上記カバーを
   合成樹脂製とし、カバーがボタンを押すための開口を有
   する頂部と頂部から下方に向う後壁とを有する外殻と、
   カッで−をバックルフレームに固着するために外殻に取
   付けた固着装置と、外殻内に形成して格子状となり外殻
   の荷重支持性能を大にするための複数の一体壁とリプと
   から成る支持装置とを備えていることを特徴とする安全
   ベルトバックル。 （６）前記外殻に形成した一体壁は、カバーの下方変形
   によって壁底縁が壁の下方のバラぐルの一部に接触し該
   バックルの一部が壁を支持するよう゛に位置決めされて
   いる特許請求の範囲第（５）項記載のバックル。 （力　前記支持装置が外殻前部から下方に延長して差込
   板から垂直方向に離れた前部支持素子を備え、差込板が
   バックル本体内にある時に外殻前部（ の下方変形によって前部支持素子が差込板上面に接触し
   てカバーの変形に抵抗する特許請求の範囲第（６）項記
   載のバックル。 （８）前記支持装置がバックルフレームの直立両側部か
   ら僅かな間隔だけ離れて該側部の真上に位置した側部支
   持素子を備え、カバーの下方変形によって側部支持素子
   がフレームの両側に接触することによりカバーを支持す
   る特許請求の範囲第（７）項記載のバックル。 （９）前記支持装置がバックルフレームのはｙ平らな後
   部の真上で僅かな間隔だけ離れて位置した後部支持素子
   を備え、カバーの下方変形によって後部支持素子がバッ
   クルフレームの後部に接触することによりフレーム後部
   が力六−に作用する荷重の一部を支持する特許請求の範
   囲第（８）項記載のバックル。 α０）前記後部支持素子が前記ボタンを支持する腕の両
   側に延長して組立中のカバーのバックルフレームに対す
   る心出しを容易にする壁部を含む特許請求の範囲第（９
   ）項記載のバラ多ル。 αυ　安全ベルトバックルの頂部を覆う自己支持合成樹
   脂安全ベルトバックルカバーにおいて、外殻と、カバー
   を安全ベルトバックルフレームに固着する固着装置と、
   外殻下面に形成し所定荷重下でバックルに接触して強度
   と剛性を増し外殻の破損に抵抗する一体の格子状支持壁
   とリブとを備えて成ることを特徴とする安全ベルトバッ
   クルカバ０ αつ　前記格子が外殻頂部の前部から下方に延長した前
   部支持素子と、外殻頂部の両側に取付けた両測部支持素
   子と、両側支持素子間に位置し外殻頂部の後部に取付け
   た後部支持素子とを備えている特許請求の範囲第（１１
   ）項記載のカバー。 （１３）カバーが繊維材料強化合成樹脂の一体成形品か
   ら成る特許請求の範囲第αり項記載のカバー。