JPS59129750A - 耐孔食性にすぐれた高強度Ａｌ合金製貯水容器 - Google Patents
耐孔食性にすぐれた高強度Ａｌ合金製貯水容器Info
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- JPS59129750A JPS59129750A JP610283A JP610283A JPS59129750A JP S59129750 A JPS59129750 A JP S59129750A JP 610283 A JP610283 A JP 610283A JP 610283 A JP610283 A JP 610283A JP S59129750 A JPS59129750 A JP S59129750A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、すぐれた耐孔食性および高強度を有し５特
に車輛用および航空機用水タンクや、大型貯水タンクな
どの高強度貯水容器の製造に使用するのに適したＡＱ合
金複合材に関するものである。
に車輛用および航空機用水タンクや、大型貯水タンクな
どの高強度貯水容器の製造に使用するのに適したＡＱ合
金複合材に関するものである。
従来、一般に、上記の各種高強度貯水容器の製造には、
時効析出処理によりＡ２合金の中では最高級の強度が得
られ、かつ比較的良好な耐食性を有し、さらに溶接性お
よび熱間加工性にもすぐれているＪＩＳ７０’７５ な
どのＡＡ’−Ｚｎ −Ｍｇ−’Ｃｕ系合金の単板材が用
いられている。なお、このＡＭ −Ｚｎ −Ｍｇ−Ｃｕ
系合金が比較的良好な耐食性を示すのは、その表面に強
固な自然酸化皮膜が形成されることに起因するものであ
る。しかしながら、その酸化皮膜中に不可避的に不純物
が含有されていたり、熱的あるいは機械的に傷が付与さ
れたシすると、これらの個所は充分な耐食性を発揮する
ことができず、したがってこれらの個所は選択的に溶解
するようになり、この結果局部腐食、すなわち孔食に至
る場合がしばしば見られ、特にこの／Ｖ −Ｚｎ −Ｍ
ｇ−Ｃｕ系合金の場合、合金成分として含有しているＣ
ｕ成分によって粒界腐食などの局部腐食が一段と加速さ
れる結果、孔食の成長速度は著しく早められるものであ
った。
時効析出処理によりＡ２合金の中では最高級の強度が得
られ、かつ比較的良好な耐食性を有し、さらに溶接性お
よび熱間加工性にもすぐれているＪＩＳ７０’７５ な
どのＡＡ’−Ｚｎ −Ｍｇ−’Ｃｕ系合金の単板材が用
いられている。なお、このＡＭ −Ｚｎ −Ｍｇ−Ｃｕ
系合金が比較的良好な耐食性を示すのは、その表面に強
固な自然酸化皮膜が形成されることに起因するものであ
る。しかしながら、その酸化皮膜中に不可避的に不純物
が含有されていたり、熱的あるいは機械的に傷が付与さ
れたシすると、これらの個所は充分な耐食性を発揮する
ことができず、したがってこれらの個所は選択的に溶解
するようになり、この結果局部腐食、すなわち孔食に至
る場合がしばしば見られ、特にこの／Ｖ −Ｚｎ −Ｍ
ｇ−Ｃｕ系合金の場合、合金成分として含有しているＣ
ｕ成分によって粒界腐食などの局部腐食が一段と加速さ
れる結果、孔食の成長速度は著しく早められるものであ
った。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、孔食発
生のない貯水容器用高強度材料を開発すべく研究を行な
った結果、Ｚｎ ： ３．０−８．４％、 Ｍｇ ：０
、５〜３． ’７％、 Ｃｕ： ０． ’７〜３．０％
を含有し、さらに必要に応じてＣｒ：０．０５〜０３５
チおよびＭｎ：００５〜１．５０％のうちの１種または
２種を含治し、残りがＡＡと不可避不純物からなる組成
を有す−る／Ｖ金合金芯材とし、かつＭｇ ： ０．３
〜５．６ ％ 、 Ｚｎ、Ｏ１〜１．０％を含有し、残
りがＡｌと不可避不純物からなる組成（以上重量係、以
下襲は重量％を示す〕を有するＡ１合金を皮材とし、前
記芯材の片面あるいは両面に前記皮材をクラッドした複
合材とすると、とのＡ１合金複合材は、前記芯材によっ
て高強度、並びに良好な成形加工性および溶接性をもつ
ようになり、一方前記皮材においては、ＭｇとＺｎの共
存によって、その表面に強固な自然酸化皮膜が形成され
るようになると共に、皮材中に不可避不純物が含有した
り、熱的あるいは機械的に傷が付けられたシした場合に
も、Ｚｎ成分の作用によって構体が９の全面腐食型にす
るために孔食発生が防止され、さらに例えばＣｕイオン
を多量に含有する水を取扱う場合のような苛酷な環境下
では、前記皮材に孔食が発生する場合があるが、このよ
うな場合にも、前記芯材がＣｕ成分を含有することに原
因して、電気化学的な孔食発生電位が前記芯材に比して
前記皮材の方が低いことから、芯材と皮材との界面にお
いて皮材がアノードとして溶出 λする犠牲陽極効果
によって芯材が防食され、孔食が芯材にまで及ぶことが
なく、したがって、このＡ１合金複合材を高強度が要求
される貯水容器の製造に用いた場合、著しく長期に亘る
使用が可能になるという知見を得たのである。
生のない貯水容器用高強度材料を開発すべく研究を行な
った結果、Ｚｎ ： ３．０−８．４％、 Ｍｇ ：０
、５〜３． ’７％、 Ｃｕ： ０． ’７〜３．０％
を含有し、さらに必要に応じてＣｒ：０．０５〜０３５
チおよびＭｎ：００５〜１．５０％のうちの１種または
２種を含治し、残りがＡＡと不可避不純物からなる組成
を有す−る／Ｖ金合金芯材とし、かつＭｇ ： ０．３
〜５．６ ％ 、 Ｚｎ、Ｏ１〜１．０％を含有し、残
りがＡｌと不可避不純物からなる組成（以上重量係、以
下襲は重量％を示す〕を有するＡ１合金を皮材とし、前
記芯材の片面あるいは両面に前記皮材をクラッドした複
合材とすると、とのＡ１合金複合材は、前記芯材によっ
て高強度、並びに良好な成形加工性および溶接性をもつ
ようになり、一方前記皮材においては、ＭｇとＺｎの共
存によって、その表面に強固な自然酸化皮膜が形成され
るようになると共に、皮材中に不可避不純物が含有した
り、熱的あるいは機械的に傷が付けられたシした場合に
も、Ｚｎ成分の作用によって構体が９の全面腐食型にす
るために孔食発生が防止され、さらに例えばＣｕイオン
を多量に含有する水を取扱う場合のような苛酷な環境下
では、前記皮材に孔食が発生する場合があるが、このよ
うな場合にも、前記芯材がＣｕ成分を含有することに原
因して、電気化学的な孔食発生電位が前記芯材に比して
前記皮材の方が低いことから、芯材と皮材との界面にお
いて皮材がアノードとして溶出 λする犠牲陽極効果
によって芯材が防食され、孔食が芯材にまで及ぶことが
なく、したがって、このＡ１合金複合材を高強度が要求
される貯水容器の製造に用いた場合、著しく長期に亘る
使用が可能になるという知見を得たのである。
この発明は、上記知見にもとづいてなされたもの、であ
って、以下に芯材および皮材の成分組成を上記の通りに
限定した理由を説明する。
って、以下に芯材および皮材の成分組成を上記の通りに
限定した理由を説明する。
Ａ、芯材
（ａ） ＺｎおよびＭｇ
これらの成分には、Ｍｇ ２ Ｚｎを形成し、素地中に
微細均一に析出して芯材の強度を向上させる作用がある
が、その含有量がそれぞれＺｎ：３．０％未満およびＭ
ｇ：０５％未満ではＭｇ ２ Ｚｎの析出量が少なすぎ
て所望の高強度を確保することができず、一方Ｚｎにあ
っては８４％を越えて含有させると応力腐食割れ感受性
が増大するようになり、またＭｇにおいては３７％を越
えて含有させると熱間圧延々どの成形加工性が劣化する
ように々ることがら、その含有量を、それぞれＺｎ：３
．０〜８．４％、’Ｍｇ：０５〜３７％と定めた。
微細均一に析出して芯材の強度を向上させる作用がある
が、その含有量がそれぞれＺｎ：３．０％未満およびＭ
ｇ：０５％未満ではＭｇ ２ Ｚｎの析出量が少なすぎ
て所望の高強度を確保することができず、一方Ｚｎにあ
っては８４％を越えて含有させると応力腐食割れ感受性
が増大するようになり、またＭｇにおいては３７％を越
えて含有させると熱間圧延々どの成形加工性が劣化する
ように々ることがら、その含有量を、それぞれＺｎ：３
．０〜８．４％、’Ｍｇ：０５〜３７％と定めた。
（ｂ） ’ Ｃ１１
Ｃｕ成分には、Ｍｇ２Ｚｎ析出物を素地中に微細に分散
させる作用があるほか、自身もＣｕ−Ｍｇ系析出物を形
成して芯材の強度を高め、かつ芯材の電気化学的な孔食
電位をＣｕを含有しない皮材に比して著しく責にし、も
ってこの結果生じた大きな孔食電位差によって皮材に犠
牲陽極効果を十分に発揮させる作用があるが、その含有
量が０．７％未満では、前記作用に所望の効果が得られ
ず、一方３．０％を越えて含有させると熱間圧延などの
成形加工性が劣化するようになることから、その含有量
を０７〜３．０％と定めた。
させる作用があるほか、自身もＣｕ−Ｍｇ系析出物を形
成して芯材の強度を高め、かつ芯材の電気化学的な孔食
電位をＣｕを含有しない皮材に比して著しく責にし、も
ってこの結果生じた大きな孔食電位差によって皮材に犠
牲陽極効果を十分に発揮させる作用があるが、その含有
量が０．７％未満では、前記作用に所望の効果が得られ
ず、一方３．０％を越えて含有させると熱間圧延などの
成形加工性が劣化するようになることから、その含有量
を０７〜３．０％と定めた。
（ｃ） ＣｒおよびＭｎ
これらの成分には、結晶粒を微細化して強度を向」ニさ
せると共に、応力腐食割れ感受性を著しく抑制する作用
があるので、これらの特性が要求される場合に必要に応
じて含有されるが、その含有量、が、それぞれＣｒ：０
．０５％未満およびＭｎ：Ｏ，０，５係未満では前記作
用に所望の向上効果が得られず、一方Ｃｒ：０．３５％
およびＭｎ：１．５０％をそれぞれ越えて含有させると
、焼入感受性が劣化するようになると共に、鋳造時に巨
大晶が形成され易くなり、不均一腐食の原因ともなるこ
とがら、その含有量を、それぞれＣｒ： ０．０５〜０
．３５％、Ｍｎ：００５〜１．５０％と定めた。
せると共に、応力腐食割れ感受性を著しく抑制する作用
があるので、これらの特性が要求される場合に必要に応
じて含有されるが、その含有量、が、それぞれＣｒ：０
．０５％未満およびＭｎ：Ｏ，０，５係未満では前記作
用に所望の向上効果が得られず、一方Ｃｒ：０．３５％
およびＭｎ：１．５０％をそれぞれ越えて含有させると
、焼入感受性が劣化するようになると共に、鋳造時に巨
大晶が形成され易くなり、不均一腐食の原因ともなるこ
とがら、その含有量を、それぞれＣｒ： ０．０５〜０
．３５％、Ｍｎ：００５〜１．５０％と定めた。
Ｂ、皮材
（ａ） Ｍｇ
Ｍｇ成分には、Ｚｎと共存することにより皮材表面に良
好な自然酸化皮膜を形成して、皮材にすぐれた耐食性を
付与すると共に、固溶強化にょシ皮材自体の強度を向上
させる作用があるが、その含有量が０３％未満では前記
作用に所望の効果が得られず、一方４０％を越えて含有
させると、熱間圧延などの成形加工性が劣化するように
なるばかシでなく、熱処理条件によっては結晶粒界にＡ
ｌ−Ｍｇ系の析出物（β相）が形成されるようになって
粒界腐食をはじめとする不均一腐食や孔食が発生するよ
うになることから、その含有量を０３〜４０襲と定めた
。
好な自然酸化皮膜を形成して、皮材にすぐれた耐食性を
付与すると共に、固溶強化にょシ皮材自体の強度を向上
させる作用があるが、その含有量が０３％未満では前記
作用に所望の効果が得られず、一方４０％を越えて含有
させると、熱間圧延などの成形加工性が劣化するように
なるばかシでなく、熱処理条件によっては結晶粒界にＡ
ｌ−Ｍｇ系の析出物（β相）が形成されるようになって
粒界腐食をはじめとする不均一腐食や孔食が発生するよ
うになることから、その含有量を０３〜４０襲と定めた
。
（ｂ） Ｚｎ
Ｚｎ成分には、上記のとおシＭｇとの共存において皮材
表面に自然酸化皮膜を形成して耐食性を向上させ、かつ
その腐食形態を構体が９の全面腐食型にして孔食の発生
を抑制し、さらに苛酷な環境下において５例え皮材に孔
食が発生しても、このＺｎ含有によって皮材を芯材に比
して電気化学的に卑に保持することから、皮材が優先的
に溶解し、この犠牲陽極効果によって孔食が芯材に及ぶ
のを阻止する作用があるが、その含有量がＯ，］％未満
では前記作用に所望の効果が得られず、一方１０％を越
えて含有させると、逆に不均一腐食や孔食が発生ずるよ
うになると共に、腐食量も増大するようになって皮材の
芯材に対する犠牲陽極効果が比較的早期に消滅するよう
になることから、その含有量をＱま〜１０％と定めた。
表面に自然酸化皮膜を形成して耐食性を向上させ、かつ
その腐食形態を構体が９の全面腐食型にして孔食の発生
を抑制し、さらに苛酷な環境下において５例え皮材に孔
食が発生しても、このＺｎ含有によって皮材を芯材に比
して電気化学的に卑に保持することから、皮材が優先的
に溶解し、この犠牲陽極効果によって孔食が芯材に及ぶ
のを阻止する作用があるが、その含有量がＯ，］％未満
では前記作用に所望の効果が得られず、一方１０％を越
えて含有させると、逆に不均一腐食や孔食が発生ずるよ
うになると共に、腐食量も増大するようになって皮材の
芯材に対する犠牲陽極効果が比較的早期に消滅するよう
になることから、その含有量をＱま〜１０％と定めた。
つぎに、この発明のＡＰ、合金複合材を実施例により具
体的に説明する。
体的に説明する。
実施例
通常の溶解鋳造法により第１表に示される成分組成をも
っ□た本発明皮材用Ａｇ、合金１〜６．比較皮利用ＡＣ
合金１〜４．および本発明芯材用ＪＶ合金ｌ第
１ 表 〜４をそれぞれ溶製した。なお、比較皮材用ＡＵ金合金
〜４は、いずれも構成成分のうちのいずれがの成分含有
、１ｉｉｉ−（第１表忙※印を付す）がこの発明の範囲
から外れた組成をもつものである。また、いずれのＡｅ
金合金不可避不純物としてＦｅ：０．２１〜０２２％、
Ｓｉ： ０．０８〜０．０９％を含有するものであっ
た。
っ□た本発明皮材用Ａｇ、合金１〜６．比較皮利用ＡＣ
合金１〜４．および本発明芯材用ＪＶ合金ｌ第
１ 表 〜４をそれぞれ溶製した。なお、比較皮材用ＡＵ金合金
〜４は、いずれも構成成分のうちのいずれがの成分含有
、１ｉｉｉ−（第１表忙※印を付す）がこの発明の範囲
から外れた組成をもつものである。また、いずれのＡｅ
金合金不可避不純物としてＦｅ：０．２１〜０２２％、
Ｓｉ： ０．０８〜０．０９％を含有するものであっ
た。
ついで、上記本発明皮材用ＡＣ合金１〜６．比較皮材用
ＡＱ合金１〜４．および本発明芯材用Ａ９合金１〜４に
それぞれ通常の条件で均質化処理を施した後、同じく通
常の条件で熱間圧延を施して、本発明皮相用Ａｉ！合金
１〜６および比較皮材用Ａ１合金１〜４は板厚 １Ｍの
熱延板に、一方本発明芯材用ＡＣ合金１−４は板厚 Ｂ
ｗｎの熱延板とし、これらの熱延板を第２表に示される
組合せにて重ね合わせ、熱間および冷間圧延にて板厚：
ＩＲとすることによって、両面クラッドの本発明Ａｇ、
合金複合相ｌ〜６．比較ＡＣ合金複合材１〜４をそれぞ
れ製造した。さらに比較の目的で、本発明芯材用ＡＱ金
合金、３の熱延板に冷間圧延を施して板厚：１朋の比較
Ａｇ、合金単板材１．２を製造した。
ＡＱ合金１〜４．および本発明芯材用Ａ９合金１〜４に
それぞれ通常の条件で均質化処理を施した後、同じく通
常の条件で熱間圧延を施して、本発明皮相用Ａｉ！合金
１〜６および比較皮材用Ａ１合金１〜４は板厚 １Ｍの
熱延板に、一方本発明芯材用ＡＣ合金１−４は板厚 Ｂ
ｗｎの熱延板とし、これらの熱延板を第２表に示される
組合せにて重ね合わせ、熱間および冷間圧延にて板厚：
ＩＲとすることによって、両面クラッドの本発明Ａｇ、
合金複合相ｌ〜６．比較ＡＣ合金複合材１〜４をそれぞ
れ製造した。さらに比較の目的で、本発明芯材用ＡＱ金
合金、３の熱延板に冷間圧延を施して板厚：１朋の比較
Ａｇ、合金単板材１．２を製造した。
つぎに、この結果得られた本発明ＡＣ合金複合材１〜６
．比較Ｍ合金複合拐１〜４．および比較ＡＱ合金単板材
１．２について、温度：’４６０℃に２時間保持の溶体
化処理後水冷し、引続いて温度：１１．０℃に６時間保
持後、再び温度：１５０℃に８時間保持の２段時効処理
を施した状態で、引張試験を行ない、引張り強さを測定
すると共に、ｌｐｐｍのＣｕイオン含有の温度：４０℃
の水道水中に６０日間浸漬の水道水浸漬試験、並びにＣ
ｔ−イオン、 ５ｏ４− イオン、およびＨＣＯ；イ
オンをそれそる１１００ｐｐ含有し、さらにＣｕイオン
をｌｐｐｍ含有する温度、４０℃の水溶液に６０日間浸
漬の水溶液浸漬試験を行ない、試験後腐食生成物を除去
して腐食減量、孔食数、および最大孔食深さをそれぞれ
測定した。これらの測定結果を第２表に示した。
．比較Ｍ合金複合拐１〜４．および比較ＡＱ合金単板材
１．２について、温度：’４６０℃に２時間保持の溶体
化処理後水冷し、引続いて温度：１１．０℃に６時間保
持後、再び温度：１５０℃に８時間保持の２段時効処理
を施した状態で、引張試験を行ない、引張り強さを測定
すると共に、ｌｐｐｍのＣｕイオン含有の温度：４０℃
の水道水中に６０日間浸漬の水道水浸漬試験、並びにＣ
ｔ−イオン、 ５ｏ４− イオン、およびＨＣＯ；イ
オンをそれそる１１００ｐｐ含有し、さらにＣｕイオン
をｌｐｐｍ含有する温度、４０℃の水溶液に６０日間浸
漬の水溶液浸漬試験を行ない、試験後腐食生成物を除去
して腐食減量、孔食数、および最大孔食深さをそれぞれ
測定した。これらの測定結果を第２表に示した。
第２表に示される結果から、本発Ｆ３ＪＪＡ１合金複合
材１〜６は、高強度を有し、かついずれの浸漬試験にお
いても比較Ａｕ合金複合材１〜４および比較／Ｖ合金単
板材１．２に比して、すぐれた耐食性および耐孔食性を
示し、特に耐孔食性は著しくすぐれていることが明らか
である。
材１〜６は、高強度を有し、かついずれの浸漬試験にお
いても比較Ａｕ合金複合材１〜４および比較／Ｖ合金単
板材１．２に比して、すぐれた耐食性および耐孔食性を
示し、特に耐孔食性は著しくすぐれていることが明らか
である。
上述のように、この発明のＡｕ合金複合材は、すぐれた
耐食性、特に耐孔食性を有し、かつ芯材によって高強度
、並びにすぐれた溶接性および成形加工性が確保される
ので、特に高強度が要求される貯水容器の製造に用いる
のに適し、しかも実用に際して、Ｃｕイオンを多量に含
有する水溶液にさらされるような苛酷な使用条件下にお
かれても皮材に発生した孔食が芯材に及ぶことはなく、
この結果著しく長期に亘っての使用が可能となるなど工
業上有用な特性を有するものである。
耐食性、特に耐孔食性を有し、かつ芯材によって高強度
、並びにすぐれた溶接性および成形加工性が確保される
ので、特に高強度が要求される貯水容器の製造に用いる
のに適し、しかも実用に際して、Ｃｕイオンを多量に含
有する水溶液にさらされるような苛酷な使用条件下にお
かれても皮材に発生した孔食が芯材に及ぶことはなく、
この結果著しく長期に亘っての使用が可能となるなど工
業上有用な特性を有するものである。
出願人 三菱アルミニウム株式会社
Claims (2)
- （１） 芯材が、Ｚｎ：３、ｏ〜８．４％＋ Ｍｇ
： ０．５〜３．７％、 Ｃｕ： ０．７〜３．０％を
含有し、残りがＡＱと不可避不純物からなる組成を有す
るＡｃ合金で構成され、かつ皮材が、Ｍｇ： ０．３〜
４．０％、Ｚｎ：０．１〜１．０％を含有し、残９がＡ
ｎと不可避不純物からなる組成（以上重量％）を有する
Ａ２合金で構成されたことを特徴とする耐孔食性にすぐ
れた貯水容器用高強度ＡＱ、合金合金材。 - （２） 芯材が、Ｚｎ： ３．０〜８．４％、Ｍｇ：
０．５−３．７％、 Ｃｕ： ０．７〜３．０％を含有
し、さらにｃｒ：ｏ、 ｏ ５〜０．３５％およびＭｎ
： ０．０５〜１．５０％のうちの１種または２種を含
有し、残りがＡｃと不可避不純物からなる組成を有する
Ａ９合金で構成さ−れ５かつ皮材が、 Ｍｇ ： ０．
３ ”−４，０％、 Ｚｎ： ０．１−１．０係を含有
し、残りがＡｇ、と不可避不純物からなる組成（以上重
量％）を有するＡ２合金で構成されたことを特徴とする
耐孔食性にすぐれた貯水容器用高強度ＡＡ合合金金材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP610283A JPS59129750A (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | 耐孔食性にすぐれた高強度Ａｌ合金製貯水容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP610283A JPS59129750A (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | 耐孔食性にすぐれた高強度Ａｌ合金製貯水容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59129750A true JPS59129750A (ja) | 1984-07-26 |
| JPH028019B2 JPH028019B2 (ja) | 1990-02-22 |
Family
ID=11629134
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP610283A Granted JPS59129750A (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | 耐孔食性にすぐれた高強度Ａｌ合金製貯水容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59129750A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6333539A (ja) * | 1986-07-24 | 1988-02-13 | ソシエテ・メタル−ルジク・ドウ・ジエルザ | 加圧中空体用Ａｌ合金 |
| JPH0247235A (ja) * | 1988-08-05 | 1990-02-16 | Showa Alum Corp | Ａｌ−Ｚｎ−Ｍｇ−Ｃｕ系合金を用いたオートバイ等の無継目リム |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS575840A (en) * | 1980-06-12 | 1982-01-12 | Mitsubishi Alum Co Ltd | Aluminum alloy brazing sheet having excellent pitting- corrosion resistance and high strength |
| JPS5713141A (en) * | 1980-06-27 | 1982-01-23 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | Finely grained material for stringer of airplane with superior corrosion resistance and its manufacture |
-
1983
- 1983-01-18 JP JP610283A patent/JPS59129750A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS575840A (en) * | 1980-06-12 | 1982-01-12 | Mitsubishi Alum Co Ltd | Aluminum alloy brazing sheet having excellent pitting- corrosion resistance and high strength |
| JPS5713141A (en) * | 1980-06-27 | 1982-01-23 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | Finely grained material for stringer of airplane with superior corrosion resistance and its manufacture |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6333539A (ja) * | 1986-07-24 | 1988-02-13 | ソシエテ・メタル−ルジク・ドウ・ジエルザ | 加圧中空体用Ａｌ合金 |
| JPH0575815B2 (ja) * | 1986-07-24 | 1993-10-21 | Metaruurujiku Do Jeruza Soc | |
| JPH0247235A (ja) * | 1988-08-05 | 1990-02-16 | Showa Alum Corp | Ａｌ−Ｚｎ−Ｍｇ−Ｃｕ系合金を用いたオートバイ等の無継目リム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH028019B2 (ja) | 1990-02-22 |
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