JPS59125975A - 沈降安定性、貯蔵安定性に優れた処理液を用いた繊維の表面処理方法 - Google Patents

沈降安定性、貯蔵安定性に優れた処理液を用いた繊維の表面処理方法

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JPS59125975A
JPS59125975A JP86583A JP86583A JPS59125975A JP S59125975 A JPS59125975 A JP S59125975A JP 86583 A JP86583 A JP 86583A JP 86583 A JP86583 A JP 86583A JP S59125975 A JPS59125975 A JP S59125975A
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JP
Japan
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zinc oxide
stability
surface treatment
liquid
fiber
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JP86583A
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JPS6119759B2 (ja
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泰介 沖田
正志 青嶋
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Sumitomo Seika Chemicals Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Seitetsu Kagaku Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
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  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維とゴムまたは樹脂との接着力の向上を目的
にレゾルシンホルムアルデヒド樹脂水溶液及びラテック
ス(以下RFL液と略す]を用いて繊維に表面処理を施
すことはNFL処理として広く知られている。本発明者
らはラテックスにスルホハロゲン化ポリマーラテ、クス
(スルホハロゲン化ポリマー水分散液)を用いたREL
処理について検討を行ない、RFL液中にディップして
取出した繊維を20(Ic以上といった高温でベーキン
グと呼ばれる加熱処理を行なう場合、RFL液液中亜鉛
化合物またはマグネシウム化合物を添加併用することに
より、得られた表面処理繊維とゴムまたは樹脂との接着
力が向上すること、ならびにとりわけ酸化亜鉛の効果が
大きいこと、さらにはまた酸化亜鉛は沈澱を防止する目
的であらかじめ水分散液として調整したものを用いるの
が好ましい事等を見出し、特願昭57−162886を
出願した。本発明はこの特願昭57−162886の改
良に関するものである。
具体的には高温ベーキング処理を行なう時にとりわけ効
果の大きな酸化亜鉛を用いるに際し、その酸化亜鉛が平
均粒子径1.5μ以ド特に好ましくは1.0μ以下の湿
式製法により得られたものであることを特徴とした沈降
安定性に極めて優れた表面処理液を用いた繊維の表面処
理方法に関するものである。
湿式製法の酸化亜鉛は一般に亜鉛塩水溶液にアルカリを
加えて得ることができ、特公昭55−10546号公報
、特開昭57−149827号公報等でその製法皆が記
載されている。湿式製法の酸化亜鉛は水溶液中で製造さ
れる為、粒径は乾式製法に比べ非常に小さく、乾式法で
は全く得ることのできない1μ以下、例えば平均粒 粒子径で0.3−0.5μといった超微W径の酸化亜鉛
を容易に得ることができ、かつ水溶液として直接得られ
る為、RFL液の添加開用には非常に適している。即ち
、乾式品の場合に比べ沈降性が少なく、粉砕や水分散化
する必要がなく、コスト的に非常に有利である。無論湿
式製法の粉末酸化亜鉛も市販されているが、氷晶を用い
る場合、沈降性が少ない特徴は有しているものの水分散
化等コスト的メリットが少ない。従っその添加、使用方
法はRFL液に直接添加して用いるのが一般的であるが
レゾルシンホルムアルデヒド樹脂水性液またはスルホハ
ロゲン化ポリマーラテックスに添加した後RFL液を調
整するといった方法も用いることができる。
以下実施例を示すが本発明はこれらに限定されるもので
はない。
参考例 平均粒子径2.0μ乾式酸化亜鉛水分散液(試料A)及
び平均粒子径0.6μ湿式酸化亜鉛水分散液(試料13
)(いずれも固形分30餐比較例 実施例1 酸化亜鉛をRk’ L処理に用いる場合、酸化亜鉛の添
加方法としては、レゾルシンホルマリン樹脂液に添加す
る方法、スルホハロゲン化ポリマーラテックスに添加す
る方法、RFL液に添加する方法等がある。ここではス
ルホハロゲン化ポリマーラテックスにあらかじめ酸化亜
鉛を添加した後、RFL液の調整に供する場合を考え、
その酸化亜鉛沈降性を検討した結果を示す。
スルホハロゲン化ポリマーラテックスであるニスプレン
181L−450(固形分40%)200f当りに酸化
亜鉛(固形分30%)26fを加えて攪拌し、複数の内
径16.9mの沈降管(最小目盛1−付、き)中に40
−を分取した。室温に一定時間放置後、各沈降管から深
さ20.4の位置から約6−の溶液を採取し、重量既知
の100−ビーカーに約5fを秤りとり、0.1■の精
度にて採取量を秤量した。
これに塩酸約7−と水を加えて50−に稀釈、沖過恒量
した。炉液20−を200−ビーカーに取り、カヤイソ
ーダ水溶液で中和、pH5,0の酢酸−酢酸アンモニウ
ム緩衝Ht o −tと水を加えて約100−とじた後
、キシレールオレンジ水溶液を指示薬にしてEDTA標
本実施例および参考例は本発明でいうところの酸化亜鉛
が非常に沈降性が少なく、沈降安定性に極めて優れてい
ることを示している。
実施例2 本発明を用いてエチレンプロピレンゴムと6.6ナイロ
ンとの接着力を測定し、た結果を示す。
水242.Of、カセイソーダ0.79、レゾルシン1
1.Of、37%ホルマリン16.21なる混合物を室
温にて15時間熟成し、レゾルシンホルムアルデヒド樹
脂水性液を調整した。スルホハロゲン化ポリマーラテ、
7クス(ニスプレン[相]L−4507固形分40%)
256.4f、水165.0y、酸化亜鉛水分散液(固
形分30%)84.fMを上記レゾルシンホルムアルデ
ヒド樹脂水性液と混合し、RFL液とした。
1260デニール6.6ナイロン双糸コードをRFL液
中にRFL液を攪拌することなく静かに1回ディップし
た後、オーブン中にてベーキングした。
下記配合エチレンプロピレノゴム配合物を被着体とし、
150℃×30分プレス加硫にてHテスト用サンプルを
得た後、引張速度800 m/ min 、 ASTM
 D−2188−72に準じて測定した。
FEEブラ、り        50 パラフイン油         lO 唾鉛華     5 ステアリン酸        1 加硫促進剤) ソクンノール■rT     l ソクンノール■λ10.5 イオウ        1 肴参考例に用いたもの  ロ比較該考例本実施例はRF
L液調整調整直後用すれば乾式酸化亜鉛(試料A)では
沈降現象によりRFL液中の酸化亜鉛量が減る為、高温
ベーキング時の接着力低下防止効果がそこなわれる。こ
れに対し粒子径が小さな湿式酸化亜鉛(試料B)では高
温ベーキング時の接着力低下防止効果を持続させること
ができる。本発明でいうところの酸化亜鉛を用いること
により貯蔵安定性に優れた高温ベーキング可能なRFL
液を得ることができ、実用期間を大巾に延ばすことが可
能となった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レゾルシンホルムアルデヒド樹脂水性液およびスルホハ
    ロゲン化ポリマー水分散液からなる液状混合物を用いて
    天然繊維または合成繊維の表面処理を行なうに際し、ス
    ルホハロゲン化ポを前記液状混合物に添加併用すること
    を特徴とする沈降安定性、貯蔵安定性に優れた処理液を
    用いて繊維を表面処理する方法。
JP86583A 1983-01-06 1983-01-06 沈降安定性、貯蔵安定性に優れた処理液を用いた繊維の表面処理方法 Granted JPS59125975A (ja)

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JPS59125975A true JPS59125975A (ja) 1984-07-20
JPS6119759B2 JPS6119759B2 (ja) 1986-05-19

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000063581A1 (fr) * 1999-04-19 2000-10-26 Bando Chemical Industries, Ltd. Courroie de transmission et son procede de fabrication
JP2008057049A (ja) * 2001-03-02 2008-03-13 Honeywell Internatl Inc 内部熱スプレッダめっき方法および装置

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US6641905B1 (en) 1999-04-19 2003-11-04 Bando Chemical Industries, Ltd. Power transmission belt and process for production of the same
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JPS6119759B2 (ja) 1986-05-19

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