JPS5912592Y2 - 地下構造物用試験蓋 - Google Patents
地下構造物用試験蓋Info
- Publication number
- JPS5912592Y2 JPS5912592Y2 JP2348081U JP2348081U JPS5912592Y2 JP S5912592 Y2 JPS5912592 Y2 JP S5912592Y2 JP 2348081 U JP2348081 U JP 2348081U JP 2348081 U JP2348081 U JP 2348081U JP S5912592 Y2 JPS5912592 Y2 JP S5912592Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- test
- lid
- test piece
- wear
- underground structures
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は材質、形状を異にするテストピース、特に蓋と
同じ種類の材質、形状のテストピースを耐摩耗試験する
ために使用される地下構造物用の試験蓋に関し、道路に
設置されて実地試験を行う場合と耐摩耗試験機によって
試験される場合とがある。
同じ種類の材質、形状のテストピースを耐摩耗試験する
ために使用される地下構造物用の試験蓋に関し、道路に
設置されて実地試験を行う場合と耐摩耗試験機によって
試験される場合とがある。
ここで地下構造物用蓋とは、上下水道蓋、電力、電気通
信用蓋、及びガス用のマンホール、及び他の地下構造物
に連通ずる縦穴を地表面で閉塞する蓋を称する。
信用蓋、及びガス用のマンホール、及び他の地下構造物
に連通ずる縦穴を地表面で閉塞する蓋を称する。
地下構造物用の蓋は、道路上に設置されれば長年の使用
によって車両、歩行者によってかなり摩耗していくもの
であり、特にスノータイヤ、スパイクタイヤやチェーン
巻きタイヤによる摩耗は蒼しい。
によって車両、歩行者によってかなり摩耗していくもの
であり、特にスノータイヤ、スパイクタイヤやチェーン
巻きタイヤによる摩耗は蒼しい。
地下構造物用蓋は、ますます耐摩耗性の鋳鉄材質が要求
され、その摩耗の進行はその材質、又は表面形状、表面
処理等によって大きく変動するもので、現在迄実際道路
上に設置されているものは鋳鉄鋳肌表面の粗さ凹凸によ
って正確に鉄蓋表面の摩耗量を測定把握することは不可
能であった。
され、その摩耗の進行はその材質、又は表面形状、表面
処理等によって大きく変動するもので、現在迄実際道路
上に設置されているものは鋳鉄鋳肌表面の粗さ凹凸によ
って正確に鉄蓋表面の摩耗量を測定把握することは不可
能であった。
本考案の目的は、種々の材質、形状等を異にする蓋の摩
耗の具合を同一条件下で、極めて正確に定量、定性分析
をして比較試験するに適した地下構造物用の試験蓋を提
供することにある。
耗の具合を同一条件下で、極めて正確に定量、定性分析
をして比較試験するに適した地下構造物用の試験蓋を提
供することにある。
本考案の要旨は、地下構造物用蓋１上面の同一円周上に
テストピース嵌入用陥凹部４を複数個設け、同陥凹部に
材質、形状等を異にし且つ上面に溝部３を有するテスト
ピース２，２′を嵌入し、しかも同テストピースを蓋裏
面から貫挿した取付ボルト７と螺合させてテストピース
を高さ調整自在としてなる地下構造物用試験蓋にある。
テストピース嵌入用陥凹部４を複数個設け、同陥凹部に
材質、形状等を異にし且つ上面に溝部３を有するテスト
ピース２，２′を嵌入し、しかも同テストピースを蓋裏
面から貫挿した取付ボルト７と螺合させてテストピース
を高さ調整自在としてなる地下構造物用試験蓋にある。
尚図中、５は同嵌入用陥凹部に設けた嵌合溝、６はテス
トピース２，２′・・・・・・の裏面に設けた嵌合溝５
と嵌合する突起、７は取付ボルト、７′は締付ナット、
８は受枠、９はタイヤ、１０は注水装置である。
トピース２，２′・・・・・・の裏面に設けた嵌合溝５
と嵌合する突起、７は取付ボルト、７′は締付ナット、
８は受枠、９はタイヤ、１０は注水装置である。
この考案では本考案試験蓋は実際、車両、歩行者等の交
通量の多い道路の地下構造物用の蓋として取付けられる
か、又は耐摩耗試験機に設置され、機械によって駆動さ
れるタイヤによって摩耗試験を行うもの、又はタイヤに
圧接した試験蓋自体を回転させて試験を行うものである
。
通量の多い道路の地下構造物用の蓋として取付けられる
か、又は耐摩耗試験機に設置され、機械によって駆動さ
れるタイヤによって摩耗試験を行うもの、又はタイヤに
圧接した試験蓋自体を回転させて試験を行うものである
。
前者の場合、車両（タイヤ）の移動方向を考慮しながら
、なるべく同一条件となる様にテストピースの設置位置
、配置を決める。
、なるべく同一条件となる様にテストピースの設置位置
、配置を決める。
後者の場合、土砂、水を適当に投射又は注入することに
よって道路設置と同じ条件に近づけることが望ましい。
よって道路設置と同じ条件に近づけることが望ましい。
いずれの場合でもタイヤと試験蓋との間の摩擦、衝撃力
によって各テストピース２，２′・・・・・・は摩耗し
、テストピース２，２′の材質、表面の凹凸形状、表面
処理の状態に応じ、その摩耗の進行度を極めて正確に定
量、定性的に測ることができるものである。
によって各テストピース２，２′・・・・・・は摩耗し
、テストピース２，２′の材質、表面の凹凸形状、表面
処理の状態に応じ、その摩耗の進行度を極めて正確に定
量、定性的に測ることができるものである。
以上の様に、本考案によればーっの蓋に材質、表面模様
、形状、表面処理等を異にするテストピース２，２′・
・・・・・を嵌大したことによって、先ずテストピース
重量を２００ ｇｒ以下にする事が出来るので精密天秤
にて摩耗減量を１／１００００ｇｒの単位まで正確に測
定できるし、摩耗寸法もテストピース表面を研摩、加工
しているので正確に測定できる。
、形状、表面処理等を異にするテストピース２，２′・
・・・・・を嵌大したことによって、先ずテストピース
重量を２００ ｇｒ以下にする事が出来るので精密天秤
にて摩耗減量を１／１００００ｇｒの単位まで正確に測
定できるし、摩耗寸法もテストピース表面を研摩、加工
しているので正確に測定できる。
次に試験供試用蓋が１個あればテストピースのみの交換
により、試験用蓋材を何個も用意する必要なく、上記各
種異目的の摩耗試験を実施できる。
により、試験用蓋材を何個も用意する必要なく、上記各
種異目的の摩耗試験を実施できる。
即ち、１個の試験蓋中に多数個のテストピースを嵌入す
る事が出来るので、例えば蓋１個にて８種の硬度差材質
の試験や８種の表面模様差の摩耗試験が可能となり、試
験実施の能率面、経済面に有利である。
る事が出来るので、例えば蓋１個にて８種の硬度差材質
の試験や８種の表面模様差の摩耗試験が可能となり、試
験実施の能率面、経済面に有利である。
更に、実際の道路上に設置される蓋の試験に適用すれば
、車両、交通量、大気温度状態、土砂、雪や雨水等の環
境、天候条件下において同一条件のもとで、実際の摩耗
状態が極めて正確に比較できるという効果がある。
、車両、交通量、大気温度状態、土砂、雪や雨水等の環
境、天候条件下において同一条件のもとで、実際の摩耗
状態が極めて正確に比較できるという効果がある。
更にタイヤによるテストピースの摩耗条件を同じくする
ためテストピースは地下構造物用試験蓋の同一円周上に
配置され、しかも取付ボルト７によってテストピースの
高さを蓋上面と同一にする様に微調整でき、摩耗試験の
精度を高めている。
ためテストピースは地下構造物用試験蓋の同一円周上に
配置され、しかも取付ボルト７によってテストピースの
高さを蓋上面と同一にする様に微調整でき、摩耗試験の
精度を高めている。
加えてテストピースに溝部３を設けることによって摩耗
を速く進行させるとともにその摩耗量の計測を精度よく
出来るという効果がある。
を速く進行させるとともにその摩耗量の計測を精度よく
出来るという効果がある。
第１図は本考案地下構造物用試験蓋を示す平面図、第２
図はＩ−Ｉ線における同縦断側面図、第３図はテストピ
ースを示す斜視図、第４図はＩＩ 一ＩＩ線における拡
大断面図、第５図、第６図は摩耗試験蓋を示す説明図で
ある。 １：地下構造物用蓋、２．２’：テストピース。
図はＩ−Ｉ線における同縦断側面図、第３図はテストピ
ースを示す斜視図、第４図はＩＩ 一ＩＩ線における拡
大断面図、第５図、第６図は摩耗試験蓋を示す説明図で
ある。 １：地下構造物用蓋、２．２’：テストピース。
Claims (1)
- 地下構造物用蓋１上面の同一円周上にテストピース嵌人
用陥凹部４を複数個設け、同陥凹部に材質、形状等を異
にし且つ上面に溝部３を有するテストピース２，２′を
嵌入し、しかも同テストピースを蓋裏面から貫挿した取
付ボルト７と螺合させてテストピースを高さ調整自杢と
してなる地下構造物用試験蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2348081U JPS5912592Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 | 地下構造物用試験蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2348081U JPS5912592Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 | 地下構造物用試験蓋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57135945U JPS57135945U (ja) | 1982-08-25 |
| JPS5912592Y2 true JPS5912592Y2 (ja) | 1984-04-16 |
Family
ID=29821231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2348081U Expired JPS5912592Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 | 地下構造物用試験蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5912592Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-20 JP JP2348081U patent/JPS5912592Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57135945U (ja) | 1982-08-25 |
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