JPS59116492A - 製紙用非木材パルプ類の処理方法 - Google Patents
製紙用非木材パルプ類の処理方法Info
- Publication number
- JPS59116492A JPS59116492A JP22403482A JP22403482A JPS59116492A JP S59116492 A JPS59116492 A JP S59116492A JP 22403482 A JP22403482 A JP 22403482A JP 22403482 A JP22403482 A JP 22403482A JP S59116492 A JPS59116492 A JP S59116492A
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- JP
- Japan
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- pulp
- treatment
- fiber length
- paper
- width
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、非木材パルプ類を使用して紙を製造する場合
の原料調製に関するものである。
の原料調製に関するものである。
非木材パルプ類を用いて紙を製造する場合。
一般に繊維長が良く、そのままでは良好な地合いを有す
る紙が得られないため、予めパルパーなどで3〜8%濃
度で#解した後5 ビータ−。
る紙が得られないため、予めパルパーなどで3〜8%濃
度で#解した後5 ビータ−。
リファイナーなどの原料調製磯を用いて叩解し。
要求する紙の条件に合致するように繊維に切断・圧潰作
用を加え可塑性を与えることが実施されている。
用を加え可塑性を与えることが実施されている。
また必要に応じて夾雑物を除去するためKさらし液など
による漂白又は遠心式除しん磯などによる除しんが行わ
れている。
による漂白又は遠心式除しん磯などによる除しんが行わ
れている。
しかしながら、この方法ではパルプの離解及び叩解に多
大のエネルギーが消費され、長繊維の場合は低P水性に
、なりやすい。また漂白を行う場合には排水による公害
の問題が伴い、遠心式除しん機などによる除しんにおい
ては多くの用水とエネルギーが消費される。
大のエネルギーが消費され、長繊維の場合は低P水性に
、なりやすい。また漂白を行う場合には排水による公害
の問題が伴い、遠心式除しん機などによる除しんにおい
ては多くの用水とエネルギーが消費される。
本発明では2」二記の事情に鑑みJコ紙用非木材パルプ
をたばこの葉の断裁と同様に、予め調ト野した繊維長分
布とパルグ裁刻幅との関係から?、!!゛求される紙に
応じて、パルプを必要な幅にロ1シ゛タリ一式裁刻機な
どで裁刻する。この場合、断裁効率を向上するため、乾
燥パルプの場合には30%程度の加湿を行う、このよう
にして裁刻したパルプは、tl来の水懸濁状態のもとで
離解及び叩解したものと比べて繊維長の分布幅は極めて
せマく、甘た要求される紙に応じてどのようにでも裁刻
輻は変えられる特色をもっている。
をたばこの葉の断裁と同様に、予め調ト野した繊維長分
布とパルグ裁刻幅との関係から?、!!゛求される紙に
応じて、パルプを必要な幅にロ1シ゛タリ一式裁刻機な
どで裁刻する。この場合、断裁効率を向上するため、乾
燥パルプの場合には30%程度の加湿を行う、このよう
にして裁刻したパルプは、tl来の水懸濁状態のもとで
離解及び叩解したものと比べて繊維長の分布幅は極めて
せマく、甘た要求される紙に応じてどのようにでも裁刻
輻は変えられる特色をもっている。
また非木材パルプ類の中には、繊維細胞が極めて長く柔
細胞も斧いため、従来の原料処理方法では粘状になり機
械ずきKよる大量生産方式姉達さないものもあるが こ
のような場合に本発明によるパルプ裁刻法によれば問題
は完全忙解決される。
細胞も斧いため、従来の原料処理方法では粘状になり機
械ずきKよる大量生産方式姉達さないものもあるが こ
のような場合に本発明によるパルプ裁刻法によれば問題
は完全忙解決される。
なお非木材パルプ類には、非繊維素分を主体とする夾雑
物がかなり含まれるため上級紙等の製造に当っては、ざ
らし液などの漂白を行い更に、スクリーン、遠心式除じ
ん機などKよる除以ムlCよって含有する夾雑物を除去
するのが常である。
物がかなり含まれるため上級紙等の製造に当っては、ざ
らし液などの漂白を行い更に、スクリーン、遠心式除じ
ん機などKよる除以ムlCよって含有する夾雑物を除去
するのが常である。
本発明では、上記の裁刻パルプをディスクリファイナ−
によって5〜20%の中−高濃度範囲で原料調製を行っ
たところ、処理濃度が高くなるにつれて非繊維素分を主
体とする夾雑物はの漂白は全く不要となり、除しんの負
荷も著しく軽減されることが分った。なお高θ度になる
ほど必要とするディスクリファイナ−の通し回数は減少
した。またこの方法圧よろと繊維の切断がほとんど起ら
ず、しかも抄紙適性を(−わない適正なp水性が得られ
た。
によって5〜20%の中−高濃度範囲で原料調製を行っ
たところ、処理濃度が高くなるにつれて非繊維素分を主
体とする夾雑物はの漂白は全く不要となり、除しんの負
荷も著しく軽減されることが分った。なお高θ度になる
ほど必要とするディスクリファイナ−の通し回数は減少
した。またこの方法圧よろと繊維の切断がほとんど起ら
ず、しかも抄紙適性を(−わない適正なp水性が得られ
た。
以上のように*発明による非木材パルプの裁刻法とディ
スクリファイナ−による中・高濃度処理を組合せること
によって1紙の製造に必要な原料調製において繊維長の
分布を自由圧選定又は組合せることが可能であり、また
原料の炉水性も繊維長と独立して自由に設定することが
できる。加えてパルプ中の夾雑物は中・高濃度処理する
ことによって微細化されるため漂白・除しん工程がほと
んど不要となり、工程の間に化、水質源の節約など非木
材パルプ類を使用rる紙の製造における有用な原料調製
方法を提供することができる、 以下に実施例をあげて2本発明を更に具体的に説明する
が9本発明はこれら実施例によって限定されるものでは
ない。
スクリファイナ−による中・高濃度処理を組合せること
によって1紙の製造に必要な原料調製において繊維長の
分布を自由圧選定又は組合せることが可能であり、また
原料の炉水性も繊維長と独立して自由に設定することが
できる。加えてパルプ中の夾雑物は中・高濃度処理する
ことによって微細化されるため漂白・除しん工程がほと
んど不要となり、工程の間に化、水質源の節約など非木
材パルプ類を使用rる紙の製造における有用な原料調製
方法を提供することができる、 以下に実施例をあげて2本発明を更に具体的に説明する
が9本発明はこれら実施例によって限定されるものでは
ない。
(実施例1) ′
マニラ麻パルプをパルプノートの流れ方向に幻して++
T角に0.3萌幅からlO關幅まで裁刻しfc場合の平
均繊維長、繊維長分布範囲などを第1表及び第1図に示
す。また裁刻罹と平均繊維長の関係を第2図に示す、 第1表 (実施例2) 実施例1による裁刻パルプをふるい分は試験機を用いて
16メツシユから150メ シ二咬で各ふるい分けIA
f+1及び150メツシュ通過分ならびにショツパー型
炉水産試験器によるF水産をmlり定した結果を第2表
に示す。
T角に0.3萌幅からlO關幅まで裁刻しfc場合の平
均繊維長、繊維長分布範囲などを第1表及び第1図に示
す。また裁刻罹と平均繊維長の関係を第2図に示す、 第1表 (実施例2) 実施例1による裁刻パルプをふるい分は試験機を用いて
16メツシユから150メ シ二咬で各ふるい分けIA
f+1及び150メツシュ通過分ならびにショツパー型
炉水産試験器によるF水産をmlり定した結果を第2表
に示す。
第2表
(実施例3)
マニラ麻パルプのビータ−及びドラムタイプ1のり7ア
イナーを組合せた従来の方法と、裁刻したパルプのパル
パー及びドラムタイプのりファイナ−を組合せた方法に
よる原料処理に要する消費電力量を第3表に示す。
イナーを組合せた従来の方法と、裁刻したパルプのパル
パー及びドラムタイプのりファイナ−を組合せた方法に
よる原料処理に要する消費電力量を第3表に示す。
第3表
(実施例4)
0.5晒幅に裁刻したマニラ麻パルプを水漬けしたのち
ディスクリファイナ−で中争高濃度処理したときの手す
きシート(60r/ny’)Ic散在する夾雑物を倍率
10倍のルーペで評価したときの10d中に含まれる可
視夾雑物の個数を第4表に示す。
ディスクリファイナ−で中争高濃度処理したときの手す
きシート(60r/ny’)Ic散在する夾雑物を倍率
10倍のルーペで評価したときの10d中に含まれる可
視夾雑物の個数を第4表に示す。
第4表
第1図は処理別繊維長分布状況を、第2図は裁刻幅と平
均繊維長の関係を示す、 l・・−・・・・・バルブシート 2・−・・現行のビータ−処理の場合 3・・−・−・・現行のり7アイナー処理の場合4、・
、−・・裁刻0.7閣幅に裁刻した場合5・・−・−・
・2刻0,5調幅に裁刻した場合特許出願人 大蔵省印
刷局長 ! 2 3 4 ム 6 78 繊 捺 長 ハ 第 1 固
均繊維長の関係を示す、 l・・−・・・・・バルブシート 2・−・・現行のビータ−処理の場合 3・・−・−・・現行のり7アイナー処理の場合4、・
、−・・裁刻0.7閣幅に裁刻した場合5・・−・−・
・2刻0,5調幅に裁刻した場合特許出願人 大蔵省印
刷局長 ! 2 3 4 ム 6 78 繊 捺 長 ハ 第 1 固
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 製紙用非木材パルプ類を用いて紙を製造する際の原料調
製方法に関して、要求する繊維長分布に応じて03〜3
m幅にパルプを裁刻し1次にディスクリファイナ−によ
る8〜20%の中。 高寝度処理を組合せることによって、任意の繊維長分布
及び戸水性を有する紙料全調製し、同時に夾雑物を微細
化することを特色とする製紙用非木材パルプ類の処理方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22403482A JPS59116492A (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 製紙用非木材パルプ類の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22403482A JPS59116492A (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 製紙用非木材パルプ類の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59116492A true JPS59116492A (ja) | 1984-07-05 |
Family
ID=16807550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22403482A Pending JPS59116492A (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 製紙用非木材パルプ類の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59116492A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62149908A (ja) * | 1985-12-19 | 1987-07-03 | Toray Ind Inc | 高性能アクリル系フイブリル化繊維 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5365401A (en) * | 1976-11-23 | 1978-06-10 | Defibrator Ab | Method and apparatus for continuously producing pulp from fibrous lignocellulose material |
JPS56169893A (en) * | 1980-05-30 | 1981-12-26 | Sanyo Kokusaku Pulp Co | Treatment of papermaking stock material |
JPS57101090A (en) * | 1980-12-10 | 1982-06-23 | Ookurasho Insatsu Kyokucho | Paper stock preparation carrying out cutting and fibrilizing of fiber for papermaking fiber in separate manner |
-
1982
- 1982-12-22 JP JP22403482A patent/JPS59116492A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5365401A (en) * | 1976-11-23 | 1978-06-10 | Defibrator Ab | Method and apparatus for continuously producing pulp from fibrous lignocellulose material |
JPS56169893A (en) * | 1980-05-30 | 1981-12-26 | Sanyo Kokusaku Pulp Co | Treatment of papermaking stock material |
JPS57101090A (en) * | 1980-12-10 | 1982-06-23 | Ookurasho Insatsu Kyokucho | Paper stock preparation carrying out cutting and fibrilizing of fiber for papermaking fiber in separate manner |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62149908A (ja) * | 1985-12-19 | 1987-07-03 | Toray Ind Inc | 高性能アクリル系フイブリル化繊維 |
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