JPS59116159A - クリンカ冷却装置 - Google Patents

クリンカ冷却装置

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Publication number
JPS59116159A
JPS59116159A JP22500782A JP22500782A JPS59116159A JP S59116159 A JPS59116159 A JP S59116159A JP 22500782 A JP22500782 A JP 22500782A JP 22500782 A JP22500782 A JP 22500782A JP S59116159 A JPS59116159 A JP S59116159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
recovered
temperature
clinker
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22500782A
Other languages
English (en)
Inventor
古沢 雄二
村上 光春
「まき」 正俊
惇 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP22500782A priority Critical patent/JPS59116159A/ja
Publication of JPS59116159A publication Critical patent/JPS59116159A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセメントクリンカの焼塊を冷却する装置に関し
、特に焼塊の冷却時における熱回収を効率良く行うこと
のできる上記装置に関するものである。
セメントクリンカはロータリキルンで焼成さ九た後、所
定の温度丑で冷却する必要がある。
この冷却方法の一つとしてクリンカの焼塊を一定距離移
送する間に冷空気により冷却する方法があるが、セメン
トの場合、製品価格に占めるエネルギーの費用が膨大で
あるため冷却熱回収を効率良く行うことが要望されてい
る。との熱回収の一例として、高温の焼塊との熱交換に
より昇温しか冷却用空気の一部をロータリキルン、仮焼
炉に導入し、燃焼用の二次空気として熱回収する技術が
知られている。
第1図は、ハク技術を適用した従来のクリンカクーラの
構成を示す図である。
第1図において、1dク一ラ本体、2けロータリキルン
、3け仮焼炉への二次空気の抽気口、4は排空気の排気
口、5けクリンカ、6けクーラグレート、7けクリンカ
排出口、8a〜8dは冷却空気室、9a〜9dけ冷却空
気吹込みファン、10け排気ファン、11は分岐板、1
2dキルンフツド、13けキルンフッドの圧力計、14
1d制御箱、15け排気ファンのK 清調節用ダンパ、
16け第1番目の吹込みファンの風量調節用ダンパであ
る。
セメントクリンカの焼塊はロータリキルン2内において
1400℃付近の温度で焼成されたのちクリンカクーラ
1に導入される。クーラ1に流入したクリンカ5けグレ
ート乙の上部に堆積し、グレート6上を層状に後方に移
動し、クリンカ排出ロアより排出される。このグレート
6上を移動していく間に、グレート6の下面の空気室8
a〜8dよりファン9a〜9(iKより吹込まれた冷却
空気と熱交換を行い冷却される。
吹込みファン9a、9bにより吹込捷れた冷却空気は熱
交換後、抽気口3より抽気され、キルン2や図示省略の
仮焼炉の二次空気として回収される(以下、このファン
を回収空気用ファンと称す)。吹込みファン9c、9d
より吹込まれた冷却空気は熱交換後、排気口4より排気
される。分岐板11け抽気口3より回収される空気と排
気口4より排気される空気とが混合しないように設けら
れた仕切板である。
キルンフッド12内の圧力は圧力計13によシ検出され
、制御箱14により排気ファン1゜の入口の風邪・調節
用ダンパ15および吹込みファン9aの入口の風量調節
用ダンパ16を制御する信号に変種(さね、キルンフッ
ド内の圧力が常に−2〜−3mmAqと々るように制御
される。
これはキルン2での燃焼を安定に行うために必要である
1だ、クーラから燃焼用の7次空気として回収される風
路t、1ギルンの窯尻のダンパおよび仮焼炉の抽気ダク
トの途中にあるダンパにより調節されている。この二次
空気id:燃焼したのち燃焼排ガスと外ってブレヒータ
にて原料の予熱に用いられるが、原料の予熱後の排熱を
できるだけ小さくするため、風量は必要とされる最少限
であることが望脣れる。
運転状態の変化により必要外回収空気の風量は変化する
が、第1図で示した従来のクーラでは回収空気用吹込み
ファン9a、9bから吹込まれる風i−は必ずしも必要
な回収空気風量と対応したものとはなっていない。
必要な回収空気の量が回収空気用吹込みファン9a、9
bにより吹込壕れる風量よねも少ない場合には、吹込ま
れる風量のうちの一部は分岐板11の下方を通って排気
の方へ流出する。
この際、流出する空気は熱交換後の空気のうちの温度の
低い空気であるとは限らず、高温の空気が流出すること
が多く、熱回収の面で効率的ではないという欠点があっ
た。
そこで本発明は、回収空気の風量と回収空気用ファンか
らの冷却空気の吹込み風量とを一致させ、該吹込み空気
風量の過多、過少による高温熱空気の流出あるいけ低温
熱空気の流入を防ぎ、回収空気による熱回収を効率的に
行うことのできるクリンカクーラを提供すべくなされた
ものである。
すなわち本発明は、キルンから排出されたクリンカを排
出口に導くグレートと、同グレートの下方に設けた回収
空気用の冷却空気室と排出空気用の冷却空気室とを有す
るグレート式のクリンカ冷却装置において、上記グレー
ト上方の回収空気層及び排出空気層夫々に臨んで温度検
知器を設けると1(に、同温度検知器に接続し両温度検
知器の出力信号に応じて上記回収空気用の冷却空気室へ
の空気供給量を制御させる信号を発する制御装置を設け
たことを特徴とするクリンカ冷却装置に関するものであ
る。
本発明のアイデアとして新しい点は、回収空気の風景と
回収空気用ファンからの冷却空気の吹込み風量とが一致
していない場合には、回収空気の温度と排気空気の温度
との差は風量が一致しているときにくらべで小さくなる
ことに注目し、この両者の温度差を指標として冷却空気
の吹込み風量を操作し得るようにした点にある。
本発明においては、回収空気の温度の代表値として仮焼
炉二次空気用のクーラ抽気の温度を採用し、排気空気の
温度として分岐板の排気口に面した側での空気の温度を
採用する。
回収空気用ファンからの吹込み風量が回収空気よシも多
すぎ2)と高温の熱空気が分岐板より排気側へ流出し、
この分岐板下流の温度が高くなり、回J[マ空気の温度
ノーの差が小さく々る。
これと反対に回収空気用ファンからの吹込み風景が回収
空気よりも少なすぎる場合には、分岐板よりも下流側の
温度の低い空気が回収空気に流入するため回収空気の温
度は下がり、やはり両者の温度差は小さくなる。
本発明は、この現象を利用して回収空気用吹込みファン
の風量を調節することのできるクリンカ冷却装置に関す
るものである。
以下、図面を参照して本発明装置を詳述する。
第2図は本発明装置の一実施態様例を示す説明図である
第2図において、21はクーラ本体、22はロータリキ
ルン、23け仮焼炉の二次空気の抽気口、24け排空気
の排気口、25はクリンカ、26けクーラグレート、2
7けクリンカ排出口、28a〜28(iけ冷却空気室で
、この場合は28a、28bが回収空気用の冷却空気室
、28c。
28(iが排出空気用の冷却空気室である。29a〜2
9dけ冷却空気吹込みファンで、29a。
29bが回収空気用吹込みファンである。30け排気フ
ァン、31は分岐板、32けキルンフッド、33けキル
ンフッドの圧力計、34は制御箱、3sit:排気ファ
ンの風f調節用ダンパ、36は第1番目の吹込みファン
の風量調節用ダンパ、67け回1117空気の温度計、
38は分岐板の側面の温度泪、39は制御箱、40は回
収空気用吹込みファンの風量調節用ダンパであるが、と
こでは第2番[−1の吹込みファン29bのみの風量調
節用ダンパとして使用した例を示す。
セメントクリンカの焼塊d°ロータリキルン22内にお
いて1400℃付近の温度で焼成されたのち、クリンカ
クーラ21に導入される。クーラに流入したクリンカ2
5はグレート26の上部に堆積し、グレート上を層状に
後方に移動し、クリンカ排出口27より排出される。こ
のグレート上を移動していく間にグレート26の下面の
空気室28a〜28(lよりファン29a〜29dに吹
込まれた冷却空気と熱交換を行い冷却される。
回収空気用吹込みファン29a、29b[よシ吹込オれ
た冷却空気は熱交換後、キルン・仮焼炉の二次空気とし
て回収される。吹込みファン29 c、  29 dよ
り吹込捷れた冷却空気は熱交換後、排気口24より排気
される。
キルンフッド32内の圧力は圧力計33により検出され
、制御箱34により排気ファン30の入口の風量調節用
ダンパ65および吹込みファン29aの入口の風量調節
用ダンパ36を制御する信号に変換され、キルンフッド
内の圧力が常に−2〜−3mmAqとなるように制御さ
rする。
回収空気の温度は温度計37により検出され、制御箱3
9に送られる。分岐板31の排気側の空気の温度は温度
計38により検出されて制御箱69に送られる。制御箱
59において回収空気の温度と分岐板の排気側の空気の
温度との温度差をもとに第2番目の吹込みファン29b
の入口の風量調節用のダンパを調節1−1この両者の温
度差が常に最大値となるようにする。
二次空気として回収する冷空気を吹込む空気室は、通常
、第2図に示す」=う[2室に分けるか、寸たit、3
室に分けられているが、上記の回収空気と排気との温度
差を最大とするための風量調節用吹込みファンはキルン
22からのクリンカ入口から数えて第2番目以降の空気
室の吹込みファンが一般に用いられ、第1番目の空気室
の吹込みファンの風量はキルンフッド32の圧力調節!
f、たはグレート26速度の調節に用いられるので、こ
のファンの風月を上記の回収空気と排気との温度差を最
大とするために調節することは通常行わない。
第3図にクリンカと熱交換後の空気の温度を示す。図中
の実線100はクーラの長さ方向の各位置における熱交
換後の空気の温度である。
回収空気の風量と回収空気用ファンからの吹込み風景と
が一致している場合には、回収空気の平均温度は分岐板
井での位置の空気の平均温度となり、図中に示した平均
温度1と々る。このとき回収空気の温度と分岐板の排気
側の温度との差は図中に示す△TIとなる。回収空気用
ファンからの吹込み風量が回収風搦よりも多く高温の熱
空気が排気−\流出している場合には、回収空気の平均
温度は風損が一致している場合の平均温度1よりも低く
なり、図中の点線で示す平均温度2となる。分岐板以降
の空気温度は点線101のように上昇し、温度差は[シ
1中に示す△T2  となる。回収空気用ファンからの
吹込み風量が少ない場合は、回収空気に低温の熱空気が
流入するためやはり回収空気の平均温度は図中の点線で
示す平均温度2 V(下がり、温度差辷J゛図中の△T
2  と小さくなる。
すなわち、回収空気用ファンからの吹込み風量“が回収
空気の風量よりずi′1に場合には、回収空気の温度と
分岐板の排気側の空気温度との温度差は第4図に示すよ
うになる。回収空気の風量と回収空気用ファンからの吹
込み風損が一致するときが最も温度差が犬きくなる。し
たがって、この関係を利用して、温度差が常に最も犬き
くなるように回収空気用ファンの人口ダンパを調節して
該ファンからの吹込み風量を制御すり、ば、熱間11y
Vi’:常に最適な風量を設定することができろ。
との制御により回収空気の温度の低下を防ぎ、その結果
回収空気の温度を40℃高く保った場合、回収熱1L1
製品クリンカI Kg当シ10 Knffl増加する。
これdクーラでの回収熱量の5係に相当する。
ゆえに本発明装置では回収空気の風量と回収空気用ファ
ンからの吹込み空気の風邪′を常に同じに保つことがで
き、熱回収を効果的に行うことができるという利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のクリンカクーラを示す概略図、第2図d
本発明装置の一実施態様例を示す概略図、第3図は熱交
換後の冷却空気の温度分布を示す図、Wf、4図は回収
空気と回収空気用ファンからの吹込み空気の風量の差に
対する回収空気と分岐板側面の空気の温度差の関係を示
す図である。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. キルンから排出されたクリンカを排出口に導くグレート
    と、同グレートの下方に設けた回収空気用の冷却空気室
    と排出空気用の冷却空気室とを有するグレート式のクリ
    ンカ冷却装置において、上記グレート上方の回収空気層
    及び排出空気層夫々に臨んで温度検知器を設けると共に
    、同温度検知器に接続し面温度検知器の出力信号に応じ
    て上記回収空気用の冷却空気室への空気供給量を制御さ
    せる信号を発する制御装置を設けたことを特徴とするク
    リンカ冷却装置。
JP22500782A 1982-12-23 1982-12-23 クリンカ冷却装置 Pending JPS59116159A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22500782A JPS59116159A (ja) 1982-12-23 1982-12-23 クリンカ冷却装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22500782A JPS59116159A (ja) 1982-12-23 1982-12-23 クリンカ冷却装置

Publications (1)

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JPS59116159A true JPS59116159A (ja) 1984-07-04

Family

ID=16822614

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JP22500782A Pending JPS59116159A (ja) 1982-12-23 1982-12-23 クリンカ冷却装置

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JP (1) JPS59116159A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008519956A (ja) * 2004-11-11 2008-06-12 カーハーデー フンボルト ヴェダーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング バラ積材料用格子冷却器の動作を制御する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008519956A (ja) * 2004-11-11 2008-06-12 カーハーデー フンボルト ヴェダーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング バラ積材料用格子冷却器の動作を制御する方法

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