JPS5911438B2 - 可撓性薄肉筒状物体の切断方法 - Google Patents
可撓性薄肉筒状物体の切断方法Info
- Publication number
- JPS5911438B2 JPS5911438B2 JP13691474A JP13691474A JPS5911438B2 JP S5911438 B2 JPS5911438 B2 JP S5911438B2 JP 13691474 A JP13691474 A JP 13691474A JP 13691474 A JP13691474 A JP 13691474A JP S5911438 B2 JPS5911438 B2 JP S5911438B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical
- cutting edge
- cylindrical object
- cutting
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は腰の弱い可撓性薄肉筒状物体を能率的かつ極め
て正確に直角に切断する方法を提供するものである。
て正確に直角に切断する方法を提供するものである。
ビニールやポリエチレン或いは紙のような薄肉可撓性の
筒状物体を輪切り切断するには現在のところ鋏等で切り
取る方法しか実施されていない。
筒状物体を輪切り切断するには現在のところ鋏等で切り
取る方法しか実施されていない。
しかしながら、鋏等で切込む場合には1)入手による方
法が多い。
法が多い。
2)切断面が筒状の軸線に対して正確に直角切断するこ
とは困難である。
とは困難である。
等精度的、能率的に欠点が多い。
しかして本発明者は可撓性薄肉筒状物体は腰が弱い為、
刃先を当てても簡単に逃げること゜又機5 械でキヤッ
チするも腰が弱い為凹んでチャック出来ない等、キヤッ
チ、切断等に機械化が困難な点にかんがみ、之等の物体
を機械的に切断せんとすれば、確実なチャッキング方法
によつて、刃先を当てても容易に凹まないように剛性を
もたすこと10に着目し、このような薄肉厚筒状物体に
チャッキング或は切断部附近に剛性を与えるためには、
材料力学的に外圧を受ける薄肉内周の応力を利用すれば
よいことを見出し、本発明に至つたものである。
刃先を当てても簡単に逃げること゜又機5 械でキヤッ
チするも腰が弱い為凹んでチャック出来ない等、キヤッ
チ、切断等に機械化が困難な点にかんがみ、之等の物体
を機械的に切断せんとすれば、確実なチャッキング方法
によつて、刃先を当てても容易に凹まないように剛性を
もたすこと10に着目し、このような薄肉厚筒状物体に
チャッキング或は切断部附近に剛性を与えるためには、
材料力学的に外圧を受ける薄肉内周の応力を利用すれば
よいことを見出し、本発明に至つたものである。
15以下本発明の方法を、その実施例を示す添付図面に
基づいて説明すると下記の通りである。
基づいて説明すると下記の通りである。
図に於て1は筒状の基体で、この基体1の内径は先端(
入口側)から末端(出口側)に向けてテーパー状とし、
その内周面の出口周縁は刃先2と20なるよう焼入れと
、かつ研磨がなされている。上記テーパー状基体1の出
口周縁の刃先2は、基体1の入口側先端から貫通させる
ビニールやポリエチレンその他の材料より成る可撓性薄
肉の筒状物体Aを強嵌したとき、筒状物体Aの外径寸法
25に対して若干の圧縮が加えられる程度の寸法とする
゜すなわち、切断する筒状物体Aはその外径が刃先2の
径よりも大なるものとする。したがつて、上記基体1に
、ブロー成型等で得られた筒状物体Aを入口側からテー
パー状内周面30により徐々に圧縮しながら挿入すると
、筒状物体Aの刃先2と接触する全外周にPなる均等分
布荷重が働く。
入口側)から末端(出口側)に向けてテーパー状とし、
その内周面の出口周縁は刃先2と20なるよう焼入れと
、かつ研磨がなされている。上記テーパー状基体1の出
口周縁の刃先2は、基体1の入口側先端から貫通させる
ビニールやポリエチレンその他の材料より成る可撓性薄
肉の筒状物体Aを強嵌したとき、筒状物体Aの外径寸法
25に対して若干の圧縮が加えられる程度の寸法とする
゜すなわち、切断する筒状物体Aはその外径が刃先2の
径よりも大なるものとする。したがつて、上記基体1に
、ブロー成型等で得られた筒状物体Aを入口側からテー
パー状内周面30により徐々に圧縮しながら挿入すると
、筒状物体Aの刃先2と接触する全外周にPなる均等分
布荷重が働く。
この外圧Pは、筒状物体Aの外径と刃先2の部分の内径
との寸法差(しめしろ)によつて変える35ことが出来
る。
との寸法差(しめしろ)によつて変える35ことが出来
る。
このしめしろを大きくすると、筒状物体Aの強度の限界
においてバックリング現象を生じ、突然、ハ【−刃先2
の部分より外周の一部が離脱し、目的を果すことが出来
ない。
においてバックリング現象を生じ、突然、ハ【−刃先2
の部分より外周の一部が離脱し、目的を果すことが出来
ない。
又、しめしろが非常に小さいか、或はすきまばめとなる
と、所要の耐切断強度を得ることが出来ない。
と、所要の耐切断強度を得ることが出来ない。
即ちこの可撓性薄肉の筒状物体Aは、第2図のように外
圧Pに相当するだけ筒状物体Aの内部に内圧P5が蓄え
られ、この内圧P′が耐切断強度及びチヤツキングカと
して作用する。
圧Pに相当するだけ筒状物体Aの内部に内圧P5が蓄え
られ、この内圧P′が耐切断強度及びチヤツキングカと
して作用する。
切断に当つては、切断すべき筒状物体Aの剪断強度にお
いて、先端が尖がつた刃物3の切断角度に応じて切断応
力のベクトルが変化する〇したがつて、基体1に筒状物
体Aを挿通して所要長さ出口から突出させ、その筒状物
体Aを切断するには、筒状基体1及び筒状物体Aを一体
に回転させながら、第3図、第4図に示すように、刃物
3を、その刃先が筒状基体1の刃先に対し鋭角dを以つ
て交差しかつその刃先を筒状基体1の回転方向に対向す
る方向に向け筒状基体1の刃先2に摺接させて第3図矢
印のごとく筒状物体Aにつきさすと、基体1とともに筒
状物体Aが回転しているため、その回転力により筒状基
体1の刃先と刃物3の刃先との交差部分に筒状物体Aの
周壁が押し込まれ両刃先の挟み切り作用により筒状物体
Aが切断される〇以上のように本発明方法によれば、可
撓性の腰の弱い筒状物体でも何ら不都合を招くことなく
物体の軸線に対して直角に切断することが出来、しかも
チヤツキングによる機械的な切断である為、大量に処理
出来るというすぐれた効果を奏するものである。
いて、先端が尖がつた刃物3の切断角度に応じて切断応
力のベクトルが変化する〇したがつて、基体1に筒状物
体Aを挿通して所要長さ出口から突出させ、その筒状物
体Aを切断するには、筒状基体1及び筒状物体Aを一体
に回転させながら、第3図、第4図に示すように、刃物
3を、その刃先が筒状基体1の刃先に対し鋭角dを以つ
て交差しかつその刃先を筒状基体1の回転方向に対向す
る方向に向け筒状基体1の刃先2に摺接させて第3図矢
印のごとく筒状物体Aにつきさすと、基体1とともに筒
状物体Aが回転しているため、その回転力により筒状基
体1の刃先と刃物3の刃先との交差部分に筒状物体Aの
周壁が押し込まれ両刃先の挟み切り作用により筒状物体
Aが切断される〇以上のように本発明方法によれば、可
撓性の腰の弱い筒状物体でも何ら不都合を招くことなく
物体の軸線に対して直角に切断することが出来、しかも
チヤツキングによる機械的な切断である為、大量に処理
出来るというすぐれた効果を奏するものである。
図面は本発明実施の一例を示すもので、第1図は縦断側
面図、第2図は同正面図、第3図は切断状態を示す縦断
正面図、第4図は同上の斜面図である〇A・・・・・・
筒状物体、1・・・・・・基体、2・・・・・・刃先、
3・・・・・・刃物。
面図、第2図は同正面図、第3図は切断状態を示す縦断
正面図、第4図は同上の斜面図である〇A・・・・・・
筒状物体、1・・・・・・基体、2・・・・・・刃先、
3・・・・・・刃物。
Claims (1)
- 1 入口側より出口側が小径となるテーパー状内周面を
有し、かつ出口内周縁に刃先2を形成した筒状基体1に
、可撓性薄肉筒状物体Aを、入口から挿入して前記テー
パー状内周面により徐々に圧縮しながら出口から所要長
さ突出せしめ、前記刃先2をその筒状物体A全周に圧接
した状態で筒状基体1及び筒状物体Aを一体に回転させ
ながら、先端が尖がつた刃物3を、その刃先が筒状基体
1の刃先に対し鋭角dを以つて交差しかつその刃先を筒
状基体1の回転方向に対向する方向に向けて筒状基体1
の刃先2に摺接させながら前記筒状物体Aに突きさして
筒状物体Aを切断することを特徴とする可撓性薄肉筒状
物体の切断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13691474A JPS5911438B2 (ja) | 1974-11-25 | 1974-11-25 | 可撓性薄肉筒状物体の切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13691474A JPS5911438B2 (ja) | 1974-11-25 | 1974-11-25 | 可撓性薄肉筒状物体の切断方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5161083A JPS5161083A (ja) | 1976-05-27 |
JPS5911438B2 true JPS5911438B2 (ja) | 1984-03-15 |
Family
ID=15186513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13691474A Expired JPS5911438B2 (ja) | 1974-11-25 | 1974-11-25 | 可撓性薄肉筒状物体の切断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5911438B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002187094A (ja) * | 2000-12-19 | 2002-07-02 | Toho Kasei Kk | 樹脂製チューブの端面カッター及びこれを用いた樹脂製チューブの端面カット方法 |
-
1974
- 1974-11-25 JP JP13691474A patent/JPS5911438B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5161083A (ja) | 1976-05-27 |
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