JPS59113969A - 大型プレ−トフイン型熱交換器のフラツクスなしろう付け法 - Google Patents

大型プレ−トフイン型熱交換器のフラツクスなしろう付け法

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JPS59113969A
JPS59113969A JP22550082A JP22550082A JPS59113969A JP S59113969 A JPS59113969 A JP S59113969A JP 22550082 A JP22550082 A JP 22550082A JP 22550082 A JP22550082 A JP 22550082A JP S59113969 A JPS59113969 A JP S59113969A
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JP
Japan
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brazing
furnace
pressure
heat exchanger
temperature
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Application number
JP22550082A
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English (en)
Inventor
Rinzo Sato
佐藤 林蔵
Kuniaki Kanda
神田 邦昭
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59113969A publication Critical patent/JPS59113969A/ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K35/00Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
    • B23K35/22Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
    • B23K35/38Selection of media, e.g. special atmospheres for surrounding the working area
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K1/00Soldering, e.g. brazing, or unsoldering
    • B23K1/0008Soldering, e.g. brazing, or unsoldering specially adapted for particular articles or work
    • B23K1/0012Brazing heat exchangers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Coating With Molten Metal (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般に均−昇温及び均一加熱が困難とされて
いる大型プレートフィン型熱交換器を対象とするフラッ
クスなしろう付は法において、均一なJA温及び加熱状
態を確保することによって良好なろう付はコアを製造す
ることができる方法に関するものである。
AIおよびA1合金製品、特に自w1車用熱交換器の分
野では、一定の減圧条件の下でフラックスを用いずにろ
う付けする方法が注目を浴びている。
う付は加熱時の熱膨張率差による酸イ賢破壊が容易であ
ると共に、該破壊によって露呈される金属素地の再酸化
が進行し難く、極めて良好なろう付けが行なわれる。そ
こで当分野に限らず他方面への適用も検討されているが
、上記の効果を得る為にはかな)の高真空状態を確保し
なければならず、従ってまたろう付付けIIA度へ到達
する迄に相当長時間の加熱が必要となる。その為ろう付
けすべき製品あるいはろう材中に含有されている気化し
易い元素、例えばMg+Zn専の気化が促進され、ろう
付は製品の品質が劣化したシろう付は炉の汚染を招くと
いう間軸が発生し、何らかの手段でこれを克服しなけれ
ばならない。
その手段の1つとして、特開昭58−128854号公
報が提案されている。該提案に係る方法とは、ろう付は
部品を昇温する工程とろう付は温度に加熱してろう付け
を行なう工程に分けるという基本構成を採用すると共に
、前段の昇温工程を不活性ガス雰囲気中で行なうことに
よってろう付は部品の均一昇温を確保し且つMg専の蒸
発を防止し、次のろう付は工程を高pi真空下に履くこ
とによって酸化皮膜の除去を行ない、フラックスなしろ
う付は法本来の効果を享受しようとするものである。
この提案方法は、前述の課題を大幅に解決するものとし
て高く評価できるが、その後の本発明者等の研究によれ
ば、更に改善すべき余地が残されていることが分かった
。即ちそれはフラックスなしろう付は法に個有の本質的
な欠点であるが、ろう付は中の雰囲気が直皮の真空とな
る為、ろう材が流れ易くなってろう付は部における必要
ろう材が少なくなる傾向があシ、例えはプレートフィン
型熱交換器のろう付けにおいてはフィレットの形成が却
って急くなるという欠点が第1番に挙げられ、又真空下
での加熱である為輻射加熱に頼る面が多くろう付は工程
における加熱所要時間が相当長くなるという欠点や、ろ
う付は部品の許容クリヤランスが小さく特に大型コアを
良好にろう付けする為には、コア部材間の隙間を最小限
にする必要があシ、各種タイプのフィンに:ii!ll
川しなければならない治具条件の設定が非常に厳しいも
のになるという欠点等が挙げられ、前記提案方法はこれ
らの欠点に対応できておらず、特に大型のプレートフィ
ン型熱交換器のろう付けに適用するについては、間鵜の
残る方法と言わざるを得ない。
本発明はこの様な事情に着目してなされたものでおって
、大凰のプレートフィン型熱交換器に適用しても上記の
様な問題を生じないフラックスなしろう付は法の完成を
目的とするものである。
しかして上記目的を達成することのできた本発明のろう
付は法とは、まず前提として、Si:6.8〜18重量
係重量子星に係と記す)Mg:0.2〜8係 を含有するA1合金糸ろう材を用いるものであって、該
ろう材をA1またはA1合金に適用して大fJ1f)7
V−)フィン型熱交換器のフラックスナシろう付けを行
なうに当シ、 ろう付は炉内に装入された該熱交換器の内外部に非酸化
性ガスを通じて炉内圧力を大完圧以上とすることKよ)
、Mgの蒸発を抑えつつ500℃以上で且つろう付け/
fil以下の中間加熱l晶piまで強制対流加熱を行な
い、 顔中面加熱i品MKて炉内圧力をいったん17’orr
以下に減圧し、Mgを蒸発させてろう付は表面および炬
内を清浄化させた後、 し、577〜62υ℃の69付rrIM反にて強制へと
いう各点に要旨を有するものであシ、減圧によるろう付
は表面及び炉内の清浄化を完了させた後で、炉内圧を1
.5 X 103〜I X 10−1Torrに増圧し
、強制対流熱の条件下でろう付けを完成させるという方
法をとっているので、ろう材の流動性が適正に維持され
ると共に加熱所要時間が減少し、又部品組立ての許容ク
リアランスも大きくなシ、これらの総合的影智によシ、
大型製品であるにもかかわらず極めて良好なコアを非常
に効率良く製造することができる様になった。
以下本発明の構成及び作用効果を、好ましい実施態様を
含めて詳述する。
まず本発明で用いるろう材について説明する。
本発明で用いるのはA1合金糸ろう材であシ、合金成分
としては、A1の他にSi及びMgを必須成分として含
有しなければならない。
Si:6.8〜18% 融点降下成分として配合され、ろう材の流動性を改善す
る作用を有するが、該作用を実質的なものとして発揮さ
せる為には、少なくとも6.8俤必委である。しかし1
8%を越えると溶融温度が却って上昇頌同に転じ、配合
することの意義を失なう。よって6.8〜18%と定め
た。
Mg:0.2〜8% Siと同様融点降下成分であシ、ろう相の流動性を向上
させる作用を有するだけでなく、ゲッター材として作用
し、最初の昇温工程と最後のろう付は工程の間における
減圧によって気化し酸化皮膜の破壊を促進するという作
用がある。しかし0.2係未満ではその作用が期待でき
ず、一方8係を越えるとろう付は部の表面着色が激しく
なるので、0.2〜8係の範囲を設定した。
残部は本質的にAIと不純物で構成されるが、必要に応
じて他のゲッター材を2%以下の範囲で配合することは
可能であり、その様なゲッター材としてはt、i+Bi
等を代表的に例示することができる。
一方本発明のろう付は法が適用されるAI又はA1合金
製の大型プレートフィン型熱交換器は、材質及び11#
造尋において特別の制限を受けないが、一般的にはプレ
ートフィンタイプの熱交換器が対象となる。その大きさ
について、例えば50cm”X20cttthX50c
m’若しくはそれ以上に及ぶもの、又重音については8
5kg若しくはそれ以上に及ぶものになると、従来の方
法では満足できるコアを製造することが極めて困雌であ
るとされていたが、以下述べていく様な条件が適用され
る本発明においては、不都合なく製造され、本発明の威
力は特に大型構造物のろう付けにおいて如何なく発揮さ
れる。
第1図は本発明の実施に好適なろう付は炉の一例を示す
側面概略図であって、ろう付は炉1の略中央部にはプレ
ートフィン型熱交換器7が取付治具6によって保持固定
され、その上(又は左右)にはヒーター4が取付板5を
介して配設される。
一方熱交換器7を挟んで前後にはファン2a、2bが対
向して設けられ、夫々モーターga、gbによって回動
する様に構成されている。そしてガス体を循環させる為
の4入管9a及び排出管9bが各ファン2a、2bの背
面に接続され、パルプ8a。
8b及び循環パイプ14等との組合わせによってガス体
の循環用閉ループが形成される。従ってファン2a 、
 2bの回転方向を調整すれは時計方向又は反時計方向
C図では時計方向)へのガス循環流が形成され、ヒータ
ー4による加熱とも相まって強制対流加熱が行なわれる
ことになる。即ち従来の炉では、減圧下の加熱の場合輻
射熱による加熱を受けるだけであるから、熱交換器を昇
温させる上で極めて長い時間が必要であシ、又常圧下の
通常加熱の場合、該輻射加熱に自然対流加熱が加わって
昇温の為の所要時間は、短編されるが、自然対流の場合
は熱ガスの移動が穏やかであるから囲者な1MM勾配の
形成が避は難く、結局不均一昇温並びに不均一加熱とい
う状況が発生し、前述の如き色々な問題が現われてくる
。これに対して本発明の強制対流では炉内の/l[勾配
は無視し得る程度であシ、実質的に問題となる様な不均
一昇温や不均一加熱は生じない。同強制対流状況を作る
為の手段は図示例に限定されず、炉外にプロワ−を設け
て炉内のファンを省略することもできるし、又第1図の
場合においてファン2a 、2bの回転方向を定期的に
逆転させて温度勾配の形成を更に抑制することも本発明
の実施例に含まれる。一方炉lには非酸化性ガスの導入
用パイプ17Bと、炉内ガス排気用のパイプ17bが接
続されておシ、非酸化性ガスは、同ガスボンベ16から
パルプ16を介して導入され、炉内ガスは真空ポンプ1
8の作動によって排出される。従って炉内の減圧又は増
圧は勿論のこと、炉内ガスのバージ乃至は置換も容易に
行なうことができる。伺第1図のlOはクリイオパネル
であシ、分岐t18a、18bを介して循環用閉ループ
に連結され、加熱器11及び冷凍器12を内蔵している
から、循環ガスのm−の昇温を図ったり、積極的な冷却
を行なうだけでなく、循環ガス中に含まれる不純物例え
ばMg蒸%等の金属蒸気を補足又は排出して炉内や閉ル
ープ内の汚染を防止することもできる。
次に上記装着を用いる場合の例を中心にして本発明のろ
う付は手順を説明する。
ろう付けすべきプレートフィン型熱交換器の組立部品(
以下車に組立部品ということがある)はその表面に酸化
及膜が形成されているが、本発明のフワックスなしろう
付けを行なう場合は、ゲッター材の蒸発によって容易に
破壊・剥離されるので、炉内への装入に先立って予め剥
離しておく様な必要性は無い。即ち酸化皮膜除去処理を
行なわずに直接ろう付は炉へ装入する。以下第2図に示
す圧力操作線(イ99ロ、ハ・曲)及び温度操作線(A
、B、C・・・・・・)に沿って説明するが、上記装入
の直後は、圧力がイ(常任)、/M /i’がAC常温
)の状態にある。本発明の昇温工程は非酸化性がス雰囲
完下に行なうものであるから、次の昇温に先立って炉内
のガス置換を行なう必要がある。そこで第1図の真空ボ
ンデ18を操作し、炉内を第2図の圧力操作線口、ハで
示す様に減圧する。この減圧のに合いは通常I X l
 O”’−’〜I X 10−5Torr程度が好まし
く、これKよって炉内及び組立部品内の不純ガスを排出
する。真空ポンプ18を停止し、パルプ15を開き、炉
内に非酸化性ガス(例えはN2ガスや希ガス@)を導入
し、圧力操作線二、ホで示す様に増圧する。同当初炉内
にあった酸素やその他の不純ガスを十分除(為に、上記
の減圧−増圧操作を数回繰シ返すか、非酸化性ガスを導
入しながら少しずつ排気を行なうことが推奨され、最終
的には露点−50℃以下、酸素濃度5ppm以下の雰囲
気に到達することが推奨される。
尚炉内の圧力としては、大気圧に等しいか若しくは大気
圧よシ若干高めにするのが良い。この様な条件下では、
炉内温度を毘めていっても、水分や酸素が不足する為に
酸化皮膜の成長が抑制され、又ゲッター材となるぺT!
Mg等の気化が抑制されるので、安定した品質の熱交換
蕎を得ることができる。昇温の開始は、上記の様な雰囲
気形成が完了するのを待って行なっても良いが、昇温の
初期は酸化を促進する程の高温とはならないので、第2
図に示す如く、昇温しながら雰囲気の調整を行なう様に
すれば、全体の操作所要時間を短縮することができて有
利である。そして昇温の開始と同時に、あるいは炉内温
度がある程度上昇した段階でファン2a及び2bを回転
させ、炉内に強制対流加熱杖況を形成する。
この段階における昇温の到達目標温度は、500℃以上
であって且つろう併行温度以下であシ、以下これを中間
加熱温度と称すが、この段階での加熱を上記の様な雰囲
気下で且つ強制対流加熱条件下で行なうことによシ1組
立部品の全体を均一にしかも短時間のうちに昇温させる
ことができる。
そしてこの様にむらのない昇温を行なうことによって、
組立部品に熱歪みを生じることが避けられ又Mg等の様
に気化し易い成分の蒸発も抑制されろう付けに入る迄の
準備が最高の状態で完了する。
従って中間加熱LliiJfが500℃未満であれば、
ろう付は温度との差が大き過ぎ、準備加熱としてはいさ
さか不十分と言わざるを得ない。又ろう付けが実質的に
始まる温度まで加熱してしまうと、準備工程とろう付は
工程が混同してし着い、それらの工程の間に挿入される
べき減圧工程の効果が享受できず、即ち酸化皮膜の除去
が進まないままでろう付けが進むので、十分なろう付は
強度を確保することができなくなってしまうという問題
がある。
この様な中間加熱は、目標温度に到達するまで一気に遂
行しても良いが、第2図に示す様な途中段階Cでいった
ん昇温を停止し、非酸化性ガスを排出して炉内を減圧す
ることができる。即ち前に述べた如く、組立部品表面に
付着している酸化及膜は予備的に剥離せずそのままの状
態で炉内に装入することが多いが、その為組立部品の表
面には色々な不純物が付着乃至吸着されておシ、これら
は最終のろう付は工程が始まる迄に除去しておくことが
望まれ、上述の減圧処理は仁の目的の為に付加されるも
のである。つまり途中段階C(例えば800℃前後)K
7!−ると、前記の付着物や吸着物は除去され易い状態
圧なっておシ、lXl0  ’’l’orr前後迄減圧
することによって容易に除去される。但しこの段階で酸
化皮膜まで除去される訳ではない。そして再び非酸化性
ガスを導入し、圧力操作線チ及び同りに沿って元の圧力
まで戻し、引続′@昇温操作りを続ける。
中間加熱が目標温度Eに到達すると、再び真空ポンプ1
8を作動させ、炉内を1 ’I’orr以下まで減圧す
る。この段階では温度がかなシ高くなっているので、1
 ’l”Or r以下の減圧によ)ゲッター材であるM
g等が蒸発を開始し、素材の表面を覆っている酸化皮膜
を破壊して剥離を促進する。又これ迄の加熱によシ組立
部品や炉材等から発生する不純ガス(02s H20+
炭化水素等)も減圧により除去される。しかし170r
rを越える圧力では、この効果が十分に発揮されず酸化
皮膜の除去が不十分となるので、ろう付は強度も満足で
きないものとなる。尚17’o r r以下の減圧であ
っても、中間加熱温度が500℃未満では同じ様に満足
な効果が得られない。ところでこの減圧区間(第2図の
ル区間)中、炉内節度は少しずつ変化していてもよ(、
例えば500℃以上でろう付けl直皮迄の間を徐々に昇
温していてもよいが、コアの内外からのMg蒸発程度を
一定に保つ為に(IM品々質の均一化の為に)、第2図
のEで示す如く可及的一定温度に保持するのが良いと思
われる。
上記減圧によってろう付は表面及び炉内の清浄化が進行
すると、今度は真空ポンプ18の作動を中止して再びバ
ルブ15を開き、炉内に非酸化性ガスを導入して炉内の
圧力を高め、且つ炉内の昇温を開始する。このときの目
標圧力は1.5X103〜I X 10−1Torrで
あシ、目標温度は577〜620℃のろう付は温度であ
る。尚ファン28゜2bは引続き作動させる。昇温区間
Fの昇温速度並びに昇圧区間ヲの昇圧速度は、これまで
の諸操作と同様特別の制限は父けない。又ワの圧力はル
の圧力よシ常に高いものでなくてはならない。こうして
圧カワ及び温度Gの状態が得られ、しかも強制対流加熱
を継続してお行ば、ろう付けが滑らかに進行し、良好な
コアが得られる。伺このときの圧力がI X 10 ”
Torr未満であれば、たとえ強制対流加熱を施しても
炉内におけるガスの移動量が極めて少なく、実質的には
輻射加熱となるだけであシ、短時間内に均一加熱を行な
うという所期の目的が達成されなくなる。ファン2’e
2bを停止すれば当然強制対流加熱効果が得られなくな
るので、組立部品に温度勾配が生じ、均質なろう付けが
行なわれなくなってしまう。又炉内圧力がl X 10
 ”Torr未満であると、ろう付は部におけるろう材
の流動性が良すぎて流れてしまい、フィレットの形成が
却って悪くなるという欠点もあった。他方上限について
は、炉体の耐圧構造及びガス消費量の観点から1.5°
X 103Torrと定めた。
ろう付は温度を577〜620℃としたのは、前記ろう
材の溶融温度と熱経済を考慮した上でのこ、とであシ、
677℃未満ではろう材の溶−が不十分であり、620
℃を越えることは熱経済的に不利である。
賞本宛明のろう付は工程においては、炉内圧力を1.5
Xlo3〜lXl0″−’Torrに高めてろう付けを
行なうので、従来の真空ろう付は澄と称される通常のフ
ラックスなしろう付は法と異なってろう付物や炉材等か
らの不純ガスの発生は大巾に抑制されるが、それでも完
全にこれをなくすことができるという訳ではない。しか
し前述の如(クリイオバネルlOを併設しておけば、w
I璽不純物を取除くことが可能であシ、よシ清浄な非酸
化性ガス算囲気を形成することができ、良好なコアを得
ることができる。
本発明は上記の様に構成されているので、以下要約する
様な効果が得られる。
+11中間加熱を非酸化性ガスの存在による強制対流加
熱で行なうから、短時間のうちに、しかも均一に昇温を
図ることができる。従ってろう材選択の範囲が広まると
共に、コア内外の温度差を小さくすることができ、その
結果コア各部の熱変形差による部材間のすき間が小さく
なシ、よシ良質のコア材が得られることとなった。
(2)ろう付けの実施直前・に減圧することによシゲッ
ター材を蒸発させる様にしている。このときの温度及び
減圧条件を制御すれば酸化皮膜破壊のむらがなくなり、
良好なコアが得られる。又この段階においても強制対流
を行なえば、ゲッター材の均一蒸発が促進され、更に良
い結果が得られる。
(3)ろう付は段階の圧力を高め、且つ強制対流を行な
っているので、組立状態についての許容クリヤランスが
拡大され、作業性が良くなると共に歩留シが向上する。
次に本発明の詳細な説明する。
1.8%Mn−AlのA1合金板←H4→: 厚さ0.
64mをコア材とし、一方7.5%5i−1.2係Mg
−Alのろう材を0.08 mm厚さでクラッドしたプ
レージングシート(全体厚さ0.8 mr )と、コア
材と同一素材から形成される波型フィンを準備し、これ
らを交互に積層した。それにそれらの両端に、コア材と
同一素材から形成されるサイドバー(600m”N60
0tMhXI 000鯖l)を配してなる大型のプレー
トフィン型熱交換器を第1図に示す炉に装入した。そし
てまず常温下にI X 10−5Torrまで減圧し、
次にN2ガスを導入しながら、ヒーター4による加熱と
ファン26゜2bの回転を開始した。コアの内外面が6
00℃になった時点で炉内圧を1×10″TOrrまで
下げ−次いで再びN2ガスを導入して復圧しながらろう
付は温度迄強制対流加熱を行なった。その結果、フィレ
ット形状の良い大型のプレートフィン型熱交換器を不都
合なしに得ることができた。冷却を含めた全所要時間は
4時間であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に使用する装置の一例を示す側面
概略図、第2図は圧力及び温度操作線を示すグラフであ
る。 2・・・ファン 4…ヒータ 10・・・クライオパネル 出願人  株式会社神戸製鋼所 +−−−−一−7−田R

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 Si:6.8〜18重量唸 Mg:0.2〜8重iJk係 を含有するA1合台糸ろう材を、AIまたはA1合金に
    適用して大型プレートフィン型熱交換器のフラックスな
    しろう付けを行なうに当υ、ろう付は炉内に装入された
    該熱交換器の内外部に非酸化性ガスを通じて炉内圧力を
    大気圧以上とすることによシ、Mgの蒸発を抑えつつ5
    00℃以上で且つろう付は温度以下の中間加熱OA度ま
    で強制対流加熱を行ない、 該中間加熱温度にて炉内圧力をいったんl’l”orr
    以下に減圧し、M gを蒸発させてろう付は表面および
    炉内を清浄化させた後、 炉内圧力を1.5X10 〜IXI O”Torrに増
    圧し、577〜620℃のろう付は温度にて強制対流加
    熱の条件下でろう付けすることを特徴とする大型プレー
    トフィン型熱交換器のフラックスなしろう付は方法。
JP22550082A 1982-12-21 1982-12-21 大型プレ−トフイン型熱交換器のフラツクスなしろう付け法 Pending JPS59113969A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5839646A (en) * 1995-12-22 1998-11-24 Behr Gmbh & Co. Process for manufacturing hard-soldered aluminum heat exchangers
JP2014054667A (ja) * 2012-09-14 2014-03-27 Showa Denko Kk アルミニウムのろう付法
JP2014184468A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Mitsubishi Alum Co Ltd アルミニウム材のろう付方法およびろう付構造体
JP2019155453A (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 昭和電工株式会社 アルミニウム材のフラックスレスろう付方法

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