JPS59113473A

JPS59113473A - クリ−ニング装置

Info

Publication number: JPS59113473A
Application number: JP22210882A
Authority: JP
Inventors: Hajime Koyama; 一小山; Masao Masumura; 増村　正男
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1982-12-20
Filing date: 1982-12-20
Publication date: 1984-06-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は、トナー像を形成する像担持体表面のクリーニ
ング装置に関し、特に、電子写真複写機等の静電現像方
式の画像形成装置に適用可能なりリーニング装置に関す
るものである。

ｉ迷ＩＬ従来、電子写真複写機等に使用されているファーブラシ
クリーニング装置としては、低消費電力及び低騒音等の
長所を有するブロアーレス方式のブラシクリーニング方
法がよく知られている。このブロアーレス方式のブラシ
クリーニング方式は、通常第１図に示される如く構成さ
れている。第１図に於いて、感光体ドラム１の表面をフ
ァーブラシ２が高速回転して摺擦清掃し、このとき生じ
る空気流を利用してフリッカ−３で空気中に脱離浮遊せ
しめられた１〜ナー等をこの空気流と共に下流側のスカ
ベンジャローラ４の高圧電界中に移送し、ここで静電引
力により浮遊トナーを空気中から分離する。この後、分
離されたトナーは回収容器５内に回収されるが、浮遊ト
ナーが分離された空気はエアーフィルタ６に移送されこ
こで更に浮遊トナーが濾別された後排出される。

この様なファーブラシクリーニング装置に於いては、回
収容器５の入口部にセパレータ７を設け、回収容器５内
への空気の流入が阻止されている。

しかし、回収容器５内の貯留されたトナー量が多くなっ
たりセパレータ７へのトナー付着によりスカベンジャロ
ーラ４とセパレータ７の先端とのギャップが狭くなると
、回収容器５内の圧力の上昇や流入空気の乱流現象によ
り一旦分離された回収トナーを再び空気中に飛散させて
空気と共にエアーフィルタ６に逆流搬送してしまい、ト
ナー回収率の低下及びエアーフィルタ６の目詰りの助長
等の不都合が生じる。

目　　　　　的本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、トナ
ー回収効率が高く且つエアーフィルタ等の目詰りの頻度
が低くて耐久性の良いクリーニング装置を提供すること
を目的とする。

構　　　成本発明の構成について、以下、具体的な実施例に基づき
説明する。第２図は電子写真複写機に適用した本発明の
クリーニング装置を示す模式図で、第３図はその要部を
拡大した詳細説明図である。

第２図に於て、光導電性物質からなる感光層８ａが周面
に被着形成された感光体ドラム８が回転自在に支承され
、矢印の方向に駆動回転される。この感光体ドラム８の
表面を、周面に植設されたブラシ毛９ａで摺擦可能に円
筒状のファーブラシ９が回転自在に配設されている。こ
のファーブラシ９は駆動手段（不図示）に連結され約８
００〜１，５００　ｒ、ｐ、ｍ、の高速度で矢印の方向
に駆動回転される。ファーブラシ９のブラシ毛９ａの回
転移動領域で感光体ドラム８表面を摺擦するクリーニン
グ部の下流側の適所には、ハウジング１０に突設された
フリッカ−１１の頭部が突出している。このフリッカ−
１１は高速で回動されるブラシ毛９ａと摺接してブラシ
毛９ａに付着する感光体ドラム８表面から除去したトナ
ーを空気中に脱離浮遊せしめる。

フリッカ−１１を挾んでファーブラシ９の略反対側には
スカベンジャローラ１２が回転自在に配設されている。

そして、スカベンジャローラ１２の周面から所定距離離
隔してその周面に沿った形状の対向極板１３が配設され
、スカベンジャローラ１２の周面に沿って電界が形成さ
れた流通路Ｅが形成されている。スカベンジャローラ１
２は、駆動手段（不図示）により矢印方向に回転駆動さ
れると共に例えば−５，０Ｋ　Ｖの電圧が印加され、対
向極板１３とでその間の流通路Ｅに電界を形成する。従
って、ファーブラシ９の高速回転により空気流動が生じ
、除去トナーが浮遊したファーフシ２９周囲の空気が上
述の高電界が形成されている流通路Ｅに移送され、この
中を流動せしめられるが、この時、トナーと反対極性の
高電位が印加されているスカベンジャローラ１２周面に
浮遊トナーが分離吸着され、この回転と共に下流側に搬
送される。

而して、スカベンジャローラ１２の周面の略半周に沿っ
て形成されている流通路Ｅの下流側には、第３図に示さ
れる如く、トナーを一時貯留する回収室１４が形成され
ている。この回収室１４の導入路１４ａは、スカベンジ
ャローラ１２周面に沿ってハウジング１５を延在させて
形成されており、その入口部ギャップｇ１と出口部ギャ
ップｇ２は、導入路１４ａ中での逆流現象を効果的に避
けるには０１＞（１２と設定する事が望ましく、特にｇ
１＝　１．０〜２．０ｍｍ、　　ｇ２＝　０．５〜１．
０ｍｍと設定する事が望ましい。

又、回収室１４には導入路１４ａとは別に、流入した空
気が排出され゛る様に排出口１４ｂが形成されている。

これにより、回収室１４内に空気が流入して室内圧力が
過剰的に上昇する不都合が防止される。ここで、排出口
１４ｂの寸法ｇ３をｇｌ＜ｇ３となる様に設定すると、
上記の室内圧力の上昇をより効果的に防止することがで
きる。

即ち、上述した３ケ所のギャップ０１．　　（１２゜ｇ
３の形成箇所に於ける開口面積を夫々ｓｉ、ｓ２、Ｓ３
とすると、８２＜８１＜８３となる様に導入路１４ａ及
び排出口１４ｂを形成することにより、一旦回収室１４
内部に収集されたトナーが室内圧力の上昇により導入路
１４８等から噴き出したり浮散してトナーの回収率が低
下する不都合が防止される。

スカベンジャローラ１２の周面で上述の導入路１４ａの
下流側には、ブレード１６カ〜その先端を当接させて配
設されている。このブレード１６【ま、ハウジング１５
とで回収室１４を区画形成すると共に、スカベンジャロ
ーラ１２０局面と当接するその先端で周面に電気的に付
着されその回転と共に搬送されてくるトナーを回収室１
４内部番こ掻き落とす。回収室１４内部には、掻き落さ
れたトナーを受けて凝集を防止すべく攪拌する攪拌スプ
１ノング１７と、これより底部で掻き落されたトナーを
多部位の例えばトナータンク（不図示）等に搬出する搬
出オーガ１８とが、夫々回転駆動可能に配設されている
。

そして、第２図に戻って、スカベンジャローラ１２と対
向極板１３及び回収室１４の外側に番よ、これらを略包
囲してフィルターハウジング１９が設けられ、エアーフ
ィルタ’ｆＦが形成されている。

このエアーフィルタ室Ｆは、ハウジング１９に沿って略
中央部に設けられた仕切板２０により２室Ｆ１．Ｆ２に
分割されており、その外側の室Ｆ１にはフィルタエレメ
ント２１が充填されて（する。

仕切板２０には均等に適数個の連通孔２０ａが穿設され
ており、２室Ｆ１．Ｆ２が連通されて０る。

又、夫々のＷＦｌ、Ｆ２の図中右端部には夫々の部屋の
流入口Ｆｌａ、Ｆ２ａが形成されており、流通路Ｅを移
送されてきた空気は夫々の流入口Ｆｌａ、Ｆ２ａから夫
々の部屋Ｆｌ、Ｆ２に流入し、最終的には室Ｆ１内で濾
過された後外部に吐出される。又、回収室１４内に侵入
した空気も、前述した回収室１４に設けられている排出
口１４ｂから、速やかに排出され、エアーフィルタｖＦ
ｌ内で濾過されて吐出される構成となっている。

以上の如く構成された本実施例の動作について、以下に
説明する。感光体ドラム８の回転と共に、その表面には
一様帯電、像露光、転写、除電の各工程を経て転写材に
転写されなかった未転写トナーが担持され、この未転写
トナーはファーブラシ９がその表面を回転摺擦するクリ
ーニング工程（こ搬送されてくる。この未転写トナーは
ファーブラシ９の摺擦作用により容易に感光体ドラム１
表面から除去され、空気中に浮遊されるか若しくはブラ
シ毛９ａに付着する。ブラシ毛９ａに付着したトナーは
、ブラシ２の回転と共にフリッカ−１１の突出位置まで
搬送され、ここで空気中にはたき出される。

感光体ドラム８のクリーニング工程部及びフリッカ−１
１との摺接部で空気中に浮遊させられた未転写トナーは
、ファーブラシ９の高速回転作用により生じる空気流と
共に流通路Ｅに移送される。

流通路Ｅには高電界が形成されている為、移送された空
気中に浮遊している未転写トナーは、ここで自己の帯電
極性とは逆極性の電圧が印加されたスカベンジャローラ
１２周面に吸引され付着する。

かくして、流通路Ｅに沿って浮遊トナーを有する空気が
移送される間に、浮遊トナーがスカベンジャローラ１２
の周面に吸着される。

スカベンジャローラ１２周面に吸着されたトナーは、そ
の回転と共に下流側の回収室１４内に搬送されブレード
１６により回収室１４内へ掻き落される。掻き落された
トナーは、攪拌スプリング１７によりトナーブリッジ等
の凝集化を防止すべく攪拌されつつ搬出オーガ１８上に
落下し、これによりトナータンク（不図示）に向けて搬
出される。

一方、浮遊していたトナーが分離された空気は、その大
部分が流通路Ｅの下流側で開口する流入口１１：ｌａ、
ｌ”２ａから夫々の室Ｆ１．Ｆ２内に流入する。室Ｆ２
に流入した空気も連通口２０ａを経て至Ｆ１に流入する
。かくして、流通路Ｅでトナーが分離された空気は、室
Ｆ１内を通過して流出口（不図示）から吐出されるまで
に、室Ｆ１内に充填されたフィルタエレメント２１によ
る濾別処理を受け、空気中に浮遊するトナーが略完全に
分離除去される。

又、流通路Ｅを通過した空気の一部は、導入路１４ａか
ら回収室１４内にも流入する。然るに、前述した如く導
入路１４ａは逆流が生じ難い形状に形成されている為、
この部分での回収トナーの噴き出し現象が防止される。

更に、導入路１４ａとは別に回収室１４にはより大きい
開口面積を有する１４ｂが形成されており、回収室１４
内に流入した空気は滞ることなく速やかに排出口１４ｂ
からエアーフィルタ室Ｆ１の流入口Ｆ１ａ部に排出され
る。従って、空気の流入によって、回収室１４内に乱流
を生じさせ収集トナーを再び空気中に飛散させたり、回
収室１４内の圧力を上昇させ導入路１４ａや排出オーガ
１８からトナーが噴き出す不都合が防止され、トナー回
収率が向上する。

効　　　果以上詳述した如く、本発明によれば、トナー回収室に流
入口と排出口を近接させて設けると共に夫々の開口面積
を逆流防止可能に設定することにより、一旦空気中から
分離回収したトナーを再度浮遊させる不都合が防止され
る。従って、トナー回収効率が高く且つエアーフィルタ
の目詰り頻度が低くて耐久性の良いブロアーレス方式の
ファーブラシクリーニング装置を得ることが可能となる
。

又、回収室の排出口をエアーフィルタ室に連通させるこ
とによりクリーニング装置周辺のトナーによる汚れが防
止される。尚、本発明は上記の特定の実施例に限定され
るものではなく、本発明の技術的範囲に於いて種々の変
形が可能であることは勿論である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のファーブラシクリーニング装置を示す模
式図、第２図は本発明の１実施例のファーブラシクリー
ニング装置を示す模式図、第３図は本発明のファーブラ
シクリーニング装置の要部を示す拡大模式図である。（符号の説明）２．９：　　ファーブラシ４．１２　：　　スカベンジャローラ５．１４　：　　回収室１４ａ：　　導入路１４ｂ＝　　排出口特許出願人　　　　株式会社　　リ　コ　−第１図第２図９第３　Ｆ’Ｊ１４ｂ

Claims

【特許請求の範囲】

１、駆動回転されトナー像担持体表面を摺擦清掃する清
掃手段と、該清掃手段の回転により生じる空気流の流動
方向における下流側に配設され空気中に浮遊しているト
ナーを空気と分離して搬送する分離搬送手段と、前記分
離搬送手段を経た空気を濾過する濾過手段と、前記分離
搬送手段のトナーの搬送方向の下流側に配設され搬送さ
れてくるトナーを回収する回収手段とを有し、前記回収
手段は、トナーが導入される導入路と流入した空気を排
出する排出口とを有することを特徴とするクリーニング
装置。