JPS5911208A - セメント化粧板の製造法 - Google Patents
セメント化粧板の製造法Info
- Publication number
- JPS5911208A JPS5911208A JP11919482A JP11919482A JPS5911208A JP S5911208 A JPS5911208 A JP S5911208A JP 11919482 A JP11919482 A JP 11919482A JP 11919482 A JP11919482 A JP 11919482A JP S5911208 A JPS5911208 A JP S5911208A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- decorative board
- water
- cement paste
- paste
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- Pending
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- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は通例の骨材を用いずセメントのみによりセメン
ト化粧板を製造する方法に関するものである。
ト化粧板を製造する方法に関するものである。
従来のセメント化粧板はすべてセメントに骨相を混合し
て成型されていた。その理由はセメントと水のみで練っ
たセメント糊は硬化後に乾燥すると、必ずひび割れして
壊れるからである。したがって、セメントは必ず細骨材
を加えたモルタルとして、又は細骨材と粗骨材を加えた
コンクリートとして使用されている。
て成型されていた。その理由はセメントと水のみで練っ
たセメント糊は硬化後に乾燥すると、必ずひび割れして
壊れるからである。したがって、セメントは必ず細骨材
を加えたモルタルとして、又は細骨材と粗骨材を加えた
コンクリートとして使用されている。
本発明の製造法より得られるセメント化粧板は、従来の
ものとは根本的に異なり、骨材を全く含有せず、水とセ
メントのみで練ったセメント糊から成型されたものであ
るが、硬化後に乾燥してもひび割れを起こしたり反りを
生じたりすることはない、骨材を含まない本発明のセメ
ント化粧板がひび割れも反りもを生じない完全な製品と
なる理由は、水セメント重量比３％ないし１０％のセメ
ント糊を成型時に１００Ｋｇ／ａｍ”な゛いし１０００
Ｋｇ／ｃｔｎ’の強大な圧力を加えたことにある。
ものとは根本的に異なり、骨材を全く含有せず、水とセ
メントのみで練ったセメント糊から成型されたものであ
るが、硬化後に乾燥してもひび割れを起こしたり反りを
生じたりすることはない、骨材を含まない本発明のセメ
ント化粧板がひび割れも反りもを生じない完全な製品と
なる理由は、水セメント重量比３％ないし１０％のセメ
ント糊を成型時に１００Ｋｇ／ａｍ”な゛いし１０００
Ｋｇ／ｃｔｎ’の強大な圧力を加えたことにある。
一般に粘土系の微粒子は粒子自体がコロイド的性質を持
ち、粒子は相互に接着する性質があるから、粘土系微粕
子が堆積して年数（数万年以−１−）が経過すると、周
知のとおり、粘板岩のような強固な岩石になる。
ち、粒子は相互に接着する性質があるから、粘土系微粕
子が堆積して年数（数万年以−１−）が経過すると、周
知のとおり、粘板岩のような強固な岩石になる。
本願の発明者はこの粘板岩生成の理論に基づいてＩＭ酸
カルシウムその他の微粉末に１００Ｋｇ／ｃｍ″ないし
１０００Ｋｇ／ｃｍ’の圧力を加えたところ、−・見強
固な固形板が得られたが、数万年を経て生成した強１．
’、ｌな粘板岩とは異なり、その固形板は水に１賂〈崩
壊しやすいものであった。そこでＷＩ顆子のコロイド的
接着力だけでなく、微粒子自体が固化能力を持つセメン
トに着目しテストをくり返した。セメント粒子を少量の
水と共に練ってセメント糊を作り、これを１００ Ｋ
ｇ ／ ｃ ｍ’ないし１０００ Ｋ ｇ ／ ｃ ｍ
’という強圧で圧縮してセメント板を成形した。このセ
メント板は、セメントの水和による固化作用のため、前
述の炭酸カルシウムその他の微ｔｉｆ−ｒを強圧して得
た板とは異なり、数万年かけて生成１７た粘板岩に劣ら
ない密度と強度を保持する。このように、本発明により
得られたセメント化粧板は、骨材を混入しなくても、ひ
び割れや反りが発生しない。又、セメント化粧板を着色
するために顔料その他を混入しても、そのためにセメン
ト化粧板の強度が落ちることもない。
カルシウムその他の微粉末に１００Ｋｇ／ｃｍ″ないし
１０００Ｋｇ／ｃｍ’の圧力を加えたところ、−・見強
固な固形板が得られたが、数万年を経て生成した強１．
’、ｌな粘板岩とは異なり、その固形板は水に１賂〈崩
壊しやすいものであった。そこでＷＩ顆子のコロイド的
接着力だけでなく、微粒子自体が固化能力を持つセメン
トに着目しテストをくり返した。セメント粒子を少量の
水と共に練ってセメント糊を作り、これを１００ Ｋ
ｇ ／ ｃ ｍ’ないし１０００ Ｋ ｇ ／ ｃ ｍ
’という強圧で圧縮してセメント板を成形した。このセ
メント板は、セメントの水和による固化作用のため、前
述の炭酸カルシウムその他の微ｔｉｆ−ｒを強圧して得
た板とは異なり、数万年かけて生成１７た粘板岩に劣ら
ない密度と強度を保持する。このように、本発明により
得られたセメント化粧板は、骨材を混入しなくても、ひ
び割れや反りが発生しない。又、セメント化粧板を着色
するために顔料その他を混入しても、そのためにセメン
ト化粧板の強度が落ちることもない。
成型時のセメント糊の水セメント重量比は３％ないし１
０％とするが、これはセメント粉末のみよりは３％以上
の水を加えたほうが成型しゃすいためであり、といって
、逆に１０％以上の水を加えると加圧成型がしにくくな
るためである。
０％とするが、これはセメント粉末のみよりは３％以上
の水を加えたほうが成型しゃすいためであり、といって
、逆に１０％以上の水を加えると加圧成型がしにくくな
るためである。
セメントの完全水和に必要な水セメント比の理論値は２
０％であるから、水セメント比１０％以下のセメント糊
から成型したセメント板のセメント粒子の水和を補完す
るために、脱型後に成型板を水中養生することが望まし
い。又、脱型後に成型板を早期固化させるため、蒸気養
生することも可能である。
型枠の内底面又は加圧板の外底面を平滑に仕上げ
ておくと、表面が平滑な化粧板が得られ、それらの一方
に凹凸の意匠を施しておくと、片面に凹凸の意匠を持つ
化粧板が得られる。さらに、成型時にセメント糊の表面
に天然の植物の葉、花べん等を敷いて成型すると、敷い
たものそのままの模様と着色を持つ意匠化粧板が得られ
る。又、天然又は人工の意匠材としてガラスピーズ、有
色鉱物等をセメント糊の表面において成型するとそれら
が表面に圧着１．た意匠化粧板が得られる。
０％であるから、水セメント比１０％以下のセメント糊
から成型したセメント板のセメント粒子の水和を補完す
るために、脱型後に成型板を水中養生することが望まし
い。又、脱型後に成型板を早期固化させるため、蒸気養
生することも可能である。
型枠の内底面又は加圧板の外底面を平滑に仕上げ
ておくと、表面が平滑な化粧板が得られ、それらの一方
に凹凸の意匠を施しておくと、片面に凹凸の意匠を持つ
化粧板が得られる。さらに、成型時にセメント糊の表面
に天然の植物の葉、花べん等を敷いて成型すると、敷い
たものそのままの模様と着色を持つ意匠化粧板が得られ
る。又、天然又は人工の意匠材としてガラスピーズ、有
色鉱物等をセメント糊の表面において成型するとそれら
が表面に圧着１．た意匠化粧板が得られる。
次に本発明の製造法を実施例に基づいて説明する。
実施例 １
白色ポルトランドセメント番ご水セメント重量比３％の
水を加え、攪はん混合してセメント糊を作り、そのセメ
ント糊２００ｇを平滑な縦１０ｃｍ、横７・５ｃｍの内
底面を持つ型枠に入れ、その内底面に対応する平滑な外
底面を持つ加圧板をセメント糊に油圧プレスで押圧した
。加圧力は１０００Ｋｇ／ｃｍ”である。除型後、表裏
両面が平滑な厚さ約１ｃｍの白色化粧板が得られた。こ
の白色セメント化粧板は固く、曲げ強度も６０Ｋｇ／ｃ
ｍ’以−１−あり、叩いても割れたりひびが入ったりし
ない丈夫なものであった。
水を加え、攪はん混合してセメント糊を作り、そのセメ
ント糊２００ｇを平滑な縦１０ｃｍ、横７・５ｃｍの内
底面を持つ型枠に入れ、その内底面に対応する平滑な外
底面を持つ加圧板をセメント糊に油圧プレスで押圧した
。加圧力は１０００Ｋｇ／ｃｍ”である。除型後、表裏
両面が平滑な厚さ約１ｃｍの白色化粧板が得られた。こ
の白色セメント化粧板は固く、曲げ強度も６０Ｋｇ／ｃ
ｍ’以−１−あり、叩いても割れたりひびが入ったりし
ない丈夫なものであった。
実施例 ２
白色ポルトランドセメントに緑色の顔料を混入して水セ
メント重ｈ１比１０％の水を加え、纜はん混合してセメ
ント糊とし、その糊２００ｇを平滑な縦１０ｃｍ、横７
・５ｃｍの内底面を持つ型枠に入れ、同じ大きさの加圧
板を１４から当てて油圧プレスで６００ Ｋ ｇ ／
ｃ ｍ’の圧力を加えて押圧した。脱型後、水中に２４
時間浸せきして養生した。その結果、表面が平滑でひす
い色の厚さ約１ｃｍのセメント化粧板が得られた６その
強度は実施例１のものと同程度であった。
メント重ｈ１比１０％の水を加え、纜はん混合してセメ
ント糊とし、その糊２００ｇを平滑な縦１０ｃｍ、横７
・５ｃｍの内底面を持つ型枠に入れ、同じ大きさの加圧
板を１４から当てて油圧プレスで６００ Ｋ ｇ ／
ｃ ｍ’の圧力を加えて押圧した。脱型後、水中に２４
時間浸せきして養生した。その結果、表面が平滑でひす
い色の厚さ約１ｃｍのセメント化粧板が得られた６その
強度は実施例１のものと同程度であった。
実施例 ３
白色ポルトランドセメントに水セメンｌｌ比５％の水を
加え、攬はん混合してセメント糊を作り、そのセメント
糊９００ｇを縦２０ｃｍ、横２０ｃｍの凹凸の模様を刻
設した内底面を持つ型枠に入れ、同じ大きさの加圧板を
上から当てて油圧プレスで１００Ｋｇ／ｃｍ’の荷重を
五回断続的にかけて脱気しながら成形し、脱型後、水中
に２４時間放置したところ、表面に凹凸の模様を持つセ
メント化粧板が得られた０強度は実施例１のもと同じで
あった。
加え、攬はん混合してセメント糊を作り、そのセメント
糊９００ｇを縦２０ｃｍ、横２０ｃｍの凹凸の模様を刻
設した内底面を持つ型枠に入れ、同じ大きさの加圧板を
上から当てて油圧プレスで１００Ｋｇ／ｃｍ’の荷重を
五回断続的にかけて脱気しながら成形し、脱型後、水中
に２４時間放置したところ、表面に凹凸の模様を持つセ
メント化粧板が得られた０強度は実施例１のもと同じで
あった。
実施例 ４
縦２０ｃｍ、横２０ｃｍの平滑な型枠の内底面に天然の
木の葉の八つ手、しだ等の葉を重ならぬように敷き、そ
の上に実施例３と同じセメント糊を入れ、実施例４と同
じ方法で加圧し養生した。
木の葉の八つ手、しだ等の葉を重ならぬように敷き、そ
の上に実施例３と同じセメント糊を入れ、実施例４と同
じ方法で加圧し養生した。
その結果１表面に八つ手、しだ等の葉の図柄がかっ色に
浮き出たセメント化粧板が得られた。表面の図柄の半日
は天然の木の葉そっくりであった。
浮き出たセメント化粧板が得られた。表面の図柄の半日
は天然の木の葉そっくりであった。
出願人 吉野理化工業株式会社
代理人 川 上 肇 外１名
＝４１−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）ポルトランドセメントに水セメント重量比３％ない
し１０％の水分を加えてセメント糊を作り、前記セメン
ト糊を型枠に入れ、ｌｏＯＫｇ／ｃｒｎ’ないし１００
０Ｋｇ／ｃｒｎ’の圧力を加え、前記セメント糊中の空
気を脱気しながら成型することを特徴としてなるセメン
ト化粧板の製造法。 ２）脱型した後に成型板を水中養生゛することを特徴と
してなる特許請求の範囲第１項記載のセメント化粧板の
製造法。 ３）成型時にセメント糊の表面に天然又は人工の意匠材
をおいて成型し、表面に型押し又は埋込みによる意匠を
設けたことを特徴としてなる特許請求の範囲第１項又は
第２項記載のセメント化粧板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11919482A JPS5911208A (ja) | 1982-07-10 | 1982-07-10 | セメント化粧板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11919482A JPS5911208A (ja) | 1982-07-10 | 1982-07-10 | セメント化粧板の製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5911208A true JPS5911208A (ja) | 1984-01-20 |
Family
ID=14755244
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11919482A Pending JPS5911208A (ja) | 1982-07-10 | 1982-07-10 | セメント化粧板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5911208A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6264504A (ja) * | 1985-09-17 | 1987-03-23 | 吉野理化工業株式会社 | 多彩化粧板及びその製造方法 |
| JPH04220307A (ja) * | 1990-03-14 | 1992-08-11 | Pro Mineral G Zur Verwendung Von Mineralstoffen Mbh | 石こう繊維ボード、特に床板の製造方法 |
| JPH07172894A (ja) * | 1991-02-01 | 1995-07-11 | Esuton Fujiwara:Kk | 人造石及びその製造方法 |
-
1982
- 1982-07-10 JP JP11919482A patent/JPS5911208A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6264504A (ja) * | 1985-09-17 | 1987-03-23 | 吉野理化工業株式会社 | 多彩化粧板及びその製造方法 |
| JPH04220307A (ja) * | 1990-03-14 | 1992-08-11 | Pro Mineral G Zur Verwendung Von Mineralstoffen Mbh | 石こう繊維ボード、特に床板の製造方法 |
| JPH07172894A (ja) * | 1991-02-01 | 1995-07-11 | Esuton Fujiwara:Kk | 人造石及びその製造方法 |
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