JPS5911130Y2 - 板瓦 - Google Patents
板瓦Info
- Publication number
- JPS5911130Y2 JPS5911130Y2 JP1329379U JP1329379U JPS5911130Y2 JP S5911130 Y2 JPS5911130 Y2 JP S5911130Y2 JP 1329379 U JP1329379 U JP 1329379U JP 1329379 U JP1329379 U JP 1329379U JP S5911130 Y2 JPS5911130 Y2 JP S5911130Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- tile
- receiving
- side protrusion
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は、細長い金属板を用いた板瓦に関するものである
。
。
此種板瓦においては、長手方向に連結する板瓦間の漏水
を防ぐため、長手方向端部に水切溝を形戊してあるが、
従来のこの水切溝は、板瓦端部に突設された位置決め用
の突条と、板瓦の側端縁との間に形或されていたから、
突条を越えて侵入する雨水の量が多くなるとその全量を
排出する事が出来なくなり、往々にして雨水の侵入を許
してしまう不利益があった。
を防ぐため、長手方向端部に水切溝を形戊してあるが、
従来のこの水切溝は、板瓦端部に突設された位置決め用
の突条と、板瓦の側端縁との間に形或されていたから、
突条を越えて侵入する雨水の量が多くなるとその全量を
排出する事が出来なくなり、往々にして雨水の侵入を許
してしまう不利益があった。
本案は上述不利益を一掃し得る板瓦を提供せんとするも
のである。
のである。
以下本案板瓦を添付図面につき説明すると、図中１ （
１’， １”）は細長い金属板、例えば鉄板を用いて作
られた瓦本体で、長手方向両端２，３を横方向への連結
端にすると共に、幅方向に対向する両長縁４，５を上下
方向への連結縁に戒形したものである。
１’， １”）は細長い金属板、例えば鉄板を用いて作
られた瓦本体で、長手方向両端２，３を横方向への連結
端にすると共に、幅方向に対向する両長縁４，５を上下
方向への連結縁に戒形したものである。
上記連結端２，３の一方２には受面６が形或されており
、この受面６には表側に突出する位置決め用の受側突条
７とこの突条７の両側に凹設された水切溝８，８′とが
配置されている。
、この受面６には表側に突出する位置決め用の受側突条
７とこの突条７の両側に凹設された水切溝８，８′とが
配置されている。
上記突条７と水切溝８，８′とは、上記受面６を横断す
る様に瓦本体１の幅方向に沿って形威されており、第２
図に示す如く、上記突条７の下端が瓦本体１の中心方向
に偏向する様、又水切溝８，８′が突条７に沿って偏向
する様作られている。
る様に瓦本体１の幅方向に沿って形威されており、第２
図に示す如く、上記突条７の下端が瓦本体１の中心方向
に偏向する様、又水切溝８，８′が突条７に沿って偏向
する様作られている。
上記水切溝８，８′は、上記突条７の両側に形威される
が、本案板瓦では、その内側の水切溝８′は補助的なも
のであるから、外側の水切溝８に比して数が少くても良
い。
が、本案板瓦では、その内側の水切溝８′は補助的なも
のであるから、外側の水切溝８に比して数が少くても良
い。
上記連結端の他方３には覆面９が形威されておりこの覆
面９には、上記突条７に密帽着する凹溝１０′を裏側に
形威した帽着突条１０が作られている。
面９には、上記突条７に密帽着する凹溝１０′を裏側に
形威した帽着突条１０が作られている。
上記帽着突条１０は、その下端が瓦本体１の中心方向に
偏向しており、このため、第１図に示す実施例では、第
３図の如く帽着突条１０の下端が２股状に分岐している
。
偏向しており、このため、第１図に示す実施例では、第
３図の如く帽着突条１０の下端が２股状に分岐している
。
即ち、上記帽着突条１０は、上記凹溝１０′を形或する
重嵌突条部１０ ａと、この重嵌突条部１０ ａから該
突条部１０ ａの偏向方向と反対の方向に分出する枝突
条１０ ｂとで逆Ｙ字型に戊形されており、これによっ
て重嵌突条部１０ ａが斜行状に形威される事に起因す
る外観の悪さを改善している。
重嵌突条部１０ ａと、この重嵌突条部１０ ａから該
突条部１０ ａの偏向方向と反対の方向に分出する枝突
条１０ ｂとで逆Ｙ字型に戊形されており、これによっ
て重嵌突条部１０ ａが斜行状に形威される事に起因す
る外観の悪さを改善している。
上記瓦本体１の表面には、帽着突条１０と同し形状の飾
突条１１が適数形設されており、此等突条１１により瓦
本体１の強度も補強されている。
突条１１が適数形設されており、此等突条１１により瓦
本体１の強度も補強されている。
上記長縁４，５の上側縁４には、第４図以下に示す如き
係止部１２が設けてあり、又下側縁５には下方にある他
の板瓦の係止部１２と係合する係着部１３が設けてある
。
係止部１２が設けてあり、又下側縁５には下方にある他
の板瓦の係止部１２と係合する係着部１３が設けてある
。
以上の処において、本案板瓦は下記の如く構或しても良
い。
い。
上記受側突条７は帽着突条１０と同じに作っても良く、
この場合には第２図鎖線の如く、突条７と内側水切溝８
′とが交叉する事になるから、突条７を水切溝８′で分
断する必要がある。
この場合には第２図鎖線の如く、突条７と内側水切溝８
′とが交叉する事になるから、突条７を水切溝８′で分
断する必要がある。
上記覆面９側の端部３は、第７図の如く、下方に折曲げ
れば密閉性が良くなるし、又この場合に受面６側に条溝
１４を設けてこれに端部３を嵌入せしめれは゛尚一層良
好で゛ある。
れば密閉性が良くなるし、又この場合に受面６側に条溝
１４を設けてこれに端部３を嵌入せしめれは゛尚一層良
好で゛ある。
本案板瓦はこの様なものであるがら、これを使用すると
第８図に示す如き屋根が形成される。
第８図に示す如き屋根が形成される。
この屋根においては、第７図の如く、受側突条７に帽着
突条１０が重合されており、水切溝８，８′が突条７の
両側において毛細管現象を阻止すると共に、外側の水切
溝８が突条７の手前において雨水を排出するから、豪雨
の時でも雨水が突条７の内側に侵入するのを有効に防止
出来ると共に、仮に雨水が突条７を乗越えて侵入しても
この雨水の量を少く出来るから、内側の水切溝８′によ
り完全に排除する事が出来る。
突条１０が重合されており、水切溝８，８′が突条７の
両側において毛細管現象を阻止すると共に、外側の水切
溝８が突条７の手前において雨水を排出するから、豪雨
の時でも雨水が突条７の内側に侵入するのを有効に防止
出来ると共に、仮に雨水が突条７を乗越えて侵入しても
この雨水の量を少く出来るから、内側の水切溝８′によ
り完全に排除する事が出来る。
そして又本案板瓦は、特に受側突条７と水切溝８，８′
が瓦本体の中心方向に偏向斜行して形威されているから
、覆面９と受面６間に浸入した水を外方へ向けて確実に
排除する事が出来る効果があると共に、上記帽着突条１
０は分岐枝突条１０ｂを備えて逆Ｙ字型に戊形されてい
るから、外観の良い事は勿論瓦本体の補強効果も大きい
と云う利点がある。
が瓦本体の中心方向に偏向斜行して形威されているから
、覆面９と受面６間に浸入した水を外方へ向けて確実に
排除する事が出来る効果があると共に、上記帽着突条１
０は分岐枝突条１０ｂを備えて逆Ｙ字型に戊形されてい
るから、外観の良い事は勿論瓦本体の補強効果も大きい
と云う利点がある。
本案板瓦はこの様なものであるから、雨水の侵入を確実
に防止出来る効果がある。
に防止出来る効果がある。
第１図は本案板瓦の平面図、第２図は同瓦の受面部を示
す拡大平面図、第３図は同瓦の覆面部を示す拡大平面図
、第４図は第１図ＩＶ−ＩＶ線に沿った断面図、第５図
は第１図Ｖ−ｖ線に沿った断面図、第６図は第１図■■
一■Ｉ線に沿った断面図、第７図は第１図Ｖｌｌ−ＶＩ
Ｉ線に沿った断面図、第８図は本案板瓦を用いた屋根の
一部を示す平面図である。 図中、１ （１’， １”）は瓦本体、６は受面、７は
受側突条、８，８′は水切溝、９は覆面、１０は帽着突
条、１０’は帽着用の凹溝、を示す。
す拡大平面図、第３図は同瓦の覆面部を示す拡大平面図
、第４図は第１図ＩＶ−ＩＶ線に沿った断面図、第５図
は第１図Ｖ−ｖ線に沿った断面図、第６図は第１図■■
一■Ｉ線に沿った断面図、第７図は第１図Ｖｌｌ−ＶＩ
Ｉ線に沿った断面図、第８図は本案板瓦を用いた屋根の
一部を示す平面図である。 図中、１ （１’， １”）は瓦本体、６は受面、７は
受側突条、８，８′は水切溝、９は覆面、１０は帽着突
条、１０’は帽着用の凹溝、を示す。
Claims (1)
- 細長い金属板で作られた瓦本体と、この瓦本体の長手方
向１端部に形或された受面と、上記瓦本体の長手方向他
端部に形或された覆面とを備え、上記受面には受側突条
を瓦本体の幅方向に突設すると共にこの受側突条の両側
には瓦本体の幅方向に延びる水切溝を夫々凹設し、これ
に対し上記覆面には上記受側突条に帽嵌する帽着突条を
設けた板瓦において、上記受側突条と水切溝とはその下
端が瓦本体の中心方向へ偏向する様形威し、上記帽着突
条は上記受側突条に帽嵌する重合突条部と、この重合突
条部から該突条部の偏向方向と反対の方向に分出する枝
突条とで逆Ｙ字型に戒形し、上記受側突条と水切溝とに
よって上記覆面と受面間の浸入水を瓦本体の中心方向へ
案内排除する様に構或した板瓦。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1329379U JPS5911130Y2 (ja) | 1979-02-03 | 1979-02-03 | 板瓦 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1329379U JPS5911130Y2 (ja) | 1979-02-03 | 1979-02-03 | 板瓦 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55113412U JPS55113412U (ja) | 1980-08-09 |
| JPS5911130Y2 true JPS5911130Y2 (ja) | 1984-04-06 |
Family
ID=28831114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1329379U Expired JPS5911130Y2 (ja) | 1979-02-03 | 1979-02-03 | 板瓦 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5911130Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-03 JP JP1329379U patent/JPS5911130Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55113412U (ja) | 1980-08-09 |
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