JPS5910333A - 有機酸金属塩の造粒方法 - Google Patents

有機酸金属塩の造粒方法

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JPS5910333A
JPS5910333A JP11972982A JP11972982A JPS5910333A JP S5910333 A JPS5910333 A JP S5910333A JP 11972982 A JP11972982 A JP 11972982A JP 11972982 A JP11972982 A JP 11972982A JP S5910333 A JPS5910333 A JP S5910333A
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JP
Japan
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organic acid
metal salt
acid metal
tower
cold gas
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Pending
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JP11972982A
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English (en)
Inventor
Hiroho Nishiyama
西山 潤歩
Minoru Tanaka
実 田中
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Nihon Kagaku Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Kagaku Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は常温では固体であるが加熱すると溶融する有機
酸金属塩を急冷して造粒する方法に関するものである。
有機酸金属塩とは脂肪酸、樹脂酸、ナフテン酸等のアル
カリ塩以外の金属塩な意味する。有機酸金属塩を製造す
る方法は従来から公知であり、水ま1こ(エアルコール
を溶媒とし、M機酸アルカリ土類金属塩との複分解沈殿
法によるか、あるいは有機酸と金属酸化物まにヲま金属
水酸化物を直接加熱反応させる融解法により製造する。
有機酸金属塩は、各個%肩な性質に基づき、多(3) 方面に使われている。丁なわち、殺菌剤、殺虫剤、防水
剤、稙科、ゲル化剤、粘度1t14u酌、加硫促進亭 剤、冷評インク乾燥剤、ポリ塩化ビニルの安定剤、ポリ
エステル樹脂の硬化促進剤等広範囲な用途かある。
有機酸金属塩を使用する際、粘度は重要な物性である。
従来はM模酸金Ff4塩の粘度を下げるTこめKN機溶
剤で希釈して製品とする手段が取られていTこ。しかし
ながら、該手段は特定の用途に対しては%M機溶剤が不
純物質あるいは阻害物質になるので使えない事例があっ
に0かかる用途のM機酸金J4i塩は1M機溶剤を極力
少な(するか、またはまつTこ(使用しないで反応させ
、数ゆ単位の固体状の製品として出荷していた。丁なわ
ち溶融状態の有機酸金属塩を型枠に数kg年単位小分け
して、(3) 放冷同化させた後、固化し1こ塊を型枠から離脱させ、
製品としてい1こ。しかるに放冷同化には相当な時間を
要し、固化しT、3機酸金属塩の塊を型枠から離脱させ
るのに手間がかかるなどの欠点があっ友O 本発明者はかかる欠点を解決丁べ(種々の造粒方法につ
いて鋭意検討した結果、加熱溶融したM機酸金W4塩を
150°以上の温度差で急冷すると粘宥性h−1r、く
なることを見い出し具体的には0℃以下の湛11条件下
に有機酸金属塩を滴下すると固体化しに粒か得られるこ
とY確かめた。
本発明は、かかる知見に基づいてなされたもので作業能
率Q〕回向上目的としている。
丁なわち本発明を工常温では固体であるが、加熱すると
溶融する有機酸金属塩を150°以上の温度(4) 差条件下に滴下させ造粒することを特徴とする有機酸金
属塩の造粒方法に関するものである。
有機酸金属塩の溶融温度は100〜200°Cに保持す
るのか望ましい。
本発明に係わる金属板の温度または空気層の温度は使用
冷媒によりそれぞれ異なる。丁なわち液体窒素の場合は
マイナス195゛″C5液体酸素の場合はマイナス18
6℃ドライアイスの場合はマイナス80℃氷の場合は0
℃である。上記冷媒を用いた場合は冷媒が消去しない限
り、当該空気層まKは金属板がかかる温度に保持される
から、加熱溶融しTこ有機酸金属塩の温度と当該空気層
ま1こは金属板の温度の差は常に一定に保たれる。温度
管理上一定温度差は都合が良い。これを逆説的に説明す
ると、加熱溶融した有機酸金属塩を滴下し続(5) けた場合、温度品質性媒体自体が温度上昇する結果温度
差が挟まり、温度管理上望ましくない。しかるに本発明
の方法によれば一定温度差に保たれるから所期の条件で
容易に造粒し得る。
冷却された空気層に有機酸金属塩が滴下されると熱量が
有機酸金属塩から空気に伝達され、その結果、有機酸金
属塩が固化し、温度上昇した空気が浮力で上方に向かう
。この空気を循環的に冷媒を用いて0℃以下に冷却し供
給丁れば順次、空気が冷却され、上記、冷却されに空気
層が形成される。
冷却されに金属板上に滴下された有機酸金属塩は、当初
保持してい友Mfを当該金属板に伝達する。その結果、
4f模#金属塩は固化し、接触部分の金属板の温度か上
昇1“る。しかるに金属板&1冷(6) 媒によって即時0℃以下に冷却され、上記、冷却された
金If4機が形成される。当該金属板上に固化し1こ有
機酸金属塩を金属板から離脱させるには、スフレイパー
等を用いれば容易に離脱できる。
本発明において有機酸金属塩を滴下するには加熱溶融し
KM有機酸金属塩ノズルで滴下する。当該ノズルの口径
は6〜103真である。また、当該ノズルの数は1〜1
00個か適当であるか、限定するものではない。
ノズルの口径及び数に対応して冷却用金属板の設計を行
なう。これは金属機に滴下する場合、有機酸金属塩の個
々の滴が重なることかあるので、重ならない様にするた
めである。一方冷却された空気層の中で滴下する場合は
、密封まKは田室構造とし、断熱材または複層構造で断
熱する様に設(7) 計する。冷却用金属板の設計例として回転ドラムを説明
する。1〜100個のノズルを一直線上に並べ最長ノズ
ル間隔’solとする。回転ドラムの幅はぎより長く設
計する。ノズルの口径を舅とする。
回転ドラムの両側面は円形とし、直径は翼の50倍以上
に設計する。曲面は金属板で作る必要がある。金属板を
冷却するには、回転ドラム内部に冷媒を注入し、回転さ
せるのが望ましい。冷媒の投入口は側面に設ける。回転
ドラムを回転架台にのせ、回転ドラムの一端に接触する
様にスフレイパーを設ける。ノズルと回転ドラムの相対
位ltは、回転ドラムの上方にノズルがある様に位置さ
せ、回転ドラムの回転により、隣接の滴下された有機酸
金属塩か重なることがない様に位置させる。
上記の様に設計された装置で、有機酸金属塩を(8) ノズルから滴下させ、回転ドラムの冷却用金属板飯の上
で急冷し、回転ドラムの回転に従いスフレイパーにより
離脱することによって、有機酸金属塩を造粒する。なお
、上述した説明は本発明をよ(理解させる1こめのもの
で、必ずしも、限定するための意味あいはない。   
上記金属板の材質としては、耐酸性をMするものが望ま
しい。まTこ、必要に応じて、離脱液、例えば、シリコ
ンオイルを塗付してもよい。
本発明の有機酸金属塩において有機酸とはナフテン酸、
オクチル酸、ステアリン酸、アマニ油酸、トール油酸、
オレイン酸、大豆油酸である。
上記有機酸金属塩において金属とは、 マンガン コバルト 鉛 亜  鉛 ニッケル 鋼 (9) 鉄          り  ロ  ム     錫カ
ルシウム   マグネシウム  カドミウムアルミニウ
ム  ジルコニウム  セリウムバナジウム   リチ
ウム である。
以上の様に不発明の方法は細粒状の有機酸金属塩を即時
製造することかでき、従来、反応後の取り出しから製品
にするまで相−当な時間な要してい友のが、短時間で済
むようになり、しかも、大幅に手間かかからなくなった
ことがら工業的に価値     。
がある。さらに細粒状になったことから付加価値が高い
製品になった。
以下に本発明の方法について実施例により説明する。
(lO) 実施例1゜ 第1図に示す構造の装vIILを用いて加熱溶融し1こ
ナフテン酸マンガン10憾と冷却した空気との熱交換に
よりナフテン酸マンガン1oqbの造粒物を得た。なお
、上記幅は金稿マンカン含M率である。
たて型に形成され1こ塔体1の頂部2には滴下器6があ
る。塔体1の下部には冷風供給室4があり、スリットま
Tこは通孔5を多数備えた散気′gi乙によって仕切ら
れている。また散気板6は排出ロアに向って下方に傾斜
している。
冷風供給室には液体窒素を投入口16から入れ冷却源と
する。冷風は冷風供給室4からスリットま1こは通孔5
を通過し、塔体1を上昇し排気口10から排気通路11
へ導かれる。
排気通路11から先は圧力調節弁15を経て系(11) 外へ排気される通路と、フィルター12、送風機16、
流111−#I4節升14を経て、冷風供給室4へ循環
される通路に分かれる。
このように塔体1内に冷風が吹き込まれ、冷風気流が形
成されに績に140〜150℃に加熱し、溶融したナフ
テン酸マンガン104を滴下器6から滴下した。当該部
は塔体1内を落下し、?9風気流を通過する間に固化し
、散気也乙に運し、排出ロア付近に集まり1こ。これを
ロータリバルブ8を回転させて取出口9から取出し1こ
造粒物の大きさは滴下器6のノズルの口径に依存する。
第2図に示す様に直径6■のノズル口径の場合&工面径
6〜8uの不定形造粒物になつF0第3図に示す様に直
径4關のノズルを用いに場合は直径2〜50の不定形造
粒物になった。
(12) 実施例2 第1図に示す構造の装置を用いて加熱溶融し1こステア
リン酸コバルト9優と冷却した空気との熱交換によりス
テアリン酸コバルト9憾の造粒物を得た。
冷風供給室にドライアイスを投入口16から入れ、冷却
源とする。120〜140℃に加熱し、溶融したステア
リン酸コパル)9’%’&滴下器6から滴下し、他の条
件は実施例1と同様にしてステアリン酸コバルト9%の
不定形造粒物を得Tこ。
実施例6 第4図に示す構造の装置を用、いて、加熱溶融し1こオ
クチル酸コバルト16憾と冷却した回転ドラムとの熱交
換によりオクチル酸コバルト164の造粒物を得に0 (13) ノズル口径5m、ノズル間隔25隷、ノズル数61個、
ノズルの並び万−直線上の滴下器17がある。そのFに
H転1111か平行になるように回転ドラム18がある
。回転ドラムtj面径80m幅1s+で回転架台の回転
軸20および20/の上に置(9回転ドラム18は金楕
製であり、例えばスチール製である。回転ドラム18に
接触する様にスクレイパ−21がある。回転ドラム18
の側面に冷媒の投入「126がある。回転架台の下に受
器22かある。
上記冷媒として液体窒素24馨用い回転ドラム18を回
転速度15m/分(約6回転/分)で回転させ回転ドラ
ムの金属面が冷却されTこ後に1100〜160℃に加
熱し溶融したオクチル酸コバルト16優を滴下器17か
ら滴下しに0当該滴は回転(ロ) ドラム18まで落下し、冷却され1こ金楓面に接触する
。そして回転ドラム上の粒19になる。回転ドラムが回
転するに従い粒19は冷却され固化する。粒19か回転
ドラムの下側に来ると自然落下するかスクレイパ−21
によって離脱され、受器22に落槓する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法において使用される造粒装置の例の
要部縦断面図、第2図及び第3図は滴下器の底面図、第
4図は本発明方法において使用される造粒装置の他の実
施例の要部縦断面図である。 1は塔体、 6は滴下器、  4は冷風供給室、6は散
気板、  8はロータリバルブ、 9は取出口、  1
7は滴下器、  18は回転ドラム、20および20′
は回転架台の回転軸、  21はス(15) クレイパーである。 時打出願人 日不化学産業株式会社 (16)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 加熱溶融した有機酸金属塩を滴下し、これを急冷し
    て造粒することを特徴とし1こ有機酸金属塩の造粒方法
    。 (210℃以下に冷却しに空気層の中に有機酸金属塩を
    滴下して急冷することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の有機酸金属塩の造粒方法。 (310℃以下に冷却した金属板上[有機酸金属塩を滴
    下して急冷することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の有機酸金属塩の造粒方法。 (1) (4)  冷媒として液体窒素、液体#1索、ドライ了
    イスまlこは氷を使用することt特徴とした特rff請
    求の範囲w42項まkは第6項記載のM機酸金M墳の造
    粒方法。
JP11972982A 1982-07-12 1982-07-12 有機酸金属塩の造粒方法 Pending JPS5910333A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04227043A (ja) * 1990-07-17 1992-08-17 Nukem Gmbh 液相から球状粒子を製造する方法および装置
JP2021534120A (ja) * 2018-08-09 2021-12-09 ローディア オペレーションズ 少なくとも1種のフェノール誘導体の新規固体表示形及びそれの取得方法

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