JP3092041B2 - Li2 O粒子の製造方法 - Google Patents

Li2 O粒子の製造方法

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JP3092041B2 JP06319421A JP31942194A JP3092041B2 JP 3092041 B2 JP3092041 B2 JP 3092041B2 JP 06319421 A JP06319421 A JP 06319421A JP 31942194 A JP31942194 A JP 31942194A JP 3092041 B2 JP3092041 B2 JP 3092041B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Li2 O粒子、例え
ば、核融合炉のトリチウム増殖材として使用されるLi
2 O粒子の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、核融合炉のトリチウム増殖材
として使用されるLi2 O粒子は、溶融造粒法や転動造
粒法等により製造している。
【0003】前者の溶融造粒法は、リチウム化合物、す
なわち、LiOHとLi2 CO3 をLi2 O粒子の原料
粉末として用い、この原料粉末を溶融した後、アルコー
ル中で急冷して粒子とし、これを焼結してLi2 O粒子
を得る方法である。この溶融造粒法について図4に簡単
に説明する。
【0004】まず、原料粉末をるつぼに入れ、約600
℃で溶融して、原料液とする(図4a)。次に、得られ
た原料液を、約−100℃のアルコール中に滴下して急
冷する(図4b)。アルコール中に滴下された原料液
は、粒状となってアルコール中で凝固し原料粒となる。
得られた原料粒を取り出して真空中で約800℃で焼成
する(図4c)。この焼成により、原料粒はLi2 Oと
なる。更に、真空中で約1100℃で焼結し、Li2
粒子を得る(図4d)。
【0005】又、図5は、後者の転動造粒法の工程を簡
単に示した説明図である。この転動造粒法は、回転ドラ
ム内にLi2 Oの原料粉末を入れ、回転ドラムの回転に
よって粒状にし、これを焼結してLi2 O粒子を得る方
法である。
【0006】以下、簡単に説明する。まず、Li2 Oの
粉末を回動するドラム内に搬入し、粒状にする(図5
a)。この時、造粒を容易にするため、ポリビニルアル
コール等の増粘材を添加する場合もある。粒状になった
Li2 Oを取り出して真空中で約800℃で焼成する
(図5b)。その後、更に真空中で約1100℃で焼結
してLi2 O粒子を得る(図5c)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
溶融造粒法では、原料粉末を約600℃で溶融した際に
るつぼから不純物が混入するため、高純度のLi2 O粒
子とすることができず、更に、高温の溶融液の粘度の関
係で直径0.1mmの微小な粒子を得ることが非常に困
難という問題点がある。
【0008】また、後者の転動造粒法においても、ドラ
ムの回動により造粒するため、真球性の良好なLi2
粒子を得にくいだけでなく、得られるLi2 O粒子の粒
径が不均一になるという問題点があり、更に、直径0.
1mmの微小な粒子を得ることもまた非常に困難であ
る。
【0009】従って本発明は、上記の問題に鑑みてなさ
れたものであり、高純度のLi2 O粒子が得られるだけ
でなく、真球性が良好で、均一な粒径のLi2 O粒子が
得られるLi2 O粒子の製造方法を提供することを目的
とする。
【0010】又、直径0.1mm程度の微小なLi2
粒子が得られるLi2 O粒子の製造方法を提供すること
も本発明の目的のひとつである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1に係る発明は、Li化合物の粒子を生成するL
i化合物粒生成工程と、生成されたLi化合物粒を焼結
してLi O粒子を得る焼結工程とからなるLi
粒子の製造方法において、前記Li化合物粒生成工程
が、担体溶液にLi化合物を分散させて分散溶液とし、
前記担体溶液との接触により該担体溶液をゲル化又は固
化させる凝固液中に前記分散溶液を滴下してLi化合物
分散粒を生成する粒体生成工程と、得られた粒体を焼成
して担体を熱分解させて除去する担体除去工程とからな
ることを特徴とする方法を提案している。
【0012】又、請求項2に係る発明は、請求項1の方
法における粒体生成工程において、前記Li化合物とし
てLi2 CO3 粉末を用い、前記担体溶液としてアセト
ン中でゲル化する高分子樹脂化合物の水溶液を用い、こ
れらの混合物をアセトン中に滴下してゲル球とすること
を特徴とする方法を提案している。
【0013】
【作用】請求項1の発明では、Li O粒子の前駆体
であるLi化合物の粒子を生成する際に、特定の条件で
固化すると共に特定の温度で熱分解する担体溶液に原料
となるLi化合物を分散させて分散溶液とし、この分散
溶液を前記担体溶液との接触により該担体溶液をゲル化
又は固化させる凝固液中に滴下してLi化合物分散粒と
した後に、Li化合物分散粒を焼成して担体のみを除去
するという方法を提案している。
【0014】即ち、Li2 O粒子の前駆体のLi化合物
の粒子を直接生成せず、一旦Li2O粒子の成分とは関
係のない担体溶液に担持させ、担体溶液の物理的性質
(例えば、粘度や表面張力など)によって粒状としてい
るため、Li化合物を溶融したり回動したりして粒状と
する方法よりも、簡単に一個の粒の大きさを制御でき、
非常に小さい粒径の粒子を得ることができる。
【0015】つまり、原料であるLi化合物の物理的性
質に左右されずに、粒子の大きさを決定することができ
るので、最終的に得られるLi2 O粒子の大きさを極め
て小さいものとすることが可能である。更に、Li化合
物を保持する担体は焼成して除去できるため、簡単な除
去工程で高純度のLi2 O粒子を得ることが可能であ
る。
【0016】ここで用いる担体溶液としては、好ましく
は、ある特定の溶液中でゲル化するもので、且つ焼成に
より完全に熱分解してしまうものが良い。溶液中でゲル
化するという性質を持つものを用いることにより、簡単
に均一で真球性の良好なLi化合物分散粒を得ることが
できる。勿論、この場合、担体溶液の液滴が溶液中でゲ
ル球となった時に、球形を保持できる十分な強度を持つ
ものが好ましいことは言うまでもない。
【0017】担体溶液の液滴の大きさは、物理的な手
段、例えば、振動ノズルを用いることで達成できる。こ
の振動ノズルより担体溶液を滴下する場合、体積流量を
Q、液滴の直径をd、振動ノズルの振動数をfとした
時、これらは、Q=[(πd3 )/6]・fと表すこと
ができる。
【0018】つまり、振動ノズルの振動数と体積流量と
を調整すれば、簡単に液滴の直径を調節することができ
る。勿論、振動ノズルに限らず他の方法により液滴の直
径を調節しても構わない。また、焼成により完全に熱分
解するという性質をもつものを用いることにより、担体
の除去に手間がかからず且つ高純度のLi2 O粒子を得
ることができる。
【0019】このように、請求項1の発明では、Li2
O粒子の前駆体となるLi化合物の粒子を直接生成せ
ず、焼成した時に除去される物質でLi化合物を担持さ
せて、これを成形した後に焼成することにより、常に一
定の形状のLi化合物の粒子、即ちLi2 Oの粒子を得
ることができる。
【0020】また、Li化合物自身よりも滴下しやすい
他の物質に担持させたことにより、粒径の制御を簡単に
行うことができる。更に、担体溶液を液中で粒状にして
から焼成して取り除いているため、真球性が良好で、高
純度のLi2 O粒子とすることができる。
【0021】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
ける粒体生成工程において、Li化合物としてLi2
3 粉末を用い、担体溶液としてアセトン中でゲル化す
る高分子樹脂化合物の水溶液を用い、これらの混合物を
アセトン中に滴下してゲル球とする方法を提案してい
る。
【0022】前述したように、この場合も用いる担体溶
液としては、ある特定の溶液中でゲル化するもので、且
つ焼成により完全に熱分解してしまうものを用いるのが
好ましい。この条件を満たすものとして高分子樹脂化合
物の水溶液が挙げられる。
【0023】更に本発明において、担体である高分子樹
脂化合物として、アセトン中でゲル化するものを用いる
ことを提案している。この高分子樹脂化合物は、ゲル化
途中又はゲル化終了後において、ゲル球が球形を保持で
きる十分な強度があるものであれば良く、好ましくは、
カチオン性セルロース誘導体または、水溶性合成ポリマ
ー等を用いるとよい。
【0024】また、高分子樹脂化合物は、3%〜12%
の水溶液、好ましくは10%の水溶液とするのが良い。
なぜなら、3%よりも低いとゲル球の強度が不十分でそ
の形状を維持するのが難しく、12%より高いと完全に
高分子樹脂化合物が純水中に溶解しないためである。
【0025】このような高分子樹脂化合物の具体的な例
として水溶性合成ポリマーであるポリビニルアルコール
(例えばPVA-124H、(株)クラレ製)や、カチオン性セ
ルロース誘導体(例えば「レオガードG」(ライオン
(株)製)が挙げられる。
【0026】更に、高分子樹脂化合物の水溶液を凝固さ
せる凝固液は、高分子樹脂化合物中に担持されているL
i化合物が溶出しないものであることが重要な性質とな
る。このような凝固溶液は種々のものが挙げられるが、
本発明では、特に好ましい例としてアセトンを挙げてい
る。
【0027】また、高分子樹脂化合物水溶液に対するL
2 CO3 粉末の混合割合は10対4程度が好ましい。
何故なら、高分子樹脂化合物水溶液中のLi濃度はでき
るだけ高い方が望ましいが、Li23 粉末の混合割合
を10対4より多くすると、滴下原液がスラリー状とな
り滴下が困難になるからである。
【0028】更に、得られたゲル球は、Li2 CO3
散粒となっているため、これを空気中400〜600
℃、好ましくは600℃で10時間以上保持し焼成する
と、担体である高分子樹脂化合物のゲルが完全に除去さ
れLi2 CO3 粒となる。
【0029】更に、Li2 CO3 粒を真空状態(好まし
くは、10-4Torr台)において400℃〜700
℃、好ましくは、700℃で60時間焼成する。これに
より、Li2 CO3 が熱分解されてLi2 Oとなるた
め、Li2 CO3 粒はLi2 O粒となる。その後、毎時
100℃ずつ昇温するように制御して、温度が1100
℃となったらそのままの状態で4時間保持して焼結させ
ることにより、Li2 O粒子を得ることができる。
【0030】このように、請求項2の発明では、Li2
O粒子の前駆体となるLi2 CO3粒を生成する工程に
おいて、原料となるLi化合物をLi2 CO3 粉末、担
体溶液としてアセトン中でゲル化する高分子樹脂化合物
の水溶液を用いているため、粒径の制御が簡単であるこ
とは勿論、Li2 CO3 が分散した担体溶液をアセトン
中に滴下するだけで真球性が良好で均一な粒径の粒子の
成形を行うことができる。
【0031】更に、担体として高分子樹脂化合物の水溶
液を用いているため、焼成による担体の除去効率が良
く、高純度のLi2 O粒子を得ることができる。
【0032】また、使用済みLi2 O粒子を硝酸に溶か
してソーダ灰と反応させるとLi2CO3 が沈殿するた
め、使用済みLi2 O粒子を本方法の原料として再利用
することができる。
【0033】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すフロー図であ
る。本実施例では、Li2 CO3を原料として用い、L
2 CO3 を担持する高分子樹脂化合物として「レオガ
ードG」(ライオン(株)製)、「レオガードG」を凝
固させる凝固溶液としてアセトンを用いた。
【0034】まず、「レオガードG」を純水(H2 O)
に入れ、加熱しながら撹拌して溶解させ、「レオガード
G」の10%水溶液を調整する(図1a)。得られた水
溶液にLi2 CO3 粉末を入れて撹拌しLi2 CO3
散液を得る。この時の混合割合は、重量比で「レオガー
ドG」の10%水溶液10に対し、Li2 CO3 粉末が
4である(図1b)。
【0035】得られたLi2 CO3 分散液を滴下原液と
し、振動ノズルを介して室温(約25℃)に調整したア
セトン中に滴下する。滴下されたLi2 CO3 分散液
は、アセトン中でゲル化しゲル球となる(図1c)。
【0036】ここで、図2にLi2 CO3 分散粒の概念
図を示す。このLi2 CO3 分散粒は、「レオガード
G」がLi2 CO3 粉末を分散させた状態のままゲル化
したものであるため、Li2 CO3 粉末を担持した状態
のゲル球となっている。
【0037】次に、アセトン中からゲル球を取り出して
空気中約50℃で乾燥させLi2 CO3 分散粒を得る
(図1d)。このLi2 CO3 分散粒を空気中600℃
で10時間保持し焼成する。これにより、担体である
「レオガードG」が完全に除去されLi2 CO3 粒とな
る(図1e)。この時、温度がLi2 CO3 の溶融温度
である720℃以上にならないように注意する。
【0038】更に、700℃に昇温し、10-2Torr
以下(好ましくは10-4Torr以下)まで真空引きし
て、60時間焼成する。これにより、Li2 CO3 が熱
分解されてLi2 Oとなる(図1f)。
【0039】その後、毎時100℃ずつ昇温するように
設定し、温度が1100℃となったらそのままの状態で
4時間保持して焼結させ、Li2 O粒子を得る(図1
g)。この焼成条件を図3にグラフ化して示す。縦軸は
温度を示し、横軸は、時間を示している。
【0040】このようにして得られたLi2 O粒子の1
000粒子について直径分布と、真球性とを測定した。
直径分布は、Li2 O粒子の平均直径が1013μmの
とき標準偏差は25μm、Li2 O粒子の平均直径が1
08μmのとき標準偏差は5μmとなった。これは、標
準偏差が小さく直径が均一であることを示しており、直
径0.1mmのLi2 O粒子の製造が実証できるもので
ある。
【0041】真球性は、Li2 O粒子の1000粒子に
ついて、個々の長径と短径とを測定し、長径/短径の比
の平均値で評価した。従来は1.10程度であるのに対
し、本実施例では1.07であり、真球性は良好である
ことが言える。
【0042】
【発明の効果】このように、本発明では、常に一定の形
状のLi化合物の粒子即ち、Li2 Oの粒子を得ること
ができる。また、粒径の制御を簡単に行うことができ、
微小な粒子を簡単に得ることができる。更に、真球性が
良好で、高純度のLi2 O粒子を得ることができる。
【0043】また、担体溶液として高分子樹脂化合物を
用い、原料としてLi2 CO3 粉末を用いる場合は特
に、粒径の制御が簡単であることは勿論、Li2 CO3
が分散した担体溶液をアセトン中に滴下するだけで真球
性が良好で均一な粒径の粒子の成形を行うことができ
る。さらに、焼成による担体の除去効率が良く、高純度
のLi2 O粒子を得ることができる。
【0044】また、使用済みLi2 O粒子を硝酸に溶か
してソーダ灰と反応させるとLi2CO3 が沈殿するた
め、原料として再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の工程を示す説明図であ
る。
【図2】Li2 CO3 分散粒の概念図である。
【図3】本発明の第一実施例の焼成条件を示した線図で
ある。
【図4】溶融造粒法の工程を簡単に示した説明図であ
る。
【図5】転動造粒法の工程を簡単に示した説明図であ
る。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−148707(JP,A) 米国特許3321277(US,A) 米国特許4221775(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C01D 15/02 CA(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Li化合物の粒子を生成するLi化合物
    粒生成工程と、生成されたLi化合物粒を焼結してLi
    O粒子を得る焼結工程とからなるLi O粒子の製
    造方法において、 前記Li化合物粒生成工程が、 担体溶液にLi化合物を分散させて分散溶液とし、前記
    担体溶液との接触により該担体溶液をゲル化又は固化さ
    せる凝固液中に前記分散溶液を滴下してLi化合物分散
    粒を生成する粒体生成工程と、 得られた粒体を焼成して担体を熱分解させて除去する担
    体除去工程とからなることを特徴とするLi O粒子
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記粒体生成工程において、前記Li化
    合物としてLi2 CO3 粉末を用い、前記担体溶液とし
    てアセトン中でゲル化する高分子樹脂化合物の水溶液を
    用い、これらの混合物をアセトン中に滴下してゲル球と
    することを特徴とする請求項1に記載のLi2 O粒子の
    製造方法。
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