JPS5893451A - 回転電機の冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は回転電機の冷却装置、特に固定子コイルエン
ド部の通風に関するものである。

従来、この種の回転電機の冷却装置として第１図に示す
ものがあった。図において、（１）は複数側の側板（ｌ
ａ）を有するフレーム、（２）ｕ固定子鉄心、（３）　
（４１はその通風ダク）　、（５）は固定子鉄心（２）
を挾持する固定子クランパであシ、同方向に沿って等間
隔に複数個の通風穴（６ａ）があげられている。（６）
は固定子鉄心（２）から突出した固定子コイμのエンド
部、（７）はこの固定子コイルエンド部（６）を覆う通
風ガイドであシ１次の囲い板（８）と風受け（９）とか
ら構成される。囲い板（８）は固定子クフンバ（５）に
装着され、風受け（９）は囲い板（８）にボルトで固定
されている。Ｑｏは固定子コイルエンド部（６）に装着
されたプレースリング、（ロ）はプレースリングα＊ｔ
ｍ定子クランパ（Ｓ）に保持する支え腕、（２）はフレ
ーム（１）の軸方向端部に着脱自在に取付けられたブラ
ケットカバー、（２）は回転軸、（ロ）は回転子鉄心、
Ｏｌｅはその通風〆りＹ％α匈はファン、（ロ）はフレ
ーム（１）の上部に開口された吸気口、（至）はフレー
ム（１）の固定子鉄心（！）上部に開口された排気口、
０１は通風ガイド（７）とブラケットカバー（２）間に
形成された吸気路、Ｃ・Ｄは固定子コイルエンド部（６
）の上ロコイ゛μ相互間又は下口コイル相互間に介装さ
れた間隔片、■は固定子コイルの極間等の接続線である
。

固定子クランパ（０には支え腕（ロ）が取付けられ、こ
の支え腕（ロ）に固定されたプレースリングαＱによっ
て固定子コイルのエンド部（６）が支持される。フレー
ム（１）は囲い板（８）の上部側及び固定子鉄心（２）
のλ 上部側がそれぞれ開口され、吸気口（ロ）及び排気口（
至）となっている。

ファンａ時によって吸気口ａ′ｈから吸込まれた冷却風
は、通風ガイド（７）外側の吸気路α・を経て、矢印に
示すように風受け（９）と固定子コイルエンド部（６）
間及び固定子コイルエンド部（６）のコイル相互間の隙
間を遠心方向に通過し、更に、固定子クランパ（５）の
通風穴（６ａ）及び固定子鉄心（２）端部の通風ダクト
（４）を通って固定子鉄心（２）の外周側へ送られ、排
気口（至）から排出される。また、吸込まれた冷却風の
一部は回転鉄心（ロ）内周から鉄心の通風ダクト（ト）
（３）を経て固定子鉄心（２）外周から外部へ排出され
る。

従来の回転電機は以上のように構成されておシ、固定子
コイルエン・ド部のコイル相互間の隙間は狭く、それに
比べて、風受けと固定子コイルエンド部との間隔は広い
ので、この風受けと固定子コイルエンド部との間隙に冷
却風の大部分が通って、コイル相互間の隙間に十分な通
風量が確保できず、固定子コイμの冷却が効果的に行わ
れなかった。

この発明は上記のような従来のものの欠点をなくすため
になされたもので、固定子コイルの冷板効果を向上でき
る回転電機の冷却装置を提供することを目的としている
。

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第２
図ないし第４図において、（ホ）は固定子コイルエンド
部（６）の大部分の外周を覆う通風ガイドであり、円筒
状の囲い板（２）と円板状の仕切板器とで構成されてい
る。仕切板器は第６図及び第６図に示すような形状であ
って、固定子コイルエンド部（・）の先端部において、
固定子鉄心（２）の端面と平行に、径方向に沿って配置
されておシ、固定子コイルエンド部（６）が挿入される
穴（２２ａ）が周方向に沿って等間隔に多数あけられて
いる。この穴（２２ａ）は固定子コイμの横断面寸法よ
シ若千大きめに形成される。勾は穴（２２ａ　）と固定
子コイルとの隙間、及び上口コイ／Ｉ／Ａと下口コイＡ
／Ｂとの間に詰められたフェルト等の絶縁物からなる詰
物である。仕切板四の外径は囲い板（２）の内径′より
僅かに小径に形成され、内径はファン０１の外径よシ少
し大径に形成される。なお、囲い板に）の軸方向の長さ
は従来のものよシも短かく形成される。

仕切板（２）とブラケットカバー（２）間には内方へ向
かう径方向の吸気路（財）が形成され、仕切板（２）と
固定子鉄心（２）間には外方へ向かう径方向の通風路に
）“が形成される。なお、１は仕切板（至）から突出し
て吸気路軸にのぞんだ固定子コイルエンド部、−は仕切
板■と固定子鉄心（２）間の通風路＠に面した固定子コ
イルエンド部である。

次に上述の通風ガイド（ホ）の製造方法について説明す
る。絶縁性合成樹脂を注形加工するか、あるいは絶縁物
の板を加工して、第５図及び第６図に示すようなコイル
挿入用の穴（Ｈａ）を多数有する＋ｋＪ＠板翰を形成す
る。この仕切板（２）を軸方向端部から固定子コイルエ
ンド部（６）に挿入し、第４図に示すように固定子コイ
ルエンド部（６）の上口コイμＡと下口コイ１ｖＢとの
間、及び穴（２２ａ）と固定子コイルとの隙間にフェル
ト等の詰物曽を詰める。

次に、詰物輪の部分にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を
含浸させて硬化させる。なお、仕切板（２）は固定子ク
ランパ（６）に締付けられた囲い板に）と同じ軸本向位
置に配置されて硬化され、通風ガイド（ホ）が形成され
る。

次に第２図によって通風作用を説明する。ファン（へ）
及び回転子の通風ダクト（至）Ｋよって吸気口ａηから
吸込まれた冷却風の一部は、通風ガイド翰外側の吸気路
−をｔＪ！、２図の矢印のように通って、吸気路（財）
にのぞんだ固定子コイルエンド部ｌを冷却する０次にフ
ァンａ呻によって通風ガイド曽内側の通風路（２）に送
られる冷却風は、第８図に示す固定子コイルエンド部−
の各コイル相互間の隙間を遠心方向に通る際に、各コイ
ｐを冷却し、固定子クランパ（５）の通風穴（５ａ）を
通って固定子鉄心（２）背部から上部の排気口Ｏ１外へ
排出される。吸込まれた冷却風の一部は従来のものと同
様に通風ダクト（ト）＜８）を通って排気口（至）から
排出される。

このように固定子コイルエンド部（６）の通風路を通風
ガイド翰によって二つに区分して、コイルエンド部を同
心方向と遠心方向の２回通風することによって、冷却風
の通過速度を上げると共に、仕切板（２）と固定子鉄心
（２）間に導入された冷却風は全部、コイル相互間の隙
間を通過するので、固定子コイμの冷却効果が向上する
。さらに、固定子フィルエンド部（６）の終端部分は、
吸気路（２）にのぞんでいるため、低温の吸気で冷却さ
れ、その冷却効果は従来のものに比べて著しく改善され
る。

この実施例のものは従来のものに比べて、第１図と第２
図を比べればわかるように、固定子コイルエンド部（６
）の長さが同じであっても、従来のものの、はぼ吸気路
（財）の分だけフレーム（１）の軸方向長さが短縮され
る。又、この実施例では固定子コイル相互の接続線や相
結線等を仕切板（至）の外側、即ち、仕切板（２）とブ
ラケットカバー０間に配置できるので、ブラケットカバ
ー（ロ）を外せば、直ちに結線作業や点検等が容品にで
きる。更に、囲い板（２）の取外しができるので固定子
コイルエンド部（６）や鉄心端部の点検も可能である。

なお、固定子コイルエンド部（６）の支持を仕切板（２
）で兼用しない場合は、固定子コイμの含浸硬化後に、
フェルト等の詰物（２）を仕切根幹の穴（２２ａ）に詰
めて、後、含浸硬化せずにおいてもよい。囲い板四と仕
切板四間は若干の隙間が生じるので。

風洩れ防止にエボキ（シ樹脂等の詰物で塞いでもよい。

以上のようにこの発明によれば、固定子コイルエンド部
の通風路を通風、ガイドで区切って、通風ガイドから突
出した固定子コイルエンド部の終端部を内心方向の冷却
風で冷却し、さらに、仕切板と固定子鉄心間の固定子コ
イルエンド部を遠心方向の冷却風で冷却するようにした
ので、遠心方向の冷却風の速度が従来より４上昇するこ
とと相まって、固定子コイルエンド部の冷却効果が大き
く向上すゐ。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の回転電機の冷却装置の要部を示す縦断面
図、第２図はこの発明の一実施例の回転電機の、冷却装
置の要部を示す縦断面図、第８図は第２図のＩＩ−ＩＪ
ｉｌによる断面図１、第４図は第８図のｍＶ−Ｐ／線に
よる断面図、第６図はこの発明の一実施例の仕切板を示
す平面図、第６図は第６図のｖｔ−ｖｔ線による断面図
である。 、（１）はフレーム、（２）は固定子鉄心、（６）は固
定子コイルエンド部、参カーはその一部、（ロ）は吸気
口、（至）は排気口、に）は通風ガイド、（２）は囲い
板、（２）は仕切板（２２ａ）は穴、翰は詰物、−は吸
気路、（２）は通風路である。 なお、図中、同一符号は同ｉ又は相当部分を示す。 代理人　葛野信−（ほか１名） 第１図 第１１− 第３図 第５図　　　　　第。ゆ １、事件の表示　　　　特願昭６６−１９１１！４号２
、発明の名称　　　回転電機の冷却装置３、補正をする
者 器、　補正の対象 （１）明細書の特許請求の範−の欄 （２）明細書の発明の詳細な説明の― （３）明細書の図面の簡単な説明の欄 （４）図面 龜　補正の内容 （１）図面の第１図ないし−ｓ図を別紙の通ル訂正する
。 （２）明細書中特許請求の範囲を別紙の通シ訂正する。 （３）明細書中ｔＭ４頁ｕｓｅ行の「１回転鉄心」を「
回転子鉄心」と訂正する。 （４）明細書中伽６頁第１桁の「軸本向位社」を「軸方
向位置」と訂正する。 （６）明細書中部８頁鉛８行ないし一４行の「従来のも
のの、はぼ吸気路（財）の」を「従来のものの、第１図
に示すほぼ吸気路（至）の」と訂正する。 （６）明細書中部８頁ｌＩ９行ないし＠１１行の［更に
、囲い板（２）の甲・・・点検も可能であるＪを抹消す
る。 （７）明細書中ｍｓ頁１！１桁ないし第１９行の「（２
）は仕切板」を「（２）は仕切板」と訂正する。 ｉ、　添付書類の目録 （１）補正後の特ＩＦＦ請求の範囲を記載した書面１通
０）補正後の図面　　　　　　　　　　　　１葉以上 （１）　固定子コイルエンド部の一部を伽う通風ガイド
を備え、フレームの吸気口から上記通風ガイド外周の吸
気路を介して上記固定子コイルエンド部の内絢側に吸気
し、さらに上記固定子コイルエンド部を遠心方向に通気
させ、固定子鉄心の背面側から排気するようにした回転
電機の冷却装置において、上記通風ガイドの上記−電子
コイルエンド部が接する部分を、上記固定子コイルエン
ド部の各端部が挿入される穴を複数個有する板状材で形
成し、この板状材の穴から上記固定子コイルエンド部の
各端部を突出させ、この突出さ−せた部分を上記吸気路
にのぞませたことを特徴とする回転電−の冷却装置。 （２）板状材は絶縁物で構成されたことを特徴とする特
許請求の範囲９１４１項記載の回転１に機の冷却装置。 （３）板状材と固定子コイルエンド部との隙間は詰物で
塞がれたことを特徴とする特許り求の範ｇ第１項又は鮎
２項記載の回転電機の冷却装置。 （４）詰物は絶縁物で＃Ｉ成されたことを特徴とする特
許請求の範囲第８項記載の回転電機の冷却装置。 第１図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）固定子コイルエンド部の一部を覆う通風ガイドを
   備え、フィルムの吸気口から上記通風ガイド外周の吸気
   路を介して上記固定子コイルエンド部の内周側に吸気し
   、さらに上記固定子コイルエンド部を遠心方向に通気さ
   せ、固定子鉄心の背面側から排気するようにした回転電
   機の冷却装置において、上記通風ガイドの上記固定子コ
   イルエンド部が接する部分を、上記固定子コイルエンド
   部の各端部が挿入される穴を複数個有する板状材で形成
   し、この板状材の穴から上記固定子コイルエンド部の各
   端部を突出させ、この突出させた部分を上記吸気路にの
   ぞませたこと゛を特徴とする回転電機の冷却装置。 （り板状材は絶縁物で構成されたことを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の回転電機の冷却装置。 （３）板状材と固定子コイルエンド部との隙間は詰物で
   塞がれた仁とを特徴とする特許請求の範囲第１項又は第
   ２項記載の回転電機の冷却装置。 （４）詰物は絶縁物で構成されたことを特徴とする特許
   請求の範囲第８項記載の回転電機の冷却装置。