JPS5891893A - 表面サイズ紙の製造法 - Google Patents

表面サイズ紙の製造法

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JPS5891893A
JPS5891893A JP18770581A JP18770581A JPS5891893A JP S5891893 A JPS5891893 A JP S5891893A JP 18770581 A JP18770581 A JP 18770581A JP 18770581 A JP18770581 A JP 18770581A JP S5891893 A JPS5891893 A JP S5891893A
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JP
Japan
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paper
printing
cmc
sizing
size press
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JP18770581A
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山本 満義
勝田 英嗣
洵 八代
門田 國昭
工藤 正邦
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Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は秒速200m/分以−にの高速オンマシンサイ
ズプレスにおいても連続操業可能なカルボキシメチルセ
ルロースナトリウム塩(以下、CIVICと略す)を含
むサイズ剤を紙に塗布することにより、表面強度が強く
、印刷光沢が良く、印刷裏抜けが少ないなどの特性を有
する印刷適性の優ねた表面サイズ紙の製造法を提供する
ものである。
最近の印刷技術の進歩には著しいものがあり、オフセッ
ト印刷の比率が増加して来たことや、印刷が高速度化さ
れて来たことなどから、印刷用紙には高度な印刷適性が
要求される様になって来ている。
例えば、従来6000枚/時の印刷であったものが、最
近では1 (1(100〜13000枚/時にもなり、
印刷も多色刷となり、また印刷効果を狙うために印刷イ
ンキのタックが強くなり、そのため印刷用紙に対する表
面強度、耐水性、バリヤー性などの向1−が強く要求さ
れるようになっている。
一方、製紙用〕Rルプの原料チップは国内資源の乏しい
我国では、どうしても外国産材チツfに頼らざるを得な
い状況にあり、南洋材チップの使用比率か最近増加して
来ているのが現状である。之等の南洋材チップでは厚壁
細胞や道管の占める比率が高く、印刷用紙とした場合に
は紙の表面強度が弱く、印刷時C(インキのタックによ
ってatピックを起こし易い欠点があり、製紙用・Pル
プの側からも、高性能を有する表面サイズ剤の出現が望
まれている。
従来、紙の表面I伸度を高める目的で、サイズ剤として
酸化デンプン、カチオンデンプン、ポリビニルアルコー
ル(以F’、PVAと略す)、変性ポリアクリルアマイ
ド(以下、PAMと略す)などや、それ等の混合物が紙
に塗布されることが行なわねて来たが、之等は何れも紙
内部への浸透が大きく、紙の紙力は高まるが、表面強度
は必ずしも強くなるとは言えず、現在の高度な紙の品質
Ia!求に対しては未だ充分とは言えるものではなかっ
た。
本発明者等はこの様な現状に鑑み、紙力的には増強効果
が少なくても、サイズ剤を紙表面に残すことにより表面
に強固なフィルムを形成させて、紙の表面強度を増強さ
せるサイズ剤Gてついて神々検討した結果、本発明にな
るCMCが最もその効果が大きく、更にデンプン誘導体
や、PVA 、 PAMなどの浸透性の大きいサイズ剤
とCMCとを併用することにより之等のサイズ剤をより
紙表面に残すことが出来ることを見出して本発明に至っ
たものである。
表面サイズ剤にCMcを使用することは田中等(紙パ技
協誌、 21 (41197(’67))による報告が
あては塗布可能なCMCも、紙質に効果を示tK必要な
量を塗布りようとすると抄jI 20(l m/分以ト
の高速オンマシンサイズプレスにおいては、サイズプレ
ス液の粘度−に昇を起こし、連続操業が不可能であるこ
とを見出した。この現象についてサイズプレス液の分析
を行ない詳細に検討した結果、使114 CMC水溶液
中に存在する膨潤グル粒子(以下、ケ゛ル粒子と称す)
が、抄紙機上のサイズプレスロールでナイズルス液から
分離され、紙表面へ塗布されずに時間の経過と共にサイ
ズプレス液中に蓄積されて粘度が上昇し、サイズプレス
液のMl現象を起こし、実質的な塗布が不可能になるこ
とが判つンr。
CMC水溶液中のケ゛ル粒子とはCMCの原料であるセ
ルロースの結晶領域がCMC製造工程において充分に破
壊されず、均一なエーテル化を・受けないで、その侭C
MC41品中に残存し、このものを水溶液とした際、溶
液中に寒天状の粒子として存在するものである。
本発明におけるグル粒子の個数の測定はCMCの4%水
溶液をビルケルチュルク計算盤Fvc載せ、開催の倍率
の位相差顕微鏡の下で、700μ×700μX100μ
の体積中のグル個数を4個所81測し、1ml中のグル
個数を11算により求めた。
本発明者等は、粘度、エーテル化度、精製度、グル粒子
個数の種々異なるCMCについて抄速200m/分以−
ヒの高速オンマシンサイズプレス塗布を検討した結果、
作業性の点から4%水溶液の6℃における粘度が150
0 cp以下で、且つその濃度における溶液1 me中
のグル粒子個数が15万個以FのCMCならば、サイズ
プレス液の経時的増粘現象が起こらず、紙への連続塗布
作業が可能であることを見出したものである。
本発明のCMCを得る方法には、既に本発明者等が同日
出願し几                方法が挙げ
られるか、必ずしもこの方法に限定されるものではない
本発明のサイズ剤は貼独でも表面サイズ剤として優れた
性能を示すが、変性デンプン、酸化デンプン、カチオン
デンプン、PVA、 PAMなどのサイズ剤と併用する
と、之等のサイズ剤の紙内部への浸透を抑制し、紙表面
に有効に残すことが出来るため、表面強#をより一層強
めることが可能である。また、紙の増白の目的で螢光染
料を添加する場合においても本発明のサイズ剤全使用す
れば、両者の親和性が優れ、また螢光染料が紙表面に有
効に留まるだめ、螢光増白効果が一段と優れることから
、高価な螢光染料の使用量を減じることが可能である。
以下、実施例によって本発明の効果を例示する。
実施例1 粘度、エーテル化IF、精製度、グル粒子個数の異なる
CMC試料試料Hの396水溶液全サイズプレス液とし
て、LBKP100%、6511/靜の基紙に抄速35
0m/分で、オンマシンサイソングを行なった。なお、
比較対照試料として、酸化デンプン〔味の素株製、商品
名S −700]、PAM (荒用化学工業株製、商品
名ポリマーセット305〕、PVA〔日本合成化学工業
株製、商品名ゴーセノールN −308)の各3チ水溶
液を用いて同様にオンマシンサイノングを行なった。
サイズ液塗布量はサイズプレス液の消費用と紙の生産敬
とから31算によって求めた。
操業性はサイズプレス液の経時的増粘性及び勺イズプレ
ス液の飛散状態により判定した。
表面強度の評1IIIlは実際の商業用印刷機であるロ
ーランド印刷機を用いて行なった。ローランド総白点数
の測定はローランド2色印刷機を使用し、印速8000
枚/時、印圧18/100Mm1インキタック1;3゜
5の条件で印刷し、1000枚目の白点数を31測した
。RI印刷の発色性は藍のインキ〔■阪IB商会製、商
品名阪11インクGSL藍、インキタック12.3)を
用いて印刷後の発色性、裏抜は性な肉眼で評価した。そ
の他の紙質試験は総べて、JIS法に準じて行なった。
第1表から明らかな如<、CMCのエーテル化度、純分
には関係なく、4%水溶液の粘度が1500 cpより
高い場合、または4%水溶液中のグル粒子個数が1 m
l当り15万個より多い場合にはサイズプレス液の増粘
や飛散が起こり連続塗布は不可能であることが判る。ま
た、本発明のサイズ剤を塗布した紙はローランド総白点
数やデニソンワックス遅から表面強度が強いこと、ステ
キヒト及びペン書きサイズ度からサイズ度が高いこと、
また透気度、吸油度が高く、R■印刷の発色性が良いこ
となどから印刷適性が非常に優れた紙であると言える。
辺下余白 実施例2 試料HのCMCと酸化デンプン、PVA、 PAMの中
の1種または2種とを併用して実施例1と同様に実機オ
ンマシンサイジングを行なった。サイズプレス液の濃度
は各サイズ剤の合計固形分が5%になる様に調製した。
比較対照例として酸化デンプン単独及び酸化デンプンと
PVA tたはPAMを併用した場合についてもオンマ
シンサイジングを行なった。操業性の判定及び紙質試験
については実施例1と全く同様に行なった。
第2表の結果から明らかな様に、本発明による紙は対照
例の紙に較べて、比破裂強さが同等か稍′々低目である
のに対して、透気度、吸油度が非常に高く、ローランド
総白点数やデニソンワックス嵐などの表面強度が強いこ
とから、酸化デンプンやPVA 、 PAMO紙内部へ
の浸透を抑制し1之等のサイズ剤を有効に紙表面に残し
ていると考えられる。RI印刷試験による発色性も色調
が明るく、光沢があり、印刷裏抜けが少ない結果を示し
ており、この点も本発明方法による紙が塗布されたサイ
ズ剤を有効に紙表面に残しているためと考えられる。
また操業性(でおいては酸化デンプンや他のサイズ剤と
CMCとを併用してもサイズプレス液の増粘や飛Mはな
く、連続操業が充分可能なものであった。
以下余白

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 紙の表面サイジングな行なうに当り、25℃におけ
    る4%水溶液の粘度が1500 cp 辺上で、且つそ
    の濃度における溶液1 ml中のケ゛ル粒子個1が15
    万個以下であるカルボキシメチルセルロースナトリウム
    塩を含有せしめた表面サイズ剤を紙に塗布することを特
    徴とする表面サイズ紙の製造法。
JP18770581A 1981-11-25 1981-11-25 表面サイズ紙の製造法 Granted JPS5891893A (ja)

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JP18770581A JPS5891893A (ja) 1981-11-25 1981-11-25 表面サイズ紙の製造法

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JPS5891893A true JPS5891893A (ja) 1983-05-31
JPH0115636B2 JPH0115636B2 (ja) 1989-03-17

Family

ID=16210716

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1164220A1 (de) * 2000-06-16 2001-12-19 M-real Hallein AG Oberflächenbehandlung von Streichrohpapier
JP2006265753A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Nippon Paper Industries Co Ltd 嵩高上質印刷用紙

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1164220A1 (de) * 2000-06-16 2001-12-19 M-real Hallein AG Oberflächenbehandlung von Streichrohpapier
JP2006265753A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Nippon Paper Industries Co Ltd 嵩高上質印刷用紙
JP4690084B2 (ja) * 2005-03-23 2011-06-01 日本製紙株式会社 嵩高上質印刷用紙

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JPH0115636B2 (ja) 1989-03-17

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