JPS5891709A - (メト)アクリル酸/イタコン酸共重合体、その製法およびスケ−ル防止剤 - Google Patents

(メト)アクリル酸/イタコン酸共重合体、その製法およびスケ−ル防止剤

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JPS5891709A
JPS5891709A JP19070382A JP19070382A JPS5891709A JP S5891709 A JPS5891709 A JP S5891709A JP 19070382 A JP19070382 A JP 19070382A JP 19070382 A JP19070382 A JP 19070382A JP S5891709 A JPS5891709 A JP S5891709A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、イタコン酸とアクリルまたはメタクリル酸と
の新規な共重合体、その製造方法およびそれらのスケー
ル防止剤としての使用に関する。
溶解させた無機塩を含有する水性系は普通、熱伝達を含
む加熱、冷却および蒸発蒸留のような操作に欧州される
。この塩はしばしば、この操作中に不溶性となり、そし
て伝熱面上にスケールとして付着して、その結果、熱伝
達が減少し、偶発的な装置の破損が起こる。一般に、無
機スケール塩(4) は、カルシウム、マグネンウム、鉄および鉛のようなア
ルカリ土類またはその他の金属陽イオン、および重炭酸
塩、炭酸塩、水酸化物、硫酸塩および燐酸塩のような陰
イオンに由来する。多くの要因が、スケールの形成に影
響を与え、これには、例えば、水の7’Hz溶解してい
る塩の性質および操作温度が包含される。
無機質のスケール付着の防止剤として、多くの添加剤が
提案されてきた。特に重要なのは、1パー F + バ
ー ・ミリ:t y (part per m1lli
on) ’!たけそれ以下の極端に低い添加剤濃度でス
ケールの抑制を示す、限界スケール制御剤゛として知ら
れている添加剤である。この限界スケール制御剤に含ま
れるのは、アクリルおよびメタクリル酸の単独重合体お
よび無水マレイン酸およびフマル酸のようなものとの共
重合体である。これらの添加剤は限界濃度で有効である
ことが証明されているけれども、それらの製造には一般
に、高価である上に重合体生成物の溶媒汚染という問題
をもたらす、非水溶媒系を使用する。そのため、また、
水性溶(5) 操糸中のように簡単でしかも費用をかけずに製造される
ことのできる、有効な限界スケール制御剤が必要とされ
ている。
(メト)アクリル酸/イタコン酸共重合体は、過去にお
いては水性系中で製造されたが、しかしそのような共重
合体のスケール防止剤どしての使用は発表されていない
。このように、米国特許第8.808.067号の(メ
ト)アクリル酸/イタコン酸共重合体は洗剤ビルダーと
して使用され、一方米国特許第8.866,509号の
それは糊付剤として意図され、そして米国特許第8,5
07,647号の共重合体は、石版印刷法に使用される
。発行された英国出願GB2054548Aには、ボイ
ラースケールの除去における(メト〕アクリル酸/イタ
コン酸共重合体の使用が示されている。ボス・’?−べ
/l/ (Bo th Marv e L )外、J、
Org、Chgms241.599(1959)および
ナガイ(Nagai)外、高分子化学、−!7.748
(1960)には、(メト)アクリル酸/イタコン酸重
合体の製法が示されているが、得られる共重合体の用途
は述べ(6) られていない。これらの発表された製法はすべて、水性
媒質および、比較的高い分子量の共重合体を生ずる標準
的な開始剤系を用いる、通常の共重合を包含している。
そのため、限界スケール防止剤として特に有効である、
実質的に均質な制御された低分子量の(メ+−)アクリ
ル酸/イタコン酸共重合体の新規な製法を与えることが
、本発明の第一の目的である。
今回、アクリルまたはメタクリル酸、またはそれらの混
合物の、イタコン酸との、実質−ヒ均質な低分子量共電
合体は、別々にしかも制御しながら(メト)アクリル酸
単量体と重合開始剤とを、イタコン酸単量体の水溶液に
添加することによって容易に製造されることができるこ
とがわかった。
従って、本発明は、実質的に均質な、数平均分子量約5
00ないし7000の(メト)アクリル酸/イタコン酸
共重合体の製造方法を必然的に伴なうのであるがこの方
法は、約95ないし10モルペーセントのイタコン酸単
量体を約5ないしく7) 90モルパーセントのアクリルまたはメタクリル酸単量
体と、この二つの単量体の総量を基にして約5ないし2
0モルパーセントの重合開始剤の存在において、温度約
80ないし120℃で約2ないし8時間、水性媒質中で
接触させることより成り、このときアクリルまたはメタ
クリル酸単量体と少なくとも半分の開始剤は別々にしか
も上記期間中本質的に連続的に、媒質中の溶液であるイ
タコン醒単量1本に刀口えられる。
この方法の好適な具体化では、約95ないし60モルパ
ーセントのイタコン酸単量体を約5ないし40モルパー
セントのメタクリル酸単量体ト共重合させ、そして開始
剤は酸化還元系である。
好適をでは、イタコン酸単量体と約2ないし25パーセ
ントの開始剤とをはじめに水性媒質中に溶解させ、そし
て残りの開始剤は重合明IJi中Qて導入し、そしてそ
の結果生ずる共重合体溶液を、この添加後約IOないし
120分間重合重合圧保持する。
この方法の特に好適な具体化では、約5ないし40モル
パーセントのメタクリル酸単量体は、約(8) 1fr、いし2モルパーセントの過硫酸すトリウムおよ
び約6ないし12モルパーセントの重亜硫酸ナトリウム
を別々に、約8ないし5時間かけて、常圧還流温度で、
約95ないし60モルパーセントのイタコン酸単量体と
約0.02ないし0.04モルパーセントのi酸第−鉄
との水溶液(で添加し、そしてこの溶液を、添加後約4
5ないし75分間その温度に保持する。
本発明はまた、本質的に約5ないし90モルペーセント
のアクリルまたはメタクリル酸単位および約95fr、
いし10モルパーセントのイタコン酸単位から成り、し
かも数平均分子量約500から7000までを有する、
実質的に均質な共重合体をも必然的に伴なう。この共重
合体は好適Qては、約5ないし40モルパーセントのメ
タクリル酸中位と約95ないし60モルパーセントのイ
タコン酸単位を有し;そのアルカリ金属、アンモニウム
またはアミン塩の形であることができ;そして通常はこ
の共重合体を約1ないし60重敗パーセント含有する水
溶液として存在する。
(9) 本発明はさらに、海水脱塩法用の海水中のように、スケ
ール形成不純物を含有する水中でのスケール形成防IE
法をも必然的して伴なうのであるが、この方法は、この
共重合体の有効量、好適には温度約0.5ないし10 
ppm、をこの水と混合することより成る。この方法は
また好適にはその海水の重炭酸塩アルカリ度の約55な
いし85パーセントを中和する量の硫酸のようなものを
海水に添加することを含むこともできる。
ここに記載したように、本発明の新規な重合方法は、初
めて、主要童のアクリルまたはメタクリル酸のイタコン
酸との共重合から事実上均質な、制御された低分子量の
共重合体を与える。その上、これらの新規な共重合体は
、先行技術の(メト)アクリル酸/イタコン酸共重合体
を超える改良されたスケール防市剤活性を示しそれによ
って飲料に適する水のfR造における海水のフラツンユ
蒸発といった際にそれらをより有効に利用することがで
きることになる。
均質な共重合体は、狭い分子量分布の組成物と(]す して技術的に定義される。この分布は、高圧液体クロマ
トグラフィー(HPLC)のような分析技術によって容
易に決定されそして均質な共重合体eこついて事実上単
節である。反対に非均質共重合体は、特に(メト)アク
リル酸とイタコン酸に関する場合のように二つの単量体
の反応性が非常eこ異なっているとき、特徴的に二部分
布を有している。
HPLCによって決定されるとき、本発明の実質的に均
質な共重合体の分子量分布は、重量平均分子量(MWw
)の数平均分子量(A#N)に対する比が8より小さく
て、事実上単節である。
この方法では、約95ないしlOモルパーセントのイタ
コン酸を水性媒質中で、規定量の重合開始剤の存在にお
いてそして規定の温度および重合時間で、約5ないし9
0モルパーセントのアクリル酸またはメタクリル酸のど
ちらかと共重合させるが、このアクリル酸またはメタク
リル酸単量体および開始剤は別々にしかも同時にイタコ
ン酸単量体に添加する。アクリル酸およびメタクリル酸
は、事実上同じようにイタコン酸と共重合し、そしてそ
のためにこの工程で互換されあるいは混合されて、与え
られた(メト)アクリル酸/イタコン酸モル比の共重汗
体に対する、事実上同じ分子量およびスケール防止剤特
性をもった生成物を与えることができる。
本工程は水性媒質中で実施されるので、溶媒および加工
費に関1−でかなりの節約が実現され、溶媒による生成
物の汚染の問題が存在せず、そして、最終反応溶液から
の生成物の単離の心安性が除かれる。重合中に存在する
水の量は、反応混合物が重合中ずつと溶液のままである
程度にのみ臨界的であって、時間および温度工程パラメ
ーターを滴定するため十分に濃縮される。このように、
重合は普通イタコン酸と得られる共重合体の両方の、水
に対する溶解度よりやや低い単量体濃度、一般9n全単
量体1グラムらたり本釣0.75ないし100グラムの
範囲、で実施されるであろう。重合は好適には水単独中
で実施されるけれども、所望ならば、少量の水溶性溶媒
の存在することも可能である。
どんな水溶性の遊離基開始剤でも、本工程の重合開始剤
として使用することができる。適当な開始剤(lこは、
酸化還元系と同様に過硫酸ナトリウムおよびカリウムの
ような過硫酸塩が含まれる。硫酸第一鉄/過硫酸ナトリ
ウム/重亜a酸すトリウムのような酸化還元系が好適で
ある。重合開始剤は、単量体の総量を基準にして約5な
いし20モルパーセントの量で存在しなくてはならない
。開始剤の全部寸たは少なくとも半分が、(メト)アク
リル酸単量体とは別に、重合期間を通じて事実上連続し
て添加される。好適には、開始剤の約2ないし25パー
セントを、イタコン酸とともに水性媒質に溶解させ、そ
の後、残りの開始剤を水溶液として重合期間にわたり導
入する。水性の添加溶液中の開始剤の濃度は、通常、約
5ないし25重量パーセントである。
重合の温度と期間は、得られる共重合体の性質の決定に
影響を及ぼす。そのため、重合は、約2ないし8時間と
いう単量体添7JI]期間中、約80ないし120℃と
いう温度に限定される。常圧還流(13) 温度での重合が好適である。最終生成゛吻中には最少量
の単量体の存在が望まれるので、最終重合溶液は一般に
、(メ]・)アクリル酸単量体と開始剤との添加期間が
終った後、ある期間、好適(ては約10ないし120分
、重合温度に保たれる。
上記の反応パラメーターを規定範囲内で選択することに
より、数平均分子量約500ないし7000、好適して
は約1000ないし4000、をもった事実上均質な(
メト)アクリル酸/イタコン酸共重合体が容易に製造さ
れる。こうして、より大量の開始剤とより短い添加時間
を用い、より高い温度でより希薄な溶液を用いることに
より、さらに低い分子量が得られる。逆に、より高い分
子量は、より少量の開始剤およびより長い添加期間を用
いて、より低温でより濃度の高い溶液において実現され
る。
本工程の好適な具体化には、約5ないし40モルパーセ
ントのメタクリル酸を約95なイシ60モルパーセント
のイタコン酸と共重合させるものが包含される。特に好
適な方法においては、約5(14) ないし40モルパーセントのメタクリル酸、■ないし2
モル・ぐ−セントの過硫酸ナトリウムおよび6ないし1
2モルパーセントの重亜硫酸ナトリウムが、約3ないし
5時間かけて、約60ないし95モルパーセントのイタ
コン酸および0.02ないし0.04モルパーセントの
硫酸第一鉄の水溶液に、常圧還流温度で、別々に添加さ
れ、そしてこの重合溶液は、この添加に続きさらに45
ないし75分間、還流温度に保たれる。
本質的に約5ないし90モルパーセントのアクリルまた
はメタクリル酸単位および約95ないし10モルパーセ
ントのイタコン酸単位より成り、数平均分子量約500
ないし7000を有する、本質的に均質な共重合体は、
蒸発とそれに続く乾燥といった標準的な技術によって、
最終的な重合溶液から固体の形で単離されることができ
る。しかしながら、この共重合体は普通水性系に添7J
I]されるであろうから、最終重合溶液は、そのままで
、必要に応じて希釈されまたは濃縮されて、一般に、共
重合体生成物を単離することなく使用されるであろう。
この溶液は、また中和されて、この共重合体のアルカリ
金属、アンモニウムまたはアミン塩の水溶液を形成する
ことができる。中和に適するアルカリ金属塩基としては
、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよび水酸化リチ
ウムがあり、一方適当なアンモニウムおよびアミン塩基
としては、アンモニア、水酸化アンモニウム、各アルキ
ル基中に1から5個の炭素原子を有するモノ−、ジーお
よびトリアルキルアミン、ピリジン、モルホリンおよび
ルチジンがある。
本質的に均質な本発明の(メト)アクリル酸/イタコン
酸共重合体は、一般的な限界スケール−防止特性を有し
ているが、海水の蒸発脱塩のような工程におけるアルカ
リ性のカルシウムおよびマグネシウムスケールの形成の
防止に特に有用である。こうした用途では、この共重合
体は、スケール形成を防止するために有効な量、通常は
約0.1ないし100 ppmの水準そして好適には約
0.5ないしl Oppm、で処理される水に添加され
る。このような添加においては、約1ないし60重量パ
ーセントの共重合体またはそれに相当する塩の共重合体
水溶液が、処理されている流れの中に、直接メートルで
測って加えられることができるが、しかし好適には添加
される前に約0.1ないし1重量パーセントの濃度まで
水で希釈される。これらの、本質的に均質で制御された
低分子量の共重合体の評価は、それらが、先行技術の(
メト)アクリル酸/イタコン酸共重合体より優れている
ことを示した。
限界スケール防止剤と組み合わせて普通用いられる他の
添加剤は、捷だ、本発明の新規な防止剤についても有効
である。特に有用なのは、鉱酸、殊に硫酸、であり、そ
れによって、脱塩されるべき海水等中に存在する重炭酸
塩アルカリ度の一部が中和され、重炭酸塩中和度は普通
、約80ないし85パーセント、特に約55ないし85
パーセントである。例えば、泡沫調節剤、腐蝕抑制剤お
よび酸素掃去剤もまた、これらの新規なスケール防止剤
とともに利用されることができる。
次の実施例は、単に具体的に説明をするだけで(17) あって、本発明を限定するものと解釈されるべきではな
く、本発明の範囲は、添付された特許請求の範囲によっ
て定義されている。
実施例1 1 B 0.1 y (0,70モル)のイタコン酸お
よび5.95F(0,025モル)の過硫酸ナトリウム
を、かくはん機、還流冷却機および窒素の入口を備えた
3 00 mlの丸底フラスコ中の蒸留水100 ml
に溶解させた。この系を窒素でパージしてから、この溶
液を窒素雰囲気下で加熱還流させた。25.8? (0
,80モル)のメタクリル酸と60m1の水中の17.
99(0,075モル)の過硫酸ナトリウムの水溶液と
の別々の流れを、5時間にわたり、シリンジポンプを用
いてこの還流している溶液に連続的に加えた。添加が完
了したら、溶液をさらに60分間還流(108℃)させ
た。こうして得た溶液をその後大気圧で蒸留して、8Q
mlの水を除去し、584重量パーセントの固体を含有
する橙色の溶液239,7fの濃縮物を生成した。これ
は、装入された単量体および過硫酸す) IJウム開始
剤r1B) を合わせた重量を基にして、99.5重量パーセントの
生成物収率を表わす。
重合体生成物の分子量分布および化学的な均質性は、1
N−水酸化ナトリウム溶液を用いてpH7,4に調整し
た酢酸塩−燐酸塩緩衝溶離剤を用いる、3本−組の25
cIn60A1L−ポラジル(u−Porα5il)ゲ
ル透過分離管上の高圧液体クロマトグラフィーCHPL
C)  によって決定されるが、このポラン/l/ (
poras i l )分離管は、1,2,8゜4−ブ
タンテトラカルボン酸および公知の分子量のグツドライ
トCGoodrite)K 782およびに752ポリ
アクリル酸エステルで較正された。この分析によって、
この生成物は、数平均分子量1600および重量平均分
子量2940の均質な共重合体であることが示された。
ニー1−男一旦 第1表に示したような、種々の、アクリル酸/イタコン
酸およびメタクリル酸/イタコン酸単量体比および全単
量体に対する種々のモルパーセントの過硫酸ナトリウム
開始剤を用いて、実施例1の製法を繰り返1−だ。その
結果、各MI’a例Vこついて、示された数および重l
平均分子量を有する事実上均質な共重汗体生5v、物が
得られた。
かくはんされた、実施例1の反応器に水68ynl。
硫酸第一鉄7永和物0.08 F (0,8ミリモル)
kよびイタコン酸39.09 (0,80モル)を装入
した。この反応器を9累でパージし、その結果得られる
溶液を、正の窒素雰囲気を保ちながら刀n熱還流させた
(100℃)。水88m1中の3.69 F(15,0
ミリモル)の過硫酸ナトリウム、水80me中の9.9
2f(95,0ミリモル)の重亜硫酸すI・リウム訃よ
び50.4 f (0,70モル)の氷状゛アクリル酸
の別々の流れを、3.5時間かけて連続的に、還流して
いる溶液に添加した。同時の添加が終るとすぐに、この
溶液をさらに60分間還流温I(に保った。得られる黄
色の溶液は、52.8重量パーセントの固形分を宮み、
重1i205.6fであったが、これは装入された反応
体を基にして105.2重量パーセントの収率を表わす
。生成物溶液のII P L C分析は、この生成物が
数平均分子12210で重l平均分子量が4460でを
)る、実質的に均質な(メト)アクリル酸/イタコン酸
共重合体であることを示した。
イタコン酸/°アクリル酸モル比70./30および、
1.5モルパーセントの過硫酸すトリウム、9.5モル
パーセントの重亜硫酸ナトリウム訃よび0.08モルパ
ーセントの硫酸第一鉄の酸化還元開始剤を用いてこの製
法をくり返した結果、数平均分子量900および重量平
均分子量191Oの実質的に均質な(メト)アクリル酸
/イタコン酸共框合体が生成物収率68.2重量パーセ
ントで得られた。
実施例4゜ 123.5 f (0,95モル)のイタコン酸を、4
7.6F(20モルパーセント)の過硫酸ナトリウムの
存在において、80℃で4.8 F (0,05モル)
のメタクリル酸と共重合させることを除き、実施例1の
製法をくり返す。氷状のメタクリル酸と過硫酸ナトリウ
ム(10重号パーセントの水溶(21) 液として)全部を、別々の流れとして8時間かけて連続
的に添〃口する。添刀口が完了したらさらに10分間7
JIl熱を続ける。実施例1の共重合体に類似の実質的
に均質な低分子量の(メト)アクリル酸/イタコン酸共
重合体が得られる。
比較例1゜ ンー ・ニス・マーベル(C,S、Mατvel)およ
びティー・エイチ・ンエファード(T、H,5heph
−erd)ジャーナル・オーガニック・ケミス1−リイ
(Journal Organic Chemistr
y)、第24巻、第599ページ(1959)の工程に
従つ−C1(メト)アクリル酸/イタコン酸共重合体(
65/35アクリル酸/イタコン酸)を水中で製造した
。HPLCによって決定したときの数平均分子量が80
00より大きい共重合体が高収率で得られた。
比較例2゜ 米国特許第8,366,509号の実施例1に記載され
た工程に従って、(メト)アクリル酸/イタ□  コン
酸共貞合体(50150アクリル酸/イタコ(22) ン酸およびメタクリル酸/イタコン酸)を製造した。メ
タタリル識/イクコン酸共里合体は、単離を妨け、スケ
ールの制御試験を妨げる、水中のゴム状ゲルを形成した
。アクリル酸/イタコン酸共重合体は、事実上定量的収
率で得られ、HPLCで決定されたときi o、o o
 oより大きな数平均分子量を有した。
実施例& 先の各実施例のメタクリル酸/イタコン酸およびアクリ
ル識2/イタコン酸共重合体を、合成海水を用いて、実
験室用一段階フラツンユ蒸発器内で試験して、それらの
スケール制御効果を決定した。
実験室用蒸発器の操作と試験の方法とは、デサリネイシ
ョン(1)esalination)、31.279(
1979)にアラニルバック(Auerbach)およ
びカルサーズ(Carrushers )によって記載
された通りであった。合成海水は、スケール形成の可能
性を増すために、増大させた重炭酸塩含量帆25? /
 kg7i−含有する塩水局(the 0ffice 
of 5a−1ineWαter)の「標準合成海水組
成物」であつ(23) た。この試験における共重合体濃度は、活性固体を基に
して8パーツ・パー ・ミリオンであった。
試験の結果は、第■衣に要約されている。パーセント付
着スケールは方程式゛ から計算される。与えられた使用量でより低い「%付着
スケール」を与える共重合体が、優れた効能を与える。
(2す 第■表 IA/MAA、90/10   2A       1
9.4IA/MAA、50150   2E     
 18.5IA、/MAA、 10/90   2 F
      21.OIA/AA、TO/80   8
       19.6IA、/AA 、 85/65
  比較例1    24.3IA、/AA 、 50
150  比較例2   88.2対照(添加剤なし)
           48.5特if’ 7.111
ilT 人  フフイ望−・イ7コーP↓−チアド′(
26)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)約957zいLIOモルパーセントのイタコン酸単
    量体と約5ないし90モルパーセントのアクリルまたは
    メタクリル酸単量体とを、上記の二つの単量体の総量に
    もとづいて約5ないし20モルパーセントの重合開始剤
    の存在下、約80ないし120℃の温度で約2ないし8
    時間、水性媒質中で接触させ、 上記の期間中、上記アクリルまたはメタクリル酸単量体
    および少なくとも半量の上記開始剤を別々にそして本質
    的に連続的に、上記媒質中溶液状態の上記イタコン酸単
    量体に添加する、 ことより成る、実質的に均質な数平均分子量約500な
    いし7000の(メト)アクリル酸/イタコン酸共重合
    体の製造方法。 2)上記イタコン酸単量体および上記開始剤の約(1) 2ないし25パーセントを上記媒質に溶解させ、残りの
    上記開始剤を上記期間にわたって導入する、特許請求の
    範囲第1項pc記載の方法。 3)得られる共重合体溶液を、上記の添加後約10から
    120分間上記温度に保つ、特許請求の範囲第1または
    2項に記載の方法。 4)開始剤が酸装置元系である、特許請求の範囲  1
    1131項に記載の方法。 5)約95ないし60モルパーセントのイタコン酸単量
    体を、約5ないし40モルパーセントのメタクリル酸単
    量体と共重合させる、特許請求の範囲第1項に記載の方
    法。 6)約5ないし40モルパーセントのメタクリル酸単量
    体、約1ないし2モルパーセントの過硫酸ナトリウムお
    よび約6ないし12モルパーセントの重亜硫酸ナトリウ
    ムを別々に、常圧還#、温度で約3.ないし5時間かけ
    て、約95ないし60モルパーレントのイタコン酸単量
    体および約0.02&いLo、04モルパーセントの硫
    酸第一鉄の水溶液に添力1し、そしてこの添加後、上記
    溶液を約45(2) ないし75分間その温度に保つ、特許請求の範囲第8項
    に記載の方法。 7)本質的に約5ないし90モルパーセントのアクリル
    またはメタクリル酸単位および約95ないし10モルパ
    ーセントのイタコン酸単位より成り、しかも数平均分子
    量約500ないし7000を有する、実質的に均質な共
    重合体。 8)約5ないし40モルパーセントのメタクリル酸単位
    と約95ないし60モルパーセントのイタコン酸単位を
    有する、特許請求の範囲第7項に記載の共重合体。 9)%許請求の範囲第7項に記載の共重合体の、アルカ
    リ金属、アンモニウムまたはアミン塩。 10)特許請求の範囲第7または9項に記載の共重合体
    を約1ないし60重量パーセント含有する水溶液。 ■)特許請求の範囲第7または9項に記載の共重合体の
    有効量を、スケールを形成する不純物を含有する水と混
    合することより成る、上記のスケールを形成する不純物
    を含有する水中でのスケール(3) 形成の防止方法。 匈上記共重合体を、約0.5ないし1 ’Oppmの濃
    度で上記の水と混合する、特許請求の範囲第11項に記
    載の方法。 B)上記の水が、海水脱塩用の海水である、特許請求の
    範囲第11項に記載の方法。 14)さらに、その重炭酸塩アルカリ度の約55ないし
    85パーセントを中和するために十分な硫酸を上記の海
    水に添加することより成る、特許請求の範囲第13項に
    記載の方法。
JP19070382A 1981-10-29 1982-10-29 (メト)アクリル酸/イタコン酸共重合体、その製法およびスケ−ル防止剤 Granted JPS5891709A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03115314A (ja) * 1989-05-17 1991-05-16 Rohm & Haas Co マレイン酸塩重合プロセス
JPH06165997A (ja) * 1991-04-30 1994-06-14 Calgon Corp 高pHスケール抑制用イタコン酸ターポリマー
JP2011132637A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Taihokohzai:Kk 緑液系スケール形成抑制剤及びスケール形成抑制方法
JP2016519697A (ja) * 2013-03-15 2016-07-07 ルブリゾル アドバンスド マテリアルズ, インコーポレイテッド イタコン酸ポリマー
JP2020063458A (ja) * 2014-03-14 2020-04-23 ルブリゾル アドバンスド マテリアルズ, インコーポレイテッド イタコン酸ポリマーおよびコポリマー

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