JPS5889998A - 汚泥の処理方法 - Google Patents

汚泥の処理方法

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JPS5889998A
JPS5889998A JP56189655A JP18965581A JPS5889998A JP S5889998 A JPS5889998 A JP S5889998A JP 56189655 A JP56189655 A JP 56189655A JP 18965581 A JP18965581 A JP 18965581A JP S5889998 A JPS5889998 A JP S5889998A
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JP
Japan
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gas
sludge
engine
weight
exhaust gas
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JP56189655A
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Masuo Hasegawa
益男 長谷川
Minoru Morita
稔 守田
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Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Treatment Of Sludge (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、汚泥特に下水汚泥に好適な処理方法に関し、
さらに詳細には、汚泥を脱水、乾燥の後熱分解に処し、
生成する可燃ガスによってガスエンジンを駆動し発電す
ることにより、汚泥の保有エネルギーを電気エネルギー
として回収することができる汚泥の処理方法に関する。
現在、汚泥特に下水汚泥は脱水処理の後そのまま埋立て
処分するか、衛生および減容化の観点から焼却を行った
後埋立てている。脱水汚泥を直接埋立て処分する場合に
は、汚泥中の有機物をできるだけ少なくするために、脱
水前の濃縮汚泥を嫌気性醗酵すなわち消化させてガス化
することも行わ扛ている。この場合に゛は、汚泥中の有
機物の約40重量%から50重量%がガス化し、このガ
スはメタンガスを50容量係から60容量多含有する消
化ガスとして取り出すことができるので、処理場内の燃
料として使用する場合もあるが、そのまま焼却廃棄さ扛
ることもある。最近では、この消化ガスを利用してガス
エンジンを駆動し、こ扛によって発電させ、一方エンジ
ンの排ガスのエネルギーを回収して消化槽の保温用熱源
として用いる消化ガス発電法が提案さnるようになって
きた。しかし、この方法では、減容化処理を行ってはい
るものの減容化の程度が十分でなく、また残った汚泥(
消化汚泥)中にば発生汚泥の半分以上の有機物が含まt
ているため衛生上も問題がある。このため、最近では、
汚泥を脱水処理した後、衛生的でありかつ減容化効果も
大きい焼却処理を行うことが多くなってきている。
現在の焼却方法は、生成した汚泥(生汚泥)、消化汚泥
、およびこnらが混合さrた混合汚泥のいすnの形態の
汚泥をも処理するものであるが、現在のところ脱水機に
よる汚泥の脱水は、最新式の高性能脱水機を用いて経済
的な脱水能力で脱水機を運転する場合で、汚泥中の水分
が75重量%から80重量%となる程度のものである。
このため、脱水汚泥を焼却す、るのに自己の保有するエ
ネルギーだけでは十分でなく、A重油、灯油、都市ガス
などの燃料を補助燃料として用いている。−例を挙げ扛
ば、脱水汚泥を焼却するのに、水分が75重量%程度の
脱水汚泥の場合には、汚泥1トン当り灯油を35〜45
1使用している。さらに、焼却設備で使用している電力
は脱水汚泥1トン当り55〜5QKWである。このよう
に脱水汚泥を焼却処理するのに、多量のエネルギーを使
用しているのが現状であるO そこで、最近では、脱水汚泥の水分を自燃可能な程度(
約70重量%以下)まで下げることができるよう脱水機
の性能向上の研究が行わnている。脱水汚泥の水分が約
70重量%まで下げらnれば、第1図に示すようなシス
テムで汚泥を自燃させることができる。さらに汚泥の脱
水効率を上げ、脱水汚泥の水分を60重量%程度まで下
げることができれば、第2図に示すようなシステムによ
り、汚泥の持つエネルギーをスチームとして回収するこ
とができる。このように現在では、脱水汚泥の水分をで
きるだけ減少させ汚泥を自燃させることができるように
焼却システムを改善することが主流になってきている。
しかし、このような方法では、汚泥の持っているエネル
ギーは、スチームの形でしか回収することができない。
一般に焼却設備の規模は比較的小さいため、スチームの
発生量も少ない。したがって、発生したスチームを用い
て発電を行うとしても、スチームタービンによる発電方
式は発電効率が悪く、設備費が割高になる欠点がある。
また、焼却設備の立地条件によっては、回収したスチー
ムを使用することができない所も多い。
そこで、本発明の目的は、汚泥の持っているエネルギー
を汚泥処理設備の立地条件とは関係なく、電気エネルギ
ーの形で、有効に回収し利用することができる汚泥の処
理方法を提供することKある。
本発明の目的は、汚泥を系内で完全に熱バランスがとn
るまで機械的に脱水し、ガスエンジンの駆動に必要な発
熱量を持った可燃ガスをできるだけ多量に回収するため
に乾燥処理し、熱分解に処して可燃ガスを回収し、この
ガスを精製してガスエンジンに供給し、ガスエンジンを
駆動して発電することにより達成できる。
すなわち、本発明は、汚泥を機械的に脱水し、汚泥の水
分が30重量%以下になるまで乾燥し、乾燥さnた汚泥
を熱分解してガス中に含有される有害ガス、ダストおよ
び重質炭化水素類を除去して精製ガスとし、精製ガスを
燃料としてガスエンジンて供給することによりガスエン
ジンを駆動し、こnによって発電することを特徴とする
ものである。
さらに本発明は、汚泥を嫌気性醗酵処理することにより
消化汚泥と消化ガスを生成し、消化汚泥を機械的に脱水
し、消化汚泥の水分が25重量%以下になるまで乾燥し
、乾燥さ扛た汚泥を熱分解して可燃性ガスを発生させ、
発生したガスを洗浄してガス中に含有される有害ガス、
ダストおよび重質炭化水素類を除去し゛(精製ガスとし
、この精製ガスと上記嫌気性醗酵処理において発生した
消化ガスを混合し、この混合ガスを燃料としてガスエン
ジンに供給し、エンジンを駆動することによって発電す
ることを特徴とするものである。
次に、本発明を図示の実施例に基いて詳細に説明する。
第3図は本発明の一実施例を示す概要図である。この実
施例は、基本的には、汚泥の機械的な脱水処理、乾燥処
理、部分燃焼式熱分解炉による熱分解処理、生成可燃ガ
スの精製処理、ガスエンジンの駆動および発電、および
ガスエンジン排ガスからのスチーム回収の各工程から構
成さ扛る〇 各工程につき、さらに詳細に記載すると、濃縮槽で固形
物が3〜5重量%程度に濃縮さ扛た汚泥たとえば下水汚
泥1は、−次脱水機2で脱水さ扛、さらに二次脱水機3
で水分が約60重量優になるまで脱水さ扛る。−次脱水
機は、できるだけ動力が少なくかつ脱水効率のよい脱水
機、たとえば、ベルトプレス式脱水機または加圧圧搾式
脱水機が好ましい。−次脱水さ扛る汚泥に使用するr過
動剤としては、高分子凝集剤が好ましい。高分子凝集剤
を使用する場合には、原汚泥中の可燃分と灰分の比率は
ほとんど変らないが、無機系凝集剤を使用する場合には
、原汚泥量に対し添加量が30重量%から50重量%と
多量であるため、脱水さ扛た汚泥中の可燃分と灰分の比
率が大巾に変わる。このため無機系凝集剤の場合には、
脱水さnた汚泥の含有水分率は低下しても、含水分量は
多く、後記するように熱分解で重要な可燃分と水分の比
率が大巾に変わることになるので、無機系凝集剤の使用
は好ましくない。ところで下水処理で生成する汚泥には
2種類ある。すなわち、初沈槽で沈澱した汚泥と好気性
菌で処理した後終沈槽で沈澱した汚泥との混合汚泥、す
なわち、いわゆる生汚泥と、生汚泥をさらに嫌気性菌で
処理した汚泥、すなわち、いわゆる消化汚泥とである。
生汚泥には、一般に固形物中の可燃分が約60重量%あ
り、灰分は約40重量%であるが、消化汚泥では、固形
物中の可燃分は40〜50重量係であり、灰分は50〜
60重量係である。
−次脱水機で汚泥の水分は概ね75重量%程度まで脱水
さ扛、この後汚泥は約100%G程度の圧力をかけた圧
搾式の脱水機たとえばスクリュ一式脱水機により、水分
が60重量%程度になるまでさらに゛脱水さnる〇 また濃縮汚泥に薬液例えば過酸化水素と硫酸第一鉄に硫
酸を添加し、スラリーのPHを3〜4にした後、−次脱
水機で脱水すると、水分約60重量%の脱水汚泥が得ら
nる。この脱水汚泥に中和用の消石灰(Ca(OH)z
 )を添加し、乾燥する。このような方法で脱水汚泥の
水分を約60重量%以下にしてもよい。
二次脱水さ扛た汚泥4は、乾燥機6により、水分が約3
0重量%以下になるまで乾燥さ扛る。
乾燥さnた汚泥11の水分含有量は、後述するように、
生成する可燃ガスの発熱量および/または生成量に関係
し、その上限値は汚泥中の可燃分と灰分の比率によって
変わる。汚泥の熱分解を部分燃焼式熱分解法により行う
場合には、汚泥中の可燃分と水分の比率によって生成す
る可燃ガスの発熱量と生成量が変動する。ガスエンジン
を駆動するために必要な燃料ガスの最低発熱量は約75
014/mであることがら、汚泥の固形分中の可燃分が
約60重量%の生汚泥の場合には乾燥汚泥の水分の上限
値は30重量%である。一方、間接、加熱式熱分解方式
、たとえば、特許第871982号(特公昭51−35
467号)に記載の2塔流動層炉式熱分解法の場合には
、炉に供、給さnる汚泥中の水分によっては生成する可
燃性ガスの発熱量に変動はないが、エンジンに供給でき
るガス量が大巾に変わる。エンジンに供給できるガス量
を変動させないためには、分解炉に供給さnる汚泥の水
分は、汚泥の固形分中の可燃分が約60重量−のとき、
すなわち生汚泥の場合には、約30重量%である。消化
汚泥の場合には、汚泥の固形分中の可燃分が約40〜5
0重量%であるため、部分燃焼式熱分解法および間接加
熱式熱分解法のいす扛においても、乾燥汚泥の水分の上
限は25重量%である0 本実施例においては、乾燥機として、後述するスチーム
41を熱源とする間接加熱式乾燥機6が用いらnるが、
後に詳述する、熱風により直接乾燥を行う直接加熱式乾
燥機44(第4回)を用いてもよい。直接加熱式乾燥機
44では乾燥排ガスが多くしかもこのガスの脱臭処理に
多量のエネルギーを必要とする難点があり、一方、間接
加熱式乾燥機6では蒸発した水ペーパを機外へ排出する
キャリアガスも少量の空気5ですむので、こ扛らの点に
おいては、間接加熱式乾燥機6の方が好ましい。乾燥機
6から排出さnるガス7の温度は75〜80℃で水蒸気
が飽和しているので、スクラバー8を用いてガスを洗浄
し、同時に、冷却してガス温度を下げる。このガスは臭
気があり直接大気へ放出することができないため、脱臭
設備9で脱臭処理した後、後述するガスエンジン35の
熱回収後の排ガス39と共に大気へ放出する。乾燥機排
ガス用スクラバー8から出る廃水10は下水の原水へも
どさrる。
乾燥さnた汚泥11は、空気を酸化剤とした部分燃焼方
式の熱分解炉12に供給さnる。熱分解炉12の形式は
固定床式でも流動床式でもよいが、固定床式の場合には
、炉内のガス流に対する抵抗を少なくするための、熱分
解する汚泥をある程度の大きさ、たとえば1儂以上の大
きさ、好ましくは5crrL程度に造粒または成型する
必要がある。このため、熱分解炉の好ましい形式として
は、ある程度多量にしかも連続的に処理でき、気体と固
体の混合接触のよい流動床炉がよい。炉内圧力は、外部
からの空気の流入を防ぐために加圧状態とする。分解炉
12への乾燥汚泥の供給は、分解生成ガスの逆流を防ぐ
ために、ガスシール用パルプをつけた供給装置(図示せ
ず)により行う。乾燥汚泥11は供給装置により定量的
に熱分解炉12内に供給さn1熱分解炉12内で供給さ
扛た汚泥の水分の蒸発、昇温および熱分解が行わ扛る。
炉12内の温度は供給する空気13の量によって調節さ
nる。
熱分解炉12から出るガス14は比較的粗大な流動砂粒
子やチャーを含んでいるので、こ扛らの粗大粒子をガス
から分離するためにサイクロンセパレータ15を通す。
ガスから分離さ扛た粗大粒子16は熱分解炉12へもと
さnる。粗大粒子16が除去さ扛たガス17は微粒の灰
、アンモニア、極微量の塩化水素、硫化水素、シアン化
水素などの有害ガス、重質炭化水素類(タール)を含ん
でいるので、ガス17の冷却(約40℃)を兼ねて、ガ
ス17゛中に含ま扛ている上述のような有害物をガス洗
浄・冷却装置により処理、除去する。ガス洗浄・冷却装
置は、ガス洗浄塔18と、洗浄液循環ポンプ19と循環
液冷却器20とから構成さ扛る。洗浄液21゜は凝縮液
を循環して再使用するが、ガスの性状により必要に応じ
てアルカリあるいは酸24を循環路中に送入する。凝縮
液は温度が高いため、循環系の途中に冷却器20を設置
し冷却水22を通すことにより、50〜80℃の温水2
3を回収することもできる。
洗浄さ扛約40℃に冷却された可燃ガス25は、水素、
−酸化炭素、メタンなどの炭化水素類の可燃ガスを約1
3容量チ含んだ窒素と炭酸ガスを主成分とするもので、
発熱量は約750kcal/Nrrt以上である。この
可燃ガス25は、生成量と組成の瞬間的な変動を吸収す
るためのガスホルダー26に一時貯留さnる0ガスの洗
浄。
冷却装置から排出さ扛る廃水29は下水の原水にもどさ
扛る。一方、熱分解炉12内に蓄積した灰分は、炉底か
ら灰抜き出し装置27を介して抜き出さ扛投棄さnる2
8゜ ガスホルダー26に貯留さnfcガスは、ガスエンジン
に過給器がついている場合−は昇圧機30で0.6〜4
1Gに昇圧し、過給機のついていない場合には水柱数百
朋に加圧する。昇圧されたガス31はガス精製装置32
で冷却し、凝縮したドレーンをガスから分離し、さらに
ミストおよびダストを0.05 gr/Nm″以下の濃
度に除去し、精製ガス34としてガスエンジン35へ供
給する。ガスから除去されたミストおよびダスト33は
熱分解炉12へもどす。
ガスエンジン35には発電機36が連結さ【ており、汚
泥の保有するエネルギーを電気エネルギー37として回
収する。燃焼用空気38は過給器を通してエンジンのシ
リンダーに供給さnる0エンジン35の形式はデュアル
ツユエル方式の低発熱ガス燃料用のものが好適である。
エンジンの点火方式としては、電気点火方式でもよいが
、ガスの発熱量が低いこと、ガスの組成が変動すること
すなわち燃料ガスの発熱量が変動する可能性があるため
電気点火方式では安定した点火ができない場合があるの
で電気点火方式よりデュアルツユエル点火方式の方が好
ましい。デュアルツユエル点火方式では、燃料のガス量
や発熱量の変動に対して安定した点火ができ、こnらの
変動に対して一定量9発電景が確保できる等の利点があ
る。ガスエンジンの熱的発電効率はエンジンの燃料入熱
に対して約30チである。
ガスエンジンの排ガス39の温度は400〜500℃あ
るので、これを前述の脱水汚泥の乾燥熱源として使用す
る0第3図に示す実施例のように、間接加熱式乾燥機6
を使用する場合には、排ガス39の保鶴するエネルギー
を熱回収ボイラー40によシスチーム41として回収し
、このスチーム41により間接的に汚泥の乾燥を行う0
ガスエンジンからの排ガス39中の塩化水素、硫黄酸化
物等の凝縮性ガスの濃度は一般のボイラー排ガスと比較
して低く、ボイラー排ガス42の温度は、排ガスが白煙
化せず煙道の腐食を生じさせない最低の温度である15
0℃程度まで下げることができるoしたがって、より多
くの熱回収を行うことができる。ボイラー40を出た排
ガス42は、脱臭処理さnた乾燥機排ガス43と共に大
気中に排出さ扛る0なお、熱回収ボイラー40において
発生するスチーム41は間接加熱式乾燥機で使用さ扛る
ものであるので、乾燥機の伝熱面への汚泥の付着を防ぐ
ために圧力は7に!gG程度の飽和温度のものが必要で
ある。
ガスエンジン35からの排ガス39をスチーム41とし
て回収し、こnを汚泥乾燥の熱源として使用する構成と
するかわりに、第4図に示す通り、直接加熱式乾燥機4
4を用いて、400〜500℃のガスエンジン排ガス3
9をそのまま乾燥機44に送入することもできる。すな
わち、水分約60重量%まで脱水された汚泥は、乾燥機
44に供給され、゛ここでエンジン排ガス39と直接接
触して水分が蒸発さnて自ら乾燥する。乾燥さ扛た汚泥
の一部48は乾燥機から直接排出さ扛る。残りの比較的
細かい乾燥汚泥は排ガス45と共に飛ぶので、サイクロ
ンセパレータ46で補集され47、乾燥機44から直接
排出さnる上記乾燥汚泥48と共に乾燥汚泥11として
熱分解炉へ送ら扛る。乾燥機排ガス45はサイクロンセ
パレータ46で比較的粗大な粒子を除去した後、さらに
ガス中に含有さ扛る微粒子の除去と脱臭を行って大気に
放出する49゜ 乾燥機排ガスの他の処理方法としては、第5図に示すよ
うに、直接加熱式乾燥機排ガスおよび間接加熱式乾燥機
排ガスのいす扛からも排熱を温水として回収する方法が
ある。さらに詳細に述べれば、間接加熱式乾燥機の排ガ
ス7あるいは直接加熱式乾燥機の排ガス49をスクラバ
ー8fC,とえばスプレ一式洗浄・冷却塔に送入する。
凝縮液または水を洗浄液52として使用する。排ガスの
性状により必要に応じ、水、酸またはアルカリ53を添
加する。洗浄液52は循環ポンプ50により循環する。
循環系内に冷却器51を設けて冷却水54を通すことに
より、排ガス7または49のエネルギーを温水5.5と
して回収する。洗浄・冷却さnた排ガス56は脱臭・再
加熱等の処理を受けた後大気へ放出さ扛、洗゛浄廃水1
0は下水原水へもどさnる0間接加熱式乾燥機排ガスの
場合には、排ガス温度が80〜95℃であるので回収゛
できる温水O温度は約50℃であるが、直接加熱式乾燥
機排ガスの場合には、排ガスの温度が150〜250℃
あるため、約80℃と50℃の2種類の温水を回収する
ことができる。
上記実施例は被処理物として生汚泥を使用する場合のも
のであるが、生汚泥を嫌気性醗酵処理して生成した消化
汚泥を熱分解処理し、可燃性ガスを得てガスエンジンを
駆動し、発電を行う場合の実施例を第6図に基いて説明
する。
消化汚泥を用いて、上記実施例と同様の方法で熱分解を
行い可燃性ガスを発生させ、このガスを洗浄・冷却後ガ
スホルダー26に貯留させる。ガスホルダー26に貯留
さ扛たガスは、ガスホルダー出口で、生汚泥の嫌気性醗
酵処理工程において消化槽で発生した消化ガス57と混
合さn、混合ガス58として昇圧機30に供給さnる。
昇圧さ扛たガス31はガス精製装置32において冷却さ
n1凝縮したドレーン33から分離され、さらにミスト
およびダストを0.05 gr/’Nm以下の濃度まで
除去して、精製ガス34としてガスエンジン35へ供給
さnる。ガスエンジン35により発電機36を駆動し、
電気エネルギー37を回収する。ガスエンジン35の排
ガス39は熱回収ボイラー40へ送入さn1スチーム4
1としてそのエネルギーを回収し、約150℃の温度で
排ガス42として排出さnる。発生したスチーム41は
、一部は脱水汚泥の乾燥用熱源スチーム59として利用
さ扛、残りのスチーム60は消化槽の加熱用熱源スチー
ムとして利用される。
次に、熱分解方式として、特許第871982号(4!
公昭51−35467号)において開示さnているよう
な2つの流動層炉を用いた間接加熱式熱分解方法を採用
する実施例を第7図に示す。
第3図に示す実施例と同様の方法で得た乾燥汚泥11を
、ガスシール機構を備えた供給装置61を介して定量的
に熱分解炉62に供給する。
熱分解炉62には燃焼炉63から加熱さ扛た砂が循環し
て送給さnるようになっており、汚泥は砂から分解熱を
得て熱分解されガスとチャーになる。生成さnたチャー
は温度の下った砂と共に燃焼炉へ循環さ扛、空気7!5
により燃焼さnて砂に熱を与える。分解生成さflfc
チャーの燃焼熱のみによって分解熱を補給できるように
するためには、分解炉に供給する乾燥汚泥の水分は、上
記したように、生汚泥の場合には約30重量%、消化汚
泥の場合には約25重量%以下でなけしばな・らない6
分解生成した可燃性ガス64はガスに同伴する粗大粒子
を分離するためサイクロンセパレータ65に通さnる。
分離さ【た粒子66は熱分解炉62にもどし、サイクロ
ンセパレータ65を出たガス68はスチーム過熱器67
で流動用スチーム77を過熱し、約600℃の温度でガ
ス洗浄・冷却塔18に入り凝縮液により洗浄冷却さ扛る
。洗浄液21は循環ポンプ19で循環さ扛、循環系に設
けた冷却器20によりガスの潜熱および顕熱を50℃と
80℃の温水23として回収する。ガスの性状によって
は、洗浄液に酸またはアルカリ24を送入する。洗浄・
冷却塔18よシ出る廃水29は下水の原水へもどさnる
。洗浄さn約40 ’Cに冷却さnたガス69はガスホ
ルダー26に貯留さn7)−0 一方、燃焼炉63から出る燃焼排ガス70は、同伴する
粗大粒子を除去するためにサイクロンセパレータ71に
通さ扛粒子を分離する。分離された粒子72は炉63に
もどす。サイクロンセパレータ71を出たガス73の温
度はsoo〜850℃あるので、燃焼炉63へ供給する
空気75を空気予熱器74で約300〜4005℃に予
熱する。予熱器74を通った燃焼排ガス76は熱回収ボ
イラー40へ送入さ扛、そのエネルギーは同時にボイラ
ー40に送入さnるガスエンジン排ガス39のエネルギ
ーと共にスチーム41として回収さ扛る。発生するスチ
ーム41は、その一部77を熱分解炉62の流動用気体
として使用し、残#)85は乾燥機の熱源として利用す
る。熱回収ボイラー40を出る排ガス78の温度は、ガ
ス中に含有される塩化水素や硫黄酸化物の濃度が低いの
で150〜200℃まで下げることかできる。熱回収ボ
イラー40を出たガス78は、ガス中のダストを除去す
るためにマルチサイクロン79を通さnlさらに電気集
塵機80に通さ扛る0除去さ扛たダスト82は系外へ出
さ扛投棄さnる0ダストが除去さnた排友、ス81は大
気中に放出さ扛る。熱分解炉62および燃焼炉63の炉
底からはガスで飛ばない粗大粒子83.84が各々取り
出さ扛て系外へ投棄さ扛る。
ガスホルダー26に貯留さ扛た可燃性ガスは前述した方
法で昇圧さ扛、ガスエンジンの燃料に適するように精製
さnた後、ガスエンジン35に供給さ扛る0間接加熱力
式の熱分解では分解生成ガスの発熱量は450 (1〜
5000 Km/Nmあり、またガスの発熱量および供
給量とも安定しているので、ガスエンジンの形式は補助
燃料を使用せずガス燃料だけの電気点火方式がよい。
ガスエンジンの排ガス39は燃焼炉63の排ガスと共に
熱回収ボイラー40に送入さ扛る0場合によっては、燃
焼炉排ガスの熱回収ボイラーを設けてもよい。
次に、本発明の効果を実施例により説明する。
実施例1(生汚泥を部分燃焼式熱分解法で処理し発電し
た実施例) 固形分106.3kg/ hrを4重量%含有した濃縮
汚泥に高分子凝集剤を固形分に対して0.5重量%の比
率で加えた後、プレスロール型脱水機で一次脱水して水
分76重量%の脱水汚泥を得た。
さらに、この脱水汚泥を圧搾式加圧脱水機により10(
IGの圧力を加えて二次脱水し、水分60重量%の脱水
汚泥を得た。脱水汚泥の量は265.6に9/hrであ
った。組成は、可燃分24.0重量%、灰分16,0重
量%、水分60,0重量%であり、この汚泥の低位発熱
量は960 Katl/kgであった。
この脱水汚泥をディスク型間接加熱乾燥機に供給して、
圧カフ%G、温度170℃のスチームで加熱し、水分が
30重量%になるまで乾燥した。乾燥汚泥の量は、15
1.8に9/hrであり、その組成は可燃分42.0重
量%、灰分28.0重量%、水分30重量%であり、低
位発熱量は2130Kcat/に9であった。所要熱量
は約9.0万Km/hrでおり、排ガス量は411.8
に9/ hrであり、湿度は27.6重量%であった0
この排ガスをスクラバーで洗浄し40℃まで冷却した。
廃水は993kg/hr発生したが、こtは下水の原水
へもどした0 乾燥さnた汚泥は供給ホッパーに貯留さnl一定量づつ
切り出さnて、ロータリーパルプ式ガスシール機構を備
えた二段スクリューコンベア式供給装置により流動床式
熱分解炉へ供給さrt*。熱分解炉は4号けい砂で流動
床が形成さ扛ており、流動床の温度は熱分解炉の下部か
ら送入する空気量を調節することにより700°Cに維
持さnた。流動床に送入した空気は分解生成ガスの熱で
約400℃に予熱したものを用い、その量は326kl
?/hrであった。熱分解炉から排出するガス温度は6
50℃であり、ガスに同伴する比較的大きな粒子は炉出
ローでサイクロンセパレータにより捕集し熱分解炉にも
どした0粗粒子を除去した分解生成ガスは、燃焼空気を
予熱量、スクラバーで洗浄さn、ガス中に含有するアン
モニア、塩化水素、硫化水素、シアン化水素、ダスト、
タール等のガスエンジン燃料として不適当な物質を除去
し、40℃に冷却された。冷却さnたガス量は348k
g/ hr (297,3Nrrt/hr )であり、
発熱量は約750 m/Ndであった。
このガスはエンジンの燃料とするためガスホルダーに貯
留した。
このガスを過給器のないガスエンジンに燃料として使用
するため、60011111水柱の圧力に昇圧し、冷却
してガス中の凝縮物質を除去した後、さらにガス中のミ
ストを除去してエンジンに供給した。エンジンに供給し
たガスの温度は40°Cであった。ガスの組成およびガ
ス中の可燃ガスの組成を第1および2表にそ扛ぞ扛示す
0第  1  表 第  2  表 ガスエンジンの形式はデュアルツユエル方式であり、ガ
ス燃料とは別にA重油を2.51/hr供給した。ガス
エンジンに供給さ扛た全熱量は24.5万Kc111.
/hrであった。発電量ハ85 Kw テアリ、ガスエ
ンジン発電機としての熱効率は約30チであった。エン
ジンの燃焼用空気の使用量は640kl?/hr (4
96Nm”/hr)であった。エンジンの排ガス温度は
500 ’C1排ガス量は約75ONm/hrであった
。この排ガスを熱回収ボイラーに送入して排ガスの有す
るエネルギーを7kg/iG、170℃のスチームとし
て160kg/hr量回収した。このスチームは全て乾
燥機の熱源として用い、スチームドレーンは再び熱回収
ボイラーへもどさ扛た。
実施例2(消化汚泥を部分燃焼式熱分解法で処理し発電
した実施例) 固形酸106.3kg/hrを4重量%含有した濃縮汚
泥を消化槽で処理して汚泥中の有機分の40重量%を消
化した後、洗浄、濃縮し、実施例1と同様の条件で脱水
して202kg/hrの脱水汚泥を得た。脱水汚泥の組
成は、可燃分18.9重量%、灰分21.1重量%、水
分60.0重量%であり、発熱量は680 Kctd/
kgであった。この脱水汚泥をディスク型間接加熱式乾
燥機に供給し、圧カフkg/dG、温度170℃のスチ
ームで加熱して水分が25重量%になるまで乾燥した。
乾燥汚泥の量は107.7kg/hrで、その組成は可
燃分35,5重量%、水分25.0重量%であり、発熱
量は1803Kca17kgであった。乾燥機の所要熱
量は6.4万Km/hr、排ガス量は267.2kg/
h r 、湿度は35.3重量%であった0この排ガス
をスクラバーで洗浄し、40℃まで冷却した。廃水は8
5.9kg/hr発生し、こnは下水の原水へもどさ扛
た。
乾燥さnた汚泥は、実施例1と同様の設備によシ同様の
条件で熱分解さ扛た。生成したガスはスクラバーで洗浄
さn140℃まで冷却された。洗浄・冷却さ扛たガス量
は209kl?/h r (178,7Nrrt/hr
)であり、発熱量は約750 Km/Nmであった。こ
のガスばガスホルダーに貯留さn、ガスエンジンの燃料
として使用するため600xx7に柱まで昇圧さ扛た後
、冷却によりガス中に含まnている凝縮物質を除去し、
さらにガス中のミストを除去した。エンジンに供給した
ガスの組成は第1および2表に示すものと同様であう’
i’c。
ガスエンジンの形式はデュアルツユエル方式で、ガス燃
料の他にA重油を3゜07/hr供給した0ガスエンジ
ンに供給さnた熱量は16.1万Kcat/hrであり
、発電量は56 KWで、−ガスエンジン発電機として
の熱効率は約3(lであ、つた。
エンジンの排気温度は500℃で、排気量は約48ON
m”/hrであった0この排ガスを熱回収ボイラーに送
入して排ガスの持っているエネルギーを7kg/ff1
G、 170℃のスチームの形で151に9/hr回収
した。このスチームは全て乾燥機の熱源に用いら扛、ス
チームドレインは再び熱回収ボイラーへもどさt′した
実施例3(生汚泥を二基流動層式間接熱分解炉で処理し
発電した実施例) 実施例1において使用したものと同じ乾燥汚泥を、ガス
レール機構を備えた定量供給装置から二基流動層式間接
熱分解炉へ152kg/hrの割合で供給した0熱分解
炉の流動層は4号けい砂で形成し、燃焼炉より785℃
の砂を熱分解炉の下部に循環し、炉下部に3kl?/c
rlG、 200℃に過熱さ【たスチームを40に9/
hrの割合で送入した0熱分解は700〜710℃の温
度で行った。熱分解生成ガスは44 N m”7時の割
合で発生しftoこの熱分解生成ガスはサイクロン七ノ
(レータでダストを除去した後、二段の洗浄冷却塔で洗
浄、40℃まで冷却さnたO洗浄液のPHU9.2〜9
5であっfc、o洗浄後のガスの組成は第3表に示す通
りであり、ガスの発熱量は約5 、 OOOKm/Nm
’であった0第  3  表 このガスはガスエンジンの燃料とするためガスホルダー
に貯留し7′c。
一方、分解生成したチャーは熱分解炉の上部よシ砂と共
にオーバーフローして循環)(イブを通って燃焼炉の下
部へ移動し、下部より供給さnる300℃に予熱さnた
空気41Nηhrにより一部燃焼さnながら炉の上部へ
流動状態で移動し、上部の燃焼部分に供給さ扛る300
℃に予熱さnた空気129 Nm/h rで完全に燃焼
し、砂の温度を785℃に上昇させた0燃焼ガスは83
0℃で炉の上部から排出さ扛、サイクロン七)(レーダ
でダストを除去した後、空気予熱器を通さn、550℃
の温度で熱回収ボイラーに送入さnた。熱回収ボイラー
にはガスエンジンからの排ガスをも加えて520℃85
ONηhrの割合で排ガスが送入さnたo 7 kg/
CIIG 1170℃のスチームが180kg/hrの
割合で発生した0このうち40に9/hrのスチームは
”熱分解炉へ供給し、140kg/hrのスチームは乾
燥機へ供給した0ガスホルダーに貯留されたガスは60
0mmAgGに加圧、冷却してドレーンとミストを分離
した後ガスエンジンに供給した。ガスエンジンに供給さ
扛たガスの温度は40℃で、その組成は第4表に示す通
りであった。
第  4  表 比較例 実施例1において使用したものと同じ脱水汚泥(成分:
可燃424.o重量%、灰分16.0重量%、水分60
.0重量%、発熱量: 960 K(ilt/kg )
を265.6kg/h rの割合で流動床焼却炉で焼却
した0炉からの燃焼排ガス温度は900℃あり、この排
ガスのエネルギーを回収するため、排ガスを熱回収ボイ
ラーに送入した。ボイラーからの排ガ′スの温度を25
0℃とした時、圧力16kf?/dG。
温度260℃のスチームを280kg/hrの割合で回
収できた。このスチームでタービンを駆動し発電したと
ころ、約30KWの電力を得た。
対象人口30万人の下水汚泥を水分60重量%まで脱水
し、熱分解処理した場合と焼却処理した場合の、共通部
分を除いた設備の消費電力、回収電力、補助燃料使用量
および設備費の比較を第5表に示す乃なお、消化汚泥の
場合は、消化槽および消化汚泥洗浄設備を含み、回収電
力には消化ガス発電量を含む。
第  5  表 第5表から明らかな通り、汚泥の処理方法としては、焼
却処理に依るよりも、熱分解により可燃性ガスを生成し
、生成ガスを燃料としてエンジンを駆動し発電させる方
法がエネルギーの回収の点で有利であり、本発明方法に
よ扛ば、ガスエンジンを安定に運転して汚泥の保有する
エネルギーを効率よく電気エネルギーとして回収するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は汚泥を自燃可能な水分まで脱水した場合の焼却
方法を示す概要図、第2図は汚泥の脱水をさらに進めて
汚泥の焼却によりエネルギーを回収する方法を示す概要
図、第3図は生汚泥を部分燃焼式熱分解法により処理し
発電する本発明による方法を示す概要図、第4図は本発
明に用いることができる直接加熱式乾燥機を示す概要図
、第5図は乾燥機排ガスの処理方法を示す概要図、第6
図は消化汚泥を熱分解処理する本発明による方法の一部
概要図、第7図は生汚泥を二基流動層炉式熱分解法によ
り処理する本発明による方法を示す概要図である01・
・濃縮汚泥     2・・−次脱水機3・・二次脱水
機     6・・間接加熱式乾燥機8・・スクラバー
    ′12・・部分燃焼式熱分解炉18・・ガス洗
浄冷却塔    26・・ガスホルダー30・・昇圧機
      32・・ガス精製装置35・・ガスエンジ
ン   36・・発電機40・・熱回収ボイラー   
 41・・スチーム44・・直接加熱式乾燥機    
57・・消化ガス62・・熱分解炉     63・・
燃焼炉特許出願人  月島機械株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)汚泥を機械的に脱水し、汚泥の水分が30重量%
    以下になるまで乾燥し、乾燥された汚泥を熱分解して可
    燃性ガスを発生させ、発生したガスを洗浄してガス中に
    含有さ扛る有害ガス、ダストおよび重質炭化水素類を除
    去して精製ガスとし、精製ガスを燃料としてガスエンジ
    ンに供給することによりガスエンジンを駆動し、これに
    よって発電することを特徴とする汚泥の処理方法。 (2)上記汚泥乾燥の熱源として、ガスエンジンの排ガ
    スの保有熱を熱回収ボイラーによりスチームとして回収
    したものを使用する仁とを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の汚泥の処理方法。 (3)上記汚泥乾燥の熱源として、ガスエンジンからの
    排ガスを直接使用することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の汚泥の処理方法。 (4)汚泥を嫌気性醗酵処理することにより消化汚泥と
    消化ガスを生成し、消化汚泥を機械的に脱水し、消化汚
    泥の水分が25重量%以下になるまで乾燥し、乾燥さ扛
    た汚泥を熱分解して可燃性ガスを発生させ、発生したガ
    スを洗浄してガス中に含有さ扛る有害ガス、ダストおよ
    び重炭化水素類を除去して精製ガスとし、この精製ガス
    と上記嫌気性醗酵処理において発生した消化ガスを混合
    し、m この混合ガスを燃料としてガスエンジンに仲給し、エン
    ジンを駆動することによって発電することを特徴とする
    汚泥の処理方法0(5)上記消化汚泥乾燥の熱源として
    、ガスエンジンの排ガスの保有熱を熱回収ボイラーによ
    りスチームとして回収したものを使用することを特徴と
    する特許請求の範囲第4項に記載の汚泥の処理方法0 (6)上記消化汚泥乾燥の熱源として、ガスエンジンか
    らの排ガスを直接使用することを特徴とする特許請求の
    範囲第4項に記載の汚泥の処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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