JPS588966Y2 - 枠部材の結合構造 - Google Patents

枠部材の結合構造

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Publication number
JPS588966Y2
JPS588966Y2 JP4348778U JP4348778U JPS588966Y2 JP S588966 Y2 JPS588966 Y2 JP S588966Y2 JP 4348778 U JP4348778 U JP 4348778U JP 4348778 U JP4348778 U JP 4348778U JP S588966 Y2 JPS588966 Y2 JP S588966Y2
Authority
JP
Japan
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frame members
rivet
conical
joint surfaces
joined
Prior art date
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Expired
Application number
JP4348778U
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English (en)
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JPS54146484U (ja
Inventor
篠田昌宏
長野正和
Original Assignee
株式会社明電舎
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Publication date
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Patch Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は枠部材の2面結合構造に関し、アングルや板金
等の角部が折曲っている枠部材を重ねてかしめにより結
合する際、2つの接合面を確実に接合できるようにした
ものである。
例えば配電盤枠をアングル材を組立てて構成するような
場合にも−いて、従来リベットによりアングル材同志を
重ねて直に結合し、或いはアングル材の端部に溶接した
ガセットを介してリベット結合することが行なわれてい
る。
このようなアングル材やカセットなどの枠部材は直角に
折曲った2つの接合面を有しているため、その2面の結
合が難しいという問題があった。
これを合筆1図について説明すると、1,2は例えばア
ングルのごとく直角に折曲っていて、その両側に2つの
接合面3.4を有する2本の枠部材で、それぞれに設け
たリベット穴1a、1b、2a、2bにリベットγ、7
を挿入し、両端面をかしめて結合している。
しかし、この場合各リベット穴1at1bt2at2b
の3個所ないし4個所の穴寸法や穴の位置が合っていな
かったときは、リベット7.7でいくらきつくかしめて
も接合面3と4のどちらかが離間して、そのために結合
強度が著るしく低下する。
このため、リベット穴1at1b・・・はその寸法と位
置が非常に高い精度を要求され、それだけ作業性が低下
するとともに、不良品の発生率も高くなるという欠点が
ある。
本考案は前述の欠点は鑑みて提案されたものですなわち
、枠部材の折曲った両側に2つのほぼ円錐形状のボスを
打出し形成し、その底に設けたリベット穴にブラインド
リベット(商品名)を挿入して結合することにより従来
の問題を解決したものである。
以下本考案の実施例を第2図を参照して説明すると、各
枠部材1,2の2つの接合面3,4にはそれぞれ内側に
突出した断面円錐形のボス1ct1d、2c、2dが打
出し形成されており、その底にリベット穴1e 、1f
、2e 、2fが設けられている。
5は各リベット穴1e、2eと1f。2fに挿入したブ
ラインドリベットである。
ブラインドリベットは既に知られている通り、先端に頭
部5bを有するステム5aと、ステム5aに嵌着してあ
り一端に鍔部6aを有するステム6とからなっている。
そして第3図のブラインドリベット5を第2図において
外方からリベット穴1e。
2e、1f、2fに挿入した後、工具により鍔部6aを
円錐形ボス1c、2c、ld、2dの底に押付けた状態
でステム5aを矢印方向Cにその途中部分5cがせん断
する寸で引張り、ステム5aの頭部5bによりステム6
の先端6bを図示のように膨出した状態に塑性変形させ
ることで枠部材1と2は結合される。
しかも、前記各枠材1と2のそれぞれの円錐形ボス1c
と20の間及び1dと2dの間には2つの接合面3,4
が密着した状態において若干のクリアランスGが形成さ
れるようにしておく。
したがって、前記の構造に釦いて、接合面3を密着する
には矢印A方の力が働く必要があり、他方の接合面4を
密着するには矢印B方向の力が働く必要があるが、それ
は、各接合面の隣りに形成されている円錐形ボス1cと
2c及び1dと2dの間のクリアランスGにより十分な
結合力が発生するから可能なのである。
すなわち、この場合、リベットの挿入穴1e、1f、2
e、2fの位置や寸法精度は非常に高くなくてもよぐ、
該リベット穴を外側1e、1fはほぼブラインドリベッ
トが挿入できる程度の太きさとし、内側2e 、2fは
さらに幾分太き目にしておいてブラインドリベット5を
挿通させれば、各枠部1,2のリベット穴が少しくらい
ずれても前記矢印A、Hの2方向に働く結合力により接
合面3,4を密着させることができるのである。
以上説明したように、本考案によると、アングルなどの
ごとく直角方向に2つの接合面を有する枠部材の結合が
著るしく容易となり、リベット穴のプレス加工は精度が
低くてもよいから作業性が著るしく向上し不良品の発生
率も低くなる。
さらに、ボスは円錐形断面であるためインロー合せが容
易であり、またブラインドリベット使用のため片側作業
ができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の枠部材の結合構造を示す断面図、第2図
は本考案に係る結合構造を示す断面図、第3図は本考案
に係るブラインドリベットの断面図である。 1.2−・・枠部材、1 c 、1 d 、2 c t
2 d ・”円錐形ボス、3,4・・・接合面、5・
・・ブラインドリベッ ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アングルなど角部を挾んで折曲っている2つの接合面を
    有する枠部材をリベットによりかしめて結合する構造に
    おいて、前記角部を挾んで配置した2つの接合面にはそ
    れぞれ内側に打出した断面円錐形のボスが成形されてい
    るとともに、その底部にリベット穴が設けられてかり、
    かつ互に結合すべく重ね合せた内側と外側の枠部材に形
    成される前記円錐形ボスの間には若干のクリアランスが
    形成されて知り、さらに両枠部材間は前記リベット穴に
    挿通したブラインドリベットにより外側からかしめ結合
    されていることを特徴とする枠部材の結合構造。
JP4348778U 1978-04-03 1978-04-03 枠部材の結合構造 Expired JPS588966Y2 (ja)

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JP4348778U JPS588966Y2 (ja) 1978-04-03 1978-04-03 枠部材の結合構造

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JPS54146484U JPS54146484U (ja) 1979-10-11
JPS588966Y2 true JPS588966Y2 (ja) 1983-02-18

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ID=28918006

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4514120B2 (ja) * 2004-09-13 2010-07-28 富士機械製造株式会社 部品実装機
DE102004048835B4 (de) * 2004-09-30 2006-09-28 Faurecia Innenraum Systeme Gmbh Niet- oder Schraubverbindung eines Kunststoffteils mit einem weiteren Teil

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JPS54146484U (ja) 1979-10-11

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