JPS5888138A - 繊維用硝子組成

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】本発明は繊維用硝子組成に関するものであり、耐アルカ
リ性及び紡糸の作業性の艮好な硝子組成を提供すること
を目的とする。

硝子繊維用４１１１１成としては通富Ｅ硝子又はＣ硝子
が用いられこのような組成をイする６肖子偵維は樹脂、
ゴム、石ｌ１ｆ４各種襄品の補強用に用いられるが、単
位重電当りの表面積が大きく、アルカリにより劣化し易
いため、セメントのようなアルカリ性物質の補強用とし
ては適当でない。

硝子繊維の耐アルカリ性を向上きせるために各檀組成が
提案されているが、耐アルカリ性を向上させようとする
と、信子原料の熔融性が低劣化したり、紡糸作東中の糸
切れの発生婦による作業性の低下が生じ易く、作業性、
耐アルカリ性がともに良好な硝子組成を得ることは困難
であった。

本発明者は上記の酸点を解消すべく櫨々研健を重ねた結
果、１３１０．５５〜６５ｗｔ％。

ＺｒＯ２１２〜２０ｗｔ％、Ｃａ０　１〜８ｗｔ％、Ｍ
ｔＯα５〜４　ｗｔ　％　、　Ｎ　ａｇｏ　＋　！５０
１２〜１８ｗｔ％、ＺｎＯα５〜４ｗｔ％。

Ａｊｌｏ、　　１．ｔ％以下、ＩＰＩ２０，１　ｗｔ％
ｔ％以下木繊的になる硝子組成を採用することにより、
好適な帖呆が侍られることを見出し本発明として提案す
るものである。

次に本発明を史に具体的に説明する。

Ｓ１０．は硝子の主要な形成成分であり、各成分の量と
の関連において足められるが、一般に８１０、のｔを大
とするとｑ練性が低下し、所定温間における粘（が増大
する傾向がある。

Ｚ　ｒ　０２の電を減少すると粘度が低下して熔融性が
向上し、又失透温度が低下して採糸の作業性が向上する
が、耐アルカリ性が低下する。逆にＺ　ｒ　Ｏ２のｔを
増大すると耐アルカリ性が向上するが、粘度が上昇して
熔融性が悪くなり、又失透温度が上昇して作業性が悪く
なる。

ＯａＯ，ＭｒＯの量を減少すると失透温くが低下し作業
性が向上するが、粘度が上昇して熔融性が悪くなる。逆
にＣａＯ，ＭｒＯの量を増大すると粘度が低下して熔融
性が向上するが、失透温度が上昇して作業性が忌くなる
。

Ｎ　ａ２０　＋　Ｋ２Ｏの量全減少すると耐アルカリ性
が向上するが、粘度が上昇してＷ？ｌｉｌ性が恐くなる
。逆にＮ　ａ２０　＋に２０の置ヲ増大すると粘度が低
下して熔融性が向上するが、耐アルカリ性が１広下する
。

ＺｎＯの量を減少すると原料コストが安くなるが、耐ア
ルカリ性が悪くなり、又粘度が上昇し７て熔融性が悪く
なる。逆にＺｎＯの量を増大すると耐アルカリ性が向上
［７、又粘度が低下【７て熔融性が向上するが、原料コ
ストが＾くなる。

本発明の硝子組成の成分の量を上述した範囲にすること
により、耐アルカリ性に優れた硝子繊維ケ得ることがで
きた。しかも硝子原料の熔融性は極めて良く、且つ紡糸
作業中における糸切れの発生も少なく、作業性が極めて
良好であった。

次に本発明の実施例を示す。

下記に示す実施例１，２．３及び比較例１゜２の組成よ
りなる硝子を熔融紡糸［７、紡糸時における糸切れ発生
比率及び紡糸された硝子繊維の耐アルカリ性を比較検討
した。

紡糸された硝子繊維の耐アルカリ性については実施例１
．２．５及び比較例１，２の組成では差異は−められな
かったが、紡糸時における糸切れ発生比率は、比較例２
の場合を１００とすると、実施例１，２．３及び比較例
１の場合は、夫々８２．８５．８９．９５であった。

【特許請求の範囲】