JPS5881942A - 高摩擦係数乾式摩擦材料 - Google Patents

高摩擦係数乾式摩擦材料

Info

Publication number
JPS5881942A
JPS5881942A JP17742681A JP17742681A JPS5881942A JP S5881942 A JPS5881942 A JP S5881942A JP 17742681 A JP17742681 A JP 17742681A JP 17742681 A JP17742681 A JP 17742681A JP S5881942 A JPS5881942 A JP S5881942A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
friction
temperature zone
friction coefficient
coefficient
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17742681A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiro Hirose
広瀬 直洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tungaloy Corp
Original Assignee
Toshiba Tungaloy Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Tungaloy Co Ltd filed Critical Toshiba Tungaloy Co Ltd
Priority to JP17742681A priority Critical patent/JPS5881942A/ja
Publication of JPS5881942A publication Critical patent/JPS5881942A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低温域から高温域まで高い摩擦係数を安定して
発揮する銅系焼結金属摩擦材料(以下焼結−と略す)に
関するものである。
乾式摩擦材料には、アスペス)I主成分とじフェノール
1111’等0レジンによりモールドした有機質摩擦材
料と、銅または鉄t4材とした焼結材と、jj ミメタリック系摩擦材の三種類に大別することができる
。これら摩擦材料にはそれぞれ得失があり、有機質摩擦
材は最も広く使用されてお抄、乾燥下での摩擦係数は高
いが、降水時水に濡れると極端に摩擦係数が低下するこ
とや、高温になるといわゆる熱7エードと呼はれるレジ
ンの変質のための摩擦係数が低下する欠点がある。一方
、焼−材は水に濡れた場合の摩擦係数の低下はないが、
摩擦係数が有機質JII擦材の0.5〜0.6に対し焼
結材はα2〜0.35はどである。籍にブレーキの場合
に、有機質摩擦材を使用しているブレーキとの互換性が
ないことや、ブレーキ設計において焼結材を使用する場
合はそうでなφ場合より作動力を高くする必要があるこ
とや、例えばディスクブレーキの場合にディスクit−
大きくする竜ど、ブレーキ装置が不利な設計となる欠点
が生ずる。ま九セミメタリック材は、広くいえば有機質
摩擦材の範ちゅうに入る材料なので同様な欠点を有し、
すなわち金属成分を増したことくより水に濡れた場合の
摩、3頁 く全般に摩擦係数の低下がToJ)、また樹脂成分の変
質による熱フェード現象社避けられない等の欠点がある
本発明の発明者は前記の緒欠点について検討し、焼結材
のM擦係数を高くすれに理想的な摩擦材料となることに
着目し、焼結材の摩擦係数が低い点について解析し鋭意
研究を重ねた結果、従来の焼結材にははとんと鉛が含有
されてお粉、その鉛が離郷係数を低下させている大きな
原因であることを発見した。しかるに単に鉛成分を省く
と、焼結材が相手材(一般に鋳鍋またはステンレス材)
に溶着し著しい摩耗や焼付が発生する九め、鉛はと) れt防止する必須成分とされていた。しかし鉛全含有し
ている摩擦材社、摩擦熱で高温になると摩擦係数が低下
する現象がある。これは鉛が合金化せず析出していて、
高温(鉛の融点327℃)で溶けることによる4のであ
る。したが′て、鉛に代えて他の材料を添加した焼結材
で、高温においても摩擦係数が高く維持され、しかも溶
着や焼付きの生じないもの全目標に研究が行なわれ次結
果、等の硫化物が、高温域でガラス成分が、それぞれ溶
着を防ぎ同時に摩擦係数の安定を図る効果があることが
判明し、本発明が完成された。
次に前記鉛成分に代る成分の効果について述べる。
炭素成分は、摩擦材料や軸受材料に通常添加されている
成分であるが、結晶化したいわゆる黒鉛が一般的に使用
される。黒鉛は固体#li滑剤の一棟であるが、潤滑性
を示す温度領域は比較的低温側にあり、潤滑性は必ずし
も結晶構造によるものではなく、むしろ吸着し光水分に
よるものであるといわれ、高温で潤滑性が低下するため
高温域が摩擦係数を安定させる効果は少々い。
二硫化モリブデン等の硫化物は、低温域から分解しない
範囲の高温域まで潤滑性を保持できる材料である。
摩擦材料の摩擦面温度は、例えばブレーキ材料で制動条
件の厳しい場合に赤熱温度に孟り、硫化物が分解し摩擦
の安定を保つことができなくなる。
5頁 この赤熱域で適度な潤滑と摩擦係数の安定の効果をあけ
るのが、ガラス成分の添加である。ガラスは低、中温域
で硬質粒子として働き摩擦係数を高める効果がるり、赤
熱する高温域で軟化し摩擦面を安定化させる効果がある
また赤熱する高温域では、前記潤滑性を失なった黒鉛が
**係係数嵩高る効果が付与され、前記3成分が相乗効
果を発揮し、Illを添加し丸材料に対し摩擦係数が0
.1〜0,2上昇し、さらに高温域においても摩擦係数
の低下の少ない摩擦材料が得られる。
一方、鉛を除くことにより、人体に有害とされる物質が
、製造にνいてもまた置局においても、人体に影響をお
よぼすことがなく、公害防止上の効果が得られる。
次に本発明摩擦材料のそれぞれの成分を限定した理由を
述べる。
銅を主体としたマトリックス成分170〜95−とした
理由は、701G未満では強度的に脆く摩耗が大きくな
抄、951G?こえると焼付や溶着がPL 発生しやすくなる。
縦索成分を3〜15−とした理由は、3Is未満では摩
擦面の安定性が損なわれ、また15チをこえると強度的
に脆く摩耗が大きいためである。
二硫化モリブデン等の硫化物ft0.5〜5チとしたの
は、0.5饅未満では効果が不充分であり、5−をこえ
ると摩擦係数が著るしく低下し、かつ製造コストの上昇
が善くようになるためである。
ガラス成分ヲ0.5〜10%とした理由は、0.5−未
満では効果が不充分であり、1oqb1rこえると強度
的に脆く摩耗が大きくなるためである。
硬質粒子を1〜10チとした理由は、1饅未満では効果
が¥充分でめり、1(lt−こえると相手材を攻撃し摩
擦の安定性を阻書するためである。
夾施例1 重量比で0u75.4’J、Sn7.516.ガラス2
.8饅、C7,0%、810ffi 4.5 %、Mo
822.8−からなる混合粉末i1.5tΔメの圧力で
彰成形し、銅板と重ねて750゛℃、60分間のホット
プレス焼結を行なった。
得られた材料は乾式高負荷用摩擦材料として良好7、j
! な性能を示した。
実施例2 重量比でCu72.8%、Sn7.2%、ガシス4.〇
−1cs、os、Aj!O82,0% 、 5i023
.0 % 、 MOB23.OfAからなる混合粉末を
、実施例1と同様に成形、焼結した。得られた材料は乾
式高負荷用摩擦材料として良好な性能tポした。
轡許出−人  東芝タンガロイ株式会社特開昭5!3−
81942(3)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 錫もしくは錫と亜鉛を5〜20重量%含有する銅基マト
    リックス合金が70〜95重量%、炭素が3〜15重量
    −1二硫化モリブデン、二硫化タングステン等より選は
    れる硫化物固体潤滑剤の1111または211以上が0
    .5〜5重量−1不定形酸化硅素(ガラス)が0.5〜
    lO重量−1およびシリカ、アルミナ、ムライト等のモ
    ース硬度4以上の硬質粒子の1種ま友は2種以上1〜l
    O重量−よりなること′を特徴とする高摩擦係数乾式摩
    擦材料。
JP17742681A 1981-11-05 1981-11-05 高摩擦係数乾式摩擦材料 Pending JPS5881942A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17742681A JPS5881942A (ja) 1981-11-05 1981-11-05 高摩擦係数乾式摩擦材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17742681A JPS5881942A (ja) 1981-11-05 1981-11-05 高摩擦係数乾式摩擦材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS5881942A true JPS5881942A (ja) 1983-05-17

Family

ID=16030719

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17742681A Pending JPS5881942A (ja) 1981-11-05 1981-11-05 高摩擦係数乾式摩擦材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5881942A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5125962A (en) * 1988-11-12 1992-06-30 Sintermetallwerk Krebsoge Gmbh Copper-based sintered material, its use, and method of producing molded parts from the sintered material

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5125962A (en) * 1988-11-12 1992-06-30 Sintermetallwerk Krebsoge Gmbh Copper-based sintered material, its use, and method of producing molded parts from the sintered material

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5518519A (en) Sintered contact component
EP0638654B1 (en) Sintered contact component and method of making the same
JPH05179232A (ja) ブレーキ用焼結金属摩擦材
JPS5881942A (ja) 高摩擦係数乾式摩擦材料
JPS63109131A (ja) 焼結合金摩擦材料
JPH06145845A (ja) 焼結摩擦材
JP2879364B2 (ja) 非石綿系摩擦材
JPS61207549A (ja) 焼結合金摩擦材料
JP2602369B2 (ja) 耐熱性摩擦材
US3101527A (en) Friction material
JPH0645837B2 (ja) 焼結合金摩擦材料
JP2516414B2 (ja) ブレ―キ用摩擦材
EP1079137A1 (de) Reibpaarung für Scheibenbremsen
EP0035463B1 (en) Organic-type brake linings free of asbestos
JPS60200932A (ja) 摩擦材料
JP3505190B2 (ja) 非石綿系摩擦材
JPS60116751A (ja) 焼結合金摩擦材
JPH0524214B2 (ja)
JPH07102335A (ja) 焼結摺動部材
JPH0238813B2 (ja)
KR0118771B1 (ko) Cu기 소결합금 마찰재
KR910003898B1 (ko) Cu계 소결합금 마찰재
JPH02186135A (ja) 摩擦材
JPH06129455A (ja) 非石綿系摩擦材
JPH04106182A (ja) 非石綿系摩擦材