JPS5879944A - 3,5−ジ・タ−シヤリ−・ブチルスチレン誘導体及び抗炎症、鎮痛、解熱剤並びに血小板凝集阻害剤 - Google Patents

3,5−ジ・タ−シヤリ−・ブチルスチレン誘導体及び抗炎症、鎮痛、解熱剤並びに血小板凝集阻害剤

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JPS5879944A
JPS5879944A JP17994881A JP17994881A JPS5879944A JP S5879944 A JPS5879944 A JP S5879944A JP 17994881 A JP17994881 A JP 17994881A JP 17994881 A JP17994881 A JP 17994881A JP S5879944 A JPS5879944 A JP S5879944A
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勝見 郁男
Hideo Kondo
秀雄 近藤
Katsuji Yamashita
山下 勝治
Takayoshi Hidaka
隆義 日高
Kazunori Hosoe
和典 細江
Yutaka Ariki
有木 豊
Toshiaki Yamashita
山下 俊章
Kiyoshi Watanabe
清 渡辺
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な3,5−ジ・ターシャリー・ブチルス
チレン誘導体またはその造塩可能なものの塩、及びこれ
を有効成分とする抗炎症、鎮痛、解熱剤並びに血小板凝
集阻害剤に関するものである。さらに詳しくは、本発明
は一般式(1)〔式中、R1はR3COO (R3は水
素またはC1〜C6のアルキル基を示す)で表わされる
アシルオキシ基、R4O( R4はC1〜C4のアルキ
ル基を示す)で表わされるアルコキシ基、水酸基または
水素はC1〜C3のアルキル基を XIはCH2または
酸酸素またはイオウを示す)を表わす〕 で表わされる新規な3,5−ジ・ターシャリー・ブチル
スチレン誘導体またはその造塩可能なものの塩、及びこ
れを有効成分とする抗炎症、鎮痛、解熱剤並びに血小板
凝集阻害剤に関するものである。
本発明者ラは3,5−ン・ターシャリー・ブチルスチレ
ン誘導体の薬理作用を広く試験した結果、一般式(1)
で表わされる化合物およびその塩が優れた抗炎症、鎮痛
、解熱および血小板凝集阻害作用を有することを見出し
、本発明に到達した。
以下、本発明につき詳細に説明する。
1. 化  合  物 本発明による新規化合物は下記の一般式(1)で表わさ
れる。
〔式中、R1はR3COO ( R3は水素またはC1
〜C6のアルキル基を示す)で表わされるアシルオキシ
基, R4O( R4はC1〜C4のアルキル基を示す
)で表わされるアルコキシ基、水酸基まは水素またはC
1〜C3のアルキル基を、X1はCH2(X2は酸素ま
たはイオウを示す)を表わす。〕本発明による化合物の
うぢ,R1が水酸基である化合物は、塩基と塩を形成す
ることが可能であり、本発明による化合物の塩としては
、本発明の化合物と塩基とから造塩可能な任意のものが
対象となる。具体的には、例えば(1)金属塩、特にア
ルカリ金属、アルカリ土類金属、アル/ミニウムとの塩
,(2)アンモニウム塩,(3)アミン塩、特にメチル
アミン、エチルアミン、ジメチルアミン、シエチルアミ
ン,トリエチルアミン、ピロリジン、ピベリジン、モル
ホリン、ヘキサメチレンイミン、アニリン、ピリジン等
との塩がある。これらの塩を抗炎症、鎮痛、解熱剤ある
いは血小板収集阻害剤として使用する場合には、生理的
に許容されるものを選ぶべきである。
本発明による化合物の代表例を挙げれば表1のようにな
る。
2. 化合物の製造 本発明の一般式(1)で表わされる化合物を合成する方
法には次の様なものが挙げられる。
例えば、 (1) G.A.Howieらの方法〔ジャーナル・オ
ブ・メデイシナル・ケミストリー17.840(197
4)〕に従つて、一般式 (2) 〔ここで、R1けR3OOO ( Rコは水素またはC
1〜C6のアルキル基を示す)で表わされるアシレオキ
シ基、R4O(R4はC1〜C4のアルキル基を示す)
で表わされるアルコキシ基、水酸基または水素である〕 で表ワされる3,5−ジ・ターシャリー・ブチルベンズ
アルデヒド類と一般式 水素またはC1〜C3のアルキル基を示す)で表ワサれ
るa−(トリアリールホスホラニリデン)一γ−プチロ
ラク1−ン類あるいはR5は水素あるいはC1〜C3の
アルキル基を示す)で表わされるa−(トリアリールホ
スホラニリデン)一シクロベンタノン類とを反応させる
ことにより合成することが出来る。この方法は、いわゆ
るウィッティヒ反応を用いるものであるが、上記ベンズ
アルデヒド類と反応させるイリドとしては、−1−記の
化合物以外にトリアルキルホスフィン、トリフエニルア
ルミンから誘導されるイリドも同様に用いるととができ
る。
(2) H.Zimmerらの方法〔ジャーナル・オブ
・オルガニック・ケミストリー24,28(1959)
〕に従つて、一般式(2) 〔ここで、R1はR3COO ( R3は水素またはC
1〜C6のアルキル基を示す)で表わされるアシルオギ
シ基、R40 ( R4OはC1〜C,のアルキル基を
示す)で表わされるアlレコキシ基、水酸基または水素
である〕 で表わされる3,5−ジ・ターシャリー・ブチルベンズ
アルデヒド類と一般式 を、X1はCH2または酸素を示す)で表わさ(X2は
酸素またはイオウを示す)で表わされる化合物とを塩基
または酸を触媒として縮合させることによつて合成され
る。触媒として用いることが出来る塩基としてはナトリ
ウムメチラ−ト、ナトリウムエチラート等のアルカリ金
属アルコラート;水未化ナトリウム、水素化カリウム等
のアルカリ金属水素化合物:ピベリシン、モルポリン、
エタノールアミン等のアミン石;水酸化カリウム、水酸
化ナトリウム〈:qのfルカリ金属水酸化物;リチウム
シイソプロピルアミド等のアルカリ金属アミド;酢酸ナ
トリウム、酢酸カリウム等の有機酸のアルカリ金属塩が
挙げられる。また、触媒として用いることが出来る酸と
しては三弗化ホウ素、四塩化チタン,p−トルエンスル
ホン酸、ペンセンスルホン酸等が挙げられる。
(3) S.Tsuhoi らの方法〔ケミストリー・
レターズ、1325(1978)]に従つて、一般式(
2) 〔ここで、R1はR3COO(R3は水素またはC1〜
C6のアルキル基を示す)で表わされるアシルオキシ基
、R4O( R4はC1〜C4のアルキル基を示す)で
表わされるアルコキシ基、水酸基1まは水素である〕 で表わされる3,5−ジ・ターシャjJ−oブチルベン
ズアルデヒド類と一般式 ルキル基を X1はCH2または酸素を示す)で表わさ
れる化合物とを、炭酸カリウム等の塩基触媒で反応させ
ることにより合成される。
(4)  一般式 (2) ここで、RlはR3COO( R3は水素またはC1〜
C6のアルキル基を示す)で表わされるアシルオキシ基
、R4O( R4はC1〜C4のアルキル基を示す)で
表わされるアルコギシ基、水酸基または水素である〕 で表わされる3,5−ジ・ターシAtりー・ブチルベン
ズアルデヒド類と下記に示す化合物との反応により合成
することができる。
(R5は水素またはC1〜C3のアルギル基を、R6,
R7,R8.R9はアルキル基を、×1はCH2または
酸素を示す) (5)一般式 (3) 〔ここで、R1はR3COO( R3は水素またはC1
〜C6のアルキル紙を示す)で表わされるアシルオキシ
基、R4O(R4はC.t−C4のアルキル基を示す)
で表わされるアルコキシ基、水酸基または水素である〕 で表わされる1.3一ジ・ターシャリー・ブチルベンゼ
ン類ト一般式 (R5は水素またはC1〜C3のアルキルを、XIはC
H2または酸素を、X2は酸素またはイオウを、Hal
はハロゲン原子を示す)で表わされる化合物との塩化ア
ルミニウム、塩化第2錫等のルイス酸を触媒とするフリ
ーデル・クラフツ反応によつて合成することができる。
一般式 (1) で表わされる化合物のうちR10がR11COO( R
11はC1〜C6のアルキル基を示す)で表ワサレるア
シルオキシ基、R2は C3のアルキル基を、X1はCH2または酸素を素また
はイオウを示す)で表わされる化合物は次のようにして
も合成することができる。すなわち、前記の(l)から
(5)の方法に従つて合成した一般式(4) (R5は水素またはC1〜C3のアルキル基を、XIは
CH2または酸素を示す〕、またはを示す)を表わす〕 で表わされる化合物と( R11CO)2O( R11
はC1〜C6のアルキル基を示す)で表わされる有機酸
無水物とを硫酸、p−トルエンスルホン酸等の酸、また
はピリジン、ルチシン等の塩基の存在下に反応させるこ
とによつて、あるいは前記一般式(3)で表わされる化
合物とR12Cox3( RI2はC1〜C6のアルキ
ル基を、X3はハロゲン原子を示す)で表わされる酸ハ
ライドとを水酸化ナトリウム等のアルカリ金属水酸化物
等の無機塩基、またはピリジン、トリエチルアミン等の
無機塩基、またはピリジン、トリエチルアミン等の有機
塩基の存在下に反応させることによつて合成することが
できる。以上に述べた方法は、フェノール性水酸基のエ
ステル化反応によつて目的とする化合物を合成するもの
であり、目的とする化合物を得る方法は上記方法に限定
する必要はなく、エステル化反応を行なう他の試剤も同
様に用いることができる。
さらに、一般式(1) で表わされる化合物のうちR1がR4O(R4はC1〜
C4のアルキル基を示1)で表わされる(R5は水素ま
たはC1〜C3のアルキル基を、X1はCH2または酸
素を示す)、またはを示す)で表わされる化合物は次の
ようにしても合成することができる。すなわち、前記の
(1)から(5)の方法に従つて合成した一般式(4) は水素捷たはC1〜C3のアルキル基を、XIはCH2
または酸素を示す)、または を示す)を表わす〕 で表わされる化合物とR13CHN2( R13は水素
またはC1〜C3のアルキル基を示す)で表わされるジ
アゾアルヵンとを反応させて、あるいはR4X4( R
4はC1〜C4の7/Iキル基を, X4はハロゲン原
子を示す)で表わされるアJL/キルハライドとを水素
化ナトリウム、水素化カリウム、ナトリウムアミド、カ
リウムアミド等の無機塩基または1,8−シアザビシク
ロ[5,4.0 ]ウンデセ−7−エン等の有機塩基の
存在下に反応させることによつて合成することができる
。以」−に述べた方法はフェノール性水酸基のエーテル
化反応によつて目的とする化合物を合成するものであり
、目的とする化合物を得る方法は、上記の方法に限定す
る必安はなく、工−テル化反応を行なう他の試剤も同様
に用いることができる。
次に、本発明の化合物の貝体的製造法の一例としてa−
(3,5−ジ・クーシャリー・ブチルー4−ヒドロギシ
ベンシリデン)一γ−ブチロラクl・ン(化合物II)
の製υξを挙げて説明する。
3,5−ジ・ターシャリー・ブチル−4一とトロキシベ
ンズアルテ゛ヒVとa−(トリフエニルホスホラニリテ
゛ン)一r−ブ・1−ロラクトンをシメチルスルホギシ
ド( DMSO)に溶解し、湯浴上80′Cで攪拌しな
がら20時間反応させる。反応終了後、冷却した反応液
にクロロホルムを加え、水で洗浄してDMSOを除き、
クロロホルム層を分離した。
クロロホルムを減圧下で除いた後、エタノールから晶析
を行ない無色の棒状結晶を得た。ここで得られた物質は
、水に不溶、メタノール、エタノールに難溶で、テトラ
ヒドロフラン、クロロホルム、アセl・ン、1]MSO
 に易溶の無色棒状結晶であり、その性状は次の通りで
ある。
融  点  153〜155℃   分子量 3024
2元素分析値        C      H      O実験値
  75.68% 8.51% 15.81%理論値 
 75.46% 8.67% 15.87%(C19H
26O3) さらに、本化合物(化合物II)の構造は、紫外線吸収
スペクトル(図1)、赤外線吸収スヘクトル(図2)、
核磁気共鳴スペクトルC図3)によつて確認された。
3.抗炎症、鎮痛、解熱剤および血小板凝集阻害剤 本発明による抗炎症、鎮痛、解熱剤お・よび血小板凝集
阻害剤は前記の一般式(1)で表わされる新規化合物ま
たはその造塩可能なものの塩を有効成分とするものであ
る。これらの化合物の薬理作用および毒性は次下の試験
例に示される通りである。
なお、抗炎症作用のカラゲニン足■浮腫抑制作用はC.
A.Winterらの方法〔プロシーデイング・オブ・
ソザイアテイー・フォア・エギスペリメンタル・バイオ
ロシー・アンド・メデイシン.111, 544 (1
962)〕、肉芽増殖抑制作用は原幸男らの力法〔日本
薬理学1゜11誌、73,557(1977)) ,ア
シュバン1関節炎抑制作用はD,T.Walzらの方法
〔ザ・ジャ−ナル・オブ・ファマコロシー・アンド・エ
キスペリメンタル・セラビュテイクメ,178.223
(1971))に準じて試験した。
解熱作用は柳義和らの方法〔日本薬理学雑誌,74,7
35(1978)] ,鎮痛作用はR.Kosterら
の方法〔フエデレーション・プロシーデインク、18,
 412 (1959))、アラキFン酸による血小板
凝集作用はJ.B,Smithらの方法〔ザ・ジャーナ
ル・オブ・クリニカル・インベステイゲイション.5乙
, 146B(197B ’))に準じて試験した。
表2から表8に示された結果から、本発明による化合物
は優れた薬埋作用と高い安全性を有することが明らかで
ある。なお、表2から表8中の本発明化合物番号は表1
に示した化合物番号に対応するものである。
抗炎症作用 (1) カラゲニン足■浮腫抑制作用 ウイスター系雄性ラツト(体重150〜180g)を用
い、1群6匹とした。被検化合物を2.5%アラビアゴ
ム水溶液に懸濁したものを、1.0ml/100g体重
の割合で経口投与した。1時間後、1%力ラゲニンを一
側後肢足■皮下に0.1ml注射し、起炎した。起炎後
、3および5時間目に後肢足■腫脹容積を測定し、下記
の式により抑制率を求めた。
結果を表2に示す。本発明による化合物は強いカラゲニ
ン浮腫抑制作用を有することが分る。
(2)  肉芽増殖抑制作用 ウィスター系雄性ラット(体重150〜180g)を用
い、1群6匹とした。麻酔下で、背部を除毛後、正中線
にそつて皮膚を約1cm切開し、滅菌した抗生物質検定
用ペーパー・ディスク各1個(29±=1mg)を両肩
胛骨皮下に挿入し、切開部を縫合した。被検化合物を2
5%アラビアゴム水溶液に懸濁したものを,1ml/1
00g体重の割合で、ペーパー・ディスク挿入日より7
日間経口投与した。ペーパー・ディスク挿入後、7日目
に動物を殺し、ペーパー・ディスクを含む肉芽組織を摘
出した。摘出した肉芽組織を60℃で24時間乾燥後、
秤量し、ベーバー・ディスク重量を減じて肉芽乾燥重量
を求め、下記の式により抑制率を求めた。
結果を表3に示す。本発明による化合物は強い肉芽増殖
抑制作用を有することが分る。
(3)アジユバント関節炎抑制作用 SD系雄性ラット(体重190〜230g)を用い、1
群8匹とした。アシクバン!・とじて、注射用流動パラ
フィンに牛酪菌 ( Myaobacterium buttyricu
m)の乾燥死菌を10■/mlの割合で懸濁したものを
用い、一側後肢足■皮内に0.05ml注射した。アシ
ュバント処置当日より1日1回連続21目間、被検化合
物を2.5%アラビアコノs 水溶液に懸濁したものを
0.5ml/100g体重の割合で経口投与した。アジ
ュバント処置後、14日目および2 1日目に両後肢腫
脹容積を測定し、下記の式により抑制率を求めた。
結果を表4に示す。本発明の化合物は強いアシーバント
関節炎抑制作用を有することが分る。
鎮痛作用 ddY系雄性マウス(体重20〜25g)を用い、1群
10匹とした。被検化合物を25%アラビアゴム水溶液
に懸濁したものをo.1ml710g 体重の割合で経
口投与した。1時間後に、0.6%酢酸をo1ml/1
og体重の割合で腹腔内注射し、直後より20分間に生
じるストレツチンクの回数を測定した。対照群のストレ
ッチング回数と比較して、次式より抑制率を求めた。
結果を表5に示す。本発明による化合物は強い鎮痛作用
を有することが分る。
解熱作用 ウイスター系雄性ラツト(体重150〜180g)を用
い、1群5匹とした。乾燥酵母を生理食塩水で懸濁し、
20%懸濁液としたものを1ml/100g体重の割合
で背部皮下に注射した。
その18時間後に、ザーミスタ一温度計を用いて直腸温
度を測定し、386℃以上に体温上昇したラットのみを
選んで実験に用いた。
体温測定直後、被検化合物を2.5%アラビアゴム水溶
液で懸濁したものを1ml/100g体重の割合で経口
投与した。投与後、1、3および5時間目に直腸温度を
測定し、下記の式により抑制率を求めた。
結果を表6に示す。本発明による化合物は強い解熱作用
を有することが分る。
血小板凝集阻害作用 以下に示す方法により血小板凝集阻害作用を試験した。
(1)多血小板血漿(PRP液)の調製日本白色種雄性
ウザギの頚動脈より血液(血液9容: 3,8%クエン
酸ナトリウム溶液1容)を採取し,1000rpm 1
0分間遠心分離を行ない、その上清をPRP液として用
いた。
(2) アラキドン酸溶液の調製 アラキドン酸ナトリウムを生理食塩水に溶解し、アラキ
ドン酸2mg/ml溶液を調製した。
(3)測  定 血小板凝集計のキュベットにPRP液0.9mlと被検
化合物のメタノール溶液0.01mlとを入れ、37″
Cで1分間インキユベートしたのち、血小板凝集惹起剤
であるアラキドン酸溶液0.05mlを添加した。血小
板凝集に伴う透過度の変化を追跡し、被検化合物の血小
板凝集阻害力を測定した。被検化合物の濃度を種々変え
て測定を行ない、血小板凝集を完全に阻害するために必
要な被検化合物の最小濃度を求めた。結果を表7に示す
。本発明による化合物は強い血小板凝集阻害作用を有す
ることが分る。
急性毒性 ICR系雌性マウス(体重20〜25g)を用い、1群
6匹とした。被検化合物を2.5%アラビアゴム水溶液
に懸濁したものを0.1ml/10g体重の割合で経口
投与した。投与後2週間にわたり、一般症状を観察して
死亡例数/供試例数を求め、50%致死量LDso(m
g/kg )を推定した。結果を表8に示す。本発明の
化合物はいずれも低毒性であることが分る。
調剤および投与量 本発明の化合物は経口、経腸または非経口的投与に対し
て有効であり、錠剤、カプセル剤、細粒剤、注射剤、シ
ロップ剤、坐剤または軟膏の形で用いることが出来る。
本発明による化合物を含有する製剤の坦体としては、経
口、経腸、その他非経[1的に投与するために適した有
機壕たは無機の固体1たは液体の、通常は不活性の薬学
的担体材料が用いられる。具体的には、例えば結晶セル
ロース、ゼラチン、乳糖,澱粉、ステアリン酸マクネシ
ウム、ポリアルギレングリコール、その他がある。製剤
中の担体に苅する本発明化合物の割合は0.2〜100
%の間で変化させることができる。
また、本発明化合物を抗炎症、鎮痛、解熱剤あるいは血
小板凝集阻害剤成分とする製剤は、これと両立性の他の
抗炎症、鎮痛、解熱剤あるいは血小板凝集阻害剤、その
他の医薬を含むことができる。この場合、本発明の化合
物がその製剤中の主要成分でなくてもよいことはいうま
でもない。
本発明の化合物は、一般に所望の作用が副作用を伴うこ
となく達成される投与量で投与される。その具体的な値
は医師の判断で決定されるべきであるが、一般に成人1
日当り10mg〜10g、好ましくは20■〜5g程度
で投与されるのが普通であろう。なお、本発明化合物は
有効化合物として1mg〜5g,好ましくは3mg〜1
gの単位量の薬学的製剤として投与することができる。
次に本発明化合物の製造例を挙げて本発明を具体的に説
明するが、これらの実施例は本発明を制限するものでは
ない。
実施例1 化合物Iの合成 3,5−ジ・ターシャリー・ブチルベンズアルデヒド0
.43gとa一トリフェニルホスホラニリデンーγ−プ
チロラクトン0.63gとをジメチルヌルホキシド(D
MSO)10mlに溶解し、80′Cで攪拌しながら2
時間反応させた。反応終了後、冷却した反応液にクロロ
ホルム100mlを加え、同量の水で5回洗浮し、溶媒
のDMSOを取シ除いた。クロロホルム層を分離後、減
圧下で濃縮乾固し、クロロホルムを除去した。残渣にエ
タノールを加え晶析を行ない、さらに同溶媒から再結晶
を行ない、目的とする化合物Iを0.39g得た(収率
68%)。
実施例2 化合物IIの合成 3,5 − ジ・ターシャリー・ブチルー4−ヒドロキ
シベンズアルデヒド18gとα−トリフエニルホヌホラ
ニリデンーr−プチロラクトン27gとをジメチルスル
ホキシド(DMSO)150mlに溶解し、湯浴上80
℃で攪拌しながら20時間反応させた。反応終了後、冷
却した反応液にクロロホルム800mlを加え、同量の
水で5回洗浄し、溶媒のDMSOを取り除いた。クロロ
ホルム層を分削゛後、減圧下で濃縮乾固し、クロロホル
ムを除去した。残渣にエタノールを加え晶析を行ない、
さらに同溶媒から再結晶を行ない目的とする化合物II
を18g得た(収率77%)。
実施例3 化合物IIIの合成 化合物II 2. 0gを無水酢酸3.0gに懸濁し、
この懸濁液に濃硫酸1滴を加えJ:<混合し、80℃で
3時間反応させた。反応終了後、反応液を10gの砕い
た氷の中へ注いだ。生成物は最初油状で分離するが、徐
々に固化する。
生成物を充分に固化させた後、ろ別し水洗した。ろ別に
より得た生成物をエタノールから晶析し、さらにエタノ
ールから再結晶を行ない化合物IIIを1.8g得た(
収率79%)。
実施例4 化合物IVの合成 化合物II 3.Ogを無水プロピオン酸iomlに懸
濁し、この懸濁液に濃硫酸1滴を加えよく混合し、80
′Cで3時間反応させた。以下実施例3と同様の操作に
よ−り、目的とする化合物IVを147g得た(収率4
1%)。
実施例5 化合物Vの合成 化合物II3.0gを無水吉草酸10mlに懸濁し、こ
の懸濁液に濃硫酸1滴を加えよく混合し、80′Cで3
時間反応させた。以下実施例3と同様の操作により、目
的とする化合物Vを1.88g得た(収率49%)。
実施例6 化合物VIの合成 化合物II3gをテトラヒドロフラン50mlに溶解し
、次いで水素化ナトリウム(油性、含有M6o%)1g
を添加し、さらにヨウ化メチル5ml{r加え、2時間
加熱J′ら流1−た。放冷後、反応混合物を水100m
lに注ぎ、希硫酸により酸性とし、クロロホルム100
mlで2回抽出した。抽出液を2回水洗し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、クロロホルムを減圧留去した。得ら
れた赤色シロップにn−へキサンを加え、目的とする化
合物Vを晶析させた。無色の結晶24gを得た(収率7
6%)。
実施例7 化合物Vllの合成 化合物II 3gをテトラヒドロフラン50mlに溶解
し、次いで水素化ナトリウム(油性、含有量60%)1
gを添加し,さらにヨウ化エチル6.4mlを加え、3
時間加熱還流した。
以下、実施例6と同様の操作により、目的とする化合物
VIIを0.761得た(収率23%)。
実施例8 化合物VIIの合成 3,5一ジ・ターシャリ−・ブチル−4−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド3.3 gとa−トリフエニルホヌホラ
ニリデンーγ−バレロラクトン5gとをDMSO 25
mlに溶解し,渇浴上80′Cで攪拌しながら24時間
反応させた。
反応終了後、冷却した反応液に15omtのクロロホル
ムを加え、同量の水で5回洗浄し、溶媒のDMSOを取
り除いた。クロロホルム層を分離後、減圧下に濃縮乾固
し、クロロホルムを除去した。残法にエタノールを加え
晶析を行ない、目的化合物IVを1.5 g得た(収率
34%)。
実施例9 化合物IXの合成 3,5−ジ・ターシャリー・ブチルー4−ヒドロキシベ
ンズアルデヒド6gとα−トリフエニルホスホラニリデ
ンシクロベンタノン9gとをDMSO 60mlに溶解
し、湯浴上80℃で攪拌しながら24時間反応させた。
反応終了後、冷却した反応液にクロロホルム300ml
を加え、同量の水で5回洗浄し、溶媒のDMSOを取り
除いた。クロロホルム層を分離後、減圧下に濃縮乾固し
、クロロホルムを除去した。残渣にエタノールを加え、
晶析を行ない、更に同溶媒から二度の再結晶を行い、化
合物IXを3.1g得た(収率4(]%)。
実施例10 化合物Xの合成 エタノール40mlと水10mlの混合溶媒に、3,5
−ジ・ターシャリー・プチzl/4−ヒドロキシベンズ
アルテ゛ヒド11.7gとヒダントイン5gとを加え、
更に70℃に加温後エタノールアミン92屑lを加えた
。混合物を更に90′Cに加温し、攪拌しながら5時間
反応させた。反応終了後、反応液に水40mlを加えて
沈澱物を生成させ、この沈澱物をろ別した。
次いで、沈澱物に附着したエタノールアミンを除くため
、ろ過により得た沈殿を再び水100mlに懸濁し、1
N塩酸でpH4.0とした後、再度ろ別した。このろ別
した沈澱物を水でよく洗浄後、アセトンから晶析し、同
溶媒で二回再結晶を行ない、化合物Xを1.5g得た(
収率95%)。
実施例11 化合物XIの合成 エタノール60mlに3.5一ジ・ターシャリー・ブチ
ルー4−ヒドロキシベンズアルデヒド11.7gとチオ
ヒダントイン6.9gとを加え,80℃に加温後、エタ
ノールアミン9.2mlを加えた。混合物をさらに90
′Cに加温し、攪拌しながら6時間反応させた。反応終
了後、反応液に水40mlを加えて、沈澱物を生成させ
、この沈滞物をろ別した。次いで、沈澱物に附着したエ
タノールアミンを除くため、ろ過より得た沈醗物を再び
水100mlに懸濁し、1N塩酸でpH4.0とした後
、再度ろ別した。
このろ別した沈澱物をクロロホルム100mlに溶解し
、1N塩酸でよく洗浄するとクロロホルム中に沈澱物を
生じたのでろ別した。ろ別した沈赦物をメタノールから
晶析し、さらにアセトンから再結晶を行ない化合物XI
を0.9g得た(収率54%)。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明化合物(化合物II)の紫外線吸収スベ
クトル、図2は同赤外線吸収スペクトル、図3は同核磁
気共鳴スペクトルである。 特許出願人 鐘淵化学工業株式会社 代理人弁理士浅野貞一 326 第1頁の続き Q多発 明 者 山下勝治 神戸市須磨区高倉台3丁目9番 34−201 (7)発 明 者 日高隆義 神戸市垂水区本多聞4丁目3番 204−101 ■発 明 者 細江和典 高砂市西畑3丁目8番5 @発 明 者 有木豊 姫路市大塩町天神141の4 0発 明 者 山下俊章 加古川市新神野8丁目16番1号 @発 明 者 渡辺清 明石市松ケ丘5丁目15の41 手続補正書(自今9 昭和夕7年/2月夕日 特許庁長官  若杉和夫 殿 1 1 事件の表示 昭和56′1′今イ 4即 願第17994.8号2 
発明の名称    ヲ,V−レ゛・クーンイ゜ノー・フ
ケJレスケレ看所r4−捧浸V婉炎五、4F庫、角¥却
(計1並f1・伍・1・J及・疑凛牌−fJ3 補正を
する者 事件との関係   特許出願人 7 ’J Jf U    大阪市北区中之島三丁目2
番4号住  所 氏 名(名称)と09斗)鐘淵化・〒二1−゜業株式会
社代表者 高田 敞 4.代理人 住 所    大阪市西区京町堀1丁目13番2号藤原
ビル5階       一 ””  ’    (6932)弁理士  浅 野 真
 − 1嬰暁憑i5 補正命令の日付 ゜゛”″″゜゛““″″”゜″  4j,.命″ 補1
゜″象H ia 書q      ip−=フS)(1
)  才今ntト→りの才キL戸了t;<)’if−θ
月つ …田 tしハト7輌鴫・8 補正の内容 (+>  ’t’zl−イ6冑求り畢L+1[4リイ代
3涌2り嚇丁正3九12)明細書の発明の詳細な説明の
欄 明細書、 (1)第10頁、9行目;第11頁、下から2行目;第
21員、7行1」:第22頁l行目;第23頁、下から
5行1」;第24貞、5行[」の6個所を夫々下記の通
り訂正する。 r+ 132は−1: − x1− C o・l(5 
− ( lイ5酎1 u〒,5“ を“R2は−1!シX”−(1用・(:lI2−  ,
C1セ5 一8−X’ − ell  品1.1 − ( lザ5
6ま・・に泪1[する。 2 (2)第15頁、1ゞから5行11“・・アルミン″ヲ
“・・・アルシン″に訂1丁する。 (3)第17頁、4行1」、“水素(L合物″を″水素
『ヒ物l+に訂正する。 (4)  第21負、3行目、式(1)る。 (5)第21頁、4〜5行、“R が1iCOO(賀■
はCl−C6の″を“E”がR℃OO( +いは水素ま
たは(81〜C6の2′に訂正する。 (6)第21頁、十から2行、゛′合成した一般式(4
) 11を゛′合成したIL合物のうち一般式(41”
に訂正する。 (7)第22頁、6行目、 (H.CO)20(R”+
r   ’   IQ は″を ( I{  CO)20( JF  は′゛に
訂正する。 (8)第22頁、11行目から12行目、″一般式(3
)テ表ワサhル(b.合物ト1{  COX  (R 
 ldC,〜C6′′を″一般式(4)で表わされる1
1;金物とR3CO”” ( ” 31’j: 水A 
捷fC k’i Cx 〜C6 ” K 訂正する。 (9)  第22頁、十から411目〜同2行目5 ″
捷たけヒリン/、トリエチルアミン等の無機塩甚、”を
削除する。 00  第23頁、下から5行目、“アルコオキシ基u
 1 ++アルコキシ法″に訂正する。 (11)  第44頁、10行目、″目的(ヒ合物IV
 ” ’k″目的IL合物Vlll ” I/C 訂’
+1ク−J− ;6。 (121  第13頁、゜′表1 11を″表1,一般
式(1)で表わされる代表的(1′.合物の1/1質″
とする。 以上 特許請求の範囲 ■ 下記の一般式で表わされる3,5一ジ・ターシャリ
ー・ブチルスチレン誘導体およびその造塩川能なものの
塩。 〔式中、1<1 はR8COO  (1<” は水素ま
たはC1〜C6のアルキル基を示す)で表わされるアシ
ルオギシ基、−R O ( Ig<  はC1〜C4の
アルギル基を示す)で表わされるアルコキシ基、水酸C
1ぺ5 111 X捷kld.水素f h リ、t<2ハ−C−x’−C
F■−C112−,O      R” 111 −C−x’−Co・(シー1− ( R5 は水素1た
はC1〜C32 のアルキル基を、XはCI−12または酸素ケ示す)捷
たは OX2 1111 −C−NH.−C−NH−(X2は酸素壕たはイオウを
示す)ケ表わす。〕 ?.  R’が1t℃OO ( R’ば水索またはC1
〜C6のアルキ)V基を示す)で表わされるアシルオギ
シ基、R40 ( Ig+’4はC1〜C4のアルキル
基全示す)で表わされるアルコギシ1、(、水酸基捷た
は水素C1ぜ5 111 でi、.R2カ−C−X’−(11.0II2−,0]
<5 111 − C − x’ − CI−T2・CI−T − (
 l<5 は水素捷たはC1〜C.l のアルキル4■
(全、X  }rl:DI+21たけ酸素を示す)であ
る特許請求の範囲第1」l′I記載の3,5−シ●ター
シャリー参プナルスチレン誘導体およびその造塩MJ能
なものの塩。 a.  Rlが賀”COO ( R”は水素またはC1
〜C6のアルキル基を示す)で表わされるアシルオキシ
基、R’O(F’はC1〜C4のアルキル基を示す)で
表わされるアルコギシJ1(、水酸基または水素0 11 であり、J{2がーC−0−(CI’l■)2−である
特許請求の範囲第1項記I戊の8.5一ン・ターシャリ
ー・ブチルスチレン誘督体およびその浩塩可?なものの
塩。 4 RがH 000 ( TRは水素または(シ、〜C
6のアルキル基を示す)で表わされるアシルオギン基、
J:{. ’ O ( ’+−< 4はC1〜C4のア
ルキル基ゲ示す)で表わされるアルコギシ基、水酸基ま
たは水素0 1l であり、i−i’  が−C−(Ct−+2)3−であ
る特許請求の範囲第1項記絨の3,5−ジ・ターシャリ
ー・グチルヌチレン誘導体およびその造塩可能なものの
塩。 5.  HlがR8COO (H8は水素またはC1〜
C6のアルキル基金示す)で表わされるアシルオギシ基
、F40(J:?4はC1〜C4のアルキル基を示す)
で表わされるアルコキン基、水酸基または水素O   
 E5 111 であり、]R が−C−0−OH−CH − ,O  
    f+5   ■ −8−0−CH  −6+1−(R51dC  ,C 
 (7)7/l/2                
1gキル基を示す)である特許請求の範囲第1項記載の
3,5−シ●ターシャリー−ゾチルヌチレン誘導体およ
びその造塩可能な4)/)e−h表。 1111 6.  Elが水酸基であり、R1が−0−NH−0−
NH −(Xχは酸素またはイオウを示す)である特許
請求の範囲第1項紀載の3,5−ジ・ターシャリー・ブ
チVスチレン誘導体およびその塩。 l式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5−ジ・
ターシャリー・ブチルスチレン訪導体。 8式 で表わされる特許請求の範囲第1項紀載の5.5−ジ・
ターνャリー・ブチρスチレン誘導体およびその塩 9式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の6,5−ジ・
ターシャリー・ブチルスチレン誘導体。 10式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5−ジ●
ターシャリ一一ブチルスチレン誘導体。 11,式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5−ジ・
ターシャリー・ブチルスチレン誘導体。 12.式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5一ノ・
ターシャリー・ブチルスチレン誘導体。 13.式 で表わされる特許請求の範囲第1項紀載の3,5一ジ・
ターシャリー・ブチ2レスチレン誘導体。 14.式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5−ジ・
ターシャリー・ブチルスチレン誘導体およびその塩。 15.式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5−ジ・
ターシャリーφブチルスチレン誘導体およびその樵、 16.式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3、5−ジ・
ターシャリー・ブチルスチレン誘導体およびその塩。 17.式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5一シ●
ターシャリーeブチルメチレン誘導体およびその塩。 18。下記の一般式で表わされる3,5一ジ・ターシャ
リー●ゾチルメチレン誘47体″?f.′fC.はその
生埋的に許容される塩を有効成分とする抗炎症、鎮痛、
解熱剤。 ?式中、+tlはR℃OO( +<3は水素またはC1
〜C6 のアルキル基を示す)で表わされるアシルオキ
シ基、R40(R4はC1〜04のアルキル基を示す)
で表わされるアルコギシ基、水酸基ま1{5 11 たけ水素であり、丁イは一〇−X’−(川・C11■一
,C1{5 11 − C − Xi − C’f−I2・OH−(l75
は水素またはC1〜C3 のアルキル基e,XIはC.
i’[24たは酸素を示す)または 0×2 −g−NH−1−NH−  (X2は酸til;&uイ
オウを示す)を表わす。〕 19。下記の一般式で表わされる3,5一ジ・ターシャ
リー・ブチルスチレン誘導体またはその生理的に許容さ
れるkMを有効成分とする而小板凝集阻害剤。 〔式中、R1はR℃OO (H’は水素また.はC1〜
C6 のアルキル基を示す)で表わされるアシルオキシ
基、R40 ( R’はC1〜C4のアルキル基を示す
)で表わされるアルコギシ基、水酸基ま賀5 II    1 fCは水素で6’!)、I−く2は−C−X’−08.
CH2−,R5 賓    1 −C・X1−C[{。・CH− ( E5 は水素また
はC1〜C.のアルキル基を、X1はCH2または酸素
0     x2 1111

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 下記の一般式で表わされる3,5−ジ・ターシャ
    リー・ブチルスチレン誘導体およびその造塩可能なもの
    の塩。 〔式中 R1はR3COO (R3は水素またはC1〜
    C6のアルキル基を示す)で表わされるアシルオキシ基
    、 R4O(R4はC1〜C4のアルキル基を示す)で
    表わされるアルコキシ基、水酸(R5は水素またはC1
    −C3のアルキル基を、X1はCH2または酸素を示す
    )または 示す)を表わす。〕 2.R1がR3COO(R3は水素またはC1〜C6の
    アルキル基を示す)で表わされるアシルオキシ基, R
    4O(R4はC1〜C4のアルキル基を示す)で表わさ
    れるアルコキシ基、水酸基または水素またはC1〜C3
    のアルキル基を、X1はCH2または酸素を示す)であ
    る特許請求の範囲第1項記載の3,5−ジ・ターシャリ
    −・ブチルスチレン誘導体およびその造塩可能なものの
    塩。 3.R1がR3COO(R3は水素またはC1〜C6の
    アルキル基を示す)で表わされるアシルオキシ基、R4
    O(R4はC1〜C4のアルキル基を示す)で表わされ
    るアルコキシ基、水酸基またる特許請求の範囲第1項記
    載の3,5−ジ・ターシャリー・ブチルスチレン誘導体
    およびその造塩可能なものの塩。 4,R1がR3COO(R3は水素またはC1〜C6の
    アルキル基を示す)で表わされるアシルオキシ基% R
    4O(R4はC1〜C4のアルキル基を示す)で表わさ
    れるアルコキシ基、水酸基またる特許請求の範囲第1項
    記載の3,5一ジ・ターシャリー・ブチルスチレン誘導
    体およびその造塩可能なものの塩。 5.R1がR3COO ( R3は水素またはC1〜C
    6のアルキル基を示す)で表わされるアシルオキシ基、
    R40(R4はC1〜C4のアルキル基を示す)で表わ
    されるアルコキシ基、水酸基または水〜C3のアルキル
    基を示す)である特許請求の範囲第1項記載の3,5−
    ジ・ターシャリー・ブチルスチレン誘導体およびその造
    塩可能なものの塩。 (X2は酸素またはイオウを示す)である特許請求の範
    囲第1項記載の3,5−ジ・ターシャリー・ブチルスチ
    レン誘導体およびその塩。 7.式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5一ジ・
    ターシャリー・ブチルスチレン誘導体。 8.式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5−ジ・
    ターシャリー・ブチルスチレン誘導体およびその塩 9.式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5一ジ・
    ターシャリー・ブチルスチレン誘導体。 10.式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5−ジ・
    ターシャリー・ブチルスチレン誘導体。 11.式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5−ジ・
    ターシャリー・ブチルスチレン誘導体。 12.式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5一ジ・
    ターシャリー・ブチルスチレン誘導体。 13.式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5一ジ・
    ターシャリー・ブチルスチレン誘導体。 14,式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5−ジ・
    ターシャリー・ブチルスチレン誘導体およびその塩。 15.式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5−ジ・
    ターシャリー・ブチルスチレン誘導体およびその塩。 16.式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3.5ージ・
    ターシャリー・グチルヌチレン誘導体およびその塩。 17.式 で表わされる特許請求の範囲第1項記載の3,5−ジ・
    ターシャリー・ブチルスチレン誘導体およびその塩。 18.下記の一般式で表わされる3,5−ジ・ターシャ
    リー・ブチルスチレン誘導体またはその生理的に許容さ
    れる塩を有効成分とする抗炎症、鎮痛、解熱剤。 〔式中、R1はR3COO(R3は水素またはC1〜C
    6のアルキル基を示す)で表わされるアシルオキシ基、
    R40 (R4はC1〜C4のアルキル基を示す)で表
    わされるアルコキシ基、水酸基( R5は水素またはC
    1〜C3のアlレキル基を、X1はCH2または酸素を
    示す)または 示す)を表わす。〕 19. 下記の一般式で表わされる3、5−ジ・ターシ
    ャリー・ブチルスチレン誘導体またはその生理的に許容
    される塩を有効成分とする血小板凝集阻害剤。 〔式中、R1はR3000 ( R3は水素またはC1
    〜C6のアルキル基を示す)で表わされるアシルオキシ
    基, R4O(R4はC1〜C4のアルキル基を示す)
    で表わされるアルコキシ基、水酸基(R5は水素または
    C1〜C3のアルキル基を、X1(X2は酸素またはイ
    オウを示す)を表わす。]
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