JPS587625A - 見当合わせ法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、印刷用に組撮影されたフィルム原稿を、ＰＳ
版等の版材のあらかじめ設定した位置に精確に位置決め
して貼込むために、位置決め用に付された所謂レジスタ
ー・マークを相互に精確に重ね合わせる見当合わせ作業
あるいは集版のときの見当合わせ作業等に採用して頗る
有益な方法に係り、これまでの見当合わせの概念を根底
から覆えした全く新規な思想に立脚した見当合わせの方
法に係るものである。

そこで、各フィルム原稿を版材面の所定位置に精確に位
置決めして貼込む作業要領を添付図面（第１図）も参照
しつつ説明する。

作業（１）・・・・・・その版材に焼付けようとする個
々のフィルム原稿のサイズと数に応じて、それらフィル
ム原稿の画像周囲に、画像の天地の中心および左右の中
心に焼付けられたレジスター・マークの、基準線からの
距離や隣り合うフィルム原稿同志の距離等をも止めて精
確な配置位置を決め、その数値にもとすき、こねを任意
の埋紙等に任意の作図用器具を用いて、同図（イ）に示
した如く所要の線を入れた台紙（１）全作成する。

即ち、同図は、中心線ＸＳ　Ｙから左右および一ヒ下対
称に同−服用のフィルム１ｆｉ（ａ、ｂ、ｃ、ｄ　）ｉ
４枚貼込むための台紙を作成した場合を示しており、（
２）はレジスター・マーク用線、（３）は画像輪郭線で
ある。

作業（２）・・・・・・上記作業（１）によって作成し
た台紙（１）のレジスター・マーク用線（２）において
、該線（２）に画像輪郭線（３）が交差するする点（２
）からマーク用線（２）に添って画像外側位置に定規を
あてがい切抜くとともに三角形状の窓を開設し、同図０
３）に示した如く、レジスター・マーク罫書き用線（４
）を備えた三角窓（４）ヲ有する台紙（５）全作成する
。

作業（３）・・・・・に記作業（２）において作成した
台紙（５）を版材に重畳し、台紙（５）の三角窓（４）
から筆記具全挿入し、レジスター・マーク罫書き用線（
４）に添って版材面にレジスター・マーク全罫書き、同
図（０に示した如く、所要個所にレジスター・マーク（
６）を付した版材（７）を形成する。

作業（４）・・・・上記作業（３）により所要個所にレ
ジスター・マーク（６）が罫書かれた版材（７）に、所
要の配置位置に従ってフィルム原稿を一つ一つ載置し、
さらに版材（７）に罫書かれたレジスター・マーク（（
１）にフィルム原稿（８）のレジスタ　・マーク（９）
ヲ個々に重ね合わせ、レジスター・マーク（６１（９）
同志が相互に精確に重ね合っているか全拡大鏡を用いて
微調整しながら照合し、キソチリ見当が合ったところで
、フィルム原稿（８）の四隅を粘着テープで固定するこ
とにより、同図（ト）に示したような、所要位置に精確
に位置決めされて貼付されたフィルム原稿（８）ヲ有し
、直ちに焼付機にかけることができる版材（７）を形成
する。

しかる後、その版材は焼付機にかけられ、原稿画像が版
材面に焼付けられた所謂刷版が作成される。

周知の通り、多色印刷物を得るためには、赤飯、置版、
藍版、墨版用の４つの刷版を作成し、各版毎のインキを
用いて刷り重ねて行くという手順を委し、このような過
程を経て原画のもつ色彩、階調が再現されるものであり
、したがって、各版毎に精確な見当合わせがなされてい
ないと、最終印刷物に１・・いて色ずれを来たし、印刷
物の品質を甚（７く損ねる原因となる。

上記の如く、一つの多色印刷物を得るためには各版毎に
計４つの刷版を作成することが必要であろから、そｔ’
Ｌ　（ｚ上述の作業工程に照ら１７て云えば、一つ目の
刷版を作成するためには、上記作業ｔｌＮ２）（３）（
４）が必要であり、二つ目以降の刷版を作成するために
は、作業（ｌｌｆ２）で作成した台紙をもとに作業（３
）（４）によることが必要である。

ところで、上記従来法では、作業（３）におけるレジス
ター・マーク（６）全罫書くときの筆記具挿入角度に等
−性をもとめるのが難しく、従って版毎の版材（力面へ
のレジスター・マーク（６）の記入位置に微小な誤差を
生じ易く、結果として上記原因（見当不良による色ずれ
）を招き易いという欠陥がある。

また、イ０１にも増して、一つの印刷物用の刷版作成の
度に、上記作業ｍ　（２＋による台紙の作成が必要であ
ることは、煩雑かつ非能率この−Ｌもないことで、しか
も作業（１）　（２１にはある程度の熟練者があたる必
要があり、まことに不合理な作業であるというひとこと
に尽きる。

さらに、版材（７）にレジスター・マーク（６）全記入
する作業を介在させることは、版拐面を汚したり傷めた
りする原因をつくりかねず、出来得れば排除したい作業
である。

一方、自動製図器を用いて版材面に直接レジスター・マ
ークを罫書く方法も一部採用されているが、この場合、
自動製図器自体高度な機器を多数組込んだものであるた
め非常に高価であって実用面で大きな難点を有し、しか
も自動製図器の値段に比し、それによって得られる作業
効果はさして期待できないという問題もあり、さらに１
だ、そこにはやはり版材面に手を入れる（１．書＜）と
いう手段が入ってしまっており、決して宅１［７いもの
とは云えない。

本発明は、上述した従来法の根本理念を根底がら覆えし
て、見当合わせの作業性を格段に向上せしめるとともに
、見当合わせの精確性においても極めて高い信頼性を与
えるもので、その最大の特徴は、上記作業＋＋１　（２
］で述べたＵ紙の作成はもとより、版材面へのレジスタ
ー・マークの罫書き作業を全く排除［７、フィルム原稿
と版材との見当合わせ手段として、各フィルム原稿毎の
版材面のレジスター・マーク該当位置上に任意に移動設
定できる見当合わせ用の極細線拐（以下、「見当合わせ
用線材」という）を配置し、該見当合わせ用線材にフィ
ルム原稿のレジスター・マークを精確に合わせるだけで
、見当合わせが完壁になし得るようにしたことにある。

本発明の実施には、見当合わせ用線材を、版材、ベース
・フィルム、フィルム原稿等を平置できる板面の基準線
（例えば中心で直交するＹ軸およびＹ軸）に対して平行
移動がなされるように配置し、これ全任意の駆動手段で
駆動せしめるように構成した装置を用いて作業をするの
が好適であり、同装置を示した第２図にもとすき概要説
明する。

即ち、第２図は同装置の原理図であ−）で、（１０）は
版材等を平置できる基台であり、見当合わせ用線材（Ｉ
ＩＸ）　（ＩＩＹ）は、基台（１０）の対向側部に各々
設けられた駆動手段（１２Ｘ）　（１２Ｙ）の駆動を受
け、見当合わせ用線材（ＩＩＸ）は基台（ｌｕｌｌＯＸ
軸に対して、−実見当合わせ用線材（ＩＩＹ）は基台０
０）のＹ軸に対（７て各々平行移動自在である。

そして、駆動手段（１２Ｘ）　（１２Ｙ）を備えた見当
合わせ用線材（ＩＩＸ）　（ＩＩＹ）は、基台（１０）
面から所望間隔離した位置で作動を得るようになってい
る。

而して、本発明の実施には上記構成の装置を用い、以下
の手順、操作を踏む。

（１）ｉず第３図（３）の如く、基台（１０）の所定位
置に版材もしくはベース・フィルム０３を載置固定する
（以下、単に版材（１３）という）。

（２）次に同図（ｂ）の如く、予め定めである設定位置
にもとすき、フィルム原稿（ａ）　（ｂ）　（Ｃ）　（
ｄ）を版材（１３１上に概略的に載置する。

（３）一方、予め定めであるフィルム原稿（ａ）　（ｂ
）　（ｃ）　（ｒ＋）の設定位置に関する情報（Ｙ軸、
Ｙ軸からのフィルム原稿（ａ）　（１＋）　（ｃ）　（
山のし／スター・マーり４での距離等）にもとすき、駆
動手段（１２Ｘ）　（ｌｚＹ）を操作［７，４ずフィル
ム原ｍ（ａ）の天地の中心のレジスター・マークと左右
の中心のレジスター・マーク該当位置外で見当合わせ用
線材（］ＩＩＸ　（１１，Ｙ）を各々移動させる。

（４）そとでμ当合わせ用線材（ＩＩＸ）　（ＩＩＹ）
　ｋ基台（１０）而に密接させるが、このとき、上記（
２）項で述へた如く、フィルム原稿（ａ）　（ｂ）　（
ｃ）　（ｄ）は概略位置に載置さノ１．でいるので、見
当合わせ用線材（ＩＩＸ）　（ＩＩＹ）に対ｊ〜で、フ
ィルム原稿（ａ）のレジスター・マーク（１４Ｘ）　（
１４Ｙ）の位置はズしている。・・・・・同図（０診照 （５）そこでさらに、フィルム原稿（ａ）を動がして、
μ当合わせ用線材（］ＩＩＸ　（ｕｙ）の貞１・−位置
１（フィルレム原９８　（ａ）のレジスター１マーク（
１４Ｘ）　（１４Ｙ）　′ｌｆ人々位置させる。

（６）続いて、拡入鏡等を用いて見当合わせ用線材（１
１Ｎ）とし／スター・マーク（１４Ｘ）とを、およびμ
当合わせ中線＋４（ＩＩＹ）とレジスター・マーク（Ｌ
４Ｙ）とを各々精確（Ｃ見当合わせをし、キラチリ見当
が合ったところでフィルム原稿（ａ）ｋ版祠（１：（至
）面に固定する。・・・・・同図０）参照 以−にの操作をもってフィルム原稿（８）は版＋Ａ’　
ｆ１３＋の所要位置に精確に配置固定される、云い換え
ればフィルム原稿（ａ）の見当合わせ作業が完了する。

（７）以Ｆ、フィルム原稿（ｔ＞）　（ｃ）　（ｄ）に
ついても、Ｉ−、記（３）項〜（６）項に述べた作業を
繰返すことに上り、大々容易にしてしかも精確な見当合
わせヲ？−スつことができる。

同、見当合わせ用線材をＹ軸、）′軸方向に各々２本配
置せしめ、しかもそれらを各々独立して作動させるよう
にしておけば、上記（３）項〜（６）項の作業で、同時
的に２枚もしくはそれ以上のフィルム原稿の見当合わせ
を行うことが可能となり、（−たがって作業能率を高め
ることができ、その顕著な例を示したのが第４図である
。

卯ち、同図はＹ軸、）′軸方向に各々２本の見当合わせ
用線材（ＩＩＸ）　（ＬＩＸ）、（’ＬＩＹ）　（ＩＩ
Ｙ）を配置し、版材（ｌりに対するフィルム原稿（ｃ）
　（ｆ）（ｇ＞　（ｈ）の設定位置が、Ｘ軸、Ｙ軸に上
下ノｉ右対称位置である場合であり、かくしてフィルム
原稿（ｃ）（ｇ）の天地の中心のレジスター・マーク（
１４Ｘ）は見当合わせ用線材（ＩＩＸ）により、フィル
ム原稿（ｆ）ω）のレジスター・マーク（１４Ｘ）は見
当合わせ用線材（ＩＩＸ）により、一方フィルム原稿（
ｅ）（Ｔ）の左右の中心のレジスター・マーク（１４Ｙ
）は見当合わせ用線材（ＩＩＹ）により、フィルム原稿
（ω（ｈ）のレジスター・マーク（１４Ｙ）は見当合わ
せ用線材（ｌＩＹ）により夫々見当が合わせられるから
、同時的に４枚のフィルム原稿の見当合わせができるも
ので、捷ことに効率的である。

また、見当合わせ用線材としてはピアノ線等の極細節線
を用いれば充分その目的を達することができるが、第３
図（０［相］において示した如く、破線部（１５）を有
する直線（１９が形成された透視可能な強質の細帯材＋
１６１’を構成採用すれば、見当合わせにおいて、下側
に位置するフィルム原稿を覗見できるから、精確性にお
いても、また作業性においても際立った効果を得ること
ができる。

以−に詳述した如く、本発明では、見当合わせの手段と
しての台紙の作成はもとより、版材へのレジスター・マ
ークの罫書き作業を一切排除し７、それに代るものとし
て、Ｘ軸およびＹ軸に少なくとも一本以上の見当合わせ
用線材を基台Ｆに配し、これを任意の駆動手段にて所要
位置に移動せしめ、このようにして所要位置に設定され
た見当合わせ用線材にフィルム原稿のレジスター・マー
クをキラチリと合わせるたけで精確な見当合わせを可能
ならしめたから、作業能率を格段に向上せしめるもので
あり、しかも見当合わせ用線材そのものも上述した特長
を有したものであるから、見当合わせの精確性と作業性
も著しく向上せしめるもので実用効果抜群の発明である
。

【図面の簡単な説明】

第１図はフィルム原稿を版材へ貼込む１での作業要領図
、第２図は本性実施に好適な装置の原理図、第３図は不
法の作業要領図、第４図は別の実施例による説明図であ
る。 特許出願人　株式会社ヤマトヤ商会　外１名手続補正書
（自発）　　　　　８ 昭和５６１″８月２１１」 ０′ｆ′テ長′α殿　　　昭和５６年８■２４日差出８
　補正をする者 事件との関係　　出願人 住　所　東京都港区虎ノ門５−９−７ ７　補正の内容　別紙の通り、明細書全文をタイプ印書
のものに副圧する。内容 に変更なし。 ・　　上記以外の補正をする名 事件との関係　　出願人

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （ＩＩ　　下記（イ）〜（ホ）からなる見当合わせ法（
   イ）平置できる面に版材もしくはベース・フィルム（以
   下、単に版材という）を載置固定せしめること。 （ロ）版材上の概略位置にフィルム原稿を重畳載置せし
   めること。 ｅ→　版材のフィルム原稿貼付位置におけるレジスター
   ・マーク該当位置上に見当合わせ用線材を張渡位置せし
   めること。 に）該見当合わせ用線材にフィルム原稿のレジスター・
   マークの見当合わせをすること。 （ホ）見当合わせが成されたらフィルム原稿を版材に貼
   付固定すること。 （２）破線部を有する直線を備えた透視可能材で形成さ
   れた細材かピアノ線等の極細節線である見当合わせ用線
   材を用いることを特徴とする特許請求の範囲、第（１）
   項に記載の見当合わせ法。