JPS5869102A - アンテナ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は低緯度地域の通信用地上局において静止衛星に
指向させて設置するアンテナ装置、とくにポーラ−マウ
ント方式のアンテナ装置に関する。

ポーラ−マウント方式のアンテナ装置は２軸のまわりに
回転可能に支持される。その１軸は地軸に平行にとりこ
れを固定軸と称する。また他の軸はこれと直交し可動軸
と称する。アンテナ装置の主反射鏡の主軸、すなわち衛
星に指向すべき軸は可動軸と直交する。アンテナ装置の
設置時には両軸を中心にして主反射鏡を回転させて目的
の衛星にこれを指向調整する。

アンテナ装置は通常アンテナ主反射鏡等から成る電気的
機能を有するアンテナ部とこれを地上に支持するととも
に衛星に指向させる機構を有する支持部とから構成され
る０ 従来のポーラ−マウント方式ではアンテナ部は３点で支
持部に支持されていた０通常この種のアンテナ部は主反
射鏡がはソ円形のため、この取付部材、たとえば取付リ
ングの円周方向に等間隔に３点を選び、その内の２点を
通る直線に沿って固定軸を設けていへ。そのためアンテ
ナ部の中心部から支持部に突畠したフィードホーン等が
衛星への指向調整時のアンテナ部の動きに支障を来たす
ことがあった。したがってこのアンテナ部の動きに必要
な空間を確保するために支持部は４点とした。また目標
の衛星の変更時に固定軸を中心に回転調整する際にも３
点が常に支持されている必要から容易ではなかった。

本発明は上記の問題を“解決するために成されたもので
あり、本発明の目的は数人程度の比較的少人数で短時間
に組み上げることができ、分解も簡単で低緯度地域では
殆んど一軸の調整で静止衛星を指向で〜きるアンテナ装
置を提供するにある０本発明の特徴の一つはアンテナ部
の４点支持方式であることと支持部のストラット三角形
配置構造とにある。したがって全体の構造も簡単になる
とともにアンテナ指向調整も容易となる０以下に本発明
の一実施例について第１図を用いて説明する。

この実施例もアンテナ部とこれ゛を支持する支持部とか
ら構成される。アンテナ部は主反射鏡とこれに対設され
た副反射鏡と同副反射鏡に対設して電波を供給、受信す
る電磁ホーンを有する０支持部は２直線Ｈ，Ｄ回りに回
転可能にアンテナ部を４点で支持するものである。

アンテナ部を支持するために設置された４基の基礎に可
動支持金具２１　、２２　、２３　、２４を固設する。

この内のたとえば金具２２には可変長のストラット１３
　、１４の一端が取付られ、他端が支持枠１０の２点に
枢着される。これら２点に可動支持金具８，９を設けて
取付リング５を２点で回転可能に支持する。この回転軸
は金具８．９を通る直線りであり、前記可動軸に対応す
る。

第１および第２の支持点の下方地面に設けた基礎に可動
支持金具２２　、２１を設けるものとする０また他の２
支持点の下方地面に夫々可動支持金具２３゜２４を設け
るものとする。

金具２１　、２２　、２３に夫々一端を取付けたストツ
クＨ６，１７，１９の他端は可動支持金具１１に取付け
られる。また金具２１　、２２　、２４に夫々一端を取
付けたストツク）　１５　、１８　、２０の他端は可動
支持金具１２に取付けられる。両金具１１　、１２は支
持枠に固着される。また金具１２には可変長のストラッ
ト６の一端が枢着され、同ストラットの他端は取付リン
グ５の第３の支持点に枢着される０同リングの第４の支
持点は支持枠１０に半固定した支持棒６１により支持さ
れる。

尚支持金具８，９の取付けである取付リング上の第１お
よび第２の支持点は実質的に同リングの中心を通る直線
上にあり、またストラット６および支持棒６１を夫々枢
着したリング上の第３および第４の支持点は実質的にこ
の直線と直交する直線上にある。

金具１１　、１２は両者を通る直線Ｈ回シに取付リング
５、すなわちアンテナ部を回転可能に支持するものであ
る。この直線は前述の固定軸に対応する。

転可能に取付ける。ストツク）１６，１７．１９の各他
端を金具１１に、またストツクＮ、５　、１８．２０の
各他端を金具１２に夫々回転可能に取付ける。次に支持
枠を金具１１　、１２に固着する。また囲枠にストラッ
ト６支持棒６１を介して取付枠を取付ける。次にストツ
ク）　１３　、１４の各一端を金具２２に、また各他端
を支持枠１０の２点ゝに夫々回転可能に取付けるととも
にこれら２点を金具８，９を介して取付リング５に取付
ける。最後にアンテナ部を取付リングに取付けて組立を
終る。

本発明のアンテナ装置の衛星指向時の調整について述べ
る。

まずストラット１３　、、１４の長さを変えて直線１（
の回シに次にストラット６の長さを変えて直線Ｉ）の回
シにアンテナ部を回転して衛星に指向させる。

尚ストラット１５　、１６はその長さを可変としておき
、アンテナ装置設置時に固定軸を地軸に平行になるよう
に調整を行なう。したがって本質的には３本の可変長の
ストツク）１３，１．４．６を用いるだけでアンテナを
衛星に指向させることができる。

他のストラットは固定長のものでよい。

また指向すべき衛星が変更になった場合等にはストツク
）　１３　、１４の長さを変えたり、必要によっては金
具２２に取り付けである両者の各一端を金具２１に付は
換えることにより衛星位置変更に容易に対処できる。

たとえば今まで西空にあった衛星の代りに東学にある衛
星にアンテナを指向させる場合まずストツク）　１３　
、１４の長さを変え直線りを水平にし次にストラット１
４の金具２２に取り付けである一端を金具２１に付は換
え、次にストラット１３も同様に付は換えを行なってそ
の長さを調整し、ストラット６は微調整を行なうだけで
その目的を達成する中ことができる。したがってアンテ
ナ指向範囲が従来のものに比して倍加できる。またこの
ような構造であるだめ上記作業だけでなく、支持部の分
解についても組立順次と逆にこれを分解することにより
危険を伴なわずに小人数で作業を行なうことができる。

また金具８，９を通る直線上および金具ｉｆ　、　１．
２を通る直線上にはいずれも軸は存在しないので、アン
テナ部からの突出物のだめの空間を容易に確保できる。

更にまだ可変長の３本のストラット６　、１３　、１４
以外のストラットは夫々隣接するストラット同志が地面
を一辺として３角形構造を成しており、強度的に有利で
ある。

以上のように本発明のアンテナ装置はわずか３本の調整
用ストラットによって衛星に指向させることができる。

したがって構造上簡素化され、重量も軽くなると共に装
備時の指向時間の短縮にもつながる。

【図面の簡単な説明】

第１図はアンテナ部を省略した本発明の一実施例を示す
斜視図である。 ５・・・取付９リング、６　、１３．１４．１５．１６
・・・可変長のストラット、８　、９　、１１．１２．
２１．２２．２３．２４・・・可動支持金具、１０・・
・支持枠、１７　、１８　、１９　、２０．。 ストラット、６１・・・支持棒〇 特許出願人　日本無線株式会社 ′ｐＩＡ１　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 低緯度地域で静止衛星を指向するポーラ−マウント方式
   のアンテナ装置において、主反射鏡を有するアンテナ部
   を取付けるアンテナ取付リング５と、該アンテナ取付リ
   ング５の中心線と交る該アンテナ取付リング５上の第１
   および第２の支持点に一端を°固着した可動支持金具８
   ，９を介して前記アンテナ取付リング５を支持する支持
   枠１０と、前記可動支持金具８，９下端の前記支持枠１
   ０の２点に夫々一端が枢着された可変長のストラット１
   ３゜１４と、前記可動支持金具８．９のいずれかの下方
   地面に固設されるとともに前記可変長のストラツ）　１
   ３　、１４の下端を回転可能に支持する可動支持金具２
   ２と、前記第１および第２の点と直角方向にある前記ア
   ンテナ取付リング５上の第３および第４の支持点を夫々
   回転可能に支持する可変長のストラット６および支持棒
   ６１と、該ストラット６の下端を回転可能に支持すると
   ともに、前記支持枠１０に固着された可動支持金具１２
   と、前記支持棒６１の下端が半固定された該支持枠１０
   の１点に固着された可動支持金具１１と、前記可動支持
   金具１２を支持するストラット１５　、１８　、２０と
   、前記可動支持金具１１を支持するストラット１６，１
   ７．１９と、第２の支持点下方地面に固設されるととも
   に前記ストラット１７　、１８の各下端を回転可能に支
   持する可動支持金具２１と、第３および第４の支持点下
   方地面に夫夫固設されるとともに前記ストラツ）１５．
   １６の下端を夫々回転可能に支持する可動支持金具２３
   　、２４とを備え、前記可動支持金具８，９を連名直線
   りおよび前記可動支持金具１１　、１２を通る直線８回
   りに夫々回転可能にアンテナ部を支持するようにしたこ
   と特徴とするアンテナ装置。 乞