JPS5865035A - 制電性毛皮様製品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 末完＃４は、制電性毛皮様製品忙関する、纏織物父は不
織布などからなる基布及び比較的長め力ットノヘイルか
らなる毛皮様の製品は、独特の外観を何し広く使用され
てめる。しかしながら従来の人工の毛皮様製品は天然の
毛皮に使べると精巧さＫおｉて大巾に劣って−る。本発
明者等は、高度の外観及び風合い等を有する製造法及び
製品を特開昭５６−１５１８６号、同５６−５７５．５
４号等ですでに提案した。本発明はすぐれた外観又は触
感を有し、巨つ優れ九制電性を有する毛皮様製品を提案
するものである。

合成繊維からなる立毛を有する毛皮様製品は、帯電し易
く、埃の付着、火花款電、不快感（儒い感電）等が目立
つ欠点がある。この欠点を改良するために１通常の繊維
製品に行なわれてｉる方法、例えば制電削を練込んだＩ
ｌＩＩｍを用いて立毛（−イル）を製造する方法では、
２毛の先端を分解又は溶岬法によって細化（先鋭化）す
る際に制電−」が抽出又は劣化し、制電性が低下又は失
なわれることが多い。

一方、制電性の樹脂をｗ＆継の表面にｒＸ、膜状等に付
着させる制電後加工法、例えば１端又は両末端にアクリ
ル着又はメタクリル酸などのような重合可能な基を有す
るポリアルキレンエーテル父はその誘導体を繊維の表面
に付着させて重合する方法も有効であるが、長い立毛や
高密度の立毛を有する製品に高能率で均−ＫＩＩ加工す
ることは相当困難、裳いはコスト高である。

本発明の目的は容易且つ高能率で製造し得、且つすぐれ
九制電性を有する毛皮様製品の提供にある。

本発明の毛皮様製品は、最も長−非導電性繊維２５＆ら
なる立毛群の長さよりも平均して少なくとも３−短かい
導電性繊維からなる立毛を立毛総重量の１０５〜５％有
することを特徴とするものである。

本発明の製品は導電性繊維からなる立ｔを有する。導電
性繊維とは、長さ１ｃｆＲ当りの単糸の電気抵抗（直流
１００　Ｖ／ｅｘｔ程度印加して測定）がｌ　Ｑ’１４
Ω／ｌｙｍ程度以ド、好ましくけ＋０ｉｔΩ／１以下、
特に好ましく　＃ｉ＋　（１１００島程炭以下のものを
云う。このような導電性繊維としては、金属（例えば鎖
、銅、アルミニウム、ステンレス鋼など〕の細線、金属
？導電性金属化合物（例えば酸化インジクム麿ど）をメ
ッキした有機繊維、有機繊維の表面や内部に導電性金属
化合物（例えば沃化鋼、硫化鋼、酸化インジウムなど）
の導電層を化学的手段等により形成したもの、カーボン
ブラック等の導電性粒子を含む導電性樹脂皮膜を有する
有様繊維、カーボンブラック等の導電性粒子を含む導電
性／　リマー（導電層）と非導電性ポリマーとを紡糸時
に複合したものなどがあげられる。カーボンブラック以
外の導電性粒子としては、金属粒子、酸化亜鉛、酸化錫
、硫化銅などのような金属化合物（誘導体）粒子、酸化
チタン粒子などの無威粒子の表面に酸化音信、酸化錫、
酸化インジウムなどの導電性金属酸化物や金属の皮膜を
形成したものなどがあげられる。

Ｅ記各檀の導電繊維はナベて本発明の目的に使用し得る
が、金属細線はやへ取扱−が有機繊維よりも困難であり
、表面に等電皮膜を有する繊維は摩擦によって皮膜が剥
離する傾向があるので、紡糸時に等電性成分とＩＰ導電
性成分とを複合した導電性複合繊維が最も好ましい。

上記各種の導電繊維の多くは着色しており、通常の立毛
の１部に用いると、白色や淡色の製品ではその着色が目
立ち外観が劣る。まえ、白色又は淡色の金属酸化物粒子
（例えば酸化亜鉛、酸化錫など）を多量に含む繊ｍは酸
化物は白色に近−が染色されに＜＜、濃色に染色したと
き、白又は淡色にｔＪ！残り、外観を損なう傾向がある
。また、導電性繊維と非導電繊維とが溶解性や分解性が
異なる場合、立毛の先端の細化加工をすると、例えば未
加工の導電繊維が残り、外観及び触感が損なわれる。こ
れらの問題点け、導電性ｄ１！１１１１からなる立もを
平均５ｗ以上、好ましくけ５〜５０蛎程度、最も好まし
くは１０〜２０ｍ程度短かくして、表向に露出すること
を防ぐことにより大巾に改善され、しかも充分な制電性
が維持されることが見出された。。

第１図は本発明実施例を示す立毛製品の模式図であり、
図において１け基布であり、２は太く長い立毛（刺毛）
であり、５７丁細く短かい立毛（綿毛）であり、４＃′
ｉ綿毛に少量混在する導電繊維である。第１図のような
刺毛／１Ｍｆ＝十の２１構造の立毛製品では最も長−非
導電性の立毛は刺毛２であり、それと導電ＩＩＩＪＩ１
１よりなる立毛４の長さの差は図にＡで承す。Ａの長さ
が５部ｍ以上であれば、特に５〜５０蛎であれば、外観
、風合い等を損なうことなく、充分な制電性が得られる
。

第２図は、本発明の別の実施例を示す模式図である。こ
の例では、立毛製品Ｆｉ波状に長さが変化する１種類の
立毛２（１重４毛と見なしてもよく綿毛とみなしてもよ
い）と、それよりも長さＡだけ短かい導電性繊維よりな
る立毛４の２種のみからなる。導電性繊維よりなる２毛
の長さは一定でもよく、変化し−ＣＶｓＣもよく、綿毛
と刺毛の中間の長さであってもより。しかしながら最も
長い非零電性の立毛群の平均の長さよりも、少なくとも
５鴫短かりこと、すなわち表面に露出することなく内部
に沈んで−ることが重要である。

導電性繊維を４１１１もの中Ｋｆｉ人することは容易で
ある。すなわち綿毛用の糸（フィラメント、ステープル
又は紡績糸〕Ｋ合糸、混紡、混繊、９重編、交織などを
適宜性なえばよい・導電性繊維の混合率が大きいほど制
電性が優れている。

毛皮が、長さの異なる複数、の立毛群よりなる場合は、
短かい立も群の中に導電性繊維ｔ−混入すればよい。立
毛が実質的に種類の非導電性の立毛からなる（第２図の
例）ｊ１合は、潜在巻縮性又は高い収縮性をもつ導電性
繊維を用い、加熱や膨潤等の６理により、巻縮又は収縮
を発現させ、非導電性繊維よりも実質的に短かくするこ
とが出来る。

峡も長い非導電性の立毛群と、導電性繊維の立毛との長
さの差（平均）Ａかあまり大きいと制電効果が弱まる傾
向がある。この差＾は５０＠Ｉｔ以下、特に５０畷以下
が好ましい。−投に、導電性繊維の立毛が長いほど制電
性が優れており、長さ＃′ｉ５蛎以ト１、特ＫＩＯ〜５
０．程度が好適である。

制電性の効果を高めるためＫＭ布に等電性繊維を混用し
たり、基布に含浸させる楕脂（例えば、ポリフレタン弾
性体）など１Ｃ１ＩＩ電性粒子（例えばカーボンブラッ
クや酸化錫粒子など）や制電性物質（例えば、ポリアル
キレンオキシド及びその誘導体、界面活性剤、有機電解
質など）を混合することも出来る。このときけ導電性繊
維の導電層が表面に露出しているものが好まし一〇 本発明によって毛皮の摩擦等による帯電を効果的に抑制
することが出来る。倒毛は動物毛（ブタ毛など）、合成
ＩＲ脂毛（塩化ビニル、ナイロン１２など）などからな
るヘアブラシ又は洋啜ブラシで毛皮を摩擦したとき（２
０℃、４０’１）ＳＲＨ）の帯電圧を±５０００ｖ以内
、峙に±２０００７以内、最も望ましくは±＋ｏｏｏｖ
以内に抑制することが出来、帯電による障害を充分に防
ぐことが出来る。

実施例 アクリル繊維ステープル（１，５７１カツト畏４５喝）
の紡績糸（５０番手／双糸）をノ曵イル系に、地糸（基
布用）に綿糸（５２番手／双糸）を用いて、カットパイ
ル織物Ｉ１１に得た。Ｗｌの立毛（アクリル）密度は約
６０００本／−であり、カット長は２０曝である。ＷＩ
Ｋ吋してポリエチレンテレフタレート２４０デニール／
６フイラメントの連１！７（ラメントｌｋ水収縮率８粥
）をタフティング法によって、立毛密度６００本（単糸
）／　、−、カット畏４０電の刺毛を植毛して、Ｉリエ
ステル刺毛／アクリル綿毛の２重パイル製品Ｗ２を得九
。

カーボンブラック５５％〔重量）を含むナイロン６を中
央忙配し、その両側に酸化チタン２粥を含むナイロン６
がサンドクイッチ状に溶融複合紡糸（体積複合比＋／１
０）、延伸、巻縮して得九円形断面の３層専ｉｌｌ！ｊ
１合繊維（特−開明５４−５０９１９第１図参照）で、
５デニール、カット長５８瑠のステープル１８１とする
。導電糸の８１の１５当りの電気抵抗は入８×１０　Ω
、６１である。

Ｓｌとはソ同様にして、但し延伸後１６０℃の熱板に接
触させつｋＳ取って得た、熱水収縮率８％の２０デニー
ル／モノフイラメントの５層導電複合曖維で１ｃｆｎ当
りの電気抵抗２．２Ｘ＋［ｌ　Ω／ｅｓのものをＦ１と
する。

？！とはソ同様にして、但しヒートセットを行なわない
で得た熱水収縮率１７朱のものをＦ２とする。Ｆｌとは
ソ同様にして得た、但し２５デニール１５フイラメント
の導電複合糸を１８０℃で仮撚しく撚１ｋ　５５００７
７ｍ　）、更に１８０℃のヒーターに接触させつつ（フ
ィード率＋４９５）巻取った、１ｒｔｆｉ当りの電気抵
抗１．７Ｘ＋Ｏ’Ω／削　で潜在巻Ｎ（熱水収縮率６６
％）をもつフィラメントを２５とする。

パイル製品Ｗ２とはＹ同様にして、但しアクリル繊維に
附して２兜（１！ｉ量）の８１を混紡した紡績糸を用い
て得たパイル製品をＷ３とする。

パイル製品Ｗ２とはソ同様にして、但しポリエチレンテ
レツクレートのフィラメント糸に導電複合フィラメント
Ｆ１を１本合系したものを５コースに１木（間隔５箇）
用いて得たパイル製品をＷ４とする。

／（イル製品Ｗ４とはソ同様にして、但しＦｌの代りに
ｌＦ２を用いて得たパイル製品をＷ５とする。

／曵イル製品Ｗ４とはｙ同様にして、但しＦｌの代りに
Ｆ５を用いて得たものをＷ６とする。

）曵イル製品Ｗ２〜Ｗ６を、本発明者等が特開昭５６−
１５４８６号に−示し電力法で、ポリエステルの刺毛の
先端ｔ−Ｓ鴫にわ九ってテーパー状に細化加工し、１０
０℃の界面活＃、削水溶液で精練し、和燥後、基布にボ
リウレ々ン楕脂を裏面からコーティング法によって含浸
させて得た白色の毛皮様製品を犬々ノ曵イヤ製品ＩＦＷ
２〜１Ｆ１１６とする。なおパイル製品ｒｗ５ではアク
リル綿毛のパイル長（約２０　ｍ　）と導電複合糸の／
喝イル長とけはｙ等しい・同じくパイル製品ＦＩＦ４で
は、ポリエステルＩＩものパイル長（約５７暖）と導電
複合糸のノ曵イル灸とけはソ同じである。また、ノ（イ
ル製品ｒｆＩ５では、導電複合系のパイル長（約ｓ５ｍ
）はポリエステル刺毛の長さく約５７ｖｍ）よりも約４
１短かい。同じく、ＰＩＦ６では導電複合糸のパイル長
（約２０螺）は−１毛よりも約１７１短かい。

各パイル製品を、２０℃、４０完ＲＨの＃囲気中で、ナ
イロン１２の剛毛を有するヘアブラシで１５回摩擦した
ときの帯電圧及び外観を第１表に示す。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明毛皮様製品の模式図である。 出願人　鐘紡株式会社 カネボウ合繊株式会社 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）非導電性繊維からなる最も長−立毛群の長さより
   も平均して少なくとも５１！Ｉかい導電性識繍力為らな
   る立毛を、Ｖ毛艙菫量の０．０５９ｔ５〜５％有する制
   電性毛皮様製品。 （２１＃Ｉ導電性繊維らなる立毛が、非萼電性緻Ｊ１１
   ｉ邊為らなる最も長−立毛群の長さよりも平均して５〜
   ５０−短かいものである特許請求＠ｍ％　１項記載の製
   品。 （５）立毛総重量の０．ｌ；〜５９６が導電性繊維から
   なる特許請求の範囲第１項Ｆ！、亀の製品。 （４）導電性繊維が金属繊維及び／又は金属、金属イし
   合物、カーボンブラックから１ｌｔｆれ良導電性粒子を
   含有する導電層を有する繊維である特許４Ｉ求のｅａｓ
   瘍１項記載の製品。 （９専電性繊維が、４を緘粒子、導電性金属（Ｌ合物粒
   子及び／父は導電性、カーポンプフック粒子を含、有す
   る導電層と繊Ｊｌｌ！形成性重合体とが接合された複合
   繊維でらる特許請求の範囲第１項記載の製品。 （６）非導電性繊維の立毛が長く太ｉ群（刺毛）と細く
   短か１群（綿も）からなり、導電性繊維が綿毛に混入さ
   れている特許Ｉ！ｌ求の範囲第１項記載の製品。 （７１等電性繊１１を巻縮又は収縮によって非導電性繊
   維の９毛よりも短かくした時、ｆＦ債求の範囲第１項記
   載の製品。