JPS5863567A - 鉄道車両の軸箱支持装置 - Google Patents
鉄道車両の軸箱支持装置Info
- Publication number
- JPS5863567A JPS5863567A JP16101181A JP16101181A JPS5863567A JP S5863567 A JPS5863567 A JP S5863567A JP 16101181 A JP16101181 A JP 16101181A JP 16101181 A JP16101181 A JP 16101181A JP S5863567 A JPS5863567 A JP S5863567A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer cylinder
- rubber
- rolling rubber
- supporter
- spring
- Prior art date
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- Granted
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、リング状の防振ゴムを用いた鉄道車両の軸箱
支持装績に関するものである。
支持装績に関するものである。
従来、リング状の防振ゴム（以下ローリングゴムばねと
いう）を用いた軸箱支持装ａは、第１図および第３図に
示す構成となっている・図において、ｌは車体、３は枕
ばね２を介して車体ｌを支持する台車、４は輪軸６の両
端に設けられた軸箱体５の支持固定および台車３を支え
るローリングゴムばねである。該ローリングゴムばね４
の構成は、第３図に示すように釣鐘状の外筒７と同心に
配醒された心金１１および該外筒７と心金１１との間に
配属されローリングゴム９とから成っている。
いう）を用いた軸箱支持装ａは、第１図および第３図に
示す構成となっている・図において、ｌは車体、３は枕
ばね２を介して車体ｌを支持する台車、４は輪軸６の両
端に設けられた軸箱体５の支持固定および台車３を支え
るローリングゴムばねである。該ローリングゴムばね４
の構成は、第３図に示すように釣鐘状の外筒７と同心に
配醒された心金１１および該外筒７と心金１１との間に
配属されローリングゴム９とから成っている。
ところで、前記構成においては、外筒７とローリングゴ
ム９および心金１１とローリングゴム９がそれぞれ直接
使触しているため、非常に滑りにく（ばね特性として純
粋のゴムの特性に支配される傾向があっ゛た。一般的な
ゴムの特性としては、周波数が高くなる程ゴムは等価的
に硬くなり、動的ばね定数が上昇するという傾向を有す
る。この割合を動倍率（Ｋｏ／Ｋｓ）と言う、第２図に
周波数と動倍率の関係を示す、すなわち、内部減衰の大
きいゴムではＣのような特性を示す。この場合、低周波
域で十分な減衰力を得ようとするのに適しているが、高
周波域ではばね定数が上るため、ゴツゴ゛ンした乗心地
となる欠点があった。内部減衰の小゛さいゴムではＢの
ような特性を示し高周波域でのばね定数の上昇は少ない
ため、ゴツゴツする問題、 は解決されるが、今度は逆
に低周波域での減衰が不電する結果となり、場合によっ
ては別にオイルダンパーなどを追加する必要があるとい
う欠点があった。
ム９および心金１１とローリングゴム９がそれぞれ直接
使触しているため、非常に滑りにく（ばね特性として純
粋のゴムの特性に支配される傾向があっ゛た。一般的な
ゴムの特性としては、周波数が高くなる程ゴムは等価的
に硬くなり、動的ばね定数が上昇するという傾向を有す
る。この割合を動倍率（Ｋｏ／Ｋｓ）と言う、第２図に
周波数と動倍率の関係を示す、すなわち、内部減衰の大
きいゴムではＣのような特性を示す。この場合、低周波
域で十分な減衰力を得ようとするのに適しているが、高
周波域ではばね定数が上るため、ゴツゴ゛ンした乗心地
となる欠点があった。内部減衰の小゛さいゴムではＢの
ような特性を示し高周波域でのばね定数の上昇は少ない
ため、ゴツゴツする問題、 は解決されるが、今度は逆
に低周波域での減衰が不電する結果となり、場合によっ
ては別にオイルダンパーなどを追加する必要があるとい
う欠点があった。
上記の点に鑑み本発明は、低周波域で十分な減衰力を与
えながら、かつ、高周波域で動倍率が上昇せず、ゴツゴ
ツ音が伝わりにくい、乗心地の良いばね装Ｗを提供する
ことを目的としたものである。
えながら、かつ、高周波域で動倍率が上昇せず、ゴツゴ
ツ音が伝わりにくい、乗心地の良いばね装Ｗを提供する
ことを目的としたものである。
本発明は、ローリングゴムと外筒および心金の間の摩擦
係数をコーテイング材の塗布などにより調整するととも
に積極的にすべりを与えることにより、低周波域では高
い摩擦係数を与え減衰力を増加させるとともに高周波域
では＊＊係数を下げ動倍率を低下させ、乗心地の向上を
図ることを特徴とするものである・ 。
係数をコーテイング材の塗布などにより調整するととも
に積極的にすべりを与えることにより、低周波域では高
い摩擦係数を与え減衰力を増加させるとともに高周波域
では＊＊係数を下げ動倍率を低下させ、乗心地の向上を
図ることを特徴とするものである・ 。
次に、本発明を第４図および第５図に示す実施例により
詳細に説明する。第４図は本発明による軸箱支持ｗｉｔ
のローリングゴムばねの一実施例を示す断面図である。
詳細に説明する。第４図は本発明による軸箱支持ｗｉｔ
のローリングゴムばねの一実施例を示す断面図である。
図において、１ｔｆｆ記従来例と同一符号は同一部材を
示すもので、ここでは説明を省略する。８は外筒７の内
面に塗布されたコーチイブ材、ｌＯは心金１１の外周面
に塗布されたコーチイブ−材で、該コーチイブ材８およ
びｌＯはローリングゴム９との間に積極的に滑りを与え
る役割を有し、これに適合するような材質ど゛する。し
たがって、低周波域では滑り速度が小さいため、摩擦力
が大ｈ＜減衰力が大ｈ＜なり、高周波域では滑り速度が
高いため、摩擦力が小さく減衰力が小さくなり、結果的
に動倍率が低下するという摩擦特性を育するものである
。
示すもので、ここでは説明を省略する。８は外筒７の内
面に塗布されたコーチイブ材、ｌＯは心金１１の外周面
に塗布されたコーチイブ−材で、該コーチイブ材８およ
びｌＯはローリングゴム９との間に積極的に滑りを与え
る役割を有し、これに適合するような材質ど゛する。し
たがって、低周波域では滑り速度が小さいため、摩擦力
が大ｈ＜減衰力が大ｈ＜なり、高周波域では滑り速度が
高いため、摩擦力が小さく減衰力が小さくなり、結果的
に動倍率が低下するという摩擦特性を育するものである
。
このような構成によれば、周波数と動倍率の関係が第２
因のＡのような曲線となり、１〜２Ｈｚで大きな減衰を
与え、車体のびびり振動などのごつごつした振動に相当
する８〜１０Ｈｚ付近では動倍率を下げ、ごつごつした
振動が伝わりにくくなる。したがって、十分なダンピン
グを与えるとともに、ごつごつした振動を車体へ伝える
ことのない、乗心地の良好なばね装−を得ることができ
る。
因のＡのような曲線となり、１〜２Ｈｚで大きな減衰を
与え、車体のびびり振動などのごつごつした振動に相当
する８〜１０Ｈｚ付近では動倍率を下げ、ごつごつした
振動が伝わりにくくなる。したがって、十分なダンピン
グを与えるとともに、ごつごつした振動を車体へ伝える
ことのない、乗心地の良好なばね装−を得ることができ
る。
次に、第５図は本発明によるローリングゴムばねの他の
実施例を示す断面図である０図において、前記一実施例
と同一符号は同一部材を示すもので。
実施例を示す断面図である０図において、前記一実施例
と同一符号は同一部材を示すもので。
ここでは説明を省略する。９′は表面にコーテイング材
１２を塗布したローリングゴムである。なお、外筒７お
よび心金１１のローリングゴムｑとの接触面にはコーテ
イング材等は塗布されていない・このような構成におい
て、振動に対する特性前記−実施例と同様であり、ごつ
ごつした振動が伝わりに（（なる。
１２を塗布したローリングゴムである。なお、外筒７お
よび心金１１のローリングゴムｑとの接触面にはコーテ
イング材等は塗布されていない・このような構成におい
て、振動に対する特性前記−実施例と同様であり、ごつ
ごつした振動が伝わりに（（なる。
このような構成働こよれば、ＩＩ前記一実施例に比べて
、コーテイング材１２の塗布作業が容易となる。
、コーテイング材１２の塗布作業が容易となる。
すなわち、ローリングゴム９′のみにコーテイング材１
３を塗布するだけであるため、外筒７の内面および心金
１１の外周面に塗布する場合に比べて作業時間および工
数等が少なくてすむ。
３を塗布するだけであるため、外筒７の内面および心金
１１の外周面に塗布する場合に比べて作業時間および工
数等が少なくてすむ。
以上説明したように本発明によれば、低周波域での減衰
力を増加できるので、車輪に対して台車を支持する軸ば
ねに並列にオイルダンパを設ける必要がなく、かつ、高
周波域での動倍率が下るため、ごつごつした振動やびび
り振動が伝わりに曵く１乗心地の向上が図れる。
力を増加できるので、車輪に対して台車を支持する軸ば
ねに並列にオイルダンパを設ける必要がなく、かつ、高
周波域での動倍率が下るため、ごつごつした振動やびび
り振動が伝わりに曵く１乗心地の向上が図れる。
来例および本発明の実施例について示したグラフ、第３
＠はＩＥＩ図のローリングゴムばねの断面図、第４図は
本発明による軸箱支持！ｉ１Ｍのローリングゴムばねの
一実施例を示す断面図、第５図は本発明による軸箱支持
装信のローリングゴムばねの他の実施例を示す断面図で
ある。 １・・・・・・車体、３・・・・・・台車枠、４・・・
・・・ローリングゴムばね、６・・・・・・軸箱、７・
・・・・・外筒、８．１ｏ 、１ｚ“°゛°・フンディ
ング材、９，９’・・・・・・ローリングゴム、１１・
・・・・・心金。 代理人 弁理士 薄 １）利 幸 才１図 ５ ２１２１ 周Ｊ１（ 才３図 才４図 才５図
＠はＩＥＩ図のローリングゴムばねの断面図、第４図は
本発明による軸箱支持！ｉ１Ｍのローリングゴムばねの
一実施例を示す断面図、第５図は本発明による軸箱支持
装信のローリングゴムばねの他の実施例を示す断面図で
ある。 １・・・・・・車体、３・・・・・・台車枠、４・・・
・・・ローリングゴムばね、６・・・・・・軸箱、７・
・・・・・外筒、８．１ｏ 、１ｚ“°゛°・フンディ
ング材、９，９’・・・・・・ローリングゴム、１１・
・・・・・心金。 代理人 弁理士 薄 １）利 幸 才１図 ５ ２１２１ 周Ｊ１（ 才３図 才４図 才５図
Claims (1)
- １．リング状の防振ゴムを釣鐘状の外筒と該外筒と同心
に配？された円すい状の心金との間に配？したローリン
グゴムばねを介して台車枠を車軸上に支持する鉄道車両
の軸箱支持！ｔ！置において、ローリングゴムと外筒お
よび心金との間に該ローリングゴムと外筒および心金と
の間で相対的な滑りが発生するように摩擦係数を選定し
た中間部材を介在させたことを特徴とする鉄道車両の軸
箱支持側り
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16101181A JPS5863567A (ja) | 1981-10-12 | 1981-10-12 | 鉄道車両の軸箱支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16101181A JPS5863567A (ja) | 1981-10-12 | 1981-10-12 | 鉄道車両の軸箱支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5863567A true JPS5863567A (ja) | 1983-04-15 |
| JPH0419061B2 JPH0419061B2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=15726877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16101181A Granted JPS5863567A (ja) | 1981-10-12 | 1981-10-12 | 鉄道車両の軸箱支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5863567A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6276071U (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-15 | ||
| JPS62247965A (ja) * | 1986-02-27 | 1987-10-29 | ワゴンフアブリ−ク・タ−ルボ−ト | 軌道車両用の走行装置の弾性懸架装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5583657A (en) * | 1978-12-18 | 1980-06-24 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Guide for axle box of vehicle |
| JPS5693366U (ja) * | 1979-12-18 | 1981-07-24 |
-
1981
- 1981-10-12 JP JP16101181A patent/JPS5863567A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5583657A (en) * | 1978-12-18 | 1980-06-24 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Guide for axle box of vehicle |
| JPS5693366U (ja) * | 1979-12-18 | 1981-07-24 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6276071U (ja) * | 1985-10-31 | 1987-05-15 | ||
| JPS62247965A (ja) * | 1986-02-27 | 1987-10-29 | ワゴンフアブリ−ク・タ−ルボ−ト | 軌道車両用の走行装置の弾性懸架装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0419061B2 (ja) | 1992-03-30 |
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