JPS5863232A - 光スイツチ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光電素子を用いた光スィッチに関するもので
ある。

従来、太陽電池等の光電素子の端子電圧をインバーター
人力とし、照射光の強さによってインバーターが反転す
ることを利用した光スィッチが提案されていた。

しかし、この従来の光スィッチは、照射する光の強さを
限定して、明暗の切替えをはっきりさせた光源を使用し
なければ正確なスイッチング動作が保証できなかった。

例えば、ケイ光灯の下で１手の動きによって光をさえぎ
り、従来の光スィッチを動作させようとすると、チャタ
リングを起こしてしまうのである。

特に、ゆっ（つと手を動かした場合などは、チャタリン
グが激しく、５０ＦＩｚの地域では１００Ｈｚのチャタ
リングを起こす。

本発明の目的は、上記の欠点を除去し、チャタリングに
強い光スィッチを提供することである。

また、本発明は上記の目的を達成するために、インバー
ターの反転動作にヒステリシス特性を持たせたことを特
徴としている。

以下に５本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は、本発明の光スィッチを搭載した電子時計の一
実施例を示す回路図である。

１は、光スイツチ回路であり太陽電池２％負荷抵抗３ａ
、３ｂ、前記負荷抵抗６ｂを断続するスイフチ４．イン
バータ５により構成されている。６は前記インバータ５
の出力信号を受ける時計回路本体、７は時計回路本体６
とインバーター５に電源電圧を供給する電池である。

第１図の動作を説明すると、時計回路本体６は水晶発振
器、分周器、計時回路、表゛示装置等を備えており、こ
れらを動作させて通常の時計動作を行ない、他のスイッ
チ（図示せず。）を操作することにより光スイツチ回路
１からの信号を受ける状態にすることができ、光スイツ
チ回路１は照射光の強さの変化がある程度以上の時、そ
の変化の回数に応じた信号Ｐｓを時計回路本体６に送る
。

光スイツチ回路１の動作を説明すると、照射光が弱いと
きは太陽電池２の発生電圧が低く、負荷抵抗３ａによっ
てさらに両端の電圧が下げられ、インバーター５にはプ
ラス側に近い電圧が印加される。このため、インバータ
ー５の出力電圧はローレベルとなり、スイッチ４が導通
状態となって抵抗６ｂも負荷抵抗として働き、インバー
ター５の入力電圧をよりプラス側へ引っ張ることになる
。

一方、照射光が強いときは太陽電池２の発生電圧が高く
、負荷抵抗３ａ、３ｂによってもなお両端の電圧が十分
であれば、インバーター５の入力端子にはマイナス側に
近い電圧が印加され、インバーター５の出力電圧はノ・
イレペルとなる。このため、スイッチ４には！・イレベ
ル信号が印加されて開放状態となり、６ｂは負荷抵抗と
して働かなくなり、インバーター５に印加されろ入力電
圧をよりマイナス側へ寄せろ結果となる。

このインバーター５０入力電圧を■８として、照射光の
強さとの関係を示すと第２図のようになる。

■、は、インバーター５が反転するための入力電圧を示
している。第２図のように、照射光が徐々に強くなって
インバーター５が反転するにはより強い光を必要とし、
反対に、弱（なって反転するためにはより弱℃・光でな
ければならない。すなわち、インバーター色の反転動作
は、照射光の強さに対してヒステリシス特性を持ったの
である。

このようべ光スイツチ回路を構成すると、チャタリング
を起こすことはほとんど無くなる。

例えば、第２図において、Ａ及びＢはそれぞれインバー
ター５の動作点照度であるが、このＡｌＢの照度差を適
当な値に設定すれば、ケイ光灯を光源としてスイッチン
グ操作しても、チャタリングが皆無となる。ただし、ケ
イ光灯の光の強弱によって起こる負荷抵抗の両端電圧の
変動は、光スィッチとしての応答性を損なわない程度に
、積分回路によって抑圧することができるから、前記Ａ
。

Ｂの差はもっと小さくてもよい場合もある。このような
場合には、第１図の光スイツチ回路の構成を第３図のよ
うにすることができる。

即ち、太陽電池２、インバーター５、スイッチ４は第１
図と同様であるが、負荷抵抗６Ｃ％　６ｄは第１図の３
ａ、３ｂと異なり直列接続され。

６Ｃかスイッチ４に並列に接続されている。さらに、抵
抗３ｅとコンデンサー３ｆが積分回路を構成するが、コ
ンデンサー６ｆは特に設けず、インバーター５のゲート
容量を利用してもよい。

以上説明した如く１本発明の光スイツチ回路は。

太陽電池の負荷抵抗を光スイツチ信号によって切換え、
ヒステリシス特性を持つように構成したため、スイッチ
ング用の光を発生する特別な装置を用いなくても、チャ
タリングが起こらず、あらゆる光源が使用でき、光をさ
えぎる方法も限定されず、極めて汎用性のある便利な光
スイツチ回路となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す光スイッチを搭載した電
子時計の要部回路図、第２図は第１図の光スィッチのヒ
ステリシス特性図、第３図は本発明の他の実施例を示す
光スィッチの回路図である。 １・・・・・・光スイツチ回路。 ２・・・・・・太陽電池。 ６ａ〜６ｄ・・・・・・負荷抵抗、 ４・・・・・・スイッチ、 ５・・・・・・インバーター。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 照射光の強さによって電気的特性が変化する光電素子と
   、前記光電素子に接続される抵抗と、前記抵抗の端子電
   圧を入力信号として光スイツチ信号を発生するインバー
   タと、前記インバータの出力信号によって制御されて前
   記抵抗の値を切換えるスイッチとを有し、照射光の強さ
   に対するインバータの反転動作にヒステリシス特性を持
   たせたことを特徴とする光スイツチ回路。