JPS586137Y2 - マグネトロン装置 - Google Patents
マグネトロン装置Info
- Publication number
- JPS586137Y2 JPS586137Y2 JP1979021417U JP2141779U JPS586137Y2 JP S586137 Y2 JPS586137 Y2 JP S586137Y2 JP 1979021417 U JP1979021417 U JP 1979021417U JP 2141779 U JP2141779 U JP 2141779U JP S586137 Y2 JPS586137 Y2 JP S586137Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetron
- frame
- magnetic pole
- shaped yoke
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Microwave Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、マグネトロンと、同マグネトロンの第1磁極
片の外端面上に積み重ねられて一方の磁極を前記第1磁
極片に磁気的に結合させた永久磁石と、同永久磁石の他
方の磁極を前記マグネトロンの第2磁極片に磁気的に結
合させた枠状継鉄と、同枠状継鉄の頂面壁にとりつけら
れて前記マグネトロンの陰極端子釦よび同陰極端子に接
続されたフィルタ回路部品を収容するシールドケースと
を備えてなるマグネトロン装置に係り、前記枠状継鉄の
頂面壁に前記永久磁石の一部分を没入させる膨出部を形
成するとともに、この膨出部を前記シールドケースの底
面壁に形成した凹入部の周縁に嵌合させることによって
、前記枠状継鉄とこれにとりつけられた前記シールドケ
ースとの相互間を通じて漏洩電磁波が装置外へ漏出する
危険をとり除くとともに、装置の小形化を可能にしたも
のである。
片の外端面上に積み重ねられて一方の磁極を前記第1磁
極片に磁気的に結合させた永久磁石と、同永久磁石の他
方の磁極を前記マグネトロンの第2磁極片に磁気的に結
合させた枠状継鉄と、同枠状継鉄の頂面壁にとりつけら
れて前記マグネトロンの陰極端子釦よび同陰極端子に接
続されたフィルタ回路部品を収容するシールドケースと
を備えてなるマグネトロン装置に係り、前記枠状継鉄の
頂面壁に前記永久磁石の一部分を没入させる膨出部を形
成するとともに、この膨出部を前記シールドケースの底
面壁に形成した凹入部の周縁に嵌合させることによって
、前記枠状継鉄とこれにとりつけられた前記シールドケ
ースとの相互間を通じて漏洩電磁波が装置外へ漏出する
危険をとり除くとともに、装置の小形化を可能にしたも
のである。
本考案のマグネトロン装置を図面に示した実施例ととも
に説明すると、マグネトロン1の第1磁極片2の外端面
上に、マグネトロン1の陰極端子導出部3を包囲する関
係に同軸的に積み重ねられた筒状の永久磁石4は、アル
ニコ捷たはサマリウム・コバルト等の鋳造磁石からなり
、その一方の磁極Nを第1磁極片2に磁気的に結合し、
永久磁石4の他方の磁極Sは、断面コ字状の継鉄5とこ
れに結合された平板状継鉄6とからなる組立枠状継鉄7
むよび柱状永久磁石8を介してマグネトロン1の第2磁
極片9に磁気的に結合されている。
に説明すると、マグネトロン1の第1磁極片2の外端面
上に、マグネトロン1の陰極端子導出部3を包囲する関
係に同軸的に積み重ねられた筒状の永久磁石4は、アル
ニコ捷たはサマリウム・コバルト等の鋳造磁石からなり
、その一方の磁極Nを第1磁極片2に磁気的に結合し、
永久磁石4の他方の磁極Sは、断面コ字状の継鉄5とこ
れに結合された平板状継鉄6とからなる組立枠状継鉄7
むよび柱状永久磁石8を介してマグネトロン1の第2磁
極片9に磁気的に結合されている。
そして、組立枠状継鉄7の頂面壁に、図外のねじまたは
リベット等によりとりつけられた非磁性金属のシールド
ケース10には、マグネトロン1の陰極端子11および
これに接続されたフィルタ回路部品すなわちチョークコ
イル12釦よびコンデンサ13が収容されている。
リベット等によりとりつけられた非磁性金属のシールド
ケース10には、マグネトロン1の陰極端子11および
これに接続されたフィルタ回路部品すなわちチョークコ
イル12釦よびコンデンサ13が収容されている。
ところで、枠状継鉄7はその頂面壁の円形領域に円形膨
出部14を有し、この膨出部14は永久磁石4の一部分
を没入させるとともに、シールドケース10の底面壁に
形成された円形の凹入部15に嵌入して同凹入部15の
周縁と密に嵌合している。
出部14を有し、この膨出部14は永久磁石4の一部分
を没入させるとともに、シールドケース10の底面壁に
形成された円形の凹入部15に嵌入して同凹入部15の
周縁と密に嵌合している。
このため、永久磁石4の一部分はシールドケース10内
に入り込み、枠状継鉄7の枠開口面積(HXW)を増す
ことなく比較的長大な永久磁石4,8を用いることがで
きる。
に入り込み、枠状継鉄7の枠開口面積(HXW)を増す
ことなく比較的長大な永久磁石4,8を用いることがで
きる。
そしてこのことは、枠状継鉄7の枠開口に連通して設け
られる図外の送風用ダクトを、使用するマグネトロン装
置の品種に応じて適合させていた従来の不経済さを解消
させる。
られる図外の送風用ダクトを、使用するマグネトロン装
置の品種に応じて適合させていた従来の不経済さを解消
させる。
また、枠状継鉄7とシールドケース10とは、ねじまた
はリベット等により一体に結合されるのみならず、前述
のように膨出部14と凹入部150周縁とが嵌合するの
で、両者の接触面はL字状となり、マグネトロン1の陰
極端子11を通じてシールドケース10内に漏洩した電
磁波が前記接触面を通じて装置外へ漏出する惧れは皆無
となる。
はリベット等により一体に結合されるのみならず、前述
のように膨出部14と凹入部150周縁とが嵌合するの
で、両者の接触面はL字状となり、マグネトロン1の陰
極端子11を通じてシールドケース10内に漏洩した電
磁波が前記接触面を通じて装置外へ漏出する惧れは皆無
となる。
なお、16はマグネトロン1の陽極筒体の外周向にとり
つけられた放熱板、1Tは電磁波放出アンテナを示す。
つけられた放熱板、1Tは電磁波放出アンテナを示す。
以上のように、本考案のマグネトロン装置においては、
とくに枠状継鉄の頂面壁に、永久磁石の一部分を没入さ
せる膨出部を形成するとともに、この膨出部をシールド
ケースの底面壁に形成した凹入部の周縁に嵌合させたか
ら、漏洩電磁波の一部が枠状継鉄とシールドケースとの
広い接触面を通じて装置外へ漏出する危険をとり除くこ
とができるほか、マグネトロン装置に対する通風用ダク
トの互換性が拡大し、かつまた装置の小形化が可能とな
る。
とくに枠状継鉄の頂面壁に、永久磁石の一部分を没入さ
せる膨出部を形成するとともに、この膨出部をシールド
ケースの底面壁に形成した凹入部の周縁に嵌合させたか
ら、漏洩電磁波の一部が枠状継鉄とシールドケースとの
広い接触面を通じて装置外へ漏出する危険をとり除くこ
とができるほか、マグネトロン装置に対する通風用ダク
トの互換性が拡大し、かつまた装置の小形化が可能とな
る。
図面は本考案を実施したマグネトロン装置の一部破断側
函図である。 1・・・マグネトロン、4,8・・・永久磁石、7・・
・枠状継鉄、10・・・シールドケース、11・・・陰
極端子、12・・・チョークコイル、13・・・コンデ
ンサ、14・・・膨出部、15・・・凹入部。
函図である。 1・・・マグネトロン、4,8・・・永久磁石、7・・
・枠状継鉄、10・・・シールドケース、11・・・陰
極端子、12・・・チョークコイル、13・・・コンデ
ンサ、14・・・膨出部、15・・・凹入部。
Claims (1)
- マグネトロンと、同マグネトロンの第1磁極片の外端同
上に積み重ねられて一方の磁極を前記第1磁極片に磁気
的に結合させた永久磁石と、同永久磁石の他方の磁極を
前記マグネトロンの第2磁極片に磁気的に結合させた枠
状継鉄と、同枠状継鉄の頂面壁の外端面上にとりつけら
れて前記マグネトロンの陰極端子釦よび同陰極端子に接
続されたフィルタ回路部品を収容するシールドケースと
を備え、前記枠状継鉄は前記永久磁石の一部分を没入さ
せた膨出部を頂面壁に有し、前記膨出部は前記シールド
ケースの底面壁に形成された凹入部の周縁に嵌合してい
ることを特徴とするマグネトロン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979021417U JPS586137Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | マグネトロン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979021417U JPS586137Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | マグネトロン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55121451U JPS55121451U (ja) | 1980-08-28 |
JPS586137Y2 true JPS586137Y2 (ja) | 1983-02-02 |
Family
ID=28854253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979021417U Expired JPS586137Y2 (ja) | 1979-02-20 | 1979-02-20 | マグネトロン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586137Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49118360A (ja) * | 1973-03-14 | 1974-11-12 | ||
JPS511365A (en) * | 1974-03-29 | 1976-01-08 | Konbatsushon Ekuipumento Asosh | Jukihaibutsuno shorihoho oyobi sonoseihin |
JPS5143066A (ja) * | 1974-10-09 | 1976-04-13 | Tokyo Shibaura Electric Co | Magunetoron |
-
1979
- 1979-02-20 JP JP1979021417U patent/JPS586137Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49118360A (ja) * | 1973-03-14 | 1974-11-12 | ||
JPS511365A (en) * | 1974-03-29 | 1976-01-08 | Konbatsushon Ekuipumento Asosh | Jukihaibutsuno shorihoho oyobi sonoseihin |
JPS5143066A (ja) * | 1974-10-09 | 1976-04-13 | Tokyo Shibaura Electric Co | Magunetoron |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55121451U (ja) | 1980-08-28 |
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