JPS5860085A - セルロ−スパルプの脱リグニン漂白方法 - Google Patents

セルロ−スパルプの脱リグニン漂白方法

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JPS5860085A
JPS5860085A JP57143979A JP14397982A JPS5860085A JP S5860085 A JPS5860085 A JP S5860085A JP 57143979 A JP57143979 A JP 57143979A JP 14397982 A JP14397982 A JP 14397982A JP S5860085 A JPS5860085 A JP S5860085A
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Mo och Domsjo AB
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C9/00After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
    • D21C9/10Bleaching ; Apparatus therefor
    • D21C9/1057Multistage, with compounds cited in more than one sub-group D21C9/10, D21C9/12, D21C9/16
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は化学的に製造されたパルプ、特にアルカリ性で
蒸解されたパルプの漂白方法に関する。
アルカリ性で蒸解されたパルプの例には、サルフェート
パルプ、ポリサルファイドパルプおよびソーダパルプを
含む。ソーダバルブなる術語には、各種の添加剤の存在
下蒸解薬品として水酸化ナトリウムで蒸解されたパルプ
を含む。添加剤の例に、は、アントラキノンのようなレ
ドックス触媒を含む。本発明は他の化学セルロースパル
プ、例えばサルファイドパルプにも適用することができ
る。
背景技術 窒素酸化物による予備処理、および酸素ガスまたは過酸
化物の存在下もしくは不存在下アルカリ媒体によるその
後の脱リグニンは、セルロースパルプの漂白に関して以
前から使用されている方法である。
クラーク(ペーパー、トレード、ジャーナルTappi
セクション118.62(1944))は、パルプを水
性懸濁液中90℃において工ないし1゜5時間二酸化窒
素で処理し、その後7%パルプ濃度においてパルプ乾燥
重量の2%NaOHに相当するアルカリ仕込みにおいて
90℃で30分間、または50°Cで60分間アルカリ
抽出することにより、セルロースバルブを部分的に脱リ
グニンできることを発見した。この処理はセルロースの
非常に高程度の分解を生じ、これは塩素化およびアルカ
リ抽出にかけられたパルプと比較して極端に粘度が゛低
いパルプによって反映される。
プーリ(フランス特許第2,158,873)は、低温
、好ましくは20℃における長時間の二酸化窒素処理と
、緩和な条件でのアルカリ抽出からなる脱リグニン方法
によって解重合を避ける。しかしながら脱リグニンの程
度は非常に低く、そしてこの方法は現在の環境問題への
解決法を提供しない。
窒素酸化物予備処理の後酸素ガス漂白プロセスを実施す
る時、酸素ガス段階がら得られた廃液を使用して、木材
蒸解プロセスから得られるパルプ蒸解液からパルプを置
換または洗浄した後、パルプを予備処理プロセス後の洗
浄段階で得られた洗浄液で洗浄することが適当であると
いわれている。
パルプを二酸化窒素で処理する以前にパルプから酸性洗
浄液を洗浄しない具体例においては、液のpHは20で
あると報告され、これはパルプ中の水分Kg当り硝酸約
0,01グラムモルに相当する。
この方法の主要目的はパルプがら有害金属化合物を除去
することにある。
本発明の開示 技術的課題 セルロースパルプを初期活性化段階において特定の方法
でNOおよび/またはNO,で処理することにより、後
続の脱リグニン段階におし)で良好なパルプ性質(例え
ば強度性質)および比較的高し1収率を維持しながら、
高程度の脱1ツク°ニンを得ることが可能であった。し
かしながら、窒素酸化物および該酸化物製造のための出
発原料(アンモニア)の比較的多量がこのプロセス中で
消費されることが判明した。
解決法 前記課題は、 <a)NOlおよび/またはNOおよび/またCまN、
 O。
およびN、03  のようなそれらのポリマー形および
二重分子の形にある窒素酸化物を、/イルプ濃度15な
いし80%、適当には20ないし70%、りfましくは
26ないし45%において活性化時間の少なくとも50
%の期間活性化段階へ添加することと、 (b)酸素を仕込んだNO3モル当り0.として少なく
と゛もo、os、適当には0.2ないし2.O1好まし
くは0.15ないし0.30モル、仕込んだNoモル当
り02  として少なくとも0.60 、適当には0.
65ないし3.0.好ましくは0.70ないし0.85
モルの量で活性化段階へ添加することと、(c)硝酸ヲ
セルロースパルブに随伴する水Kg当り0.1ないし1
.0.適当には0.15ないしO,SO。
好ましくは0.25ないし0.60グラムモルの量でセ
ルロースパルプの活性化に関連してセルロースバルブへ
仕込み、前記活性化段階中の温度を40ないし120.
適当には50ないし100.好ましくは55ないし90
℃とし、活性化温度40ないし50°Cにおける活性化
時間は15ないし180分とし、50ないし90℃にお
いては5ないし120分とし、そしてそれ以上の温度に
おいては工ないし10分とすることと、 (d)  その後パルプを洗浄することと、そして(e
)セルロースバルブをその後酸素ガスおよび/または過
酸化物の存在下もしくは不存在下においてアルカリ媒体
中で少なくとも一段階において脱リグニンすることを特
徴とするセルロースバルブの脱リグニン漂白方法に関す
る本発明によって解決される。
こ−で述べる窒素酸化物と、特別の濃度の硝酸の添加と
の組合せは、アルカリ段階後大きく改良された脱リグニ
ンをもたらす活性化効果を提供することが発見された。
このため、ノくルブ乾燥重量に対して計算して2%NO
2を使用した本発明Gこよって得られる効果は、活性化
段階へ硝酸を添加もしくは返還しない時の2倍量のNO
2によって得られる効果にほぼ等しい。これは、NOl
および/またはNoの添加なしのアルカリ段階以前に、
問題の範囲の濃度を有する硝酸でパルプを処理しても脱
リグニンには詔むべき効果がないことから驚くべきこと
である。活性化効果は、酸素もしくは過酸化物がアルカ
リ段階に存在するかしないかに関係なく得られる。
活性化段階中速当量の硝酸が存在する時、炭水化物、主
としてセルロースの解重合はアルカリ段階、そしてアル
カリ段階が酸素ガス漂白を含むどの場合にもおそくなる
ことは全く驚くべきことである。このように、最適条件
においては、活性化段階中のある程度の解重合(粘度損
失)にもか\わらず、パルプの同じリグニン含量(カッ
パ数)において比較する時だけでなく、酸素ガス段階に
おける同じ反応時間において比較する時も、酸素ガス段
階後の粘度が同じ反応時間において活性化段階へ硝酸を
添加しない比較実験において処理されたパルプの粘度よ
りも著しく高いパルプが得られる。明らかに硝酸の最適
量が存在する時、活性化は後続の酸素ガス漂白段階にお
いてセルロースの分解を大きく抑制する、ある化学反応
を提供する。
セルロース分子の分解の測定として、こ\では5CAN
によって測定したセルロースバルブの固有粘度の変化が
使用される。完全に漂白した製紙用パルプの場合、これ
は通常900 dtn’/に9  以下であってはなら
ない。以下に与えられたすべての値はリグニンおよびヘ
ミセルロースを除去t−ルことなく測定されたものであ
るが、これは中程度のリグニン含量を有するパルプの場
合には最も再現性ある方法である。しかしながら、リグ
ニンおよびヘミセルロースは同重量のセルロース分子と
比較して粘度に僅かに貢献するだけであり、漂白はこの
リグニン含量を減らすのが目的であり、そして使用され
る条件では純粋セルロースの損失は非常に少ないかヘミ
セルロースの溶解も生ずることを観察すべきである。従
って、セルロースの解重合が無視し得る場合には、固有
粘度は上昇するであろう。木明細書で与える実施例の大
部分に使用された種類のマツサルフェートバルブについ
ては、カッパ数10単位の低下はセルロースの解重合を
無視できる条件下で約s o dm!/Kyの粘度の上
昇を生ずるが、サルファイドバルブおよび硬水サルフェ
ートパルプの場合、対応する粘度上昇はヘミセルロース
が大量に失われるので著しく高い。
窒素酸化物は実質上純粋なNO,として供給されるか、
または−酸化窒素と酸素を仕込む時反応器中で生成する
ことが許容される。NO,プラスNOも供給し得る。四
酸化二窒素(N! 04)および他のポリマー形は二酸
化窒素(No! )なる術語に含まれるものと考えるべ
きである。四酸化二窒素の1モルは二酸化窒素の2モル
と同じであると考えるべきである。−酸化窒素がその中
に存在する付加物は同様に一酸化窒素と考える。このよ
うに三酸化二窒素(N! 0! )は−酸化窒素1モル
と、二酸化窒素1モルと考える。酸素がその中に存在す
る付加物が多分中間体として存在する。
仕込まれる窒素酸化物の量はリグニン含量、希望する脱
リグニンの程度、および炭水化物に対する許容できる攻
撃に適応する。モノマーとして計算して、活性化段階へ
入って行くパルプ中のリグニン100Kg当りで計算し
て、通常O11ないし4゜適当には0.3ないし2.好
ましくは0.5ないし1.2キログラムモルである。
二酸化窒素(No、)を仕込む時および一酸化窒素(N
o)を仕込む時の両方に、いくらかの量の酸素ガスが供
給されなければならない。酸素含有ガスは空気でもよい
しかしながら、可能な限り最も簡単な装置で可能な限り
最善の結果を得るためには、活性化段階へ酸素を実質上
純粋な酸素ガスの形で供給するのが適当である。液体酸
素も供給することができ、そして例えば活性化プロセス
がその中で行われる反応器へ入る時に蒸発される。実質
上純粋な酸素の使用は、空気を使用する時よりも気相中
のN。
プラスNO1含量が低いことを意味する。それはまた不
活性ガスの少量だけを反応器から除去し、そして場合に
よって残存ガスを無害化するように処理すればよいこと
を意味する。
活性化段階へ仕込まれる酸素の量は、仕込まれる窒素酸
化物の量に従って適応し、そのため仕込んだNO!モル
当り02  として少なくとも0.08゜適当には0.
1ないし2.0.好ましくは0.15ないし0.30モ
ルに達する。
もし代りにNOとNO8との混合物を使用するならば、
酸素仕込量は仕込んだN0モル当り、02として少なく
とも0.60.適当には0.65ないし3゜0、好まし
くは0.70ないし0.85モルに達するように仕込ま
れる。Noを使用する時は、NOの供給を停止する以前
に酸素が比例的にまたは連続的に供給されるような態様
で、仕込みが好ましくはバッチ式または連続的になされ
る。この方法により活性化は、酸素ガスをすべてのNO
が反応器へ仕込み終るまで供給しない時よりも一層均一
になり、該反応器はバッチ式操業用に、またはセルロー
スパルプの連続式供給、移動および排出とそれへガスを
供給する手段をもって連続操業用に設計することができ
る。
硝酸は窒素酸化物および酸素含有ガスによる活性化が完
了した時、例えばセルロースバルブが活性化反応器容器
から、またはそのある帯域から硝酸で洗い流されるよう
に活性化段階へ仕込むことができる。硝酸はまた前記の
ガスによる処理が進行している間に供給してもよい。し
かしながら、脱リグニンに関してバルブが窒素酸化物と
接触させられる以前に硝酸を供給することが最適である
ことがわかった。硝酸の余分で含浸し、そして例えば口
過および/またはプレスによって余分を除去することが
好ましい具体例である。どのように酸を仕込むにせよ、
硝酸を含むバルブを15ないし80%、適当には20な
いし70%、好ましくは26ないし45%の濃度におい
て窒素酸化物および酸素含有ガスでの活性化にかけるの
が適当である。前記濃度は活性化時間の少なくとも50
%の間維持されることが適当である。前記濃度は全活性
化時間に亘って大きい利益をもって維持することができ
る。活性化段階へのガスの供給が実質」二完了した時、
水または好ましくは硝酸による希釈をすることができ、
これは少なくともある種のバルブについては利益分達成
することができる。
本発明による方法の特徴の一つは、同じ窒素酸化物およ
び酸素ガス仕込量においてそして他の点においてすべて
の反応パラメータを同じにして、硝酸が存在しない時よ
りも多社の一酸化窒素および二酸化窒素が気相中に得ら
れることである。中でも、増加したバルブ濃度および高
められた温度は残存ガス合歓の増加を生じる。実験の結
果、バルブの含水量、活性化段階の温度、および硝酸、
窒素酸化物および酸素ガスの仕込量は、活性化時間品半
分が経過した時、気相中のNO+NO,の撤が大気圧お
よび25℃で測定する時ガスリットル当り少なくとも0
.05ミリモルに達するように調節すべきであることを
示した。高度に脱リグニンされたバルブを製造する時は
、前記含量はガスリットル当り少なくとも0.1.好ま
しくは少なくとも0.15 ミリモルでなければならな
い。仕込まれた窒素酸化物の大部分は酸素ガスの余分が
反応容器中にある時非常に速かに消費されるが、しかし
活性化期間の終点に向って消費率は非常に遅くなること
がわかった。これは−酸化窒素がセルロースバルブから
未知のある反応の結果として***されるという事実のた
めであることがわかった。この以前の未知の反応は何ら
かの理由で存在する硝酸によって有利化され、そして本
発明によって達せられる驚異的技術効果を説明するもの
と一思われる。酸素ガスの存在はこれらの効果を達成す
るため必須要件である。
NO2および/または/NOを連続的活性化段階の供給
端近くに仕込むのが特に適当である。この場合、特にN
Oを使用する時、与えられた量の酸素ガスをも活性化段
階へ仕込み、気相における、そしてバルブとの種々の化
学反応により圧力低Fを得るようにすることが適当であ
る。可能な限り最良の活性化および供給した窒素酸化物
の利用を得るためには、そして可能な限り未消費NOお
よびNO,を無害にするためには、連続的活性化段階の
場合、酸素ガス、好ましくは供給する酸素ガスの大部分
を反応器の排出端近くに位置する一ケ所またはそれ以上
の帯域へ供給することが適当である。好適には、酸素ガ
スは前進するバルブの滞留時間が活性化段階の全滞留時
間の70ないし100゜適当には80ないし100.好
ましくは90ないし100%に相当するように位置する
帯域へ供給される。
セルロースパルプを後の段階、例えば活性時間の80%
が経過した時温度を下げることが有利であることがわか
った。この温度時Fは、バルブの温度が40℃以丁、例
えば10ないし35 ’C、適当には20ないし30℃
の範囲になり、そして40°C゛以丁の湿度での滞留時
間が例えば10ないし120分、好ましくは15ないし
60分となるように実施するのが有利である。温度が4
0℃以丁になるまでの時間は特許請求の範囲で述べた時
間に含まれていない。冷却は間接的りこ、例えば気相を
冷却することにより、または冷たい酸素、例えば液体酸
素を活性化段階へ導入することによって実施することが
できる。水も圧力を下げることによって蒸発することが
できる。
活性化を連続的に実施する時、反応器への不活性ガスの
導入および該反応器からのガスの排出を効果的に防止し
なければならない。これは反応容器の供給端および排出
端にバルブのための公知のガス水門を設置することによ
って達成することができる。反応器中の全圧は好ましく
は大気圧の範囲、好ましくは例えば0.001ないし0
.Olメガパスカルに相当する真空に保つのが適当であ
る。
セルロースパルプを活性化段階から水および/または水
溶液で洗い出すことによって排出することが特に適当で
あることが判明した。好ましい一具体例によれば、この
点に関し、このプロセスから回収され、そして硝酸と有
機物質とを含有する廃液が使用される。本発明方法に従
って供給される窒素酸化物の大部分は硝酸となる。好ま
しい具体例によれば、活性化段階において使用された硝
酸は活性化段階から排出されるバルブから完全に、また
は部分的に回収される。硝酸は公知方法、例えば洗浄お
よび/または置換プロセスによって回収することができ
る。硝酸はまた、好ましくは水および/または水溶液で
希釈した後バルブをプレスすることによって回収するこ
とができる。有利には、硝酸の回収は活性化段階の後、
バルブを硝酸に関して低くなって行く濃度を持つ前記段
階からの廃液と接触させるように、向流原理に従って実
施される。純粋な硝酸が活性化段階へ仕込まれる時より
もより良い結果を与えることがわ力Zつだ別の具体例に
よれば、活性化段階から回収された硝酸を含む廃液が活
性化段階へ仕込まれるセルロースバルブを含浸するため
に使用される。この点に関し、バルブの含浸は適当には
入って行くバルブを゛廃液と共に送り、バルブを高くな
って行く硝酸濃度の廃液と接触させることによって実施
される。このセルロースバルブの向流含浸け、好ましく
はセルロース原料の蒸解から生ずる実質上すべての蒸解
液がバルブから洗浄もしくは置換された時に実施される
。好ましい具体例によれば、パルプ中に存在する蒸解液
はバルブからアルカリ段階から得られた廃液によって洗
浄もしくは置換され、この廃液はバルブが活性化段階か
らの廃液で含浸される時実質上除去される。
アンモニアを一酸化窒素および/または二酸化窒素の製
造に使用する時、硝酸が副産物として生成する。この硝
酸が有理に活性化プロセスに、好ましくは活性化段階か
ら回収された廃液と併用して使用し得る。現場でのNo
および硝酸の製造は活性化プロセス中非常に均一な反応
が行われることを可能にし、該活性化プロセスは、セル
ロースパルプの全部がガスと有効に接触するように、そ
して反応器中の局部過熱が避けられるようにNOおよび
酸素の制御された連続供給を通じて容易に制御すること
がで、きる。
本発明による方法は、蒸解後残っているリグニンの少な
くとも3/4を良好なパルプ性質を保ちながら除去する
ことを可能にする。リグニンの残存量を除去するため、
バルブは有利には公知の最終漂白技術に従って、例えば
漂白剤として二酸化塩素、次亜塩素酸塩および場合によ
って塩素を使用することにより、処理される。
利   益 セルロースバルブを本発明に従って処理する時、多数の
利益が得られる。これら利益の最重要なものは、活性化
段階に対する薬品コストが公知技術と比較して大きく減
少することである。この薬品の節約は、市販の窒素酸化
物を使用するか(二酸化窒素は商業的生産物として購入
し得る)、それとも窒素酸化物をアンモニアから自家生
産するかによって異なった方向に表明される。
このように、市販二酸化窒素を使用して本発明による方
法を実施する時、必要量はさもなければ必鼠な債のたっ
た半分である。必要な硝酸は活性化段階で発生し、そし
て該段階の終了時に回収できるので、多かれ少なかれ無
料で得られる。新しい硝酸を購入することが必要かも知
れないが、その必要量はコスト面では無意義であろう。
もし−醸化窒素および/または二酸化窒素を原料として
アンモニアを使用して自家製造するならば、同時にかな
りの量の硝酸が生成する。本発明のため、さもなければ
処分することが困難なこの硝酸の用途が存在する。この
ように、漂白プラントに関連して窒素酸化物製造用プラ
ントの設置は実現可能な方策となり、活性化薬品のコス
トを最小限に減らす。
本発明の最良の実施態様 以丁の実施例は本発明によって実施された実験および得
られた結果を記載する。
実施例1 カッパ数33.5および固有粘度1185dm’/Kg
を有するマツサルフェートパルプを乾燥含量39%ヘプ
レスした。次にバルブをバルブ中の水I Kg当り0.
4グラノ・モルとなるように室温でlO分間混合するこ
とによって硝酸で含浸した。その結果、パルプの濃度は
30%へ低下した。このバルブを回転反応器へ仕込み、
次に減圧した。反応器を58℃へ加熱した。反応器を加
熱するのに要した時間は10分であった。液体N、04
  を減圧した反応器内で蒸発させることにより、絶乾
パルプに対して計算して2%NO3を反応器に仕込んだ
。酸素ガスを3回に分けて2分間を要して大気圧に達す
るまで反応器に仕込んだ。NO!の仕込みを開始した時
から数えて5分後に温度50℃へ下降させた。
この温度を55分間保ち、その後反応器を15分を要し
て30℃へ冷却し、その後パルプを反応器から冷水で洗
い流すことによって処理を停止した。
この処理に要した時間は反応器を冷却するのに要した時
間を含めて75分であった。
パルプを次に冷水で洗い、パルプ濃度26%。
湿度106℃で60分間酸素ガス漂白をかけた。
紳粋酸素ガスを使用し、そして106℃で測定しテ分圧
ハ0.11メガパスカルであった。純粋水酸化ナトリウ
ムの形のアルカリを未漂白パルプの乾燥重量に対して計
算して1.0,1.5および4.0重量%の量でそれぞ
れ仕込んだ。そのほかに、同じように計算して0.2%
M57に相当する量のマグネシウム錯塩を使用済漂白廃
液と共にすべての実験において仕込んだ。これら実験を
表1において1゜2.3.4と番号を付ける。
活性化段階における炭水化物の分解および易溶性リグニ
ンの生成を推計するため、パルプのサンプルを前記処理
後に採取し、そして室温で0.2 MNaHC03、次
いで水で洗浄した。その後サンプルを35℃において空
気流中で急速に乾燥した。これらの実験は表1において
0と記す。パルプサンプルを0.2M NaHCO!お
よび水で処理する理由は活性化プロセスを停止すること
であり、そしてサンプルを貯蔵し、すべての実験が終了
後にそれらを分析することを可能にするためである。
そのほかに本発明によって4種の他の実験を行い、これ
らに5.6,7.8の番号を付けた。これら実験は活性
化段階全期間、湿度を50℃に維持したことを除いて前
述の実験と同様に実施した。
4種の参照実験を行い、これらはa、 b、 cおよび
dと命名し、これら実験の条件は、活性化段階的硝酸の
代りに水をパルプへ添加したことを除いて、実験5ない
し8に使用した条件と同じであった。
比較のため、硝酸を添加することなく4%No。
仕込みで実験を行った。活性化段階後は他の実験と同じ
条件を使用した。一つのシリーズ(実験eないしh)で
は、全仕込みを2分間を要してなし、その後酸素ガスを
3回に分けて2分間で大気圧に達するように仕込んだ。
温度は75分間50℃の一定温度に保った。実験の他の
シリーズ(iないし1)においては、最初65℃で2%
No、を仕込んだ。5分後パルプを50℃へ冷却し、そ
の後さらに2%NO,を仕込んだ。NOlの仕込み開始
から計算して15分後、0□を3回に分けて2分間で大
気圧に達するまで仕込んだ。全活性化時間60分後、パ
ルプを30℃へ冷却した。全時間75分後活性化プロセ
スを前述のように停止した。
表1は、すべて全時間75分間で実施された活性イヒ段
階の重要なパラメーターと、そしてこれら実験中得られ
たパルプ性質を示す。
表   1 0 2 0.4 58 0.12 ■ 0 2 0.4 50 0.19 0 2 0 50 0.02 0 4 0 50 0.18 0 4 0 65 0.09 0       22.3      11001.0
      13.2      10381.5  
    10.8      10312.5    
   9.1      10144.0      
 8.2       9360       22.
7      10981.0      13.9 
     10341.5      11.7   
   10402.5       9.3     
 10114.0       8.5       
9410      27.9     11811.
0      21.0      10761.5 
     15.0      10682.5   
   12.4       9904.0     
 10.4       8450       23
.0      11241.0      15.3
      10451.5      12.7  
    10552.5      10.4    
  10344.0       8.6      
 9530      25.0     11271
.0      16.1      10501)処
理の終了点で測定 表1から見られるように、バルブを重炭酸塩で洗浄した
場合は、N0210□ 処理プロセス前に硝酸を添加し
なかった2%NO1参照実験において固有粘度の有意で
ない低下が得られた。さらに本発明に従って実施した実
験よりも気相中の低いNO□含量が得られた。本発明に
従って実施された実験においては、粘度が顕著に低下し
たが、それは勿論不利益と考えるべきであり、高い残存
ガスについてもそうである。易溶性リグニンの生成の増
加は、水の存在下の参照テストにおけるよりも、硝酸の
存在下で活性化し、重炭酸塩で洗浄したバルブの低いカ
ッパ数によって反映される。
2%N02の参照実験と比°較して、NO2仕込み前に
硝酸で含浸したパルプに対し低いNdOH仕込量を使用
した場合特に、酸素ガス段階後に脱すグニン度の大きい
増加が得られた。この効果は、与えられたカッパ数にお
ける粘度と定義される選択性が、硝酸を使用しない参照
実験シリーズよりも本発明による実験において遥かに高
かったほど太きい。多量の水酸化ナトリウムを仕込んだ
(25および4%5)実験の場合、酸素ガス漂白したパ
ルプの粘度は、硝酸を添加した後実施した活性化段階中
の著しい粘度にも拘らず、一定時間後および酸素ガス漂
白段階で他の点に関し一定条件においてかなり高いこと
が特に興味がある。これら実験は、第1に本発明により
改良された脱リグニンが得られ、第2に活性化段階中の
特別の条件は後の酸素ガス漂白段階中の炭水化物の解重
合、主としてセルロースの解重合を強く抑制することを
示している。
最高温度が58℃で、そして活性化段階中湿度を下げた
時(実験1ないし4)、全活性化段階を50℃で実施し
た時(実験5ないし8)よりも同じアルカリ仕込量でい
くらが高い選択性および低いカッパ数が本発明によって
得られた。さらに、活性化時間の終りに気相中に遥かに
低い二酸化窒素含量が得られ、これは環境に関してがな
りの利益となる。別の実験は、温度の22℃へのさらに
低下および活性化段階の終期(後処理)において低い温
度で気相とバルブとの接触時間の増加は残存ガス含量の
それ以上の低下をもたらすことを示した。
期待されたように、4%NO□での参照実験eないしI
においては、2%NO2を使用する時よりも高い脱リグ
ニン度が得られた。しかしながらカッパ数は、NO□仕
込量半分の本発明に従って予備処理を実施した時、アル
カリ段階の同じ処理プロセス後に達するカッパ数よりも
常に低かった。同じカッパ数で比較した粘度は、4%N
O,を使用した参照実験と、2%NO□を使用した本発
明による実験との間では殆んど有意差がなかった。硝酸
は仕込んだ二酸化窒素から生成され、そしてプロセスに
おいて回収することができるから、本発明は活性化段階
へ仕込む薬品の量を公知技術に比較して約50%減らす
ことを可能にする。
参照実験の他のシリーズにおいては、バルブを硝酸の代
りに塩酸で含浸パルプ中の水分I K7当り0.4グラ
ムモルの濃度となるように含浸した。他の点では、この
実験は実験5ないし8と同じに実施した。重炭酸塩で洗
浄後、カッパ数は水で実施した参照実験よりも1,2単
位低いだけで、すなわち硝酸を使用した実験よりも著し
く高い一方、粘度は硝酸を使用した対応する実験よりも
22単位低かった。バルブを酸素漂白後、カッパ数は水
を使用した比較実験より平均5%低く、すなわち有意と
はいえない差である一方、セルロースの強力な分解が水
を使用した対応する実験よりも6oないし80単位低い
粘度値に反映された。このように、選択性は酸が存在し
ない参照実験よりもむしろ悪かった。従って、硝酸は塩
酸または他のどんな酸でも代替できない。この実験は、
与えられた濃度において硝酸の存在下行られるより効果
的な脱リグニンは、リグニン結合の酸分解によるもので
ないことを示す。
実施例2 カッパ数30.7および固有粘度1225 d*?/K
gを有する軟木、主としてマツのサルフェートバルブを
′乾燥含量31%ヘブレスした。塊をガラス反応’lS
中で57℃で4%No、(バルブの乾燥型はに対して)
で処理した。反応器を減圧し、それへNO。
を仕込む前に57°Cへ加熱し、二酸化窒素は液体N2
0.を蒸発することによって仕込んだ。NO2の仕込み
は3分を要した。酸素ガスを少しづつ2分間を要して大
気圧になるまで反応器へ仕込み、反応器を全反応時間が
15分に達するまで回転した。
活性化プロセスは8%乾燥含量が得られるように種々の
濃度の硝酸で希釈することによって(事前の洗浄なしに
)継続された。バルブは種々の温度および時間で仕込ん
だ硝酸と反応させられた。
次に硝酸を口過除去し、パルプ企冷水で洗った。
次にバルブをバルブ濃度24%において空気または酸素
の不存在下熱アルカリ処理の形の脱リグニン段階へかけ
た。アルカリ仕込量は絶乾パルプに対して計算して5%
NaOHよりなる。温度は106℃で、時間は45分で
ある。熱アルカリ処理後バルブを水洗し、分解した。
活性化段階中の種々のパラメーターおよび得られたバル
ブの性質を表2に示す。
参照実験mおよびnは、バルブをNO□10□で処理後
水で濃度8%へ希釈し、懸濁液をそれぞれ40°Cおよ
び60℃に60分間保ったが、カッパ数には殆んど変化
が見られず、バルブをNO,10゜処理後冷水で洗い1
5分間濃度31%で熱アルカリ処理に力)けた実験0と
比較して著しい粘度低下が見られた。
本発明に従って処理した実験lOないし14においては
、著しいカッパ数の低下が得られた。そその効果は40
℃よりも60°Cにおいて大であった。60℃において
0.2 M硝酸により顕著な効果が得られたが、この濃
度において40℃ではこの効果は少ない。濃度の増加お
よび処理時間の増加は改良された脱リグニンを与えたが
、しかし同時に粘度の減少をもたらし、しかしこれは表
2に示した実験では得られたカッパ数の減少に比較する
とゆるやかである。通常粘度900が高品質漂白製紙用
バルブにとって最低と考えられる。硝酸濃度が水IK7
当り1.0グラムモルより高い時、脱リグニンに関して
著しい効果が硝酸の存在より達成される時間および温度
条件下では、この値以ドに粘度が低下した。このため、
硝酸濃度が水にg当り1.1グラムモルで、活性化温度
56°C1処理時間30分の時、固有粘度は848d扉
/に9であった。
実験14によって実施した処理は、ヘミセルロースの顕
著な溶解を与える。これは特別なバルブの場合、例えば
特に耐老化性が要求される特別の紙の場合に有利である
が、60°Cでの硝酸(水lK7当り04グラムモル)
による120分の処理時間は一般に最適効果を得るのに
長過ぎる。
実施例3 カッパ数348と固有粘度1196 dnf /Kgを
有し、トウヒ50%、マツ40%およびポプラ10%か
ら製造したサルフェートバルブを活性化段階の始期にお
いて硝酸の存在下NO! 10!をもって活性化した。
温度はNO2の仕込開始から活性化プロセスを水を導入
して中断するまで30分間55℃に一定に保った。
他の点に関しては、本発明に従って実施した実験15な
いし18においてMtl、濃度を水I Kg当り0.3
グラムモルとしたことを除いて、実験は実施例1と同様
に実施された。これら実験において、脱リグニンは硝酸
濃度が水0.4グラムモル(実験19ないし22)の時
よりもいくらか劣った。他方粘度は後の酸素ガス漂白中
同じアルカリ仕込みとして比較して、より低い硝酸濃度
においていくらか高かった。
比較のため、硝酸に代えて水(pおよびq)、および水
Kg当り硝酸0.08グラムモル(rおよびS)で実験
した。
活性化段階の重要なパラメーターおよび得られた結果を
表3に示す。
(以下余白) 表3から明らかなように、本発明によって実施した実験
に比較して実験p+ Q+  rおよびSにおける脱リ
グニンはもつと劣っていた。最初に述べた実験において
は、気相中の二酸化窒素の濃度は本発明による実験よシ
もかなり低かった。表1に4えたガス分析と同様に、こ
れら分析は、本発明に従って仕込んだ硝酸は未知量にお
いて活性化プロセスを促進する気相中の成分の含量の増
加に貢献する。比較実験rおよびSは、二酸化窒素添加
なしの硝酸の導入は本発明によって使用される条件Fで
は脱リグニンに対し無意義な効果を有する。
この結果はサルフェートパルプを事前活性化なしに直接
酸素ガス漂白した比較実験Xおよびyについて得られた
結果と有意には違わない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11(a)NO!および違たはNOおよび/またはN
    、04およびN2O3のようなそれらのポリマー形およ
    び二重分子の形にある窒素酸化物を、パルプ濃度15な
    いし80%、適当には20ないし70%、好ましくは2
    6ないし45%において活性化時間の少なくとも50%
    の期間活性化段階へ添加することと、 (b)  酸素を仕込んだNO,モル当り0.として少
    なくともO,OS、適当には0.2ないし2.0.好ま
    しくは0.15ないし0.30モル、仕込んだ80モル
    当りO8として少なくとも0.60.適当には0.65
    ないし3.0.好ましくは0.70ないし0.85モル
    の量で活性化段階へ添加することと、(C)、硝酸をセ
    ルロースパルプに随伴する水Kg当り0、1ないし1.
    0.適当には0゜15ないしO,SO。 好ましくは0.25ないし0.60グラムモルの量でセ
    ルロースパルプの活性化に関連してセルロースパルプへ
    仕込み、前記活性化段階中の温度を40ないし120.
    適当には50ないし100.好ましくは55ないし90
    ℃とし、活性化温度4oないし50°Cにおける活性化
    時間は15ないし180分とし、50ないし90℃にお
    いては5ないし120分とし、そしてそれ以上の温度に
    おいては工ないし10分とすることと、 (d)その後パルプを洗浄することと、そして(e)セ
    ルロースパルプをその後酸素ガスおよび/または過酸化
    物の存在下もしくは不存在下においてアルカリ媒体中で
    少なくとも一段階において脱リグニンすることを特徴と
    するセルロースパルプの脱リグニン漂白方法。 (2)前記窒素酸化物を供給する以前にセルロースパル
    プへ硝酸を供給することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項の方法。 (3)モノマーとして計算して、仕込む窒素酸化物の量
    は、活性化段階へ入って来るパルプ中のりグニン100
    に7当り、0.1ないし4.適当には0.3ないし2.
    好ましくは0.5ないし1.2キロモルであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項の方法。 (4)酸素ガス、好ましくは連続的活性化段階へ導入さ
    れる酸素ガスの大部分は、進行するパルプの滞留時間が
    活性化段階における全滞留時間の70ないし100.適
    当には80ないしioo、好ましくは90ないし100
    %に相当するように位置している2帯域へ供給されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第3項のい
    ずれかの方法。 (5)  活性化段階へ仕込まれるパルプの含水量、前
    記段階の温度および硝酸の仕込み量は、活性化時間の半
    分が経過した時気相中のNo十No、の濃度が11当9
    0.05ミリモル以上、適当には0.1ミリモル以上、
    好ましくは0.15ミリモル以上であるように調節され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項
    のいずれかの方法。 (6)活゛性化段階の最終段階中セルロースバルブを冷
    却することを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    5項のいずれかの方法。 (7)水および/または水溶液で洗うことによってセル
    ロースパルプを活性化段階から脱離させることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかの方
    法。 (8)例えば洗浄および/または置換により、活性化段
    階を離れるパルプから硝酸を完全にもしくは部分的に回
    収することを特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第
    7項の方法。
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