JPS5858189A - pH調節装置 - Google Patents

pH調節装置

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JPS5858189A
JPS5858189A JP15671581A JP15671581A JPS5858189A JP S5858189 A JPS5858189 A JP S5858189A JP 15671581 A JP15671581 A JP 15671581A JP 15671581 A JP15671581 A JP 15671581A JP S5858189 A JPS5858189 A JP S5858189A
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JP
Japan
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wastewater
flow rate
waste water
amount
adjusting
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JP15671581A
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English (en)
Inventor
Akishiro Sakai
酒井 昭四郎
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Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は排水のpH調節装置、特にメッキ排水のよう
に、間欠的に排出される排水を中和処理するのに適した
pH調節装置に関するものである。
一般に排水のpH調節のためのpH調節剤の注入には、
流出側に検出器としてpH電極を設置し、これより得ら
れた信号によりpH調節器を介して、流入側に設けられ
た調節剤注入調節弁を制御するような態様の自動制御方
式のものが用いられているが。
この方式では排水の負荷変動が犬になればpHの1呻制
御は困難になり、とくに緩衝指数の大きな系で負荷変動
があれば正確な制御は不可能となる。
メッキ工場などから排出される排水は量の変動とともに
質の変動があり、これを前述のような方式で中和処理す
ることにできない。
このような点を改善するために採用されたものとして、
従来、カヌケード制御方式、直列多段に調節槽を設けた
多段制御方式、あるいは/2イパス流へ濃厚調節液を添
加して適尚なpi(K調節し、これを本流に合体させて
目標pHに調節する二段制御方式などがあるが、いずれ
も複雑な装置および操作を必要とする割には迅速かつ正
確なpH調節が困難であった。
この発明は以上のような従来のものの欠点を改善するた
めのもので、フィードフォワード制御とフィードバック
制御とを組合せることにより、負荷変動の激しい排水に
対しても、簡単な装置により、迅速かつ正確に自動制御
可能なpH調節装置を提供することを目的としている。
この発明は排水を受は入れてpH調節を行うpH調節槽
と、前記排水をサンプリングし、pH調節剤を注入する
試験容器と、この試験容器および前記−調節槽への排水
の流入量ならびに試験容器へのpHより前の所定pH値
にするのに必要なpH調節剤量を演算する演算装置と、
演算された量のpH調節剤をpH調節槽に注入するとと
もに、排水のpHが目標pHになるまでのpH調節剤の
不足分を制御しながら注入する装置を備えたpH調節装
置である。
本発明では目標pHより前の所定pHにするためのpH
調節剤量を演算することによりフィードフォワード制御
を行い、これにより大ざっばな調整を行ったのち、排水
のpH値を測定してフィードバック制御により目標pH
値まで微調整を行い、迅速かつ正確VC餠調節を行うも
のである。
以下1図面により本発明を説明する。図面は実施例のp
H調節装置を示す系統図である。図面において、1はp
H調節槽であって、pH電極2および攪拌器6を備え、
排水流入管4および流出管5が連絡している。排水流入
管4には流量計測サンプラー6が設けられており、これ
からバイパス管7が分岐し、排水流入管4VC連絡して
いる。
・2イパス管7には試験容器8および電磁弁9が設けら
れている。試験容器8はpH電極1oおよび攪拌器11
を備え、薬剤槽12がら薬注管16がポンプ14を介し
て連絡している。pH調節槽1には別の薬剤槽15がら
、薬注管16がポンプ17゜コントロール弁18.流量
計19を介して連絡している。
20はタイマーであって、ポンプ14を始動するように
接続されている。pH電極1oは試験容器8内のpHを
測定し、その信号はA/D変換器21を介してコントロ
ーラ22に与えられ、所定pH値となったときにポンプ
14を停止するとメもに電磁弁9を開閉するように接続
されている。ポンプ14の送液量信号(例えば時間信号
’)flA/D変換器26を介して演算装置24に送ら
れるように接続されている。
流量計測サンプラー6は流量計と流量比例式す分流させ
、流量信号はA/D変換器25を介して演算装置24に
送られるように接続されている。
演算装置24はA/D変換器23 +、−25からの信
号よりpH調節槽1の排水、を所定pH値にするための
pH調節剤添加量を演算し、コントローラ26に指示信
号を送るように接続され°ている。
コントローラ26il−jこの指示信号によりポンプ1
7を発停するとともに、D’/A変換器27を介してコ
ントロール弁18の開度を調節するように接続されてい
る。捷たコントローラ26はp11電極2のpH信号が
A /、 D変換器28を介して与えられ。
とのpH値が目標pH値5になるようにポンプ17を発
停し、コントロール弁18の開度を調節するように接続
されている。流量計19の流量信号はA/D変換器29
を介してコントローラ26に与えられるように接続され
ている。
以上のように構成されたpH調節装置において、排水は
排水流入管4から流量計測サンプラー6を通ってpH調
節槽1に流入し貯留される。この排水は1例えばメッキ
排水の場合、連続的でなく、また流入しているときでも
流量および水質tfi’一定ではない。pH調節槽1の
容量は特に限定はなく一定時間(例えば1時間)の排水
を貯留できる容量とする。
、排水は流量計測サンプラー6において流量測定され、
流量に比例してサンプリングされ、小容量(05〜11
)の試験容器8に貯留される。このとき流量に比例して
サンプリングされるので、pH調節槽1と試験容器8の
排水の水質はほぼ同じとなり、その容量比はサンプリン
グの容量比と同じとなる。
こうしてpH調節槽1および試験容器8に排水が貯留さ
れたところで、排水の流量およびpH調節槽1の容量に
より異々るが、一定時間(pH調節槽1姥おける平均滞
留時間 例えば1時間)毎に、タイ−マー20によりポ
ン−/′14が始動し、薬剤槽12から薬注管13を通
して試験容器8に反応性の速いpH調節剤(アルカリ剤
であれば水酸化ナトリウム溶液、酸であれば塩酸など)
が注入され、目標pH値(通常はpH7)より1〜3 
pH程度前の所定pH値にするのに必要なpH調節剤の
量n’: ill定される。
この間攪拌器11を駆動しながら反応が行われ。
変換器21でA/D変換され、設定値に達したところで
コントローラ22によりボン−7′′14が停止すると
ともに、電磁弁9が而いて反応液”B ’pH調節槽1
に流出する。
流量計測サンプラー゛6およびポンプ14の流量信号は
演算装置24に入力され1次式によりpH調節槽1の排
水について、目標pH値より1〜3 pH前の所定pH
値にするのに必要なpH調節剤量が演算される。
式中、AはpH調節槽1のpH調節剤注入量、Kは排水
の種類により決まる定数、■は試料採取時間内の排水全
容量、■は採取した試料の容量、a[採取した試料をp
H調節するのに要した薬剤量、bは一調節槽1に注入す
るpH調節剤の当量数である。
演算結果はフィードフォワード信号としてコントローラ
261/i:与えられ、この信号により°コントローラ
26はポンプ17を始動させ、Aに対応する量のpl−
1調節剤(アルカリ剤であれば消石灰、酸であれば硫酸
など)が薬剤槽15から薬注管16を通してpH調節槽
1に注入される。この間流量計19の流量信号によりコ
ントロール弁18の開度は所定開度に維持される。この
操作はAに対応する薬剤量の注入が完了するまで行われ
る。
pH調節槽1では攪拌器乙の駆動により反応が進行し、
目標pH値の1〜ろpH前の所定pH値まで調節される
。この状態でpH電極2でpH調節槽1の排水のpHを
検出し、そのpH信号がA/D変換してフィートノにツ
ク信号としてコントローラ26に与えられ、フィードバ
ック制御によるpH調節が行われる。
この操作は前記のフィードフォワード制御の場合と同様
にポンプ17を始動して行われるが、この場合のpH調
節は前記所定pH値から目標pH値までの微調節である
ため、コントロール弁18の開度は小さく維持される。
この操作はpH電極2が目標pHを指示するまで行われ
る。
以上によりpH調節を終った排水は流出管5から放流さ
れ、 pH調節槽1は再び排水を貯留し、試験容器8は
サンプリング開始し、上記操作がくり返えされる。
以上の操作において、pH調節槽1の排水を攪拌しなが
ら演算結果による薬剤量を一度に゛仕入してフィードフ
ォワード制御するとともに、pH調節槽1内の排水のp
H変化を測定し、この指示値が目標pH値になるまで薬
剤を注入してフィードバック制御することにより、′急
速かつ正確にpH調節を行うことができる。
排水のpH調節は非直線的であるため、原水のpHを測
定することによるフィードフォワード制御は不可能であ
るが、バイパスラインよりのサンプリングと、これに反
応性の速いpH調節剤を注入すること−より、 pH調
節に必要な薬剤量を予測し、フィードフォワード制御が
可能である。
また排水の特性として、水量、水質等の経時的な負荷変
動は避けられないので、バイパスラインよりのサンプリ
ングを流量比例式サンプラーにより行えば、一定時間内
における均一試料どすることができ、予測を正確にする
ことができる。
排水、特にメッキ排水中には弱酸1弱塩基或分および種
々の金属イオンを含むため、そのpH特性は時々刻々変
化する可能性があり、このような状態で予測した薬剤量
をそのままpi(調節槽iK注入したのでは注入薬剤に
過不足が生ずるおそれがあるが、目標pHの手前の所定
pH値に調節する量を一度に注入し、不足分はフィード
バック制御により注入することにより、迅速かつ正確K
pH調節を行うことができ、過剰注入のおそれはない。
なお1以上の実施例ではサンプリングをバイパス管にお
いて行っているが、pH調節槽1がら直接行ってもよい
。捷た試験容器8へのpH調節剤の注入量にポンプ14
によって計測しているが、コントロール弁18の開度に
よってもよい。またポンプ14の流量信号としては回転
数なども利用できる。さらに本発明はバッチ式のみなら
ず連続式のpH調節にも適用でき、また排水もメッキ排
水に限らず、他の排水にも適用可能である。
以上のとおり1本発明によれば、フィードフォワード制
御とフィードバック制御を組合せることを自動制御する
ことができ、緩衝指数の大きい排水についても迅速かつ
正確にpH調節を行い、薬剤の過剰注入を防止できるな
どの効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例のpH調節装置を示す系統図であり。 1はpH調節槽、2.10はpH電極、6は流量計測サ
ンプラー、8は試験容器、12.15は薬剤槽。 14.17はポンプ、19は流量計、20はタイマー、
21.23.25.28.29はA/D変換器、22.
26はコントローラ、24は演算装置である。 代理人 弁理士 柳 原    成

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)排水を、受は入れてpH調節を行うpH調節槽と
    、前記排水をサンプリングし、pH調節剤を注入する試
    験容器と、この試験容器および前記pH調節槽への排水
    の流入量ならびに試験容器へのpH調節剤の注入量から
    、pH調節槽の排水を目標pH値より前の所定pH値に
    するのに必要なpH調節剤量を演算する傅算装置と、演
    算された量のpH調節剤をpH調節槽に注入するととも
    に、排水のpHが目標pHになるまでのpH調節剤の不
    足分を制御しな、がら注入する装置を備えたp)?調節
    装置
  2. (2)サンプリングは流量比例式サンプラーにより行う
    ものである特許請求の範囲第1項記載の州調節装置
  3. (3)サンプリングはバイパス管において行うものであ
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載のpH調節装
  4. (4)試験容器へ注入するpH調節剤はpH調節槽へ添
    加するpH調節剤より反応の速いものである特許請求の
    範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載のpH調節装
  5. (5)試験容器へのpH調節剤の注入は一定時間毎に行
    うものである特許請求の範囲第1項ないし第4項のいず
    れかに記載のpH調節装置
JP15671581A 1981-10-01 1981-10-01 pH調節装置 Pending JPS5858189A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62152662A (ja) * 1985-12-25 1987-07-07 Hitachi Ltd 矩形コイル自動仕上装置
JP6350706B1 (ja) * 2017-03-30 2018-07-04 栗田工業株式会社 水質調整水製造装置

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