JPS5856923B2 - パツフア−形ガスしや断器 - Google Patents

パツフア−形ガスしや断器

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JPS5856923B2
JPS5856923B2 JP51067987A JP6798776A JPS5856923B2 JP S5856923 B2 JPS5856923 B2 JP S5856923B2 JP 51067987 A JP51067987 A JP 51067987A JP 6798776 A JP6798776 A JP 6798776A JP S5856923 B2 JPS5856923 B2 JP S5856923B2
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JP
Japan
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buffer
hollow
gas
movable contact
gas flow
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JP51067987A
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English (en)
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JPS52150567A (en
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健一 夏井
芳夫 吉岡
裕 千田
邦夫 平沢
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to CA279,354A priority patent/CA1067941A/en
Priority to US05/802,940 priority patent/US4160888A/en
Priority to SE7706723A priority patent/SE438943B/xx
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は吸込室をもつバッファ一核ガスしゃ断器に関す
る。
バッファ一核ガスしゃ断器は、接触子間の開離動作と共
に、バッファー室と称する空間内の消弧性ガスを圧縮し
、圧縮したガスを接触子間のアークへ吹付けて消弧を行
なうものである。
この種のものは、特にバッファー室の圧力上昇と周囲ガ
ス圧力の差によって、ガス流を形成する。
従って強力な吹付はガス流は、バッファー室の圧力上昇
によって得られる。
一方、接触子間の開離動作に関連して、吸込室と称する
空間の容積を増大する吸込装置を設け、開離初期にバッ
ファー室と吸込室間を連通し、この連通によって形成さ
れるガス流を接触子間のアークに作用させアーク時間を
短縮した吸込室性のバッファ一核ガスしゃ断器が知られ
ている。
本発明はとの吸込室性のバッファ一核ガスしゃ断器を改
良するもので、その目的はしゃ断性能を向上するため改
良した吹付流路をもつバッファ一核ガスしゃ断器を提供
するにある。
本発明は一対の中空接触子を用いたものにおいて、両液
触子の中空部スロート径を規制したものである。
この規制によって、圧力の低下を防止し流速を高めて、
消弧能力を高めることができる。
この種、吸込室をもつしゃ断器は、吸込室の容積増大に
伴って不所望のガス流が形成されないように考慮されて
いる。
それは吸込室の圧力上昇が早いために必要とする時1で
吸込室内にガス流が流入しないようにするためであり、
このため固定接触子は中実にされるのが一般的である。
しかし本発明にあっては1対の中空接触子を採用してい
る。
以下本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図はしゃ断動作の途中を示す縦断面図である。
1は中空固定接触子で、これに対向して中空可動接触子
2がある。
中空可動接触子2はバッファーシリンダー3の中空軸4
を介して絶縁操作棒5に連結されている。
絶縁操作棒5は図示しない操作器によって駆動されて、
中空可動接触子2を開閉操作する。
バッファーシリンダー3と中空軸4間にはバッファーピ
ストン6があり、このバッファーピストン6は図の位置
に固定されている。
バッファーシリンダー3とバッファーピストン6によっ
てバッファー室7を形成している。
バッファーシリンダー3の閉端板側には絶縁ノズル8が
固定されている。
この絶縁ノズル8は中空可動接触子2を包囲して設けら
れ、バッファー室7からのガスを両液触子間に案内する
ものである。
中空軸4には吸込ピストン9が固定されている。
この吸込ピストン9はバッファーピストン5の支持筒で
ある吸込シリンダー10の内面を摺動する。
この吸込ピストン9と吸込シリンダー10とによって吸
込室11を形成している。
この吸込室11は中空可動接触子2の開路動作によりそ
の内部容積を増大する。
これらによって吸込装置が構成されている。
中空固定接触子1の対向側先端近傍のスロート部径はD
l である。
一方中空可動接触子2の対向側先端近傍のスロート部径
はD2であり、D、〈D2の関係にある。
このような構成のしゃ断器においては、中空可動接触子
2の開路動作に関連してバッファー室7の消弧性ガスを
圧縮すると共に、吸込室11内の容積を増大する。
吸込室11の容積増大によって、バッファー室7と吸込
室11間の相対的圧力差を大きくし、これら画室間の連
通によって初期から強力な吹付はガス流を形成する。
このガス流を接触子間のアークに作用される。
ところで、開離動作初期におけるガス流は第1図に示す
如くである。
周知のように、バッファー室7の初期圧力上昇は緩慢で
ある。
一方吸込室11は急激な圧力低下が見られる。
このため、両液触子間の開離初期においては、バッファ
ー室7から吸込室11へ向かうガス流Aと、中空固定接
触子1の中空部から吸込室11へ向かうガス流Bが形成
される。
これらガス流はいずれも中空可動接触子2の中空部を介
して流れる。
詳しくは中空可動接触子2の対向側先端でガス流A、B
が合流して吸込室11へ至る。
この中空接触子近傍の拡大と共に、接触子間開離初期の
ガスの圧力分布P1流速分布■を第2図に示す。
1は第1図の固定接触子、2は第1図の可動接触子であ
る。
同図は接触子間の開離初期を示しており、バッファー室
からのガス流Aはほとんど圧力上昇が見られず、単にバ
ッファ作用によって追しだされてくる。
従って周囲ガスから吸込室へ引込オれるガス流Bとほと
んど同じ圧力である。
尚、圧力分布P1流速分布Vは中心軸線上のものである
流速分布Vについてみると、中空可動接触子2の対向側
先端近傍のスロート部を小さくしているため、このスロ
ート部での流速は最大となっている。
この部分の流速が最大となることは、第1図の固定接触
子1が絶縁ノズル8から抜ける昔で、吸込室11の効果
によって消弧を行なってアーク時間を短かくする構造上
、極めて有効である。
寸た圧力分布Pから解かるように、固定接触子1の対向
側スロート部径は可動接触子2のそれより大きいため、
接触子間間隙でガス流Bの圧力はほとんど変動せず、ガ
ス流Aと合流する。
このため全体としての圧力変動もほとんど表われない。
ところで、上記の点について配慮しないなら、一般のこ
の種ガスしゃ断器は、対向側先端のスロート部径の等し
い1対の接触子を用いるであろう。
このような接触子構造を第3図に示し、第2図のものと
比較してみる。
1′は固定接触子、2′は可動接触子、V′は流速分布
、p′は圧力分布を示す。
ガス流Bは、固定接触子1の対向側先端のスロート部の
ノズル効果を受ける。
このため、面分布曲線から解かるように、ガス流Bは、
固定接触子1ノスロ一ト部で流速を高めるが、このスロ
ート部を過ぎると、接触子間対向間隙部で膨張し、圧力
を低下させると共に流速を下げる。
その後、可動接触子2のスロート部で流速を上げるが、
接触子間の間隙で流速を下げることは、極間の絶縁回復
の意味から極めて好普しくない。
特に吸込室11を有するしゃ断器は、接触子間開離初期
から強力な吹付けを行なってアーク時間の短縮をはかる
ものであるが、極間の絶縁耐力を低下させることによっ
て、その特徴を充分に発揮できない。
上記実施例は、吸込室11を可動接触子2側に構成した
が、第4図のように、固定接触子1側に吸込室11を形
成した場合は、両液触子のスロート部径の関係はDl〈
D2と逆転する。
つ曾り、吸込室11側の接触子のスロート部径を、他方
のスロート部径より小さくすれば良い。
第4図に釦ける第1図との同等物には同一符号を付し、
相異する部分についてのみ説明する。
中空軸4には、周囲ガス中へ連通する開口4aが形成さ
れている。
固定接触子1には吸込シリンダー10が固定されている
吸込シリンダー10の内面には吸込ピストン9が配置さ
れている。
との吸込シリンダー10はレバー12を介して図示しな
い操作器に連結されている。
固定接触子1の対向側先端のスロート部径はDlで、可
動接触子2の対向側先端のスロート部径はD2で、Dl
〈D2の関係である。
吸込ピストン9は可動接触子2の開路動作にほぼ合わせ
て上方へ、駆動される。
これにより吸込室11の容積は増大される。
この時も初期にバッファー室7から吸込室11へ向かう
ガス流Aと、中空軸4釦よび可動接触子2の中空部を介
して吸込室11へ向かうガス流Bが形成される。
この場合も、第2図の固定接触子1が可動接触子に対応
し、可動接触子2が固定接触子に対応するだけで同様の
効果が得られる。
以上説明のように、本発明は1対の中空接触子を用い、
吸込室11側に位置する中空接触子の対向側先端のスロ
ート部径を、他方の接触子の対向側先端の対向側先端の
スロート部径より小さくしたため、しゃ断動作初期から
強力なガス流をアークに作用させることができ、しかも
、極間における流速を低下させないので、極間に高い絶
縁耐力が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のバッファー形ガスしゃ断器の一実施例
を示す縦断面図、第2図は第1図の要部におけるガス流
の特性図、第3図は従来の要部におけるガス流の特性図
、第4図は本発明の異なる実施例を示す縦断面図である
。 符号の説明、1・・・中空固定接触子、2・・・中空可
動接触子、7・・・バッファー室、11・・・吸込室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 開離可能な固定接触子および可動接触子と、可動接
    触子の開離動作によりそのバッファー室内の容積を縮少
    するバッファー装置と、上記可動接触子の開離動作にほ
    ぼ合わせてその吸込室内の容積を増大し上記接触子間開
    離動作初期にガス流を形成する吸込装置とを備え、上記
    可動接触子の開離動作により少なくとも一方の接触子の
    中空部を通して上記バッファー室から上記吸込室へ向か
    うガス流を形成し、このガス流を上記両液触子間のアー
    クに作用させるバッファー形しゃ断器に釦いて、上記接
    触子のうち他方の接触子も、その内部をガスが質流する
    よう中空に威し、上記吸込室側に位置する中空接触子の
    対向側先端近傍に、他方の中空接触子の対向側先端近傍
    のスロート部より小さな内径をもつスロート部を形成し
    たことを特徴とするバッファ一核ガスしゃ断器。
JP51067987A 1976-06-10 1976-06-10 パツフア−形ガスしや断器 Expired JPS5856923B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51067987A JPS5856923B2 (ja) 1976-06-10 1976-06-10 パツフア−形ガスしや断器
CA279,354A CA1067941A (en) 1976-06-10 1977-05-27 Puffer-type gas-biast circuit breaker
US05/802,940 US4160888A (en) 1976-06-10 1977-06-02 Puffer-type gas-blast circuit breaker
SE7706723A SE438943B (sv) 1976-06-10 1977-06-09 Strombrytare av puffertyp

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51067987A JPS5856923B2 (ja) 1976-06-10 1976-06-10 パツフア−形ガスしや断器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52150567A JPS52150567A (en) 1977-12-14
JPS5856923B2 true JPS5856923B2 (ja) 1983-12-17

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ID=13360826

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JP51067987A Expired JPS5856923B2 (ja) 1976-06-10 1976-06-10 パツフア−形ガスしや断器

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CA (1) CA1067941A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61104515A (ja) * 1984-10-26 1986-05-22 株式会社東芝 パツフア式ガスしや断器
EP0290950B1 (de) * 1987-05-13 1993-04-14 BBC Brown Boveri AG Druckgasschalter
FR2676858B1 (fr) * 1991-05-23 1994-06-10 Alsthom Gec Disjoncteur a gaz de soufflage pour haute et moyenne tension.

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4978887A (ja) * 1972-12-11 1974-07-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4978887A (ja) * 1972-12-11 1974-07-30

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CA1067941A (en) 1979-12-11
JPS52150567A (en) 1977-12-14

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