JPS5856259A - デイジタル・オ−デイオデイスクプレ−ヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 レーヤに関し、特にモーメサ−２回路の改良に関するも
のである。

デイジタル会オーディオディスクプレーヤは、オーディ
オ信号および同期信号をディジタル化してディスクの表
面に線速度一足として光学的に高密度で記録したもので
あり、ディスク上に記録される信号フォーマントは例え
ば第１図に示すように定められている。つまり、この方
式に於いては、１フレームを一定数のビット（例えば５
８８ビツト）によって構成し、このフレームを連続させ
て同一ディスク上に線速度一定として記録されている。

そして、この各フレームの信号フォーマントは、同期＠
ｈと情報部Ｂとに区分されており、同期部Ａは各フレー
ムの冒頭部分にそれぞれ位置ずけられている。同期部Ａ
は第１図に示すように２２ビツトによって構成されてお
り、最初の１１ビツトが連続して０”のときには続く１
１ピツトが連続して″′１″となり、最初の１１ビツト
が連続して１ｎのときには続く１１ビツトが連続して０
”となるように設定されている。そしてこの場合、最初
の１１ビツトはその前のフレーム末尾ビットに対して逆
になるように設定されており、このようにして予め定め
られた単位ビット（１１ビツト）で０”または１＃が連
らなるフォーマットは１フレーム中に於いてこの同期Ｈ
ＩＳＡのみに現定されている。すなわち、情報部Ｂはい
かなる場合であっても１１ビット単位の０＃または１＃
が連らなるフォーマットが生じないように構成されてい
る。また、情報部Ｂは無信号時に於ける直流化全防止す
るために、常に３ピント以上にわたって“１＃信号また
は０”信号が連続する信号となっており、従って情報部
Ｂば２　＜　Ｂ　＜１１ビツトの範囲にわたってのみ連
続する信号として表わされることになる。

このように構成されたディジタル・オーディオディスク
プレーヤは、線速度一定としてディスク上のディジタル
情報を光学的に読み取って復調することにより、高忠実
度のオーディオ信号が容易に得られるものである。

この場合、高忠実度再生を行なう上で最も重要となるこ
とは、読み出し時に於けるディスクの回転を線速度一定
となるように高精度の回転制御を行なうことである。こ
のために、ディジタル・オーディオディスクプレーヤに
於いては、再生信号中に含まれる上記同期部Ａを検出し
て同期信号とし、この同期信号を例えば７．３５ＫＨｚ
の基準信号と位相比較した出力を用いてディスク回転モ
ータを制御することにより、フェーズロックループ（Ｐ
ＬＬ）を構成して線速度一定住の制御ヲ行なっている。

しかしながら、ディジタル書オーディオディスクプレー
ヤに於いては、例えば早送り等に於いて読み取りヘッド
が移動する関係上、線速度に変動が生ずる。そして、同
期信号は前述したように特殊な条件付けが行なわれてい
るために、線速度が正常値に一致しなければ検出するこ
とが出来ず、線速度が正常値からずれると検出される同
期信号数が少なくなってフェーズロック制御が行なえな
く、これに伴なってディスク回転モータの回転は目的と
しない方向に急変される問題を有している。

従って、本発明による目的は、検出される同期信号があ
る程度少なくなった場合に於いても、フェーズロックル
ープが動作してディスク回転モータのスピードコントロ
ールが行なえるディジタル・オーディオディスクプレー
ヤを提供することである。

このような目的を達成するために本発明は、ディスク回
転モータのスピードコントロール系に設けられているフ
ェーズロックループに於ける位相比較器の出力側にアナ
ログスイッチと時定数回路を設け、同期信号によってア
ナログスイッチを閉じることにエリフェーズロックルー
プを構成し、同期信号が抜けた場合には時定数回路の出
力を用いてスピーＦ制御を補間するものである。以下、
図面を用いて本発明によるディジタル・オーディオディ
スクプレーヤを詳細に説明する。

第２図は本発明によるディジタル・オーディオディスク
プレーヤの一実施例を示す回路図であり、特にディスク
回転モータのスピードコントロール系を示している。同
図に於いて１はモータ２によって高速回転されるディス
クであり、このディスク１の下面側にはディスク１の半
径方向に移動しかつディスク面に照射した光ビーム３の
反射光を検出して電気信号に変換する読み取りヘッド４
が設けられている。５は続み取りヘッド４から出力され
る再生信号を後続の回路に於ける信号処理に適した値に
増幅する増幅器、６は増幅器５から供給される再生信号
音ノにルス波形に整形して同期信号検出回路７に保給す
る波形整形回路である。そして、同期信号検出回路７は
再生信号中に含まれる第１図で述べた同期部Ａを検出し
て同期信号を出力する。つまり、同期部Ａは上述したよ
うに１１ビツトの１１１１１または″０”の連続によっ
て構成されているために、この条件に一致する再生信号
を検出する毎に同期信号Ａを発生することになる。８は
位相比較回路であって、同期信号検出回路７がら供給さ
れる同期信号と基準信号ｆｒとを位相比較し、その位相
差に対応した出力を発生する。

９はアナログスイッチであって、同期信号検出回路７か
ら同期信号が供給される場合のみ（同期信号が予め定め
られた周期で供給される場合のみ）閉となって位相比較
器８から供給される位相差信号を通過させる。】０はア
ナログスイッチ９の出力ｆｌｌｌ＋に設けられた時定数
回路、１１はローパスフィルタであって、時定数回１８
１０の出力から低周波信号分のみを取り出して出力する
。１２はローパスフィルタ】１から供給される信号レベ
ルに対応してモータ２の回転制御を行なうモータドライ
ブ回路である。

このように構成されたディジタル・オーディオディスク
プレーヤに於いて、プレイモードにセットするとモータ
２が回転してディスク１が高速回転される。一方、読み
取りヘッド４はディスク１の下面に光ビーム３を照射し
、その反−７＝ 射光を読み取ることによってディスク上のディジタル情
報を再生して出力する。そして、この再生信号は増幅器
５に於いて増幅され、更に波形整形回路６に於いてパル
ス波形に整形された後に同期信号検出回路７に供給され
る。この場合、読み取りヘッド４から発射される光ビー
ムの照射部分に於けるディスク１の線速度が予め定めら
れた速度に近い場合には、再生信号に含まれる上記同期
部λ、つまり１１ピントの１０”または′１″が連なる
部分を検出する毎に同期信号検出回路７から同期信号Ｓ
が発生される。この同期信号Ｓは位相比較回路８に於い
て、予め定められた線速度時に於ける同期信号の周期で
ある例えば７．３５　ＫＨｚの基準信号と位相比較され
、両者の位相差に対応する位相差信号Ｑが発生されてア
ナログスイッチ９に供給される。アナログスイッチ９は
同期信号検出回路８から発生される同期信号Ｓを制御信
号として入力しており、例えば予め足められた周期で供
給される場合のみ閉となって位相差信号Ｑを出力する。

８− アナログスイッチ９を介して取り出された位相差信号Ｑ
は、時定数回路１０を介してローノぐスフィルタ１１に
供給されることにより、その高周波’ＭＥ除去されて低
周波分のみが回転制御信号として出力される。従って、
モータドライブ回路１２は、ローノぐスフイルタ１１か
ら出力される回転制御信号に対応してモータ２の回転を
制御することにより線速度を予め定められた一定値に制
御する。よって、これらの回路は、フェーズロックルー
プを構成しておシ、線速度が常に一定となるように制御
される。

次に、読み取りヘラ）４の早送シあるいは何かの原因に
よって線速度が予め定められた値よりも比較的太きくず
れると、同期部人の１１ビツト部分が間伸びあるいは縮
小されて１２ビツトあるいは１０ビツトとして検出され
てしまうために、これに伴なって同期信号検出回路７か
らは同期信号Ａの一部が抜けた状態で出力されることに
なる。この結果、同期信号Ｓが抜けた部分に於いては、
位相比較回路８への被比較入力が断となる関係上、出力
される位相差信号Ｑが大きく変動することになる。しか
し、アナログスイッチ９は同期信号検出回路７から出力
される同期信号Ｓを制御入力としているために、この同
期信号Ｓが抜けた部分に於いては開となって大きく変動
する位相差信号Ｑの送出を阻止する。この結果２時定数
回路１０には同期信号Ｓの非検出期間に於いては位相差
信号Ｑが供給されなくなるが、比較的大きな時定数を持
たせているために、位相差信号Ｑの所期間を補間して出
力の急変を防止する。このようにして、信号補間された
時定数回路１０の出力は、ローノぞスフィルタ１１を介
してモータドライブ回路１２に供給されることにより回
転制御が行なわれてモータｌの急変制御が防止される。

そして、再び同期信号Ｓが検出されると、アナログスイ
ッチ９は再び閉じてフェーズロックループが構成される
ために、回転制御動作が行なわれて線速度一定としての
回転が続けられる。

なお、上記実施例に於いては、アナログスイツチ９の出
力側に時定数回路を設けた場合について説明シたが、ロ
ーパスフィルタ１１が十分な時定数を有する場合にはこ
れを利用しても良い。

以上説明したように、本発明によるディジタル・オーデ
ィオディスクプレーヤは、再生信号中に含まれる同期信
号を基準信号と位相比較し、その位相差信号に対応して
モータの回転制御を行なう制御系に於いて、同期信号の
検出が行なえない場合には位相差信号を断としてその急
変位相信号の送出を防止し、かつこの位相差信号の新期
間に於いては時定数回路によって位相差信号の補間を行
なうものである。よって、何かの原因によって検出同期
信号の一部が抜けた場合に於いても、モータの急変制御
が防止されて、安定した回転制御が行なえる優れた効果
を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はディジタル・オーディオディスクの信号フォー
マットを示す図、第２図は本発明によるディジタル魯オ
ーディオディスクプレーヤの一実施例を示す回路図であ
る。 １・・・ディスク、２・・・モータ、３・・・元ビーム
、４・・・読み取りヘッド、５・・・増幅器、６・・・
波形整形回路、７・・・同期信号検出回路、８・・・位
相比較回路、９・・・アナログスイッチ、１０・・・時
定数回路、１１・・・ローパスフィルタ、１２・・・モ
ータドライブ回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）再生信号中に一定間隔で含まれる同期信号を検出
   し、この同期信号と基準信号との位相差信号を取り出し
   てモータ制御回路に連続して供給することにより、線速
   度一定としての回転制御を行なう回転制御系を備えたデ
   ィジタル・オーディオディスクプレーヤに於いて。 前記同期信号の所定の検出期間に於いてのみ閉となって
   前記位相差信号を通過させるアナログスイッチと、この
   アナログスイッチヲ介して前記位相差信号が供給され、
   前記同期信号が所定の検出期間より逸脱して前記アナロ
   グスイッチが開状態となったとき、この開状態の直前に
   供給された前記位相差信号全保持して前記モータ制御回
   路へ与える回路とを備えたことを特徴とするディジタル
   ・オーディオディスクプレーヤ。