JPS5855031A - 混合撹拌機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、蒲鉾等の練製品原料である冷凍摺身と添加物
とを投入してこれを成層前の混合品とする際に主として
供される混合攪拌機に関するものである。

従来の混合攪拌機を大別すると、第４図に示すように、
垂直回転軸ｄに設けた水平攪拌羽根・構造による攪拌機
Ｊと、第５図に示すように水平回転軸ｆに設けた喬直攪
拌羽根ｇ構造による攪拌機にとで６９、一方の水平攪拌
羽根構造による攪拌機Ｊは投入原料の一重力方向の流動
に対して回転する攪拌羽根・が有効に作用するものであ
るために機械効率が高いものであるが、攪拌原料の排出
に際しては攪拌容器りを反転させる必要がＴｏシ、また
、反転時に攪拌容器りの内面に付着した攪拌原料を除去
することが困難であるために作業効率が極めて低いもの
であった。

また、他方の垂直攪拌羽根構造による攪拌機Ｋ（特開昭
５１−２８２５２号）は原料の投入排出が重力を利用し
た垂直方向の投排構造であるために作業効率が高いもの
であるが、投入原料の重力方向と平行方向に攪拌羽１ｊ
ｇが回転するものである九めに原料の流動が悪く、特に
容器ｉ円の左右の混合が悪いために長時間混合する必要
がらり機械効率が極めて低いものであっ九〇 本発明は、上述のような従来構造の混合攪拌機が有する
欠点に鑑み研究し、両構造の長所を生がし欠点を除去し
た新しい構造による混合攪拌機を完成させたもので、本
発明の目的とするところは、傾斜攪拌羽根構造及び球体
容器構造にょ９混合攪拌効率（機械効率）が高く、シか
も、重力を利用した原料の投排構造にょル作業効率が高
い混合攪拌機を提供することに存する。

次に、本発明の混合攪拌機を図面に示す実施−例によ′
シ以下詳細に説明する。

まず、長球鉢容器ｌ＃ｉ、第１図に示すように、原料流
動が良好な長球内面構造であって、内部清掃や羽根交換
勢のために二分割開閉構造としている・次に、混合原料
投入口２杜長球体容器１の上部に開口したものであって
、同投入口２には閉鎖状態で長球鉢容器１０球内面と合
致するスライド構造の開閉蓋３を具備している。

また、混合品排出口４紘長球体容器１の下部に開口した
ものであって、同排出口４に亀前記投入口２と同様に開
閉蓋５を具備している。

そして、実施例にあっては、原料として塊状の冷凍摺身
を投入することがあるために混合原料投入口２を混合品
排出口４より広く開口させて原料投入を容易にしている
。

次に、低速回転軸６は長球鉢容器１の上側部から長球心
に向って斜め下方へ配置したものであって、同軸６には
駆動手段である電動機１０を直結させている。

そして、掻取羽根７は長球鉢容器１の内面を沿うような
半長円弧形状で前記低速回転軸６に設けたものであって
、実施例で紘、第３図に示すように、沿接片７ａと半長
円弧形状腕７ｂとによって構成されると共に、周辺原料
を内側に誘導するような傾斜掻取羽根としている〇 次に、高速回転軸８は、長球鉢容器１の下側部から前記
低速回転軸６に対向して斜め上方へ配置したものであっ
て、同軸８ＫＩｆｌ駆動手段である電動機／（図示して
いない）がベルト伝導にょｐ連結され、かつ同軸８は高
速回転に耐えるためにメカニカルシール構造が採用され
ている。

そして、攪拌羽根９は高速回転軸８の先端部から基端部
までに複数（実施例では３゛枚）設けたものであって、
同羽根９の刃面は下側刃面とし、また、第３図に示すよ
うに、Ｓ字状の攪拌羽根９は回転方向位相をずらして複
数配置している。

尚、図中１１で示すものけ機枠、１２は混合原料投入ホ
７　バー、１３はスライドシール材、１４はＶベルト車
、１５は高速回転軸囲繞体、１６．１７は羽根着脱用螺
合キャップ、１８はカラーである０　・ 以上、実施−例の混合攪拌機についてその構成を説明し
てきたが、長球内面構造による長球鉢容器ｌと、同容器
１の上部に開口した開閉蓋３を具備する混合原料投入口
２と、同容器ｌの下部に開口した開閉１ｆｉ５を具備す
る混合品排出口４と、前記容器１の上側部から長球心に
向って斜め下方へ配置した低速回転軸６と、同軸６に設
けた前記容器ｌの円ｄｊを旧うような半長円弧形状の掻
破羽根７と、−紀容器１の下側部から前記低速回転軸６
に対向して斜め上ｉへ配置した高速Ｉｌ回転軸と、伺軸
８の先端部から基端部までに複数設けた攪拌羽根９とか
らなる混合攪拌機であれば図示する構成に限定されない
もので、例えば、高速回転輪８は斜め上方へ傾斜する状
態であればその傾斜角は適宜の角であって屯よいし、ｔ
た軸心が球体容器１の長球心へ必ずしも向かうことを要
さず、゛同軸８を若干ずらした位置に設けてもよいもの
である０また、高速回転輪８に対する駆動手段の伝達も
ベルト伝達に限らず、直結構造やカップリング構造によ
る伝達であってもよい。　　゛ また、低速回転軸６の駆動杜直゛結駆動に限らず、ベル
ト伝達等の間接駆動であってもよい。

尚、図示していないが長球鉢容器１を二重壁構造としそ
の間壁に加熱媒体中冷却媒一体を封入する構成としても
よいし、真空ポンプや加圧ポンプと長球鉢容器ｌとを連
結して真空や加１状態での混合攪拌゛構成としてもよく
、辷れもの構成に於いては長球鉢容器１で娶るために耐
圧構造で好ましいもの＋あ゛る◎ また、搗合厘科投入ホッパー１１の上端局部にシャワー
状態で水等が流出するパイプを設けてもよく、この場合
は同ホッパー１２への原料付着を防止し得る亀のである
。

従って、本発明の混合攪拌機を用いて蒲鉾等の練製品原
料である冷凍摺身と水や澱粉等の添加物とを投入してこ
れらの原料を成型前の混合品とする使用−例について説
明すると、まず、開閉蓋３を開放して原料Ｍを投入口２
から長球鉢容器ｌの内部に投入する。そして、開閉蓋３
を閉鎖し高速回転軸８及び低速回転軸６を回転させると
攪拌羽根９及び掻取羽根７とによって原料Ｍは混合攪拌
される。次いで、短時間のうちに混合攪拌を終えた原料
Ｍは開閉蓋５を開放することによって大半を重力作用に
よプ排出口４から外部へ排出２讐ることかできるもので
、前述のように重力！利用した原料Ｍの投排構造により
容器を反転させたシする操作を要さず、きわめて作業効
〒が、よいもので娶る。　　　　　　　　　　　　　　
（、・そして、原料Ｍの混合攪拌作用は、第２図及び第
３図で示すように、低速回転（実施例では１’　Ｏ０ｒ
ｐｍ）する掻取羽根７によって、長球鉢容器１の底部で
は矢印ａのように攪拌羽根９へ直接に、側部及び上部で
社矢印すのように重力作用が加わって攪拌羽根９へ落下
状態に、長球鉢容器ｌの周辺部原料を誇導供給しくこの
とき幾分かの混合攪拌作用も行なう）、次いで、攪拌羽
根９へ供給された原料Ｍは同羽根９が高速回転（実施例
では１５ＧＯｒｐｍ７３０００ｒｐｍ）であると共に傾
斜状態忙配置されていることから有効に混合攪拌作用を
受けて、矢印Ｃのように長球鉢容器１０周辺部に原料Ｍ
を流動させるもので、前述の動作の繰り返しによって原
料Ｍが左右方向及び上下方向に常時流動しながら短時間
で混合攪拌されるものである。

りまル、原料流動性に関しては、原料流動が良い長球体
容器構造であると共に傾斜状態に設置した掻取羽根７と
攪拌羽根９との強制力及び重力を利用し九三次元流ｉ構
造であるためにきわめて流動性がよく、そして、混合攪
拌性に関しては、原料Ｍの重力方向流動に対して有効に
混合攪拌作用する傾斜攪拌羽根構造であるために混合攪
拌性がよく、前述の原料流動性と混合攪拌性とＫよって
高い混合攪拌効率を示すものである。

尚、本発明の混合攪拌機の用途としては、小麦粉等の各
種の混合攪拌物にも適用できるものである。

また、掻取羽根７と攪拌羽根９とは回転方向が逆方向の
実施例を示しているが、同一方向であっても・よいもの
である。

本発明の混合攪拌機は、上述のように構成し使用するこ
とができるものであるために、作業性がよくしかも短時
間で各種の原料を混合攪拌し得る効果を奏するものであ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の混合攪拌機の実施−例を示す一部切欠
正面図、第２図は同機の要部を示す縦断正面図、第３図
は第２図Ａ−Ａ線による断面矢視図、第４図及び第５図
社従来の混合攪拌機を示す断面図である。 １・・長球鉢容器、２・・混合原料投入口、３・φ開閉
蓋、４・・混合品排出口、５・−開閉蓋、６・中低速回
転軸、７・・掻取羽根、８・・高速回転軸、９１１・攪
拌羽根〇 特許出願人 株式会社　柳鳳鉄工所 會ｒ　　　□

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）長球円面構造による長球鉢容器ｌと、同容器ｌの上
   部に開口した開閉蓋３を臭備する混合原料投入口２と、
   同容器ｌの下部に開口した開閉ｉＩ５を臭備する混合品
   排出口４と、前記容器１の上側部から長球心に向って斜
   め下方へ配置した低速回転軸６と、同軸６に設けた前記
   容器１０内面を沿うような半長円弧形状の掻取羽根７と
   、前記容器１の下側部から前記低速回転軸６に対向して
   斜め上方へ配置した高速回転軸８と、同軸８の先端部か
   ら基端部までに複数設けた攪拌羽根９とからなることを
   特徴とする混合攪拌機。