JPS5854822Y2 - 電線クランプ - Google Patents

電線クランプ

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Publication number
JPS5854822Y2
JPS5854822Y2 JP9794779U JP9794779U JPS5854822Y2 JP S5854822 Y2 JPS5854822 Y2 JP S5854822Y2 JP 9794779 U JP9794779 U JP 9794779U JP 9794779 U JP9794779 U JP 9794779U JP S5854822 Y2 JPS5854822 Y2 JP S5854822Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cap
clamp
clamp body
tongue piece
electric wire
Prior art date
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Expired
Application number
JP9794779U
Other languages
English (en)
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JPS5617841U (ja
Inventor
勇 笹島
Original Assignee
古河電気工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 古河電気工業株式会社 filed Critical 古河電気工業株式会社
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Publication of JPS5617841U publication Critical patent/JPS5617841U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はナツトクラッカ型クランプにおいてクランプ本
体とキャップの固着をワンタッチで容易に行い得るよう
にした電線クランプに関するものである。
従来一般に架空電線にスペーサ、ダンパなどを取付ける
ため電線クランプが用いられている。
この電線クランプは第5図に示すようにクランプ本体1
′とキャップ2′の一端を蝶番結合3′させクランプ本
体1′とキャップ2′の他端にボルト・ナツト4′を締
付け、クランプ本体1′とキャップ2′との間に挿通さ
せた電線5′を把持するいわゆるナツトクラッカ型のク
ランプで、その把持力はボルト・ナツト4′の締付力に
より支持されている。
ボルト・ナツトの締付力には個人差があって一定せず、
締付後緩んで電線を損傷させたりまた締付力が過大とな
ってボルトを破損するおそれがあった。
またこれらの締付は鉄塔などの高所で行なうため危険を
伴ない非能率的であった。
本考案はこれに鑑みクランプ本体とキャップの固着をボ
ルトレスでワンタッチで行ない得る電線クランプを案出
したもので一端を蝶番結合させたクランプ本体とキャッ
プの他端にそれぞれ舌片と舌片受入部を設は舌片受入部
の側面には、内蔵した反撥性スプリングにより突出する
押ピンを設け、舌片側にはこの押ピンの嵌入孔を設け、
押ピンを嵌入孔に嵌入させてクランプ本体とキャップを
固着させ、クランプ本体とキャップにより電線を把持す
るようにしたことを特徴としている。
次にこれを図面に基づいてさらに詳細に説明する。
第1図は本考案になる電線クランプの一例を示したもの
で図において1はクランプ本体、2はキャップ、3は蝶
番結合を示し、クランプ本体1とキャップ2との間に挿
通した電線(図示しない)を把持する点は従来の電線ク
ランプと同じであるがクランプ本体1とキャップ2との
固着に特徴があるのである。
すなわちクランプ本体1には舌片4を、キャップ2には
舌片受人部5をそれぞれ設けさらに舌片受人部5の両側
面6には、内部に空隙を有する袋ナツト7を締付けて反
撥性スプリング8を内蔵させこの内蔵した反撥性スプリ
ング8により弾性的に突出する押ピン9を設け、他方舌
片4側にはこの押ピン9の嵌入する嵌入孔10が設けて
あり、舌片受人部5の側面より突出する押ピン9を舌片
4側の嵌入孔10に嵌入させクランプ本体1とキャップ
2とを固着させて電線(図示してない)を把持するので
ある。
このような電線クランプにより電線を把持する場合につ
いて説明すれば、第3図に示すようにクランプ本体1と
キャップ2を開き、それらの間に電線を挿通させてクラ
ンプ本体1とキャップ2を図の矢印方向に締め、クラン
プ本体1の舌片4をキャップ2の舌片受人部5に挿入し
両者を強固に抑えつければ舌片受人部5の側面より弾性
的に突出した押ピン9が、舌片4側の嵌入孔10に嵌入
され、クランプ本体1とキャップ2とは固着され、電線
が把持されるのである。
したがってクランプ本体1とキャップ2との固着にはボ
ルト・ナツトの締付けは不用でワンタッチで行ない得る
のである。
なお把持する電線の径とクランプ本体またはキャップの
電線把持溝とは略同−のものを使用するがクランプ本体
およびキャップの電線把持溝の内面にゴムバッキングを
貼着しておけば電線の把持を一層強固にすることができ
る。
さらに本考案になる電線クランプを取付複分解する必要
が生じた場合には押ピン9のつまみ部9′を引張れば容
易に嵌入孔10との嵌合が解かれ、クランプを開くこと
ができる。
図中11は袋ナツト7の緩みを防止する抑え片である。
また、この抑え片11は省略可能で、省略した場合には
平型のポンチを打ち、かしめ固定する。
上述の実施例においてはクランプ本体1に舌片4を、キ
ャップ2に舌片受人部5を設けた場合を示したが、これ
と反対にすなわちキャップ2に舌片4を、クランプ本体
1に舌片受入部5を設けても全く同様にクランプ本体1
とキャップ2とを固着することができ、また押ピン9の
つまみ部9′は省略可能である。
第4図は本考案になる電線クランプAを6導体用のスペ
ーサ12に適用した場合を示したもので各クランプAは
ワンタッチで各電線にクランプすることができ、極めて
簡単にスペーサを取付けることができる利点がある。
以上説明したように本考案によれば一端を蝶番結合させ
たクランプ本体とキャップの他端にそれぞれ舌片と舌片
受入部を設け、舌片受入部側に設けた押ピンを、内蔵し
た反撥性スプリングにより弾性的に突出させ、舌片側に
設けた嵌入孔に嵌入させてクランプ本体とキャップとを
固着させ、両者の間に電線を把持するようにしたのでボ
ルト・ナツトの締付けを不用としワンタッチでクランプ
を取付けることができ、個人差がなく高所における取付
けにも安全で取付後振動をうけてもクランプが緩むおそ
れがなく作業性がよいなどの実用的効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる電線クランプの一例を示す正面図
、第2図は同側面図、第3図は本考案になる電線クラン
プの取付前の斜視図、第4図は本考案になる電線クラン
プを6導体スペーサに適用した場合の説明図、第5図は
従来の電線クランプを示す正面図である。 1・・・・・・クランプ本体、2・・・・・・キャップ
、3・・・・・・蝶番結合、4・・・・・・舌片、5・
・・・・・舌片受入部、8・・・・・・反撥性スプリン
グ、9・・・・・・押ピン、10・・・・・・嵌入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端を蝶番結合させたクランプ本体とキャップとにより
    電線を把持する電線クランプにおいて、クランプ本体と
    キャップの他端にそれぞれ舌片と舌片受入部を設け、舌
    片受入部の側面には、内蔵した反撥性スプリングにより
    突出する押ピンを設け、舌片側にはこの押ピンの嵌入孔
    を設け、押ピンを嵌入孔に嵌入させてクランプ本体とキ
    ャップとを固着させ、電線を把持するようにしたことを
    特徴とする電線クランプ。
JP9794779U 1979-07-18 1979-07-18 電線クランプ Expired JPS5854822Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9794779U JPS5854822Y2 (ja) 1979-07-18 1979-07-18 電線クランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9794779U JPS5854822Y2 (ja) 1979-07-18 1979-07-18 電線クランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5617841U JPS5617841U (ja) 1981-02-17
JPS5854822Y2 true JPS5854822Y2 (ja) 1983-12-14

Family

ID=29330728

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9794779U Expired JPS5854822Y2 (ja) 1979-07-18 1979-07-18 電線クランプ

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JPS5617841U (ja) 1981-02-17

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