JPS5854517A - 端子付電線 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電線の端部に端子部を設けてなる端子付電線に
関する。

複数の導線を結束してなるより線などの電線では一般に
端子部を設けて接続し得るように形成されているものが
知られている。そうして、この端子部は一般にねじ挿通
孔を有する平板状の接続部とこのＩＩ続部に連続し電線
の端部に挿通し、かしめることにより電線に固定する固
定部とでなる圧着端子が用いられている。しかし、この
圧着端子は接続部、固着部を設けてなるもので、構造が
複雑で製作がめんどうとなり高価となる欠点は否めない
。

そこで、実開昭５４−１７５５３２　号公報に見られる
ように、丸パイプの端部を圧潰してなる偏平部と、断面
丸形の基部と、でなる端子部を有する接続導体が提案さ
れている。このものは丸パイプからなり、端部を圧潰し
て端子部を形成するので、構造が簡単となるものである
。しかし、このものは偏平部と丸形の基部と有し、電線
に固着する際は円筒部を電線に挿通し、先端部を圧潰す
るものであるので、寸法の長いものを必要とし、材料を
多く必要とし、かつ、端子付電線を製造する際は偏平部
を形成する工程と、電線に固定する工程と、必要に応じ
偏平部にねじなどの固着具挿通孔を設ける工程とを要し
、製作工程が多く、製作がめんどうとなるなどの不都合
がある。

本発明は上述の事情を考直してなされたもので、材料が
少なくてすみ、かつ製作が容易にできる端子付電線を提
供することをＳ的とする。

〜１′Ｌ 本発明は導電性の筒状部材を電線本体の端部に押通し産
゛潰す′ることにより平坦状に形成した端子部を電線本
体に設けたことを特徴とする。

以下、本発明の詳細を図示実施例を参照して説明する。

ｌは電線本体で、この電線本体１は複数の導線を結束し
絶縁被覆体２で覆われてなることを可とする。３は端子
部で、この端子部３は鋼あるいは鋼合金などの導電性の
筒状部材４を電線本体ｌの端部に挿通し、圧潰すること
により平坦状化形成されて電線本体ｌの端部に固着され
る。５はねじなどの固定具挿通孔である。

上述のような熾子付電線を製作するには、電線本体ｌの
端部に筒状部材４を挿通し、プレスなどにより押圧する
。この結果、筒状部材４は圧潰されて平坦状をなして電
線本体ｌの端部に固着されて端子部３が形成される。固
定＾挿通孔５を設ける際は平坦状の端子部３に常法によ
り孔を設ければよい。

したがって、電線本体ｌに端子ｓ３を設ける際は筒状部
材４を電線本体ｌの端部に挿通し圧潰す体ｌの端部に挿
通し得るものであればよく短かくてすむ。

なお、固定具挿通孔５はなくてもよい。

以上詳述したように、本発明は導電性の筒状部材を電線
本体の端部に神通し圧潰することにより平坦状に形成し
た端子部を電線本体に設けたものであるから、筒状部材
を電線本体に挿通し、圧潰する工程のみで電線本体に端
子部が形成できるので、製作が害鳥となるとともに端子
部は電線本体の端部に禅通し得る長さのものであればよ
いので短かくすみ、材料が少なくてすみ安価に提供でき
る。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示し、！ｓ１図は斜視図、第２
図は端子堆付は前の状態を示す斜視図である。 ｌ・・・電線本体、　　　３・・・端子部、４・・・筒
状部材、　　　５・・・固着臭挿通孔特許出願人　　東
芝電材株式会社 代理人　弁理士　　小野田芳弘

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （り電線本体と、 導電性の筒状部材を上記電線本体の端部に挿通し圧潰す
   ることにより平坦状に形成し電線本体の端部に固着され
   た端子部と、 を具備したことを特徴とする端子付電線。 （２）前記端子部に固定＾挿通孔を設けたことを特徴と
   する特許請求の範囲（１）記載の端子付電線。