JPH0212692Y2 - - Google Patents

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JPH0212692Y2
JPH0212692Y2 JP1983089906U JP8990683U JPH0212692Y2 JP H0212692 Y2 JPH0212692 Y2 JP H0212692Y2 JP 1983089906 U JP1983089906 U JP 1983089906U JP 8990683 U JP8990683 U JP 8990683U JP H0212692 Y2 JPH0212692 Y2 JP H0212692Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
plug body
tip
rear end
outer tube
coaxial cord
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983089906U
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English (en)
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JPS59195685U (ja
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Publication date
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は同軸コードのためのプラグ装置に関す
る。
【従来の技術】
従来の一般的なプラグ装置は、同軸コードの芯
線及びシールド線をプラグ本体の端子に直接に半
田付けしていたため、手数と半田付け技術を必要
とし、しかも半田付け部分が腐食する等の欠点が
あつた。 そこで、例えば実開昭54−116787号公報や同54
−32793号公報に記載されているように、同軸コ
ードの先端部に芯線のための雄金具とシールド線
のための雄金具とを固着し、これら雄金具を雌金
具としたプラグ本体内に嵌合して同軸コードの先
端にプラグ本体を固定するものが提案されてい
る。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これによると、プラグ本体とは別に2
種の雄金具を必要とするため部品点数が多く、製
造コストが高価になり、またこれら雄金具を予め
同軸コードに嵌着しなければならないため手間も
多く、さらに雌雄の金具の単なる嵌合によつてプ
ラグ本体を同軸コードの先端に固定するため、プ
ラグ本体が同軸コードから外れ易い等の問題があ
つた。 本考案はこのような問題を解消することを目的
とする。
【課題を解決するための手段】
本考案のプラグ装置では、後端に内管部が一体
に設けられた芯杆を、窓孔が設けられた外管内
に、上記内管部が上記窓孔に対応するように絶縁
材を介して嵌着したプラグ本体のみを使用する。
そして、同軸コードの剥き出した芯線を内部被覆
上に折り曲げ、その折り曲げ部を内部被覆の先端
部とともにプラグ本体の上記内管部中に挿入して
該内管部を圧潰し、また同軸コードの剥き出した
シード線を外部被覆上に折り曲げ、その折り曲げ
部を外部被覆とともに上記外管の後端部に挿入し
て該後端部を圧潰することによつて、プラグ本体
を同軸コードの先端に固定する。
【作用】
同軸コードの芯線を剥き出して内部被覆上に折
り曲げ、その折り曲げ部を内部被覆の先端部とと
もにプラグ本体の芯杆の内管部に挿入した後、該
内管部を窓孔を通じて圧潰し、またシールド線を
剥き出して外部被覆上に折り曲げ、その折り曲げ
部を外部被覆の先端部とともにプラグ本体の外管
の後端部に挿入した後、該後端部を圧潰すること
によつて、プラグ本体を同軸ケーブルに固定でき
る。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき詳細に
説明する。 第1図は本考案の第1実施例のプラグ装置の一
部切欠側面図、第2図はそのプラグ本体の側面
図、第3図は第2図−線の断面図、第4図は
第1図−線の断面図である。プラグ本体1
は、導電性の芯杆2を同じく導電性の外管3内に
絶縁パイプ4を介して下記のように嵌着して構成
されている。 芯杆2は、先端の中実の頭部2aと中間の同じ
く中実の軸部2bと後端の中空の内管部2cとか
らなり、頭部2aと軸部2bとの境界部の外周に
前側鍔部2d、軸部2bと内管部2cとの境界部
の外周に後側鍔部2eを設けている。絶縁パイプ
4はその前後両端に鍔部4a,4bを設けてい
る。外管3は前側部3aとこれにより大径の後側
部3bとからなり、後側部3bの中間部分に、芯
杆2の内管部2cの外周直径より大きい2つの窓
孔5,6を相対向させて設け、これら窓孔5の後
側に窓孔5,6の無い後端部3cを残している。 そして、絶縁パイプ4を外管3の前側部3a内
に嵌合し、該絶縁パイプ4の前端の鍔部4aを外
管3の先端より露出させてその先端に係合させる
とともに、絶縁パイプ4の後端の鍔部4bを外管
3の前側部3aと後側部3bとの段部に係合させ
て、絶縁パイプ4を外管3の前側部3a内に固定
してある。また、芯杆2の軸部2bを外管3内で
絶縁パイプ4内に嵌合し、該芯杆2の頭部2aを
外管3の先端及び絶縁パイプ4の先端から外方へ
突出させる一方、芯杆2の内管部2cを外管3の
後側部2b内に位置させてあり、該内管部2cは
両側の窓孔5,6の間でそれと対向している。 このような構造のプラグ本体1は、同軸コード
7の先端に第1図及び第4図に示すように固着さ
れる。すなわち、同軸コード7の内部被覆8と外
部被覆9とを所要の長さずつ切り取り、芯線10
とシールド線11とを所要の長さずつ剥き出した
後、芯線10の剥き出し部分を内部被覆8上に、
またシールド線11の剥き出し部分を外部被覆9
上にそれぞれ折り曲げておく。そして、芯線10
の折り曲げ部分を内部被覆8の先端部とともに内
管部2c内に挿入し、またシールド線11の折り
曲げ部分を外部被覆9の先端部とともに外管3の
後端部3c内に挿入し、内管部2cを窓孔5,6
を通じて圧潰する(カシメる)とともに、外管3
の後端部3cも第4図に示すように圧潰する。こ
れによつて、プラグ本体1が同軸コード7の先端
に抜出することなく強固に固着されるとともに、
芯線10と芯杆2とが、またシールド線11と外
管3とがそれぞれ電気接続される。そしてこれら
の接続部は外管3によつて保護される。 第5図は本考案の第2実施例の側面図、第6図
はその断面図である。この例では、プラグ本体1
につき、その外管3の先端部3dを複数のスリツ
ト12を有する大径な王冠状とし、また芯杆2を
先端が閉じたパイプ状にしてその芯杆2の外周の
中間部に鍔部2fを設け、該中間部において芯杆
2を鍔付き絶縁ブツシユ13を介して外管3内に
固定し、芯杆2の先端部2gを外管3の先端部3
dから突出させたもので、プラグ本体1のその他
の部分の構成、及び同軸コードに対する固着構造
は第1実施例と同じである。
【考案の効果】
本考案によれば、同軸コードの芯線を剥き出し
て内部被覆上に折り曲げ、その折り曲げ部を内部
被覆の先端部とともにプラグ本体の芯杆の内管部
に挿入した後、該内管部を窓孔を通じて圧潰し、
またシールド線を剥き出して外部被覆上に折り曲
げ、その折り曲げ部を外部被覆の先端部とともに
プラグ本体の外管の後端部に挿入した後、該後端
部を圧潰することによつて、プラグ本体を同軸ケ
ーブルに固定できるので、次のような効果があ
る。 プラグ本体を同軸コードの先端に半田付けす
ることなく簡単に固着できる。 半田付けによる腐食が発生しない。 プラグ本体を同軸コードに固着するに当たり
同軸コード側に雄金具等を取り付けておく必要
がないので、部品点数が少なく安価に提供でき
る。 プラグ本体の一部を圧潰する(カシメる)こ
とによつて同軸コードの芯線及びシールド線を
プラグ本体の芯杆及び外管に電気接続するの
で、その接続を的確に行えるとともに、プラグ
本体を同軸コードに強固に固着できる。 同軸コードの芯線及びシールド線とプラグ本
体の芯杆及び外管との電気接続部をプラグ本体
の外管によつて保護できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例のプラグ装置の一
部切欠側面図、第2図はそのプラグ本体の側面
図、第3図は同−線の断面図、第4図は第1
図の−線の断面図、第5図は本考案の第2実
施例の側面図、第6図はその第5図−線の断
面図である。 1……プラグ本体、2……芯杆、2c……内管
部、3……外管、3c……外管の後端部、4……
絶縁パイプ、5,6……窓孔、7……同軸コー
ド、8……内部被覆、9……外部被覆、10……
芯線、11……シールド線、13……絶縁ブツシ
ユ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後端に内管部が一体に設けられた芯杆を、窓孔
    が設けられた外管内に、上記内管部が上記窓孔に
    対応するように絶縁材を介して嵌着したプラグ本
    体を有し、同軸コードの剥き出した芯線を内部被
    覆上に折り曲げ、その折り曲げ部を内部被覆の先
    端部とともに上記内管部中に挿入して該内管部を
    圧潰し、また同軸コードの剥き出したシード線を
    外部被覆上に折り曲げ、その折り曲げ部を外部被
    覆とともに上記外管の後端部に挿入して該後端部
    を圧潰してなることを特徴とするプラグ装置。
JP1983089906U 1983-06-14 1983-06-14 プラグ装置 Granted JPS59195685U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983089906U JPS59195685U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 プラグ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983089906U JPS59195685U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 プラグ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59195685U JPS59195685U (ja) 1984-12-26
JPH0212692Y2 true JPH0212692Y2 (ja) 1990-04-10

Family

ID=30219803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983089906U Granted JPS59195685U (ja) 1983-06-14 1983-06-14 プラグ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59195685U (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53108384U (ja) * 1977-02-04 1978-08-30
JPS5619345Y2 (ja) * 1977-08-10 1981-05-08
JPS54116787U (ja) * 1978-02-06 1979-08-16
JPS6010069Y2 (ja) * 1978-02-15 1985-04-06 株式会社茂治製作所 弱電用同軸接続器具における接続コ−ドの芯線の接続装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59195685U (ja) 1984-12-26

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