JPS5853002B2 - アミノ化合物で架橋し得る水性ビニルエステル共重合体分散物の製造方法 - Google Patents

アミノ化合物で架橋し得る水性ビニルエステル共重合体分散物の製造方法

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JPS5853002B2
JPS5853002B2 JP49145864A JP14586474A JPS5853002B2 JP S5853002 B2 JPS5853002 B2 JP S5853002B2 JP 49145864 A JP49145864 A JP 49145864A JP 14586474 A JP14586474 A JP 14586474A JP S5853002 B2 JPS5853002 B2 JP S5853002B2
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    • C08L31/02Homopolymers or copolymers of esters of monocarboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L61/00Compositions of condensation polymers of aldehydes or ketones; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L61/20Condensation polymers of aldehydes or ketones with only compounds containing hydrogen attached to nitrogen

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ビニルエステル類、モノ−ハロゲン酢酸ビニ
ルエステルおよび場合によってはその他のエチレン系不
飽和単量体より成る、アミノ化合物で架橋し得る水性の
架橋性共重合体分散物の製造方法に関する。
架橋性共重合体より成る水性分散物は公知である。
その場合、二通りの架橋方法がある。即ち、製造中にお
けるジアリル化合物、ジアクリレートまたはジメタアク
リレートの如き多官能性単量体の合体重合による架橋或
はヒドロキシ−、エポキシ−、ハロゲンヒドリン−また
は活性化ハロゲン化合物の如き反応性単量体の合体重合
による後からの架橋である。
前者の如き架橋の場合には、もはや後からは影響を与え
得ない一定の架橋度を有する共重合体が得られる。
更に、比較的強く予備架橋されている場合にはラテック
ス粒子は流動性が殆んどなく、それ故に充分なフィルム
形成が保証されない。
合体された反応性単量体を含む共重合体の後からの架橋
は、架橋度を統制された方法で調整することができると
いう利点をもたらす。
例えばN−メチロール基含有重合体の酸または熱による
架橋およびエポキシド基を含有する共重合体のジアミン
での架橋が挙げられる。
塩素含有の活性化単量体を後からの架橋の為に共重合体
中に組入れることも、既に例えばドイツ特許第1204
407号明細書、フランス特許第2007881号明細
書およびドイツ特許出願公開第2110190号明細書
等に多(記載されている。
しかしながらこれら全ての場合、共重合体を最初単離し
、そして架橋剤、触媒または促進剤、填料およびその他
の添加剤を加えた後に比較的高温で架橋が行われ、この
場合エラストマーの成形用組成物を得ている。
合体されたハロゲン−アルカンカルボン酸ビニルエステ
ル基を有するアルカリ性で架橋性のアクリルエステル−
共重合体分散物がドイツ特許出願公開第2223630
号明細書に記されている。
しかしながらこの種の架橋は例えばビニルアセテートの
豊富な重合体の場合には、アルカリを作用させた場合エ
ステル基のケン化が非常に容易に生ずるので、不都合で
ある。
ハロゲン−アルカンカルボン酸−ビニルエステルを50
モル%以上含有する共重合体はドイツ特許出願公開第1
472797号、第1597513号、第191405
7号および第1914558号明細書に記載されている
これらの重合体は、一部は水酸基含有重合体をハロゲン
−カルボン酸と後から反応させることにより、一部はハ
ロゲン−アルカンカルボン酸−ビニルエステルとの共重
合によって製造される。
多量のハロゲン−アルカンカルボン酸−ビニルエステル
を共重合させる場合には、ハロゲン成分が分子量を減少
させる作用をするという欠点がある。
本発明者は、50〜99.9重量%の低級の飽和脂肪族
モノカルボン酸のビニルエステル少す<トも1種類、0
.1〜1.5重量%のモノ−ハロゲン酢酸ビニルエステ
ルおよび0〜49.9重量%の少なくとも1種類のその
他のエチレン系不飽和単量体より成る共重合体30〜7
0重量%と水70〜30重量%より成る水性共重合体分
散物が、その中に全混合物に対して0.05〜10重量
%のアミノプラスト樹脂、ポリアミン、ポリアミドアミ
ンまたは、ホルムアルデヒドとアンモニアおよび/また
はアミン類との混合物を加えた場合に、乾燥した重合体
フィルムの状態で好都合に架橋化されうろことを見出し
た。
この共重合体分散物は非常に高い分子量を有する重合体
を含有している。
このものは可塑剤またはフィルム固化剤を添加してもま
たはしなくともフィルム形成性である。
この分散物中では重合体は架橋していない状態で存在し
ている。
架橋はフィルム形成の際に初めて行なわれ、その一部分
は既に室温で僅かな時間の間に行なわれる。
乾燥した分散物より成る架橋した共重合体フィルムは架
橋剤を加えてむい乾燥した分散物より成るフィルムに比
較して高い耐水性、高い耐溶剤性および非常に小さいメ
ルトインデックスを有している。
本発明による本水性共重合体分散物は、50〜99.9
重量%の飽和低級脂肪族モノカルボン酸のビニルエステ
ル、例えばビニルアセテート、ビニルプロピオナートま
たはビニルイソブチラード、殊にビニルアセテートより
成る共重合体を含んでいる。
反応性単量体として該共重合体は0,1〜15重量%、
殊に0.5〜10重量%のモノハロゲン酢酸ビニルエス
テル、殊にモノクロロー酢酸ビニルエステルを含有して
いる。
更にこの共重合体はO〜49.9重量%の少なくとも1
種類のその他のエチレン系不飽和単量体、例えばエチレ
ンまたは3〜18個のC−原子を有するα−モノオレフ
ィン、例えばインブチレン、ヘキセン−(1)またはオ
クテン−(1)、殊にエチレンの如きオレフィン;1〜
8個のC−原子を有する1価の飽和脂肪族アルコールの
アクリル−、メタアクリル−マレイン−またはフマル酸
エステル、例えばn−ブチルアクリレート、2−エチル
へキシルアクリレート、メチルメタアクリレートまたは
ジ−n−ブチルマレイナート;ビニルクロライドまたは
ビニリデンクロライドの如きエチレン系不飽和ハロゲン
化炭化水素;またはアクリルアミドまたはアクリルニト
リルの如き窒素含有単量体を含有していてもよい。
エテンースルホナート、アクリル酸またはメタアクリル
酸の如き安定化作用のある単量体を少量併用すること本
できる。
更に本発明に従う水性共重合体分散物は、共重合体に対
して0.5〜10重量%の少なくとも1種類の乳化剤お
よび/または保護コロイドを含有していてもよい。
適当な公知の乳化剤としては非イオン系乳化剤、例えば
アルキルフェノール類、脂肪族アルコールまたは脂肪族
カルボン酸のオキシエチル化生成物、またはエチレンオ
キサイドおよびプロピレンオキサイドのブロック共重合
体、更にアルキルアリール−スルホナート、アルキルサ
ルフェート、アルキル−スルホナートまたはスルホ−コ
ハク酸エステルの如きイオン系乳化剤が挙げられる。
保護コロイドとしては、ヒドロキシエチルセルロース、
カルボキシ−メチルセルロース、N−ビニルメチルアセ
トアミドの共重合体、ポリビニル−ピロリドンまたはポ
リビニルアルコールの如き公知の水溶性重合体を用いる
ことができる。
また公知の方法によって乳化剤および保護コロイドを含
有しない分散物を、例えばアクリルアミドまたはアクリ
ル酸の如き親水性単量体を比較的に多量使用することに
よって或は開始剤としてのアルカリ−パーサルフェート
を比較的多量使用することによって製造することもでき
る。
更に本発明に従う分散物は、ジブチルフタレートまたは
ベンジルブチルフタレートの如き可塑剤を共重合体に対
して0〜20重量%含有していてもよい。
また溶剤、フィルム形成助剤、発泡防止剤、保存剤およ
びその他の助剤を僅かな量存在させることもできる。
架橋剤として本発明に従う水性共重合体分散物に、塑性
化したまたは塑性化してない尿素−ホルムアルデヒド樹
脂またはメラミン−ホルムアルデヒド樹脂−これらは場
合によっては一部分または全部エーテル化されていても
よい−の如きアミノプラスト樹脂、更にジエチレントリ
アミン、トリエチレン−テトラミン、テトラメチレン−
ジアミンまたはへキサメチレン−ジアミンの如キ非環状
ポリアミン、トリクロトニリデンーテトラミンまたはへ
キサメチレン−テトラミンの如き環状ポリアミン、ポリ
アミドアミンまたは、ホルムアルデヒドとアンモニアお
よび/またはアミンより成る混合物を全混合物に対して
0.05〜10重量%殊に0.5〜5重量%の量で添加
してもよい。
殊にヘキサメチレン−テトラミンを用いるのが好ましい
この添加は水性共重合体分散物の製造後直ちにまたはこ
の分散物を加工する寸前に行なうことができる。
その際架橋剤は水性共重合体分散物にそのまままたは約
1〜10%の水溶液状態で添加する。
水性分散物と架橋剤とを混合する際には架橋はまだ起ら
ず、その混合物は長時間安定である。
架橋はフィルム形成の間に初めて行なわれ、高温のもと
で共重合体フィルムを乾燥することによって促進されろ
ことができる。
架橋したフィルムを用いた架橋剤および架橋温度の如何
により無色から淡色までの間の色に着色する。
特にヘキサメチレンテトラミンを用いた場合には架橋し
た無色の重合体フィルムが得られる。
フィルムの架橋はタルトインデックスの測定によって並
びに種々の溶剤への不溶性によって容易に確認される。
本発明に従う架橋性の水性共重合体分散物の製造は、公
知の方法でラジカル開始剤の存在下に単量体を水性エマ
ルジョンとして重合することによって行なう。
その場合、゛°バッチ法“′、”単量体流し込み法“お
よび゛°エマルジョン流し込み法″によって行なうこと
ができる。
゛°バッチ法゛の場合反応容器中に全ての成分を予め入
れておき、加熱または触媒添加によって重合を開始させ
る。
′°単量体流し込み法″の場合単量体の主要量を一定時
間に亘って重合浴中に添加する。
°°エマルジョン添加法パの場合、単量体の配量供給を
エマルジョン状態で行すう。
ビニルエステル/エチレン共重合体分散物を製造する場
合同様に上記の方法に従って行なうことができる。
その重合反応は約5〜150気圧の範囲の内の一定の高
いまたは低いエチレン圧のもとで行なうことができる。
水性共重合体分散物は、分散物に対して30〜70重量
%の重合体含有量を有している。
このものは金属、紙、木材、合成樹脂および壁の上に被
覆物をつくるのに、又塗料中のおよび建築材料中の顔料
結合剤として、更には織物−または不織繊維材料並びに
特別な接着剤、例えば家具被覆シート用接着剤またはブ
ロック加工用接着剤の為の結合剤として特に適している
本発明を以下の実施例にて更に詳細に説明する。
実施例 1 アンカー攪拌機を備えたステンレス製の301−オート
クレーブ中に以下の成分よりなる重合用液体を入れる: 144Pの、1モルのノニルフェノール当り、30モル
のエチレンオキサイドを有するオキシエチル化したノニ
ルフェノール、 21.6Pのナトリウムーエテンスルホナート溶液(2
5%)、 15L?のナトリウムアセテート、 542の、88モル%のケン化度および20℃で4%の
水溶液にて18 cp の粘度を有するポリビニルアル
コールおよび 250C1の水 この溶液を70’Cに加熱した後に2.7 kgのビニ
ルアセテートと0.3 kgのモノクロロ酢酸ビニルエ
ステルとより成る単量体混合物10%を素早く添加し、
20気圧のエチレン圧に調整する。
次いで単量体混合物の残りと0.8 kgの水に181
のアンモニウム−パーサルフェートを溶解した触媒溶液
とを均一な割合でポンプ導入し、圧を20気圧に保持し
たまま80℃で2時間後反応させる。
反応生成物として、重合体の約10重量%のエチレン含
有量を有する安定な一様な50重量%のビニルアセテー
ト/モノクロロ酢酸ビニルエステル/工チレンー共重合
体分散液が得られる。
この分散液をガラス板上に約0.5 mmの湿ったフィ
ルムの層厚で注ぎ出し、室温で1〜2日間乾燥する。
分散物より成る乾燥した重合体フィルムは、室温で貯蔵
し且つ100℃で熱処理(tempering )
した後、有機溶剤、例えばジメチル−スルホキシド、ト
リクロロエチレンおよびアセトンに可溶である。
このフィルムのメルトインデックス■120°0−値2
1.6 は100 P/10分であった。
約5のpH−値を有する元の分散物並びにアンモニアま
たは苛性ソーダ液でpH−値7に調整した分散物に、1
001の分散物に対してヘキサメチレン−テトラミンを
10%水溶液10fの量で加えた場合、室温で乾燥した
後に、架橋した無色のフィルムが得られた。
このフィルムは前記の如き溶剤中に溶解せず。120℃ その■ −値は0.IP/10分より小であ21
.6 る。
実施例 2 実施例1に従って製造された100重量部のビニルアセ
テート/モノクロロ酢酸ビニルエステル/エチレン−共
重合体分散物をpH−値7にアンモニアにて調整した後
にヘキサメチレン−ジアミンのlO%水溶液10重量部
と混ぜる。
この分散物より成るフィルムは乾燥および80℃で4時
間の熱処理の後に架橋した。
このものは例えばアセトンおよびジメチル−スルホキシ
ドの如き有機溶剤120℃ 中に不溶性であり、そのI −値は0.1 ?/
21.6 10分より小である。
実施例 3 実施例1におけると同様にして2.55kgのビニルア
セテート、0.3kgのビニルクロライドおよび0.1
5kgのモノクロロ酢酸ビニルエステルを添加しながら
20気圧のエチレン圧のもとでビニルアセテート/ビニ
ルクロライド/モノクロロ酢酸ビニルエステル/エチレ
ン−水性分散物を製造する。
この分散物は約50重量%の固形分含有量を有し、その
重合体のエチレン含有量は約9%であった。
この分散物より成るフィルムは架橋していない。
100重量部の分散物に対してヘキサメチレンテトラミ
ンのlO%水溶液10重量部を加えそしてその混合物を
ガラス板上に0.5 mmの層厚に注ぐことによって、
乾燥後にメルトインデックス120℃ ■ −値が0.IP/10分より小の架橋し21
.6 た重合体フィルムが得られる。
実施例 4 実施例1に従って製造されたビニルアセテート/モノク
ロロ酢酸ビニルエステル/エチレン−共重合体分散物1
00重量部を、40%の水性ホルムアルデヒド溶液10
重量部と混合し、次いで当量の25%水性アンモニア溶
液と混合する。
この混合物より成る乾燥した無色の重合体フィルムはも
はやアセトンに溶解せず、そのメルトインデック120
℃ ス■ は0.15’/10分より小である。
21.6 実施例 5 ビニルアセテートおよびモノクロロ酢酸ビニルエステル
(単量体重量比97:3)より成る50重量%の水性共
重合体分散物を製造する。
この分散物より成る乾燥した重合体フィルムはアセトン
に可溶であり、そのメルトインデックス1120’c2
1.6 は5Or/10分であった。
pH7に調整した分散物1001に10%へキサメチレ
ン−テトラミン水溶液2Orを加えた後に得られるフィ
ルムは架橋しており、もはやアセトンに溶解せず、その
120℃ ■ −値は0.IP/10分より小である。
21.6 実施例 6 5o重i%の水性ビニルアセテート/モノクロロ酢酸ヒ
ニルエステル/シーH−7”チルマレイナート−共重合
体分散物(単量体重量比:59:2:39)−このもの
のフィルムはアセトンに可溶である−を、100グの分
散物に対して10%へキサメチレン−テトラミン水溶液
10グを加えることによって架橋させる。
この分散物より成る無色のフィルムはもはやアセトンに
溶解せず、そ120℃ のI −値は0.1r/10分より小である。
21.6 実施例 7 50重量%の水性ビニルアセテート/モノクロロ酢酸ヒ
ニルエステル/アクリル酸−n−7”チルエステル−共
重合体分散物(単量体重量比65:5 : 30)10
09Aを、10%へキサメチレン−テトラミン水溶液5
9を加えることによって架橋させる。
分散物から得られるフィルムは初めはアセトンに可溶で
あるが、上記アミンの添加後には120℃ もはやアセトンに溶解せず、そのI −421
,6 は0.IP/10分より小である。
実施例 8 ビニルアセテート、モノクロロ酢酸ビニルエステルおよ
び約10個のC−原子を有する分枝状飽和モノカルボン
酸のビニルエステル(単量体重量比:62:5:34)
よりなる50重量%の水性分散物を用いる。
この分散物より成る乾燥した重合体フィルムはアセトン
に可溶であり、そのメル120℃ トインデックス■ は50P/10分であ21.
6 る。
この分散物100S’に10%のへキサメチレン−テト
ラミン水溶液20t?を加えた後にはその際得られるフ
ィルムはもはや溶解せず、且つその無色のフィルムのメ
ルトインデックス1120°021.6 は0.1S’/10分より小である。
実施例 9 (a)エチレン成分の多いビニルアセテート/モノクロ
ロ酢酸ビニルエステル/エチレン−共重合体分散物の製
造: 温度調整装置および攪拌機を備えている301の耐圧反
応ガマ中に、5700?の水、1モルのステアリルアル
コールと20モルのエチレンオキサイドとより成る44
2のオキシエチル化生成物、4%水溶液の粘度が18c
pでそして88モル%のケン化度を有している115グ
のポリビニルアルコール、15Pの無水のナトリウム−
アセテートおよび12.5Pのナトリウム−ジ−スルフ
ィトより成るpH=5に調整された重合用溶液を導入す
る。
全ての酸素を充分に除く為に反応ガマは窒素とエチレン
で洗う。
次いで攪拌機を150回転/分に調節し、24グのモノ
クロロ酢酸ビニルエステルと7661のビニルアセテー
トとより成る混合物79M’を添加し、反応ガマの内容
物を60℃に加温しそして1751の水に62のアンモ
ニウム−バーサルフェートを溶解した溶液を加える。
加熱工程の間、エチレンを45気圧の圧力となるまで加
える。
重合の開始後に60℃の内部温度および45気圧のエチ
レン圧のもとで、205Pのモノクロロ酢酸ビニルエス
テルおよび6880グのビニルアセテート、4%の水溶
液で18cPの粘度および88モル%のケン化度を有す
る1901のポリビニルアルコールを2000Pの水に
溶解した溶液および14.4S’のアンモニウム−パー
サルフェートを42OL?の水に溶解した溶液との混合
物を6時間に亘って配量添加する。
添加終了後にこの反応混合物を105Zの水に3.61
のアンモニウムーパーサルファートを溶解した溶液と混
和し、そして75℃の内部温度のもとで1,5時間後加
熱する。
次いでエチレンの供給を中止する。
冷却に12ポイズのラテックス粘度、約0.9μの平均
ね度のラテックス粒子および重合体のエチレン含有量約
20重量%である55重量%のビニルアセテート/モノ
クロロ酢酸ビニルエステル/エチレン−共・重合体分散
物が得られる。
この分散物フィルムの性質を表■に示す。
〕)架橋するのに有効な物質とビニルアセテート/モノ
クロロ酢酸ビニルエステル/エチレン−共重合体分散物
との組合せ物: 共重合体分散物に架橋するのに有効な種々の物質を純粋
な状態でまたはその水溶液の状態で添加する。
これらの組合せ物からフィルムをつくり、そ9性質例え
ばメルトインデックス120℃ ■ を室温および100℃で熱処理した21.6 後測定する。
実施例9〜12および二つの比較例1および2の分散物
の試験結果を表Iに示す。
実施例9〜12の添加物を含まない重合体および比較例
1および2の架橋剤を含む重合体のメルトインデックス
を測定する時、重合体は測定容器から一様に流れ出す。
架橋は認められない。本発明に従う分散物の共重合体は
架橋に有効な物質と混ぜた後には全く別の挙動を示す。
この共重合体は測定の際にもはや測定容器から一様には
流出せず、架橋した生成物について知られているように
、砕は易い生成物の状態で容器から出る。
メラミン樹脂を加えた場合、架橋反応の一部分は測定中
に明らかに行なわれる。
即ち分散物が容器から流出する量が測定中に次第に少な
くなる。
ヘキサメチレン−テトラミンでの架橋が特に有利である
架橋はメルトインデックス測定によるだけでなく溶解性
試験によっても明らかに成る。
添加剤は含まない本発明に従う分散物の共重合体フィル
ムはジメチルホルムアルデヒドに可溶であるが、その分
散物にM剤を添加した後には不溶性のフィルムが得られ
る。
(c) PVC−シート/ブナ木材−接合物の製造:
共重合体分散物およびその共重合体分散物と架橋に有効
な種々の物質との組合せ物を、PVC−家具用シートを
ブナ木材に接着したものを製造する為に用いる。
その際一方では未調整の分散物を又一方では調整された
分散物を接着剤として用いる。
調整は以下の処方に従って行なう150重量%の分散物
の100重量部を45重量部の石コウと15重量部の水
とより成る予め練り混ぜた混合物中に攪拌下に混和する
5分間激しく攪拌した後にこの混合物中に、5重量部の
コロホニウムを5重量部のトルエンに溶解した溶液を徐
々に攪拌混入する。
24時間静置した後にブナ木材の上に2.5cIrLの
巾の硬質−pvc−シートを接着する。
23°C,50%の相対湿度のもとで四日間接着状態に
して置いた後に、接着の剥離強度を引張強度試験装置を
用いて種々の温度および種々の引っ張り速度で測定する
(表2)。
添加剤なしの本発明に従う分散物および添加剤なしのま
たは添加剤を加えた比較用分散物を用いた接着の剥離強
度は、接着剤として未調整の分散物を用いた場合0.7
kg/2.5CrfLで、調整した分散物を用いた場合
0、4 kg/ 2.5 cmである。
これらの値は、本発明に従う分散物を架橋剤を加えるこ
とによって、特にヘキサメチレン−テトラミンを加える
ことによって一部分は300%以上高めることができる
実施例 10 水性共重合体分散物を実流例9G)に記載の如くして製
造する。
但し他の単量体混合物を用い、そして10気圧のエチレ
ン圧のもとで重合を行なう。
室温のもとで水性重合溶液に、764tifのビニルア
セテートと381のモノクロロ酢酸ビニルエステルとの
混合物を加え、重合開始後に6時間に亘って6880r
のビニルアセテートと3441?のモノクロロ酢酸ビニ
ルエステルとの混合物をポンプ供給する。
19ポイズのラテックス粘度および重合体のエチレン含
有量約5重量%の安定な55重量%分散物が得られる。
比較例 1 分散液を実施例9(a)に記載の如くして製造する。
但しモノクロロ酢酸ビニルエステルを用いナイ。
先づ室温のもどで水性重合溶液に7641のビニルアセ
テートを添加し、ついで6時間に亘って6880Pのビ
ニルアセテートを重合用混合物に配量供給する。
28ポイズのラテックス粘度を有する55重量%の水性
ビニルアセテート/エチレン−共重合体分散物が得られ
る。
実施例 11 実施例1に記載の反応ガマ中に、9200S’の水、4
%水溶液で8 cPの粘度および88モル%のケン化度
を有する247?のポリビニルアルコール、4%水溶液
で18 cPの粘度および88モル%のケン化度を有す
る2471のポリビニルアルコール、15S’の無水の
ナトリウムアセテートおよび12.5S’のナトリウム
−ジスルフィドより戒るpH5に調整された重合用溶液
を入れる。
反応ガマを窒素とエチレンで洗い、次いで攪拌機を15
0回転/分に調整し、82のモノクロロ酢酸ビニルエス
テルおよび7642のビニルアセテートより成る混合物
790?を添加し、カマ内容物を60℃に加熱しそして
250?の水に6iのアンモニウム−パーサルフェート
を溶解した溶液を加える。
加熱工程の間、エチレンを45気圧の圧力となるまで加
える。
重合の開始後に60℃の内部温度および45気圧のエチ
レン圧のもとで、68グのモノクロロ酢酸ビニルエステ
ルおよび6880S’のビニルアセテートより成る混合
物および14.4S’のアンモニウム−パーサルフェー
トを6001の水に溶解した溶液を6時間に亘って配量
供給する。
供給終了後にこの反応混合物を1502の水に3,6り
のアンモニウム−パーサルフェートを溶解した溶液と混
和し、そして1.5時間75℃の内部温度のもとで後加
熱する。
次いでエチレン供給を中止する。
冷却後に15ポイズのラテックス粘度、約1μの平均粒
度のラテックス粒子および重合体のエチレン含有量約2
1重量%である50重量%のビニルアセテート/モノク
ロロ酢酸ビニルエステル/エチレン−共重合体分散物が
得られる。
実施例 12 水性共重合体分散物を実施例11におけると同様にして
製造する。
但し変性された単量体混合物を用いて5気圧のエチレン
圧のもとで重合を行なう。
室温のもとで水性重合用溶液に7641のビニルアセテ
ートと761のモノクロロ酢酸ビニルエステルとの混合
物を添加し、重合開始後に6時間に亘って6880?の
ビニルアセテートと688′?のモノクロロ酢酸ビニル
エステルとの混合物をポンプ供給する。
得られたビニルアセテート/モノクロロ酢酸ビニルエス
テル/エチレン−共重合体分散物は51重量%の固形分
含有量およ※び23ポイズのラテックス粘度を有してい
る。
比較例 2 分散物を実流例11に記載の如くして製造する。
但しモノクロロ酢酸ビニルエステルは用いない。
室温のもとで水性重合溶液に764rのビニルアセテー
トを加え、6ssoyのビニルアセテートをこの重合混
合物に6時間に亘って配量供給する。
19ポイズのラテックス粘度を有する50重量%の水性
ビニルアセテート/エチレン−共重合体分散物が得られ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 50〜99.9重量%の低級の飽和脂肪族モノカル
    ボン酸のビニルエステル少りとも1種類、0.1〜15
    重量%のモノ−ハロゲン酢酸ビニルエステル及びO〜4
    9.9重量%の少なくとも1種類のその他のエチレン系
    不飽和単量体を、ラジカル開始剤の存在下に水性乳化状
    態で共重合し、70〜30重量%の水と30〜70重量
    %の共重合体とより成る共重合体分散物を得ることを特
    徴とする、アミノ化合物で架橋し得る水性ビニルエステ
    ル共重合体分散物の製造方法。
JP49145864A 1973-12-22 1974-12-20 アミノ化合物で架橋し得る水性ビニルエステル共重合体分散物の製造方法 Expired JPS5853002B2 (ja)

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BR (1) BR7410682D0 (ja)
CA (1) CA1052028A (ja)
CH (1) CH617949A5 (ja)
DE (1) DE2364364C3 (ja)
FI (1) FI58139C (ja)
FR (1) FR2255340B1 (ja)
GB (1) GB1486620A (ja)
IT (1) IT1027961B (ja)
NL (1) NL7416425A (ja)
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BE823767A (fr) 1975-06-23
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AU7666074A (en) 1976-06-24
BR7410682D0 (pt) 1975-09-02
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FR2255340B1 (ja) 1978-04-28
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