JPS58523B2 - キヨウリヨウトウノ ジヨウブコウゾウコウチクソウチ - Google Patents

キヨウリヨウトウノ ジヨウブコウゾウコウチクソウチ

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JPS58523B2
JPS58523B2 JP2916875A JP2916875A JPS58523B2 JP S58523 B2 JPS58523 B2 JP S58523B2 JP 2916875 A JP2916875 A JP 2916875A JP 2916875 A JP2916875 A JP 2916875A JP S58523 B2 JPS58523 B2 JP S58523B2
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JP
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support
main
girder
concrete
section
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Publication of JPS58523B2 publication Critical patent/JPS58523B2/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01DCONSTRUCTION OF BRIDGES, ELEVATED ROADWAYS OR VIADUCTS; ASSEMBLY OF BRIDGES
    • E01D21/00Methods or apparatus specially adapted for erecting or assembling bridges
    • E01D21/10Cantilevered erection
    • E01D21/105Balanced cantilevered erection
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01DCONSTRUCTION OF BRIDGES, ELEVATED ROADWAYS OR VIADUCTS; ASSEMBLY OF BRIDGES
    • E01D2101/00Material constitution of bridges
    • E01D2101/20Concrete, stone or stone-like material
    • E01D2101/24Concrete
    • E01D2101/26Concrete reinforced

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Bridges Or Land Bridges (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、複数の柱体に架は渡される橋梁等の上部構
造のコンクリートセクションを連続的に構築する上部構
造構築装置に関する。
尚、以下コンクリートセクションとは各柱体すなわち各
橋脚上に構築される上部構造の各構成単位部分、また、
セクション要素とは型枠の1回の成形工程で成形される
コンクリートセクションの各構成単位部分をさす。
オーストリア特許第273212号を参照すると、既に
完成したセクション要素若しくは橋脚とこれに隣接する
他の橋脚とに支持されたキャリヤフレーム若しくは足場
を利用して上部構造の各セクション要素を形成する橋梁
構築方法が示されている。
この場合、各セクション要素は中央の橋脚から両隣りの
橋脚に向って連続的にかつ同時に形成される。
しかしこの方法は幾つかの欠点を有している。
例えば3本の橋脚を連結するコンクリートセクション構
築後キャリヤフレームを前進させる前に、次に構築すべ
きコンクリートセクションを支持する隣りの橋脚に、キ
ャリヤフレームでは運搬不可能な型枠によって中央部分
を形成しなければならない。
この中央部分はキャリヤフレームの支持手段として必要
だからである。
さらに、中央の橋脚の両側においてセクション要素を同
時に形成しなければならないから、2組のコンクリート
注入装置と2倍の人員を必要とし費用が倍増する。
そして、構築作業全体も複雑で費用がかかり、また、曲
線状の橋梁の構築が困難である。
オーストリア特許第279666号は橋脚に固く8持さ
れる橋梁上部構造のヒクション要素を構築するためのキ
ャリアフレームを示している。
このキャリアフレームは橋梁延出方向に移動可能であり
、橋脚若しくは橋脚上のセクション要素に作動状態で支
持され、一方フレームには橋脚から橋梁延出方向に自由
に延出した片持部材が設けられている。
片持部材は橋脚から片持式に延出する既完のセクション
要素上に位置するブロックに支持される。
キャリヤフレームの中心は、当該フレームを橋梁長手方
向に移動可能としているローラ若しくは滑動ブロックに
よって支持され、このブロックはキャリヤフレームの弾
性変形をバランスするため垂直方向に調節することがで
きる。
この方法においては、ローラ若しくはピボット支承上に
支持される橋梁上部構造のコンクリートセクションは構
築できない。
また、曲線状のコンクリートセクションの構築も極めて
困難である。
コンクリート型枠は、コンクリート充満時にも当該型枠
を昇降できる独自の持上機構を必要とする。
さらに、キャリヤフレームの前進は極めて複雑であり、
また橋脚両側のセクション要素は同時に形成しなければ
ならない。
オーストリア特許第281906号はローラブロック上
を長手方向に移動し得る足場構造体を示している。
ローラブロックは足場構造体の主ガーダから吊下されて
おり長手方向に移動可能である。
また、ローラブロックは主ガーダを横方向に移動させる
ことができる。
しかし、この足場構造体は上部構造のコンクリートセク
ションを一度に構築する場合にしか使用できず、この種
のコンクリートセクションの各セクション要素を順次構
築することはできない。
この発明の主たる目的は、複数の柱体に架は渡される固
定支承型、ローラ支承型、ロッカ支承型等の上部構造の
コンクリートセクションを製造するのにきわめて有用な
上部構造構築装置を提供することである。
この発明の他の目的は、構造が簡単で比較的少人数で操
作でき、しかも高価なコンクリート注入装置を必要とし
ない上部構造構築装置を提供することである。
この発明の他の目的は、柱体の両側にコンクリートセク
ションのセクション要素を交互にでも同時にでも構築す
ることのできる上部構造構築装置を提供することである
この発明になる上部構造構築装置は、長手方向に伸びか
つ橋脚及び当該橋脚上に構築すべきコンクリートセクシ
ョンの上に位置することのできる主ガーダ(maing
irder)を具備している。
主ガーダには各コンクリートセクションのセクション要
素を形成するためのコンクリート型枠が主ガーダに沿っ
て移動し得るように設けられている。
また主ガーダには、既に構築されたセクション要素上に
主ガーダを支持するとともに主ガーダを長手方向に移動
せしめる主ガーダ用サポート手段が備えられている。
このサポート手段は、主ガーダの中央に位置可能な副サ
ポートと、副サポートの後方に位置可能な2個の主サポ
ートと、副サポートの前方に位置可能な第3の主サポー
トとから成っており、これらの主サポートは主ガーダに
対して推力及び応力を吸収し得るように接続され、かつ
主ガーダに沿って移動可能となっている。
またこの装置には、主ガーダをコンクリート型枠ととも
に垂直に昇降させるための手段が備えられている。
実施例につき図面に従って以下に説明する。
第1図に示すように、橋梁の上部構造は橋脚11.12
,13,14の上に構築されるようになっており、第1
図では橋脚11に支持された上部構造の第1のコンクリ
ートセクション15及び橋脚12に支持される隣接コン
クリートセクションの中央セクション要素16が完成し
た段階が示されている。
図示された上部構造構築装置は、構築すべきコンクリー
トセクションの上方を橋梁の長手方向に伸びる主ガーダ
1を具備している。
主ガーダ1はコンクリートセクションのセクション要素
を形成するための前部コンクリート型枠9と後部コンク
リート型枠10とを担持している。
それぞれローラブロックにより構成される3個の主ガー
ダサポ−B、3.4は、推力及び応力を吸収するように
して主ガーダに設けられており、好ましくは上部構造に
係留し得るように配設されている。
サポート2,3.4は垂直軸を中心に回転可能であり、
かつ主ガーダ1の横方向及び長手方向に移動可能である
主ガーダサポートに支持された主ガーダ1及び型枠9,
10を昇降させるため、ガーダサポートにはこれらを出
没させる液圧シリンダのような手段が備えられている。
ガーダサポートは主ガーダから吊下された状態で主ガー
ダの長手方向に自由に移動し得るように充分に引込める
ことができる。
構築されるべきコンクリートセクションの中央セクショ
ン要素16を支持する橋脚12は主サポート2と3の中
心に位置し、サポート2は構築方向から見て前方に、ま
たサポート3は後方に配置される。
さらに、主ガーダ1には橋脚12を間にして副サポート
6.7が設けられており、また、中央セクション要素1
6にはセットされたサポートと協働するためのクロスビ
ーム8,8が設けられている。
第1図に示された構築段階において、主サポート2,3
.4は下降しており、最後方のサポート4は主ガーダ1
の後端を完成したコンクリートセクション15の上に、
また前方及び後方サポート23は主ガーダを完成した中
央セクション要素16の上にそれぞれ支持している。
そして、後方及び前方型枠10,9は、隣接するセクシ
ョン要素17.18が当該型枠内で形成されるように中
央セクション要素16の両端にそれぞれ隣接して位置し
ている。
この時、ガーダ及び型枠の全荷重は主サポート2,3.
4に支持されている。
そしてこの状態で後方型枠10にコンクリートが注入さ
れセクション要素17が形成される。
型枠10は、コンクリート注入中又は注入後サポートを
昇降することにより所望の位置に動かすことができる。
このため既に構築された隣接セクション要素の高さに、
新しく構築すべきセクション要素を合わせるための型枠
用昇降機構は必要とされない。
セクション要素17が構築された後、同様の手順でセク
ション要素18が構築される。
第2図は、セクション要素17.18構築後の段階を示
す。
主ガーダサポーB、3.4は主ガーダ1を下降させ、か
つ中央セクション要素16上に副サポート6.7によっ
て支持するため引込められる。
所望されるならば、これらのサポートはクロスビーム8
上に載置されたピストンロンドを有する液圧ジヤツキで
あってもよい。
この段階で、型枠9,10には全く荷重がかからなくな
り、ガーダの全荷重は第2図の垂直方向の矢印に示すよ
うにサポート4,6.7に支持される。
このように無荷重状態になった型枠9,10は、完成し
たセクション要素17.18に隣接する位置までガーダ
に沿って動かされ、隣接セクション要素19.20を形
成(コンクリート注入)し得る状態になる。
そして、引込められた状態の主サポート2,3も同様に
外方に動かされ(第2図の水平な矢印)セクション要素
17.18に整列せしめられる。
移動した主サポート2,3は再び延出してセクション要
素17,18に当接し、型枠9゜10がセクション要素
19,20のコンクリート注入をできるように主ガーダ
1を所望の位置に持ち上げる(第3図)。
同様の工程は、橋脚12上のコンクリートセクションの
最後のセクション要素21.22を構築する際にも繰返
される(第4図)。
すなわち、主ガーダ1が上昇した時にコンクリートが注
入され、主ガーダが下降して型枠を無荷重状態にした時
にサポート4,6,7上にガーダ1が支持され、また、
前方及び後方サポート2,3は構築されたばかりのセク
ション要素の上に常時載置される。
主ガーダ1はコンクリート注入時常時3個の耐推力・応
用サポート2,3.4上に支持されかつ最後方の主サポ
ート4は既に構築済みのコンクリートセクション15に
載置され、一方、後方及び前方サポート3,2は現在構
築中のセクションの完成セクション要素に載置されるの
であるから、この発明においては、構築すべきコンクリ
ートセクションを支持する橋脚の両側で交互に当該セク
ションを構築することができその間、橋脚は交互に構築
される両側のセクション要素の中央に常時位置すること
になる。
図示された実施例においては、各工程毎にまず後方のセ
クション要素が構築され、次いで前方のセクション要素
が構築される。
このように橋脚の両側で各工程毎に交互にセクション要
素を構築する方法は、橋脚の両側でセクション要素を1
対ずつ対称的に構築する方法に比較して、コンクリート
注入機が少なくて済む点及びコンクリート注入要員が半
数で済む点で有利である。
第5図乃至第21図は、橋脚12上の位置から次のコン
クリートセクションを構築すべき隣接の橋脚13上の位
置まで主ガーダが移動する状態を示す。
橋脚12上のコンクリートセクションが完成した後、主
サポート2.3,4及び後方の副サポート7は引込めら
れ、この間前方側サポート6は下降してクロスビーム8
に当接し、主ガーダ1をりロスビーム上に支持する。
第5図に示すように、次いで前方の主サポート2及び最
後端の主サポート4がさらに引込められ、ガーダ1に移
動自在に吊下され、このため、ガーダの全荷重は前方の
副サポート6及び後方の主サポート3に支持される。
第6図に示すように、吊下された主サポート2゜4は、
ガーダに沿って前進して両端セクション要素21,22
に整列し、そして、ガーダの全荷重を担持するようにな
るまで下降する。
このため、後方の主サポート3及び前方の副サポート6
がコンクリートセクションから浮き上り、これらのサポ
ート及び後方の副サポート7が前方に移動し得るように
なる。
第7図に示すように、主サポート3は前方に移動した後
下降し、一方、最後方の主サポート4は引込められて主
ガーダの荷重を前方及び後方の主サポート2,3にかけ
主サポート4自体はサポート3の隣りまで移動できるよ
うになる。
この段階で主ガーダ1は主サポート2,3に支持される
から、当該ガーダは次に構築すべきコンクリートセクシ
ョンの一セクション要素の長さだけ主サポート2,3の
ローラによって前方に移動することができる(第8図)
そして最後方の主サポート4は再び下降し、後方の主サ
ポート3は引込められてガーダの荷重をサポート4に移
行させる。
このように荷重をサポート3及び4に交互に移行させな
からガーダ1を前進させる作業は所望の回数だけ繰返す
ことができる。
引込められ吊下状態になった後方の主サポート3は副サ
ポート6.7を通過して前方の主サポート2の隣りの位
置まで移動し、サポート2,4は主ガーダ1が副サポー
ト6に支持されるまで下降する。
この状態で前方の主サポート2はガーダの荷重が副サポ
ート6及び最後方の主サポート4に支持されるように上
昇することができる。
そして、吊下状態の主サポート2は前方に移動し、また
、主サポート3は完成したコンクリートセクションのセ
クション要素22の外端に整列する位置まで移動する。
第10図に示すように、ガーダ1は、主サポート3,4
に支持され、この状態でサポートのローラに支持されな
からガーダの前端が隣りの橋脚13に整列するまで前進
することができる。
前方の主サポート2の下側には、推力及び応力に耐え得
るような2本の耐荷重パイプからなる支持構造体5が設
けられる。
第11図に示すように、この支持構造体5を装着された
主サポート2は、サポート2の下降時構造体5が橋脚1
3に載置されるように、当該橋脚に整列する位置まで前
方に移動する。
この目的のため、橋脚の上端には構造体のパイプに嵌合
する凹部を形成するこきができる(第28図及び29図
を参照しながら後述する)第12図に示すように、ガー
ダの前進中及び最後方のサポート4の引込状態の間、橋
脚13は後方の主サポート3とともにガーダの全荷重を
支持することができる。
ガーダ1は第13図に示すように最終的に橋脚13上に
位置され、2個の型枠9.10は中央セクション要素1
6を形成し得るように橋脚に対して対称となる位置まで
ガーダに沿って動かされる。
中央セクション要素16は同時に若しくは連続的に構築
される2つの要素より形成することができる。
中央セクション要素16は橋脚13と一体的に形成され
るか(すなわち曲げ応力に耐え得るように橋脚に固く固
定されるか)若しくは橋脚上のローラ支承体又はロッカ
支承体上に下降させることができる。
この場合、中央セクション要素に組込まれた前記支持構
造体5は装着サポートとして働く。
中央セクション要素16が形成された後、吊下状態の後
方主サポート3は中央セクション要素16の後端と整列
する位置までガーダ1に沿って前方に移動する(第13
図及び第14図)。
これと同時に、クロスビーム8,8は対称的に配置され
た副サポート6.7と協働するため橋脚13に対して対
称的になるように中央セクション要素16上に位置せし
められる。
そして、第15図に示すように、前方の主サポート2が
引込められ、このため、ガーダ1は既に構築されたコン
クリートセクションの端部セクション要素22上の主サ
ポート4に支持されるのみならず、下降した後方の主サ
ポート3及び前方の副サポート6にも支持される。
支持構造体5は主サポート2から分離され(第16図)
、引込状態の主サポート2は副サポート6の隣りに進む
ガーダ1は下降した主サポート2,3,4によって上昇
せしめられ(第17図)、副サポート6をクロスビーム
8から離す。
そして、ガーダ1は、前方の副サポート6が前方の主サ
ポート2の後方に位置するように、主サポート2,3,
4のローラに支持されながら後方に移動し第18図の位
置に至る。
第19図に示すように副サポート6は再び下降し、主サ
ポート2.3はガーダ1が副サポート6に支持されるよ
うに引込められる。
次いで、主サポート2はさらに引込められ吊下状態で移
動して中央セクション要素16の前端に整列する。
主ガーダサポート2゜3は再び下降してガーダ1を支持
しく第20図)、ガーダはこれらの主サポートに支持さ
れながら前方に移動して第21図の位置に至る。
この位置において、橋脚は第1図に示す最初の状態と同
じようにサポートの中央に位置し副サポートはクロスビ
ーム8,8に整列している。
かくして、上部構造構築装置は、第1図乃至第7図を参
照しながら前述したと同様に橋脚13上のコンクリート
セクションのセクション要素を交互に構築し得る状態に
なる。
第22図及び第23図に示すように、この発明になる上
部構造構築装置は主ガーダ前進中にコンクリート型枠9
,10をはずすことなく曲線状の上部構造を簡単に構築
することができる。
第22図は第4図に対応する主ガーダの位置を示してお
り、図中ガーダの長手軸A−Aはセクション要素21.
22の中心を通っている。
ガーダの長手軸A−Aはコンクリート注入中全セクショ
ン要素の中心点を通ることが好ましいから、ガータ1は
コンクリートセクションが曲っている場合、各工程毎に
心合せし得るように主サポートのローラに支持されて横
方向に移動する。
主サポートの横軸は橋の長手軸に対して直角であるから
、主サポートは曲線上の所望の位置をとり得るように垂
直軸を中心に回転可能となっている。
第23図は第11図と同様の位置にある主ガーダを示し
ており、ガーダは横方向に移動した状態にあり、また主
サポートは軸を中心に回転して所望の状態になっている
もし、コンクリート型枠9.10が横方向に移動可能に
主ガーダに設けられていて、コンクリート無注入時に横
方向に適宜調節可能であれば、曲線に沿ったガーダの移
動は容易に行なうことができる。
型枠はコンクリート注入位置においてその軸を中心に回
転することができる。
主サポートの詳細な実施例は第24図乃至第21図に示
されている。
図示された主サポート2は、橋梁上部構造31の荷重担
持ウェブに支持された下方支持部28を有するローラブ
ロックからなっている。
荷重担持ウェブが傾斜している場合支持部28の高さを
合わせるため、ウェブ上に支持部28を支持する支持体
29を使用することができる。
支持部28は引張応力又は滑りを防止するため主サポー
ト2を上部構造に係留するための係留手段30を備える
ことができる。
主サポート2の下方支持部28は2個の液圧シリンダ2
6のためのホルダ27を担持しており、このホルダは上
部構造の長手方向を横切って伸びるガイドトラックを移
動可能である。
尚、ホルダを所望の横方向位置に固定する手段を配設す
ることができる。
ホルダは上方(垂直推力)及び下方(引張応力)の力を
吸収する。
各シリンダ26のピストンからはピストンロッドが上方
に延出しており、軸52を中心にローラキャリヤ24を
回転可能に担持している。
ローラキャリヤ24はそのローラ上に支持された主ガー
ダ1の荷重を支持し。
また、その端部をガイドヨーク25に連結されて平行リ
ンク機構を形成している(第26図及び第27図)。
このためローラキャリヤ24は常に互いに平行にかつ主
ガーダの長手軸に平行に保たれる。
ローラキャリヤ24の傾斜は調節可能となっており、こ
の調節は主ガーダ1の軸が橋梁の上部構造に平行でない
場合に必要とされる。
ガイドトラック32は主ガーダに設けられその軸に沿っ
て伸びており、吊下プレート35はガイドヨーク25に
回転可能に取着され、ガイドトラック32に係合してい
る。
モして吊下プレートは主サポート2をガーダから吊下し
、主サポートをガーダに沿ってその長手方向に移動させ
るようになっている。
さらに、ケーブル33はガーダ1に連結され、ケーブル
送出装置34と協働する。
ローラキャリヤ24は横方向ガイド37を有している。
ガイド37は長手方向の力を担持し全荷重がかかった状
態でローラ群36が距離eだけ横に移動可能となるよう
にしている(第27図)。
このようにして、ガーダ1は全荷重がかかつている間す
なわちコンクリート型枠にコンクリートが注入されてい
る間、サポート2により縦横上下に移動可能かつ垂直軸
を中心に回転可能となっている。
さらに、サポートは荷重から解放されてガーダに吊下さ
れ、これに沿って移動することもできる。
第28図及び29図は、第11図乃至第15図を参照し
ながら簡単に説明した橋脚13上の支持構造体5の装着
状態及び構造体5とサポート2との連結状態を示してい
る。
もし所望されるならば、応力に抗し得るように支持構造
体5を橋脚に係留してもよい。
図示しであるように支持構造体5は一端をサポート2の
下方支持部28に固定されたかすがい付きの2本のパイ
プからなっており、パイプと下方支持部28との連結は
推力及び応力に抗し得るようにしである。
支持構造体5のパイプの他端は橋脚13の凹部38に収
容されている。
支持構造体5はコンクリートセクションの中央セクショ
ン要素16が完成するまで図示位置に保持され、ガーダ
1と橋脚13の連結を維持する。
第30図及び31図は副サポート6.7の実施例を示し
ている。
図示されているように、これらのサポートは主ガーダ1
に設けられたキャリヤヨークと当該ヨークの脚部に設け
られた2本の出没自在な部材39とからなっている。
部材39は液圧ジヤツキから構成することができる。
クロスビーム8は上部構造のウェブ上のブロック40に
載置されており、部材39はその下降時クロスビームに
支持されるように当該クロスビームに対して垂直方向に
整列している。
所望されるならば、ブロック40は部材41によってウ
ェブに係留することができ、またサポート6.7の部材
39はブロック40に係留することができる。
副サポートのキャリヤヨークは、主サポート(外縁を第
30図の破線2に示す)かガーダに沿って副サポートを
自由に通過し得るように規格されている。
すなわち副サポートは主サポートをまたぐような形状に
構成されている。
第32図及び33図は、この発明に使用されるコンクリ
ート型枠の実施例を示す。
図示された型枠は、ガーダ1の頂部を走行し得るアンダ
キャリツジ42に設けられ、主ガーダに沿いその長手方
向に移動可能となっている。
吊下フレーム43は垂直軸を中心に枢動し得るようにア
ンダキャリツジ42に設けられ、また、アンダキャリツ
ジによってガーダの長手軸を横切る方向にも移動し得る
ようになっている。
この回転可能かつ横方向に移動可能な吊下フレーム43
は上部構造セクション要素31を形成するためのコンク
リート注入型枠44を担持している。
型枠はフレーム43に着脱可能に設けられており、第3
2図の破線に示すように、構築装置の前進時全機構が橋
脚を通過し得るように充分下方に枢動することができる
フレーム43の上方ビームから延出する吊下ロッド45
はコンクリートの荷重を直接受けるようになっている。
ガーダ1の前進時、上部構造部分に達している吊下ロッ
ドの部分は離脱せしめられる。
第32図に示すように、主ガーダ1はコンクリート・パ
ケット、コンクリート補強材等が運搬されるガイドトラ
ック46を担持している。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの発明になる上部構造構築装置に
よって上部構造の一コンクリートセクションを形成する
工程を示す概略側面図、第5図乃至第21図は上部構造
構築装置が次の構築位置へ進む工程を示す概略側面図、
第22図及び第23図はそれぞれ上部構造構築装置が曲
線状の上部構造を構築するのに用いられる状態を示す平
面図、第24図及び第、25図はそれぞれこの発明の上
部構造構築装置に使用される主サポートの一実施例を示
す正面図及び側面図、第26図及び第27図はそれぞれ
主サポートのための平行リンクガイド機構を示す平面図
、第28図及び第29図は支持構造体を担持した前方の
主サポートを示す正面図及び側面図、第30図及び第3
1図は副サポートの一実施例を示す正面図及び側面図、
第32図及び第33図はコンクリート型枠の一実施例を
示す正面図及び側面図である。 1・・・・・・主ガーダ、2,3.4・・・・・・主ガ
ーダサポート、6,7・・・・・・副サポート、9,1
0・・・・・・コンクリート型枠、11,12,13,
14・・・・・・橋脚、15・・・・・・コンクリート
セクション、16・・・・・・中央セクション要素、1
7〜22・・・・・・セクション要素、26・・・・・
・液圧シリンダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1互いに離間する複数の柱体に架は渡される上部構造の
    コンクリートセクションを形成するための上部構造構築
    装置において、 (a)前記各柱体及び該柱体に支持されるべきコンクリ
    ートセクションの上方に位置せしめることのできる縦長
    の主ガーダと、 (b)該主ガーダに担持されかつ該主ガーダに沿って長
    手方向に移動可能な、各コンクリートセクションのセク
    ション要素を形成するためのコンクリート型枠と、 (c)既に構築されたセクション要素上に前記主ガーダ
    を支持しかつ該主ガーダを長手方向に移動させることの
    できる主ガーダ用支持手段であって、実質的に主ガーダ
    の中央に位置することのできる副サポート、副サポート
    より後方に位置することのできる2個の主後方サポート
    、及び副サポートより前方に位置することのできる主前
    方サポートを有し、かつこれらサポートが主ガーダに沿
    って長手方向に移動可能であるものと、 (d)前記主サポートを昇降させてコンクリート型枠ご
    と主ガーダを垂直方向に移動せしめる昇降手段と、 を具備してなることを特徴とする上部構造構築装置。
JP2916875A 1974-03-12 1975-03-12 キヨウリヨウトウノ ジヨウブコウゾウコウチクソウチ Expired JPS58523B2 (ja)

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IT1030317B (it) 1979-03-30
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FR2264133B1 (ja) 1982-10-08
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GB1505145A (en) 1978-03-30

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