JPS58520Y2 - 金属化紙 - Google Patents
金属化紙Info
- Publication number
- JPS58520Y2 JPS58520Y2 JP3636678U JP3636678U JPS58520Y2 JP S58520 Y2 JPS58520 Y2 JP S58520Y2 JP 3636678 U JP3636678 U JP 3636678U JP 3636678 U JP3636678 U JP 3636678U JP S58520 Y2 JPS58520 Y2 JP S58520Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- paper
- vacuum
- metallized paper
- aluminum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は装飾用、印刷用とくにラベルに適する金属化紙
に関する。
に関する。
従来この種の金属化紙は基紙に接着剤層を介してアルミ
ニウム箔を貼合わせた、いわゆるアルミ箔紙が主流であ
ったが、最近は省資源の観点から上記アルミニウム箔(
厚さは通常7〜15μ)をアルミニウム真空蒸着層(厚
さは概そ0.025〜0.125μ)に代替しようとい
う試み力礁行中である。
ニウム箔を貼合わせた、いわゆるアルミ箔紙が主流であ
ったが、最近は省資源の観点から上記アルミニウム箔(
厚さは通常7〜15μ)をアルミニウム真空蒸着層(厚
さは概そ0.025〜0.125μ)に代替しようとい
う試み力礁行中である。
更にラベル用としては、主として適用されるビン類の回
収洗浄時に必要なアルカリ量が本来のラベル除去以外に
アルミニウム自身の溶解によって無制限に浪費されると
いう悩みがあり、この点からも前記アルミニウム箔をこ
れよりも遥かに負担の軽いアルミニウム真空蒸着層に置
換えたいという願望が強い。
収洗浄時に必要なアルカリ量が本来のラベル除去以外に
アルミニウム自身の溶解によって無制限に浪費されると
いう悩みがあり、この点からも前記アルミニウム箔をこ
れよりも遥かに負担の軽いアルミニウム真空蒸着層に置
換えたいという願望が強い。
基紙にクレーなどの微粉末と接着剤を主剤とする塗被層
を設けて紙の凹凸および多孔性を被覆し、その上に金属
蒸気の受理接着性のよい耐熱性樹脂層を介してアルミニ
ウムを真空蒸着し、最後にその上に無色普たは有色のラ
ッカ一層を金属保護層として設けると、アル□箔紙に優
るとも劣らぬ金属光沢を有する金属化紙が得られること
は公知である。
を設けて紙の凹凸および多孔性を被覆し、その上に金属
蒸気の受理接着性のよい耐熱性樹脂層を介してアルミニ
ウムを真空蒸着し、最後にその上に無色普たは有色のラ
ッカ一層を金属保護層として設けると、アル□箔紙に優
るとも劣らぬ金属光沢を有する金属化紙が得られること
は公知である。
但しこれを更にラベルに適するものとするに&東上記構
脂層がビン類の回収洗浄時に常用される高温のアルカリ
液を容易に浸透させる必要がある一方、ラベルがビン類
に貼られる際は専らアルカリで溶解した糊料たとえば、
カゼイン糊が基紙の裏面全体に塗布されて自然乾燥に寸
かせるため、上記樹脂層は低温のアルカリ液浸透を遮断
して極めて薄いアルミニウム真空蒸着層の白化ないしは
腐蝕を防止する必要もある。
脂層がビン類の回収洗浄時に常用される高温のアルカリ
液を容易に浸透させる必要がある一方、ラベルがビン類
に貼られる際は専らアルカリで溶解した糊料たとえば、
カゼイン糊が基紙の裏面全体に塗布されて自然乾燥に寸
かせるため、上記樹脂層は低温のアルカリ液浸透を遮断
して極めて薄いアルミニウム真空蒸着層の白化ないしは
腐蝕を防止する必要もある。
このような微妙な機能を具備し、かつ高度の金属真空蒸
着機能を有する樹脂層を介在させた金属化紙は末だ公知
ではない。
着機能を有する樹脂層を介在させた金属化紙は末だ公知
ではない。
本考案は近年商品化され、用途開発の緒についた紫外線
硬化性の無溶剤型アクリル系樹脂塗料を適用すれば、以
上述べた要点のすべてを満足する金属化紙が得られるこ
とを発見し提案するものである。
硬化性の無溶剤型アクリル系樹脂塗料を適用すれば、以
上述べた要点のすべてを満足する金属化紙が得られるこ
とを発見し提案するものである。
即ち本考案は図面において、基紙1の上に微粉末と接着
剤を主剤とする塗被層2、紫外線で硬化させた無溶剤型
アクリル系樹脂層3、アルミニウム真空蒸着層4、無色
普たは有色のラッカ一層5を順次形成せしめてなる金属
化紙の構造を要旨とするが、本考案の新規性は索体線で
硬化させた無溶剤型アクリル系樹脂層3の存在にある。
剤を主剤とする塗被層2、紫外線で硬化させた無溶剤型
アクリル系樹脂層3、アルミニウム真空蒸着層4、無色
普たは有色のラッカ一層5を順次形成せしめてなる金属
化紙の構造を要旨とするが、本考案の新規性は索体線で
硬化させた無溶剤型アクリル系樹脂層3の存在にある。
紫外線硬化性の無溶剤型アクリル系樹脂塗料とは、アク
リル系の官能基を有するモノマー、オリゴマーないし樹
脂の混合物に紫外線用重合開始剤を添加した実質的に無
溶剤の塗料であって、その塗被層はわずか1〜5秒の紫
外線照射によって硬化を完了するものである。
リル系の官能基を有するモノマー、オリゴマーないし樹
脂の混合物に紫外線用重合開始剤を添加した実質的に無
溶剤の塗料であって、その塗被層はわずか1〜5秒の紫
外線照射によって硬化を完了するものである。
上記塗料は加工前の鋼板に防錆用仮保護層として適用さ
れ、加工後は高温のアルカリ液で脱脂と同時に洗い落さ
れるという用途例もあって、本考案には最適のものであ
る。
れ、加工後は高温のアルカリ液で脱脂と同時に洗い落さ
れるという用途例もあって、本考案には最適のものであ
る。
本考案の実施例としては、上記塗料の一種である日本ペ
イント(株)製のユービコート・クリヤーをラベル印刷
用の片面アート紙の塗被面(クレーなどの微粉末と接着
剤が主剤)にリバースロールコータ−で約4μの厚さに
塗布後、直ちに80W/($高圧水銀灯の集光下を6m
/分の速度で紫外線照射して鏡面状に硬化した樹脂層を
形成後、予備乾燥釦よび真空脱気を経てアルミニウムを
真空度10 ’ mmHg で真空蒸着して厚さ約
0.1μの蒸着層を形威し、最後に無色普たは金色に染
色したニトロセルロース系ラッカーを湿潤させる程度に
軽く塗布してなる金属化紙を得た。
イント(株)製のユービコート・クリヤーをラベル印刷
用の片面アート紙の塗被面(クレーなどの微粉末と接着
剤が主剤)にリバースロールコータ−で約4μの厚さに
塗布後、直ちに80W/($高圧水銀灯の集光下を6m
/分の速度で紫外線照射して鏡面状に硬化した樹脂層を
形成後、予備乾燥釦よび真空脱気を経てアルミニウムを
真空度10 ’ mmHg で真空蒸着して厚さ約
0.1μの蒸着層を形威し、最後に無色普たは金色に染
色したニトロセルロース系ラッカーを湿潤させる程度に
軽く塗布してなる金属化紙を得た。
本考案の上記実施例による金属化紙は、適切な印刷を施
しラベル化して、各種アルカリで溶解したカゼイン糊を
裏面全体に塗布してガラス板に貼付けて自然乾燥したが
、アルミニウム真空蒸着層の白化ないしは腐蝕は全く認
められず、更にこれを約70℃に加温した4%力性ソー
ダ溶液に浸漬したところ、十数分間でラベルが容易に剥
離することを確認した。
しラベル化して、各種アルカリで溶解したカゼイン糊を
裏面全体に塗布してガラス板に貼付けて自然乾燥したが
、アルミニウム真空蒸着層の白化ないしは腐蝕は全く認
められず、更にこれを約70℃に加温した4%力性ソー
ダ溶液に浸漬したところ、十数分間でラベルが容易に剥
離することを確認した。
なト、本考案は上記実施例にのみ限定されるものではな
い。
い。
図面は本考案による金属比紙の要部断面図である。
1・・・・・・基紙、2・・・・・・微粉末と接着剤を
主剤とする塗被層、3・・・・・・紫外線で硬化させた
無溶斉型アクリル系樹脂層、4・・・・・・アルミニウ
ム真空蒸着層、5・・・・・・無色オたは有色のラッカ
一層。
主剤とする塗被層、3・・・・・・紫外線で硬化させた
無溶斉型アクリル系樹脂層、4・・・・・・アルミニウ
ム真空蒸着層、5・・・・・・無色オたは有色のラッカ
一層。
Claims (1)
- 基紙1の上に微粉末と接着剤を主剤とする塗被層2、紫
外線で硬化させた無溶剤型アクリル系樹脂層3、アルミ
ニウム真空蒸着層4、無色オたは有色のラッカ一層5を
1(資)穴形成せしめてなる金属化紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3636678U JPS58520Y2 (ja) | 1978-03-22 | 1978-03-22 | 金属化紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3636678U JPS58520Y2 (ja) | 1978-03-22 | 1978-03-22 | 金属化紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54139083U JPS54139083U (ja) | 1979-09-27 |
JPS58520Y2 true JPS58520Y2 (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=28897391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3636678U Expired JPS58520Y2 (ja) | 1978-03-22 | 1978-03-22 | 金属化紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58520Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58138643A (ja) * | 1982-02-13 | 1983-08-17 | 三協アルミニウム工業株式会社 | 非木質材表面への紙貼り加工方法 |
-
1978
- 1978-03-22 JP JP3636678U patent/JPS58520Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54139083U (ja) | 1979-09-27 |
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